第十九作まで見ました。十九作は不治の病にかかったマドンナを連れて水元公園まで行くのですが、だいぶ整備された様子が写っています。
十八作から新しい歌詞が加わりました。
あてもないのに あるよなそぶり
それじゃあ行くぜと風の中
止めにくるかと後ふりかえりゃ
誰も来ないで汽車が来る
男の人生一人旅 泣くな嘆くな
泣くな嘆くな影法師 影法師
たまにこうやって新しい歌詞が追加されます。こういうのは星野哲郎が書いたのでしょうか。監督か渥美清がその場の雰囲気で作ってるんじゃないかと想像しています。
伊勢崎市にある相川考古館の売店で買いました。普通の落雁ですが、「ことはにくん」が刻印されています。
ことはにくんは、相川考古館にある弾琴の埴輪(だんきんのはにわ)をモデルにしたマスコットキャラです。息子さんがデザインしたそうで商標登録までされています。ことはにくん(R)とか書くとやけにカッコいいです。
相川考古館は、相川之賀(あいかわしが)という人が私財をなげうって集めた考古物を展示しています。なげうったというと聞こえがいいというか、尊い自己犠牲みたいに聞こえますが、先祖伝来の財産を切り売りして意味のわからないことをしていると、親類縁者から白い目で見られていたらしいです。
之賀さんはとても面白い人で、明治十八年にわずかなお金を持ってアメリカへ渡りました。最初は教会でスクールボーイ(用務員みたいなやつ)をして暮らしていましたが、中国人追放運動みたいなもののあおりで町を追い出されてしまいます。しかし、もともと商売の才能があったんでしょうか。あちらではかなり成功して、カナダあたりで日本村を作ろうとしました。
海外で一旗揚げる人たちは、わりと親類縁者で固まってよそ者は受け付けないって感じだったらしいのですけど、之賀さんはわりかし一匹狼で、日本から来た流れ者のような人たちを、氏素性を問わずに雇ったそうです。原住民の生活にも興味を持っていて、インディアンは日本のえた・ひにんよりも酷い扱いを受けていると嘆いて、このまま放っておくとこの地の文化は消えてなくなるだろうと、原住民の彫刻などを買い取っては日本に送ってたらしいです。その一部は国立民族博物館に展示されてると聞きました。
結局、之賀さんは日本村をあきらめて相川家を継ぐのですが、郵便局長や町会議員をへて、群馬県史跡名勝天然記念物調査委員になりして、あちこちを調査してまわったそうです。
彼が亡くなる時、収集物を公共の役にたてるように、と遺言したので、相川考古館がはじまります。館の人の説明だと「亡くなってからふと見ると、もしかしたら貴重なんじゃないのと気付いた」みたいなことをおっしゃってました。家族も収集物の価値に気付くまで時間がかかったみたいです。
相川家はもともと立派な金物屋さんだったそうです。家屋敷を解体すると、当時高級だった鉄釘がたくさん出てくると言ってました。江戸時代に作られた茶室が残っています。昔は伊勢崎城のお殿様が遊びにくるような家だったそうです。
以上、相川考古館で聞いた話を思い出しながら書きました。記憶違い等御免。相川之賀はとても面白い人なので、ちょっとしたきっかけがあると、「ふしぎ発見」などのテレビ番組で話題になりそうな予感がします。とりあえず、だれか相川之賀の伝記を書いてくれないかなぁと思います。
◎相川考古館
http://homepage3.nifty.com/aam/
タグ:おやつ
ともだちのともだちから回ってきた中国菓子です。どの部分が品名あるいは商品名なのかよくわからないのですが、検索では阿胶枣(阿膠棗)で同じようなお菓子がヒットします。ナツメの膠(にかわ)煮でしょうか。酸味がなく甘いです。お茶にあいます。日本でも売ってほしい。すごく美味しい。
阿胶贡は商品名らしき文言ですが、もしかすると横にでっかく書いてある文字とセットで「阿胶贡枣」と読むべきなのかもしれません。
「枣花香」は製造工場の名前らしいです。枣花香食品工业有限公司と後に書いてありました。
タグ:おやつ
▲15日朝撮影。14日の夜はずいぶん降ったんですが、朝方雨になったらしく、15日の昼ごろにはほとんどとけてしまいました。
▲この足跡はハトでしょうか。大きめで、右、左、右、左…と歩いています。カラスだったらもう少し大きくて歩かずに跳ねるはずです。
▲これはなんでしょうね。スズメかなあと思うんですけど自信がないです。両足がそろっているので歩かずに跳ねるタイプの鳥ですね。
▲野鳥サンクチュアリののぞき窓から。
撮影地は水元公園です。
モルダバイト香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
