蚕の蛹、雌雄の見分け方。
夏の蚕は半分以上が病気で死んでしまったので、貴重な繭をそうそう開けてみることができませんでした。汚れた繭だけ選んであけてみたところ「全部同じに見えるっ、どうしよう!」となり、軽くうろたえたりもしました。けれど、羽化したものは全部オスだったのです。それじゃ見分けられなくて正解ですね。
というわけで、秋の蚕を改めて見分けてみました。
蛹の雌雄は尻のあたりで見分けられるそうです。
▲これはオスだと思います。下の写真は拡大写真です。
▲これは、たぶんメスですね。
どこで見分けているかというと、尻のあたりにエックス字が見えるのがメスで、ないのがオス、だそうです。
メスの方が大きく太い蛹になるとも言われますが、大きさには個体差もあるのであまりあてになりません。
▲これはどっちでしょう。たぶんオスです。
でも、まだわかりませんぞ。鑑別初心者なので羽化したところを見ないことには、自分でも半信半疑なのです。これはオス、これはメスとタグをつけて箱にいれて羽化を待とうと思います。
[追記]
見立てはほとんど正解でした(一頭だけまちがってた)。蛹の状態で見分けるのは、さほど難しくはないと思います。