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東北旅行14:松島にたどり着いた頃には黄昏で、そしてまた仙台へ

 ふるさと記念館を見たところで、宮城県で予定してたことはほとんど終わりました。

 本当はこの日のうちに郡山まで移動する予定でしたが、あてにしていたネットカフェを調べたら、震災の影響で休業したままなんです。入っているビルごとリニューアルすることになって、再開が9月下旬だとか。

 楽天ポイントを持っているのでビジネスホテルでもいいやと思ったら、こっちはこっちで楽天トラベルから当日の予約がとれないんですよ。震災の影響じゃなくて夏休みのせいだと思います。仕方ないので二日目の夜も仙台のネットカフェを使うことにしました。

 仙台に泊まるのならば、あんまり慌てる必要もありません。そこで、来る時スルーしてしまった松島へ行こうと思い、石越駅から東北本線に乗って、松島駅で降りました。

 松島には、松島駅(東北本線)と、松島海岸駅(仙石線)があります。名前は似てるけど 2km くらい離れています。地図を見ると、海岸線をぶらっと歩いていけば松島海岸駅に行けそうですから、途中で瑞巌寺に寄ったりして、東北本線には戻らないで、仙石線に乗ったら良さそうです。どこで乗り降りしてもいい青春18きっぷって便利だなあと思う瞬間です。

瑞巌寺入り口
▲瑞巌寺入り口。お土産屋さんが閉まっているのは18時を過ぎてるからです。観光地は閉まるのが早いです。まあ、お寺も17時くらいに閉門するので開けといても誰もこないんでしょうけど。

瑞巌寺参道
▲瑞巌寺の参道は立派な杉並木です。

 ここには中学の修学旅行でも来た事があります。瑞巌寺は日光より渋くて好きだって作文書いたら校内の大会でなんか賞をもらったような記憶があります。

 思い出の瑞巌寺は、予想どおり閉まっていたので、門の外からお参りしました。

夕方の松島海岸
▲夕暮れの松島海岸駅です。このあたりも津波が来て 1m くらい浸水したそうです。液状化の被害もあって、4月におとずれた時は駅前がボコボコでしたが、きれいに直されてました。


2011年4月30日の松島海岸
▲ちなみにこれが4月30日の写真です。

◎4月30日の訪問記はこちら
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1083



 ちょうど夕飯時です。おなかも空いたので駅周辺の某店で食事をすることにしました。一人旅は気楽でいいですが、食事の時だけはともだちと一緒だといいなと思います。ひとりだと、仮にお金を持っていたとしても高級店には入りにくいし、安くたって鍋物や焼き肉はしにくいです。

 それで、なんとなく牛タンカレーなんて昼食みたいなメニューを注文して、それじゃあんまり寂しいし、やや支援のつもりなんかもあったので、生ビールを中ジョッキでたのみました。調子に乗ったらカレーを肴に何倍か飲むつもりで。

 でも、お店の人は先に来てた常連さんとしゃべってて、ビールが出てくる前にカレーが出てきてしまい、結局食べきるまでビールに気づいてもらえませんでした(笑) さすがに、食べちゃった後にお酒が出ても困るので、ビールはもういいですとお断りして店を出ました。

某店の牛タンカレー
▲これがそのお店の牛タンカレーです。カレーはとても美味しかったです。



 おなかも一杯になったので仙石線で仙台へ移動。すっかり夜です。ひとりで繁華街を歩いてもしょうがないので、とっととネットカフェに入ることにしました。

 わたしはネットカフェ好きなので、旅行の前には目ぼしい店をさがしておくことにしています。仙台はネットカフェが沢山あって楽しい町です。

 この日入ったのは駅から5分くらい、初めて入る店です。前日のネットカフェは本棚がまだ整理されていなくてぐちゃぐちゃでしたけど、この店はきれいに片づいていて店内のPCから蔵書検索もできました。検索できないと、何千冊あっても探せないのであんまり嬉しくないですからね。

 この店にもお客さんが沢山いて(そのわりに席は簡単にとれるんですけど)、シャワーを貸してほしいと頼んだら、予約待ちで 3時間くらいかかると言われました。順番が来たら呼んでくれるということだったので、それじゃあお願いしますと予約して漫画を読みまくることに。

 何を読もうかすこし悩んで、浦沢直樹の『BILLY BAT』を手に取りました。戦後間もない頃を舞台にした話で、ある漫画家が描いた話がどんどん実現して恐ろしい事件が起こっちゃうというような内容でした。これまで読んだ MONSTER や 20世紀少年 なんかと上っ面のテイストは似てます。しかし、はまり度からいうとかなり低く、先が気になってしょうがないという浦沢中毒みたいな状態にはなれませんでした。読み始めたのでオチは気になりますけどね。

