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C6120 復活号 その3

 2011年6月12日の写真です。

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▲モーションプレートやら、連結棒やらのあるあたり。


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▲メーテルが出そうな客車の入り口。さすがにこんなに古いのには乗った事ないなー。わたしの子供の頃でも、床が木の客車はあったし、扉が手動の客車もまだありましたけどね。


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▲これは水上駅の転車台です。蒸気機関車は高崎駅から水上駅までを往復しています。帰りは機関車を切り離して、この転車台で向きを変え、来たときとは反対側に連結して帰るわけですね。こんなの機関車トーマスでしか見た事ないです。SLが走る時に水上駅で頑張ってると、これが実際に使われるシーンを見られるはずです。この日はタイミングがわるくて、すでに転車されたあとでした。


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▲転車台を見た事がないって書きましたがウソでした。この小さな小屋みたいな部分(転車台を操作する部屋)を見たら、子供の頃にどこかの駅に残ってたのを思い出しました。この小さな家がついた器具はなんだろうって、いつも不思議だったんです。


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▲水上駅にこんなに人がいるなんて、SLの集客力ってすごい。


(つづく)

タグ:群馬 蒸気機関車

C6120 復活号 その2

 6月12日に見に行った蒸気機関車です。せっかくだから良さそうなところをもうちょっと貼っておきます。

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▲渋川駅のホームにて。鼻先の赤いプレートは、先週(6月4日・5日)は青だったそうです。試験走行中の写真にはこのプレートがなく、デスティネーション群馬の CM 撮影時はさらに別のプレートがあったそうです。

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▲人が大勢いてこんな写真しか撮れないのよ(笑)

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▲型式や製造年が書いてある。この部分はなんて呼べばいいのかな。

C6120
三菱 昭和24年 第659号

23-3 大宮総合車セ
P Ps
換算 積 12.0 / 空 9.0

 面白いので標記の意味を調べました。

 「高」は高崎機関区ってことでしょうか。華蔵寺公園に設置されてた頃は「宮」というプレートが入ってたらしいです。宮崎を走ってたそうですから宮崎機関区のマークでしょう。
http://www.gijyutu.com/ooki/isan/isan-bunya/railway/sl/C61-20/C61-20.htm
 こちらのサイトに同じ部分の写真があるのですが、換算の部分が「積 11.5 / 空 8.0」になってます。リニューアル後に増えているのは部品を交換したせいでしょうか。

 「23-3 大宮総合車セ」は検査標記というそうです。大宮総合車両センターで平成23年3月に検査を通過したってことですね。

 「P」や「Ps」はよくわからないけれど自動停止装置の種類ですかねえ。
 

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▲客車も古いものを使っているんですが、この車両みたいに床が樹脂になっちゃってるものと…

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▲こっちの車両みたいに木のままのがありました。



(つづく)

タグ:群馬 蒸気機関車

C6120 復活号

 12日は群馬でSLを見ました。古い蒸気機関車を修理して、高崎から水上までを走らせるイベントです。しかも、その機関車というのが、伊勢崎市の華蔵寺公園に1974年から展示されていたものなんです。

 ニュースを聞いたときはびっくりしました。華蔵寺公園なら伊勢崎在住時代に何度も行きました。もちろんSLが展示されてたことも覚えています。40年近く雨風にさらされていた、あの機関車がまさか動くなんて。

 これはもう見に行くしかありません。調べてみると、6月中の土日の運行予定しか決まっていないようでした。乗車券はとっくに売り切れているのですが、高崎から水上まで、上越線を走るということですから、線路沿いで待ってたら普通に見られますよね。

 土曜日にともだちに話したら、それなら明日行こうということになって、慌ててともだちの車で見に行ったというわけです。

 場所は渋川伊香保インターの近く。このあたりなら線路が農地の中を走っているので遠くからでも見通せるはずです。仮に撮り鉄の人たちがビッシリ場所とりをしていたとしても、わたしは子供の頃から知ってる機関車が動いているところを見られさえすればそれでいいんだから、ここならば確実ってところを選びました。

 現地に着いたのは朝の9時くらいでしょうか。SLは高崎駅を9時55分に発車する予定だと聞きました。このあたりまで来るのは10時過ぎくらいでしょうか。ちょっと早いけど、ここで待っていたら絶対見られるはずです。