画像リンク先は楽天市場、メール便可
モルダバイトは隕石の落下で出来たと言われている天然ガラスです。香りはあくまでイメージで、モルダバイトに由来するものじゃないです。モルダバイトは粉末が少量入っているのかも(未確認)。
商品説明に「サンダルウッド系」とありますが、あんなに甘くはなくて、もう少し軽いというか、色でいうと緑、でもくすんだ緑です。鮮やかにつーんと来るタイプではなく、とても落ち着いた香りです。レビューに「寺院」をイメージしてる人が複数いらっしゃるのですが、お寺の香りよりはずっと軽いです。部屋の湿度によって香りの質が変わりそうな予感がします。
海外だといろんなメーカーでモルダバイト香を作ってると思います。20年くらい前に池袋のナントカいうタロットカード屋さん(今はないか、あっても宝石屋になってると思う)で買ったモルダバイト香は、今でいうとナグ・チャンパ香*1でしたね。石鹸の香りに似た感じの、すーっとするお香でした。上記写真のお香は、ナグ・チャンパとはまったく違う香りで、一口にモルダバイトのイメージといってもさまざまな表現があるんだなあといった感じです。
ジャスミン香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
画像リンク先は楽天市場、メール便可
これは買ったんじゃなくてサンプルに入ってました。火をつける前も強烈な花の香りがしますが、焚いてもやっぱり強烈、むせ返るような南国の花の香りです。レビューに「心やすらぐ」と書いている人がいますが、どちらかというと脳天直撃系だと思います。
ただ、香りはつよいけど嫌みはなくて、やや広い部屋で焚いたら気持ちがいいかもしれません。お香はたいてい燃やしちゃうと香りが変わるのですが、これは使用前使用後ともに強烈なジャスミンの香りです。
フランクインセンス香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
画像リンク先は楽天市場、メール便可
フランクインセンスは乳香のことですよね。カンラン科のある樹木の樹脂です。前に樹脂の状態の乳香を買ったことがあるのですが、それは燃やすと甘いような酸っぱいような不思議な香りがして、なおかつヤニっぽかったのを覚えています。
上記写真のインセンスはですね、ずばり言ってヤニっぽいです。すんごくヤニっぽいのです。なんじゃこりゃと思い、立ち上がってみると……あら、上のほうは甘いような酸っぱいようないい香りじゃないのって感じです。
よくよく見ると、煙が二筋に別れて、一方は上へ高く上り、もう一方はスティックを使って下へ流れていました。どうやら乳香のヤニっぽい香りは空気より重くて下へ落ちるようです。
なるべく低いところで焚いて、上の方だけ楽しむのがいいのでしょうが、日本のように床に座って暮らす生活には不向きかもしれません。ほんと、上のほうはいい香りなんですよ。でも、こうやって床に座って記事を書いてるあいだもヤニっぽくてげふっげふっ。
[追記]その後あきらめずに何本か焚いてみたら、強烈にヤニっぽいのは数本で、残りは甘酸っぱい良い香りでした。酸っぱいといっても柑橘のようにツンとする酸味ではありません。もっとまろいのです。たとえがほんとうに難しいですが、このお香はかなり好きです。好きになりました。
ムーン香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
画像リンク先は楽天市場、メール便可
月に香りなんかないのです。だからもちろんイメージで調合された香りです。きっとナグ・チャンパ系の冷たくてすーっとする香りなんだろうなと想像して点火。
想像通り石鹸みたいな匂いですが、想像してたのより暖かい香り。好きな人は好きかもしれないけれど、特別これといった印象もなくて、なんとなくな感じ。月のイメージは期待しない方がよろしいかと。
意識したつもりはなかったんですが、全部HEM社製ですね。リンク先楽天市場の HAPPY HOUR は、この手のスティックタイプのお香だったら6箱まで封筒に詰めてメール便で送ってくれます。メール便だと送料は84円です(6箱まで84円)。
*1:英語版のウィキペディアによると、ニワウルシの仲間であるAilanthus Malabaricaの樹脂で作ったお香で、プルメリアがどうのこうの… すまん、ぜんぜんわからん。
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