 そうこうしているうちにシャワーの順番がまわってきたのでザブザブっとお湯をかぶってサッパリです。たいていのネットカフェではシャンプー・ボディーソープ・タオルをセットで貸してくれます。

 布団はないけどブランケットくらいは大抵の店で借りられますし、フラットシートを選べば足を伸ばして寝られます。ネットもできる、漫画も読める、ジュースもお茶も飲み放題、ほとんどの店では食事の持ち込みも許可されているし、一日や二日の滞在だったらホテルよりネットカフェのほうが楽しいなあって思っちゃう。わたくし、いちおう乙女のつもりなのですが、こんなことでいいのでしょうか。

 明日は早起きして会津若松まで行く予定です。

タグ:2011年8月東北旅行

東北旅行13:なぜかエヴァンゲリオンな石ノ森章太郎記念館

 東北旅行の続きです。前回は石巻でシャーベット食べたとこまで書いたんですよね。

 シャーベットで涼んだあとは、12時3分の石巻線に乗って小牛田(こごた)へ向かいました。そこから東北本線に乗り換えて石越駅へ。内陸へ向かっているのでこのあたりは電車が通常通り動いてます。

 車窓から見えるのは広大な田んぼです。稲が青々と育っていて、いかにも日本の田舎といった風景です。駅に近づくと線路沿いにプレハブの建物が目立ちます。最初なんだろうと思ったのですが、すぐにそれが仮設住宅であることがわかりました。まだあちこちで工事中でしたから、仮設住宅に入れず避難所でくらしている方もいらっしゃるのでしょうか。

 電車は定刻通り 13時12分に石越駅に到着しました。駅前は以前来たのと同じ様子だったので少し安心しました。

石越駅
▲JR石越駅。駅舎は昔とちょっと変わりました。震災とはまったく関係なく改装工事をしてたんですよね。

 
石越駅前バス乗り場
▲バス乗り場の入り口を写しました。これは完全に自分用のメモです。たまーにしか行かないので、乗り場はどこだったかなってまごつくもので。駅を背にして右手、床屋さんの手前にバス停への入り口があります。

バスの時刻表
▲石越駅から出ているバスの時刻表です(2011年8月現在)。

 ふるさと記念館へ行くバスは、の欄の佐沼行きです。平日は日に 4便ありますが、○がついている便は土日運休です。つまり、観光客であるわたしたちにとっては、実質 2便しかないってことになります。石巻でゆっくり食事もできなかったのは、このバスを逃せなかったからです。ここは地震と無関係に常に難所です。

 同じタイミングで駅についたお兄さんがバスの時刻表を見て露骨に舌打ち。やはりふるさと記念館に行くようです。不機嫌になるのも無理はありません。バスが来るまで 30分は待ちますし、駅前はなーんにもないんですから。食堂が一軒営業中でしたけど、食事するなら 30分は短いですしね。

 少し歩くとコンビニがあるはずですけど、半端に歩くので用もないのに行く気にもなりません。結局駅の待合室でぼーっと過ごすはめにおちいります。わたしは二度目なので苦笑いで我慢です(笑)

 なお、時刻表は改定されるかもしれないので、旅行に行く前に知りたい方は登米市のサイトで最新の情報を確認してください。帰りの便も数が少ないですから気をつけて。バスは片道100円です。

◎登米市:市民バス情報
http://www.city.tome.miyagi.jp/basu/shiminbasu.html
 記念館へ行くバスは「石越線」です。駅から記念館方面が「上り」、駅へ帰ってくるのが「下り」です。

◎登米市公式ページトップ
http://www.city.tome.miyagi.jp/

 ちなみにタクシーだと片道 2000円くらいです。もし友達同士 3〜4人で来るなら、タクシーを割り勘にしたほうが賢いような気がします。

石ノ森章太郎ふるさと記念館
▲石ノ森章太郎ふるさと記念館です。

 記念館自体は通常通り営業しています。左側の網がかかっている建物は館とは別棟の土蔵で、中に売店があったのですが地震の影響で休業中です。

 館内はぱっと見た感じ、まったく普段通りです。やけに観光客が多いなあと思ったら、企画展示室でエヴァンゲリオン展をやってるせいでした。わたしもざっと見ましたけど、エヴァファンじゃないので何が見どころなのかイマイチよくわかりませんでした。

エヴァンゲリオン展

 わたしは何を見に来たかというと、わたしがやってる別のブログ「ネタ袋」を読んでる方はご存知かもしれませんが、個人的に突然『サイボーグ 009』の原作を読破する祭りに突入しておりまして、近所の図書館やネットカフェを当たったものの、秋田書店文庫版の23巻と別巻だけがどーーーしても見当たらず、ならせっかく東北へ行くんだから、様子見ついでに記念館で読めばいいんじゃないの的な発想で来てみたわけです。

