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山口敏太郎の妖怪博物館ってところに行ってきた

 正月休み中に妖怪博物館ってところに行ってきました。去年の秋くらいにお台場に出来たらしいんですよ。河童のミイラとかが展示されてるらしいですぞ。

https://www.odaiba-decks.com/?mode=shop&page=detail&code=278
↑ここですここここ、デックス東京ビーチの、台場一丁目商店街の中にできたんです。わたしが行った時は入館料値下げ中で大人1人400円とかだったかな。

 見せ物小屋みたいな感じにしてあるのかなあと思ったら、そういうの入り口だけで、中はどっちかっていうとエロ抜きの秘宝館?かなり狭くて、展示品は大した数はなかったです。400円くらいなら文句ないけど、もし800円とられたらウキーッって感じだったかも(笑)

 展示品は狭い部屋にごちゃっと置かれているだけ、説明は小さな紙にプリントアウトされたのが置いてあるだけってな状況で、かなりチープ。でもひとつひとつ見ていくと、どれもそれなりに面白いものばかり。妖怪関連の民芸品、京都の空井戸から出てきたという呪いの人形、河童のミイラ、ジェニーハニパー、ジャッカロープのはく製、チュパカブラのミイラ…などなど。「○○を細工して作ったものと考えられる」などと冷静にコメントがついていて、見せ物小屋やお化け屋敷ではなくて、あくまで珍品コレクションの展示なんだな、という感じ。

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▲ジャッカロープ:北米の未確認生物。角の生えた兎で、人の声真似が上手だと言われる。ウィスキーが大好物で、その乳は万能薬だとも。目撃できたら幸運が訪れるなんてことも。ただしネイティブアメリカンの伝承には登場しない。もちろんこのはく製は、普通の兎に鹿の角をくっつけただけなんだけど、こういうのが幸運のマスコットとして今でも作られてるんだって。

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▲チュパカブラのミイラ。チュパカブラというのは南米の未確認生物で、山羊(cabra)の血を吸う(chupa)と言われてる。その姿は、背中にトゲがあって二足歩行するとも、毛のない犬のような姿で四足歩行だとも言われていて一定しない。時おりチュパカブラのものとされる死体が発見されて話題になるが、そのほとんどは皮膚病で毛の抜けたコヨーテだと言われてて、写真のミイラもコヨーテじゃないかってことでした。

 なお、この二点に関しては撮影が許可されてました。ほかはダメだって。

 展示品はコレクションのごく一部だそうです。面白いので時々入れ替えてほしいですね。わたしこういうの嫌いじゃない、っていうかかなり好き。300円のパンフレットも買っちゃった。入館料はずっと値下げしたままでいてくれたらまた行きたい(笑)

ファイル 1756-3.jpg
▲パンフレット。表紙のお面は笑い出すと言われているいわく付きのお面らしいですよ。

タグ:不思議

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