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群馬にいこうよう3:三十年ぶりのグリーン牧場

 今回の群馬旅行はあんまりやることないので時間が余りました。そこで渋川駅と伊香保温泉の中間くらいにあるグリーン牧場に入ってみることにしました。ともだちは初めてで、わたしは四回目くらい?

 四回目といったって前回おとずれたのは三十年くらい前の話なんです。いや、もっと前だったかもしれないなあ。グリーン牧場が出来て間もないころに何度か行って、あと小学校の遠足でも行ったはずです。いずれにしても 70年代の話(笑)

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▲入り口。当時はこんなかわいいウシのキャラとかいたかなあ。

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▲牛舎。昔はたしか牛舎の近くに牛乳を製造してる場所があって、そこで瓶詰めしたばかりの牛乳を売ってたような気がします。その牛乳が給食で飲んでるのと違ってものすごく濃くて、美味しいので来るたびに一本買って飲んでたと思います。

 今も牧場牛乳っていう瓶入りの牛乳は売られてるんですが、買って飲んでみたけど昔みたいな濃厚さを感じませんでした。子供の頃の記憶なので印象が強調されてるのかもしれないですね。あるいは製法が昔と違うのかも知れないですが、もはや確かめようもありません。

 とにかくこの牛乳は濃いなーと感じたのは、子供の頃にグリーン牧場で飲んだのと、小学校の高原学校で地元の牛乳屋さんから差し入れられた瓶入り牛乳だけなんです。それ以外は特になんとも感じたことがなく、あの濃さはなんだったのかなあと未だに思いだします。

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▲シープドッグショー:このヒツジさんたちの群れを…

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▲ニュージーランドの牧羊犬が追うショーを見ました。ショーのあとは羊や犬にふれあったりだきあったりなめあったり??する時間もあります。こんなの昔来たときはなかったなーと思ったら、1990年ごろに始めた新しい(?!)ショーらしいですよ。

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▲これは牧羊犬をあやつるのに使う笛です。口に含んで舌から空気を通すと指笛みたいにピーッと鳴るはずなんですが、わたしには難しくてまだ音が鳴りません。練習すると曲も吹けるそうです。お兄さんがメリーさんの羊を吹いてました。300円也。


 ところで、グリーン牧場といえば、福島県にあるダッシュ村から晴夫とザビエルというヤギが避難してきてます。せっかくだから顔を見ておこうかってことで、次の記事につづきます。

タグ:群馬

群馬にいこうよう2:美味しいものはいっぱいだった

 群馬にいこうよう、続きです。今回は美味しいものを食べて来ようと思い、事前に行ってみたいお店をいくつか選んでおきました。どれも大当たりで天高く珍獣肥える秋といった感じです。

お昼

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▲ニコニコ亭(渋川市):ソースカツ丼で有名な店です。群馬のカツ丼はソースカツだってテレビ番組で紹介されたらしいんですが、わたしが育った伊勢崎では普通の卵とじが主流だったと思うんです。どこの話だろうって思ってたら、渋川はソースカツみたいですね。

 午前11時開店で、わたしたちが到着したのは11時半くらい。その時点で店内に二組くらいお客さんがいました。わたしたちの後に次から次へとお客さんがやってきて、小さな店内がいっぱいでした。

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▲ソースカツ二枚丼 530円也。カツが大きすぎてご飯が見えない(笑) 二枚丼でこんなボリュームなのに「三枚丼と持ち帰りで五枚ください」とかって普通に頼んでる人がけっこういました。

 ニコニコ亭の住所は 群馬県渋川市渋川寄居町2176-3 です。渋川駅からだと 1km くらい。定休日は月曜日と、第一・第三日曜日。営業時間は 11〜14時と16〜18時です。店のまわりは道が細く一方通行が多いですが車は入れます。無料駐車場があります。

おやつ

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▲田中屋(伊香保温泉)の、蒸かしたての湯の花饅頭です。石段街のちょうどまんなかあたりにある店です。この店は、たしか小学校の遠足で立ち寄ったことがあります。蒸かしたてだよーって言われて、みんなで一個ずつ買って、ほかほかの湯の花饅頭なんて初めてだねって言いながら食べたのを覚えてます。