 が、しかし。23巻はありましたが、ここにも別巻はありませんでした。激しく脱力。せっかくなので 23巻を読んで、他にも何冊か石ノ森作品を斜め読みして館を出ました。とほほ。


石ノ森章太郎生家跡
▲石ノ森章太郎の生家跡です。記念館のすぐ近くにあります。

 もうご遺族は住んでいなくて、登米市が管理しているようです。ここも普段は入って見られるのですが、地震の影響で閉鎖されていました。閉鎖されてることは知っていたので、実際どうなっているか確かめるのも訪問の目的でした。大破してたらどうしようと思ってましたが、そこまで酷くなさそうでよかったです。

 個人的には、生家跡のほうが記念館より面白いような気がしています。生家跡でガイドをしてくれる人の中には小野寺章太郎くんを生で知ってる方もいるんです(全員ではなさそうですけど)。去年ここを訪れた時には思い出話をたくさん聞かせてもらって、本当におもしろかったです。早くまた一般開放されるといいのですが。

 記念館&生家跡の他にも、町の何箇所かに漫画のキャラクターが立っています。新しくできた公園には V3 の像と、V3変身前の役者さんの手形があります。子供の頃の石ノ森先生が遊び場にしていた神社や、『左武と市捕物控』の構想を練ったと言われる道なんかもあります。小さな町なので、小一時間あればぶらっと見てまわれます。

V3のいる公園
▲ V3 のいる公園。

左武と市捕物控の道
▲左武と市捕物控の構想をねったと言われる道。江戸時代を思わせる土塀が残っている。


 帰りのバスは生家前から出ます。16時18分を逃すと次は3時間後までないので乗り遅れないように注意ですよ(笑)

タグ:2011年8月東北旅行

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ダース・ベイダー Eメール (03/21 12:48) 編集・削除

平成28年1月から登米市では、コンビニで住民票と印鑑証明が取れるようになるんだって。
凄く便利になるね。

マイナンバーに合わせてできるようする計画は市民のためにという意欲を感じます。流石登米市長。gabotyan

東北旅行12:笹蒲買って、マンガッタンカフェでお茶飲んで

 町を歩き回って駅の近くまでもどってきました。4月にも立ち寄った白謙という笹かま屋さんがもう開いていたので 5枚買いました。もっと沢山買えばいいのにって自分でも思うんですけど、生ものなので、その日に食べきる分くらいしか買えません。

 お店にはお客さんがおおぜいいて、お中元だか残暑見舞いだかでどこそこに送りたいんだけど、とお店の人に相談してますが、今からだと発送までに 3日くらいいただきますってことでした。営業再開とはいえ生産が間に合っていないんだと思います。この状況では家に送ってくださいとも言いにくいです。あるいは一週間後でも一ヶ月後でもいいので手があいたら送ってくださいと言うべきなのかな。それはそれで、なんとなく恩着せがましいような気もするし。

 たった 5枚の笹かまぼこを買うのに、お店の人は保冷剤を入れてくれました。ついうっかり、いらないといいそびれてしまって、かえって申し訳ないような気持ちになりました。笹かまは、電車の中とか、ネットカフェとかで、その日のうちに食べました。美味しゅうございました。

 とにかく暑くて、倒れそうな日でした。少し早いけど食事ができないかと思って、駅の近くにあるうどん屋さんをのぞいたのですが、まだ始まっていませんでした。復興していないという意味ではなくて、11時前だったので開店してなかったようです。

 わたしは間が悪いですね。ほんとは開いているお店で積極的にお金を使いたいんですけど、行く先々のバスの便など考えると、お昼には電車に乗っていなきゃいけないんです。

 仕方ないので、市役所のビルに入っているスーパーを覗くことにしました。ここもたぶん水が来たと思いますが、今は営業を再開しています。

 ビルの中はエアコンが効いていて、フードコートが町の人たちの休憩所になっていました。スーパーは、そこそこものがありますけど、縮小営業のような感じでした。流通が滞ってるとは思いにくいので、他の理由があると思います。たとえば、町の人たちが避難してしまったので買いに来る人が少ないとか……いやそんなことはないかな。じゃあ、冷蔵設備が本調子ではないとか?