 そんな早く来ているのはわたしたちだけかと思ったら、もう線路沿いのあっちこっちに三脚が設置されていて、遠くのあぜ道にまでカメラを持った人たちが大勢来ています。みんな考えることはおんなじなんですね。

 暇だからっちこっちへ歩いていたら、撮り鉄さんに「そこはギリギリ写真に入っちゃうから、すみません(汗)」とか言われて、こりゃ歩き回ってるとかえって邪魔だと思い、わりと一等地とおぼしき場所に陣取って待つことにしました。

 わたしは撮影にはそれほどこだわっていなかったのですが、せっかくなので記念に写してみることにしました。時々通る在来線を写したりして、よし、これならいけるとイメージトレーニングをして、だんだん飽きて来た頃、遠くに煙があがりました。機関車の煙です。 

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▲遠くに煙が。続いて汽笛が鳴り響きました。ほんものの汽笛はすごい。遠くまでぱーんと響くんです。

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▲来た! すごいすごい、ほんとに煙を吐いて走ってる。形だけで中は電気とかじゃないんですよ!

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▲うわー、すごい。C61ばんざーい。華蔵寺号(?)ばんざーい。

 わたし、実は蒸気機関車は初めてなんですよねえ。C6120は1973年まで九州のほうで現役だったそうですが、群馬あたりだとその頃とっくに電化されていて、鉄道は全部電車でした。自分にとっては蒸気機関車はおとぎ話の中にしかありませんでした。

 それが目の前を通りすぎていくんです。夢と現実の境目がなくなったみたいな感じです。しかもこの機関車は、華蔵寺公園にあったものなんですよ。

 客車の窓から乗客が手をふっています。それに思いきり手をふりかえしていると、銀河鉄道の夜や、999や、そういった架空の世界の一部になったような気がします。いや、違います。遠くにある空想じゃないんです。もっと身近なノスタルジーというか、幼き日の思い出そのものに手をふっているような気持ちなんです。とても不思議な気持ちでした。涙さえ浮かんでくるような気持ちです。

 汽車はあっという間に通り過ぎていきました。撮り鉄の人が、渋川駅に三十分止まるから、車で先回りすればいろんなところで撮影できますよって、月夜野あたりの撮影ポイントを教えてもらいました。

 わたしたちは止まってるところや、発車するところを見たかったので、とりあえず渋川駅に行きました。駅にも撮り鉄さんたち、地元の親子連れなんかが大勢います。車は置けないかなと思ったら、ラッキーなことに1時間無料の駐車場が一台だけあいていました。車をおいて、入場券を買ってホームまで行ってみました。


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▲渋川駅。遠くに群がってる人たちは、入場券で入った人と乗客です。

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▲客車も古いのを直して使ってるそうです。何台か連結されている客車のうち、ひとつがとても古くて床が木のままでした。ほかのは床が樹脂張りに直されていました。


 発車前に駅を出て、金網の外から出発を待ちました。煙突からもくもくと黒い煙があがり、蒸気の弁からブーーっという大きな音とともに白い湯気があがります。そして汽笛。発車のベルだけは現代式のチャイムなのはご愛嬌。SLの発車はそれだけでドラマですね。ほんとうにかっこいい。来てよかったと思う瞬間でした。

タグ:群馬 蒸気機関車

葛飾菖蒲まつり

 花菖蒲が真っ盛りです。水元公園には出店も出てますし、見に来るお客さんもたくさんいます。桜の時期とはまた違う賑わいです。

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▲写真は水元公園で写しました。


 菖蒲まつりは水元公園と堀切菖蒲園で開催されています。まつり期間中の土曜日と日曜日のみ、水元のしばられ地蔵〜柴又帝釈天〜堀切菖蒲園を結ぶ循環バスが運行されています。運賃は大人210円ですが、京成バスの一日乗車券を買えば500円で乗り降り自由になります。
http://www.katsushika-kanko.com/katsumaru/news/post-102/

タグ:地元(葛飾周辺) 植物

比較写真?


▲ふたつ前の記事にはったもの。これはデジカメで写しました。フジフィルムの FINEPIX HS10 設定は多分オートで。


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▲こっちはiPhone4のカメラで……やばいこっちのほうが芸術的かも。

タグ:植物