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むくむく育ってます

昨日のお蚕さん
▲昨日のお蚕さんです

 芋虫というのは驚くようなスピードで大きくなるのです。昨日は黒くて糸くずみたいだったお蚕さんは、一晩でこんなになりました。

ファイル 374-1.jpg
▲今日のお蚕さん

 体長で1.5倍くらいでしょうか。大きさも違いますが、色まで変わってます。頭に近いところが白っぽく、後ろ半身は茶色くなってます。

ファイル 374-2.jpg
▲拡大!

 頭でっかちのモスラ体型もハッキリしてきましたよ!


 蚕には桑の葉を与えます。写真のような若齢の幼虫には、やわらかい新芽をちぎってやります。新芽は半日から一日でしなびてしまうので、適当な頃合いで新しい葉っぱをのっけてやります。

 昨日もちらっと書きましたが、餌は交換するのではなく、古い葉の上に新しい葉をのせるだけです。蚕は上に向かって歩く性質があるので、勝手に新しい葉に集まってきます。

 蚕が移動したら古い葉を捨てればいいのですが、まだ小さいから一緒に捨ててしまいそうで、少し緊張します。

[お知らせ]

 虫食い界の第一人者 bugeater さんが、ついに本を書いちゃったみたいですよ。日本初(?)の昆虫レシピ本です。

内山昭一・著『楽しい昆虫料理』ビジネス社
四六判ソフトカバー、口絵カラー料理64品、本文256ページ
定価1680円(税込み) 7月26日発売予定!

 宣伝用のpdfファイルをみせてもらいました。普通の料理本みたいな装丁で、かなーり美味しそうですよ(材料は虫だけど!)。わたしが考えた柞蚕入りサモサのレシピも載せてもらいました。

 boople か 楽天ブックスで買えるようになったら通販用の広告を貼りましょうね。


◎著者のbugeaterさん(内山さん)のブログはこちら
http://musikui.exblog.jp/

タグ: カイコ

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Sari 2008年07月02日(水)16時56分 編集・削除

きょうは佐野図書館へ行ったんだけど、
帰り道、親水公園沿いの桑の木を見て
ここのお蚕さんはどうしてるかな~、なんて思いました。
その桑の木の葉っぱの一枚に、とげとげをつっぱらかした真っ白いのがくっ付いてました(^^)3cmくらいだったな~、何になるんだか・・・

きのうより暑かったですね。

珍獣ららむ~ 2008年07月02日(水)21時30分 編集・削除

 とげをつっぱらかした真っ白いの? そりゃたぶんアメリカシロヒトリでしょう。白い蛾になりますよ。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/hitor01.htm

 ありゃ、写真が古いですねえ。
 あまりにも見慣れているので出会ってもシャッターを押そうという気にならないんです。

 桑畑の害虫の代表格で、これをやっつけるために群馬じゃ昔、早朝にセスナだかヘリだかを飛ばして農薬をまいてたこともありますよ。

 そういえば最近、あまり見かけませんね。10年くらい前には水元公園のポプラ並木にもイヤってほど湧いてましたけどねえ。

珍獣ららむ~ 2008年07月02日(水)21時32分 編集・削除

 桑の木といえば、水元公園にはクワゴがいるから、親水公園の桑にも探したらいるかもしれませんね。お蚕さんの原種だと言われてます。カイコガと違って飛ぶのでSariさんはダメかなー。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/chou43_1.htm

Sari 2008年07月02日(水)23時31分 編集・削除

私の見たのは、もうちょっとトゲトゲが短かったような・・・

お、クワゴってこれですか!
正面の画像はオームみたいですね(^^)ナウシカはどこじゃ。

私ね、飛んでるのも、ひっそりと停まっているのもだめなんです(^^;)
でもなぜか蝶には好かれるんですよね(汗汗・脂汗)

珍獣ららむ~ 2008年07月03日(木)10時01分 編集・削除

毛の長さは、どのくらい育ってるかで
短く見えたり、長く見えたりもしそうですが、
アメリカシロヒトリじゃないとしたら、なんでしょうね。
さすがに見ないとわからないなー。

蝶が寄ってくるのはいくつか原因がありますよ。
香水の香りに誘われて近づいて来ることがあるし、
人間の鼻では感じないような汗のにおいにも反応します。
もしかすると服の色にも誘われて来るかも知れません。
黄色を好む虫が多いというのは良く聞くし、
白や赤など、花の色に似たものにも集まりそうな気がします。

あー、思い出しました。
以前から、虫さされ薬のキンカンで
蝶を寄せられないかって前から思ってるんです。
今度チャンスがあったら
キンカンを腕に塗って生物園の温室に入ってみます(笑)