 そういえば駅前の物産店でも冷蔵庫が試運転中で、笹かまを置けないと言ってました。いろんなものが水に浸かってしまったでしょうから大変なんだと思います。

 スーパーでお弁当を買いました。休憩所で食べて一息ついて、電車にはまだ間があるのでマンガッタンカフェでお茶を飲むことにしました。
マンガッタンカフェ
▲駅にある喫茶店、マンガッタンカフェ。ここはコーヒーなどちゃんとしたものが出てくるのですごいんです。

マンガッタンカフェ
▲ピーチシャーベットとアイスコーヒー
 表に出ているメニューを見てコーヒーゼリーをお願いしますって頼んだら、今年はまだできないんですよってことでした。まだ完全にはもとにもどらないんですよ、っておっしゃってました。

 駅の中にあるコンビニで飲み物を調達して、石巻線に乗ります。

タグ:2011年8月東北旅行

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珍獣ららむ〜 (09/02 17:21) 編集・削除

 とりあえず休憩。このあとまだ石越へ行ったり、夕方の松島を歩いたり、会津若松へ行ったりしますが、週明けくらいから関西方面へ行くので、続きは帰ってきてからになると思います。

 最近どうも特別面白いことも書けないし、自分でやっててもいまいちふるわないなあという感じですが、もともと自分の日記ですから気にしない気にしない(と、素人究極の技で逃げる)。

 石巻は田代島とかサン・ファン館にも行ってみたいので、いつかまた行くと思います。復興くじ当たらないかなー^-^;

東北旅行11:マンガッタン島

 前にも書きましたが、マンガッタン島は、マンハッタン島に似ているからそう呼ばれています。石ノ森章太郎萬画館があるのもこの島です。
萬画館
▲萬画館です。まわりはだいぶ片づきましたがまだ再開はしてないんです。この日もあちこちから様子を見に来てる人がいました。

萬画館の寄せ書き
▲黄土色のボードに、全国から様子を見に来た人たちの寄せ書きがびっしり。

萬画館と旧ハリストス正教会教会堂
▲萬画館と旧ハリストス正教会教会堂。がれきはほとんど撤去されましたが津波で打ちあげられたクルーザーは今もそのままです。整備の妨げになっているので連絡をくださいと、持ち主に呼びかける貼り紙がありました。

 このクルーザー以外にも、漁船やなんかがいろんな場所に乗り上げてしまっています。一部はすでに撤去されてなくなってました。まだ残ってる場所もありました。

 ずいぶんきれいに片づきましたが、まだやっぱり汚泥のにおいがただよっています。朝夕の気温が低いうちはまだよくて、日があがってくると濃い潮とヘドロのまざったようなにおいが漂っています。

自由の女神
▲マンガッタン島の自由の女神です。不謹慎かもしれないけど、映画の一場面を思い出しました。『復活の日』かな?

自由の女神
自由の女神
▲けさがけの黒いコードは電飾だったみたいですね。

ぬいぐるみの一家



▲2011年8月10日の様子


▲3ヶ月前、2011年4月29日の様子



◎4月29日の訪問記はこちら
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1090

タグ:2011年8月東北旅行

東北旅行10:石巻の巻石とはなんぞや

 前回の訪問時に「石巻の名前の由来になったのは、巻石という石のまわりに波がうずをまいていたから」というのを教えてもらって、よし、次に行く時はそれを見るぞーと決めていました。

 前回も近くを通ったんです。「赤い欄干のようなものが見える。神社かなあ」と気になってはいましたが、それが巻石のある場所とは知りませんでした。その時はともだちの車だったし、まだ通行止めの箇所も多くてそのまま通り過ぎてしまいました。

巻石のある雄島
▲巻石があるのって、ここですよねー。あの島は雄島っていうらしいですね。


巻石
▲拡大。松の枝の下にある、長四角の石が巻石ですね。近くまで行って見ようと思います。

巻石のある雄島
▲雄にある木々が津波で倒されています。でも地元民らしきおじさんが釣りをしているので、島には渡れるんでしょうか?

巻石のある小島
▲橋にまわってみたら、ありゃ、やっぱり閉鎖されてる。写真では見づらいですがロープが張ってあります。おじさんはこれを乗り越えたんですね。

 おじさんが行けるんなら、わたしが乗り越えたところで誰も文句は言わないかなーとも思ったんですけど、そういう無理はしないことにしているのでやめときました。

 巻石は、自然石とは思えないような角張った石でした。一体なんのための石だったんでしょうね。今は水の流れがかわってしまい、巻石のまわりで水が渦をまくということはなさそうです。



ファイル 1192-1.jpg
▲住吉神社。雄島のすぐ近くにあります。なにか由緒のある神社なんだろうなと思いつつ写真だけとりました。あとで調べてみたら「袖の渡り」の舞台はここだってことになってるらしいですね。

 お兄さんに追われて逃げてきた源義経は、ここから船に乗ろうとしたけれどお金をもっていませんでした。そこで自分の袖をちぎって船頭にやり、船にのせてもらったというお話です。

 でも、義経より前の時代の清少納言が袖の渡りの歌を詠んでいるんだそうです。義経伝説はあとから付け加えられただけで、「袖の渡し」の本当の由来はよくわからないんでしょうね。

タグ:2011年8月東北旅行