 一説によると、伊香保温泉は温泉饅頭発祥の地だそうです。伊香保の温泉饅頭は、湯の花饅頭と呼ばれています。饅頭を作る店があっちこっちにあって、それぞれに少しずつ味が違うので、食べ比べるのも楽しいですね。

 この日の伊香保温泉はすっっっっっっっっごい人でした。いつも伊香保に来ると、土日なのに16時ごろから閑散としてて、お店閉まってるし、ここ大丈夫なのかなって感じでしたが、さすがに紅葉の季節はお客さんが大勢いるんですね。到着したのは16時半であたりが薄暗くなった頃ですが、軽井沢かと思うくらい観光客がいてびっくりです。

夕食

 夕食はイタリアンにしました。群馬でイタリアンというのもどうかと思ったんですが、田舎なので店が早めに閉まっちゃうので、夜遅くまで開いてるところで、ファミレスじゃないところって探したらイタリアンになってしまいました。

 でも、この日入った店は大当たりでした。八木原駅から 1.5 kmくらい? 三国街道沿いにあるバンビーノというお店です。料理は本格的だし、ボリュームがあって安いです。みんな知ってるのか次から次へとお客さんが来てました。到着があと 30分遅かったら入れなかったかもしれません。

 いろんなものを食べてみたかったので、ともだちがオススメコース 1780円 を注文。これにはスパゲッティとシチューハンバーグと、サラダとデザートと飲み物がついてきます。

 わたしは米粉のスパゲッティのイカ墨ソースに、サラダと飲み物のセットで 1430円というのを注文しました。ちょっとお行儀悪いけど、コース料理のハンバーグやデザートを二人でつつきあおうという寸法です。

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▲イタリアンレストラン・バンビーノ(渋川市)の、米粉のパスタのイカ墨ソース。これが絶品でした。米粉のパスタはモチモチしていてイカ墨によくからみます。しかもイカ墨の濃厚なことったら、うま味で頭がぼーっとするくらいでしたね。

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▲同じくバンビーノのシチューハンバーグ。これはコース料理についてきたものです。これも美味しかったー。普段、ココスやジョナサンで食べてるハンバーグだって美味しいですが、この店のハンバーグを食べてしまうと「やっぱりファミレスはイマイチだよね」なんてことを言いたくなるほどです。

 いちいち写真を掲載すると長くなるのでこのくらいにしますが、二人でお腹いっぱい食べて飲み物もついて 3210円ですから、ファミレスなんか行ってる場合じゃないですね。いいなあ渋川の人は。うちの近所にもこんな店欲しいよ。

 バンビーノの住所は 群馬県渋川市有馬827-1 です。最寄りは八木原駅ですが、駅からはちょっと離れてます。定休日は月曜日。営業時間は 11〜22時半(ラストオーダー22時)です。 #2013年2月、22時前に店まで行ってみましたが、すでに灯が消えて営業が完全に終わっていました。確実に食べたいならあらかじめ電話かなにかで営業時間を確認したほうがいいと思う。電話番号は飲食店を紹介するサイトを検索すればわかると思うのでここには書きません。

 店について検索すると正しい場所をポイントしていない地図が多数ヒットします。住所で検索してはいけません。田舎の番地に地図が対応していないからです。正しい場所は三国街道の小倉という交差点のちょっと北です。

タグ:群馬 おやつ

群馬にいこうよう1:でも紅葉はなんとなく不発

 ともだちが13日に榛名に紅葉を見に行くというのでくっついていくことにしました。伊香保や榛名は紅葉の名所……だったはず。どっちかっていうと妙義山の紅葉の方が有名ですけどね。*1


 秋の伊香保・榛名には子供の頃に何度か行きました。渋川駅からバスに乗って伊香保温泉に向かって行くと、途中から夢のように美しい紅葉の景色が見られたと思うんですけど……うーん、なんかそうでもないですね。

 調べてみると今年の紅葉は10月下旬から始まってたそうですから、11月13日といえば終わりかけだったんですね。ちょっと残念。まあ子供の頃の記憶は美化されているので、真っ盛りを狙って行っても同じように感動するかわかんないです。20〜30年たってますから、当時あった木がなくなったりしてるでしょうし。

