10月にbugeaterさんのバッタの会に出ました。そこで、菌類の研究をしている方から、冬虫夏草の一種であるセミノハリセンボンをもらいました。
冬虫夏草というのは、冬には虫の形、夏には草の形になる、不思議なものです。その実態は虫の死骸や、土中で越冬する幼虫に寄生した菌類です。セミノハリセンボンは蝉の死体に寄生します。
ナイフで切ってみると、蝉の体内に白いものがぎっしり。セミノハリセンボンの菌糸です。
どこでみつけたんですかとお聞きしたら、その人は嬉しそうに笑いながら「そういうのは仲間内でも秘密なんだよ。人に教えると、来年から出なくなっちゃうからね」とおっしゃいました。
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