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浅草の地口行燈2

 様子を見ながら小出しに、とか言ってると忘れてどうでもよくなっちゃうからまとめて放出。北千住のも残ってるしねー。

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右:とんでゆに入る夏のぶし|左:かおへなげたるこて八丁
元句:飛んで火に入る夏の虫|元句:通い慣たる土手八丁
▲地口がわかりやすくきれいにまとまってるのもいいし、挿絵が秀逸でそうとうお気に入りの二品。


ファイル 494-2.jpg
右:大かぶ小かぶ山から小僧がぬいてきた
元句:大寒小寒山から小僧が泣いてきた
左:玉から小僧が泣いて出た
元句:山から小僧が泣いてきた


ファイル 494-3.jpg
右:はけにつゞみ|左:ゆめにうぐいす
元句:竹に雀|元句:梅に鶯


ファイル 494-4.jpg
右:虎の絵をかく狐とは|左:おかめはちまき
元句:虎の威を借る狐とは|元句:傍目八目(おかめはちもく)

浅草の地口行燈1


こんな本をみつけた!

『江戸ぢぐち辞典』
本体価格1,500円 (税込 1,575 円)
1500円以上で送料無料!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。


タグ:地口行燈

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Goudeau 2008年11月15日(土)00時54分 編集・削除

ちなみに土手八丁とは吉原遊廓の大門(オホモン。これをダイモンと読むとバカにされます)に続く日本堤の土手のことなんですよネ。つまり吉原に通ひなれてゐるといふ自慢げないひまはしですな。

珍獣ららむ〜 2008年11月16日(日)10時03分 編集・削除

やばい、ダイモンと読んで自爆してしまいそう(笑)

キャバクラ通いを自慢するような話ならば今もありそうだけれど、
100年くらいたったら、あの頃は風流でしたねえ、なんて思ってもらえるのかしら。