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▲榛名湖です。ところどころに写真のようなカエデの木があって、このように「紅葉まっさかり!」的なだまし写真は撮れるのですが、実際には盛りは過ぎてると思います。

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▲ちょうど日がかげっちゃって写真にはうまく写りませんでしたが、湖の向こうの山にカラマツ(たぶん)の黄色い森が見えてたので、ひょっとすると渋川ではなく高崎の方角に山を下りて行くとまた風景が違ったかもしれません。

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▲伊香保から榛名へ登って行く道ぞいに、白くてぽわぽわしたものが沢山"咲いて"いたので、なんだろうって車の窓から写しました。光学30倍の望遠で写したのでこの時点では写した本人なんだかわかってません。帰宅後にデジカメから抜いて拡大してみたら、花じゃなくて綿毛でした。

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▲ボタンヅルかなあ。センニンソウにも似てるけど。写真に写ってる葉は別の植物のものかもしれません。
 

*1:ここで「紅葉に映える妙義山(もみじにはえるみょうぎさん)」と、するっと出てくるようでないと群馬県人にはなれないので注意しましょう

タグ:群馬 植物

和歌山からも柚餅子が来たー

 みなさん、聞いてください。またもや柚餅子(ゆべし)なんですよ。先日、能登の中浦屋ってところの丸柚餅子をいただいて、ついでだからって青梅の勝仙閣ってところの珍味柚餅子も買ってきて紹介しましたよね。

 青梅のを和歌山の美味しいもの担当のひろこ様に送ったところ、ネタにはネタじゃ、これでもくらえー、とばかりに和歌山は龍神村というところの柚べしが送られてきました。なんという柚餅子の応酬でしょう!

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▲これが和歌山県産の柚べしです。和歌山ではゆうべしとも言うらしいです。和歌山では主にごはんのお供として食べるとか。
http://www.iyashi-kumano.jp/kensyoku/yubesi.html


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▲開けてみるとこんな感じの黒い物体です。くりぬいた柚子に麦味噌や落花生などをまぜたものを詰めて、蒸してから干したものということです。青梅のと似てますが、それよりちょっとウェットです。


 食べてみると、中浦屋、勝仙閣のどちらとも違って柚子の皮の部分が分厚いです。そして味噌味なんですが青梅のに比べて甘さも強いです。これはこれで美味しい!

 前にも書きましたが、わたしは子供の頃、この味噌系の柚餅子がだいっきらいで、こんな不味いものを誰が食べるんだろうって本気で首をひねってたんですよね。でも、大人になってからこうやって食べ比べてみると、意外にも美味しいので当惑しています。今ちょっと柚餅子マイブーム中です。


◎関連記事:柚餅子よ、わがトラウマフードよ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1219


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▲右奥が能登・中浦屋の丸柚餅子(中身はもち米で甘くてほのかに醤油味)、左手前が青梅・勝仙閣の珍味ゆべし(中身は味噌と松の実などのナッツ類)

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▲手前が中浦屋、奥が勝仙閣、それぞれスライスしたもの。


◎中浦屋(能登)
http://yubeshi.jp/

◎勝仙閣(青梅)
http://yuzunosato-shosenkaku.com/

◎竜神味噌加工組合(和歌山)
http://ryuujinmiso.shop-pro.jp/

タグ:おやつ 食材 郷土料理

突然飛んできて獲物を食べはじめたアシナガバチ

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 道を歩いていたら、突然アシナガバチが飛んできて、目の前の植え込みにぶら下がったので、何やってんのかなーと思ったら、運んできた獲物を食べてました。食べられてるのもナントカ蜂ですね。

 それにしてもまあ、片足でぶら下がっちゃって器用なことです。



 うちの虫ばっかりも、そろそろリニューアルして図鑑風からもっと図鑑に近づけたいと思う今日この頃ですが、どうも妙案を思いつかないんですよね。

 サムネイルをでろでろっと置いとくにしても、数がけっこうありますし、せめて科名ごとに検索できる程度にはしたい、なんてことを考えると手がつかず、結局今年も放置することになりそうです。

 だいたい、見分けに自信がないのとかもまざっているし、もう、このまま放置しとくのがいいのかもね(ぐすん)。

 新たに写したのとか、見分けがついたのとかを少し追加する程度でやめとこうかな。

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