JR柏駅の近くで撮影。下に写っている伊勢角というのはスーパーマーケットの看板です。ケンタッキーフライドチキンは同じ並びの三軒先みたいな場所にありました。
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特に何か見たいものがあったわけじゃないんだけど、ともだちに誘われたので。嫌いな方でもないし、行けば行ったで楽しいこともあるかなあと。
でも、最近のゲームショーってとてつもない場所なのね。早めに行って早めに帰ってこようと思い、会場三十分前には幕張メッセに到着したわけですが、もはやその時点で長蛇の列ですよ。
パソコン関係のショーだと、どんなに並んだって二階の入り口から普通に入れてたような気がします。いや、ゲームショーだって十年くらい前だと(ってどんだけ古いんだよ)入場に行列なんて、そうそうなかったような気がするんです。いつだって駅から続いてる二階の入り口から入れてたような??
ところが今日は行列が一階にできていて、先頭はメッセの裏に向かってて伸びてる、その先どこまで行くと入り口があるかまったくわからない状態。
開場時刻になっても行列はほとんど進まず、たまに数メートル歩いては止まってしまう状態。そんな状態のまま一時間半くらい。結局、メッセのまわりをほとんど一周するような感じで入り口に到着。開場に入ったのは十一時半くらい。
やっと入れたと思えば、人人人ただただ人ばっかり。何これ、ゲーム業界ってもしかしてバブってるの? おっかしいなあ、昔ほど儲かってなさそうな気がするのに。
どのブースも人ばっかりでなーにも見られやしないんですよ。開発中ゲームの試遊なんてどこも二時間待ちとかいう阿呆な状態ですわ。
自分で操作できなくたって、人がやってるのがでっかいモニターにでも表示されたら「これやってみたい!」とかなるんですが、どこのブースでも大きく表示されてるのはムービーばっかりで、んなもん、今時のゲーム機ならいくらでも立派なCGアニメを作れますわ。作れて当然のものなんかだらだら流されてもお姉さんぜんぜんそそられませんわってなもんで。
さらにびっくらこいたのは、あちこちのブースで何か質問しようとすると「自分はバイトだから何もわからない」って答えが返ってくるんですよね。
こういうところにわざわざ何をしにくるかっていえば開発者とか広報の人とかと直に話ができたりするのが面白いわけじゃないですか。開発者といったって広くは知られていないスタッフさんかもしんないけど、それでも作ってる側の人と話をするのがちょっと楽しい。
しかし、あれだけ人があふれてしまうと、そういう人だって人にまぎれてしまってどこにいるかわかんない。えー、わざわざお金払って何時間も行列してコレかいな。意味わかんない。
とりあえずショー全体のパンフレットくらいもらって帰ろうと思い、入り口付近を探すもみつからず、総合インフォメーションをみつけて聞いたら、二階のどこそこに行かないとないんですよといわれ、こんなことパソコン系のショーでやったら暴動起きるぞとかいいながら広い会場を二階まで行ったら「パンフなら一階の…」とか言われてブチ切れて責任者を呼び出したのはわたしです、はい。
というわけで、何が面白いのかさっぱりわからないまま帰ってきましたとさ。いいけどね、これで騙されて満足するマニアが腐るほどいるそれでも許してくれるあたたかいファンのみなさんにかこまれて、ゲーム業界は安泰ってことですからね、うんうん。
写真は人しか写らないので省略。カメラから抜くのすらめんどくさい。
今回はそれっぽいものを適当に設置し、お蚕さんの好きなところに繭を作ってもらいました。上の写真はきわめて自由な状態で繭になったお蚕どもの夢の跡です。
カイコはものの上ではなく下で繭を作ろうとするみたい。画用紙を折って作ったM字の簇(まぶし)が一番人気で、どいつもこいつも放っておくとここに入ろうとします。
繭を作っているところです。上へも下へも糸を吐いて、絹糸の蚊帳でも張ったような状態にしてから繭を作り始めます。
養蚕農家だと、紙製で碁盤の目のようになった簇を使うんですが……
↑こういうやつね。これはわたしが去年ボール紙で作ったやつです。カイコはこういう小さな区画で繭を作るのが好きらしいんです。
大きさにも工夫が必要です。農家で使う専用品はとても計算されていて、一カ所に二頭入れない絶妙のサイズに決めてあります。もちろん例外もあって、たまに一部屋に同棲したがるカイコもいるのですが、何万匹も飼育して、それがごくわずかにしか発生しないんだから大した物だなあと思います。
大きさに余裕がありすぎると、一カ所で何頭も繭を作り始めます。
こんな風にぎゅーぎゅー詰めになってしまいます。狭いところだと、どうしたって小さな繭になってしまいます。
そこで、こういう紙の容器に一匹ずつ入れちゃう方法もあります。カイコは気に入った場所をみつけるまで歩き回りますが、個室に監禁してしまえばそこで繭を作り始めます。お隣さんに邪魔されたりもせず、けっこういい環境だと思います。
でも、大量に飼う場合はこんなのをいちいち作れませんし、中が見えないので観察用にも向きません。
つくりはじめの繭はまだ薄くてやわらかいですが、中でカイコが糸を吐き続けて二日もすると分厚くなります。簇(まぶし)から取り外すのは繭がしっかり固くなってからがいいです。
今日は昼間出かけてしまうので、明日にでもはずしてみます。
これは何年も前に作ったビーズ編みのがまぐちです。使い込んで古くなってきたので、新しいのを作りました。
手前にあるのが古いガマグチの皮で、奥の完成品が新作です。何がどう変わったかというと……
▲これは古いがまぐちの皮です。白い糸で編みました。穴に緑色のコーティングがあるビーズを使ったので全体としては緑に見えます。
▲新しいのは緑色の糸に透明なビーズを通して編みました。遠目にみると古いのとの違いがよくわかりません(笑)
▲新しいがまぐちには中袋もつけてみましたが、ビーズ編み部分が立体なのでうまくフィットする袋を作るのが異様に難しく、どうも満足行く仕上がりになりません。中袋を想像よりもずっと小さく作らないとだぶついて使い物にならなくなります。今は本当に目分量でやっています。うまく作るコツはあるんでしょうか。
◎珍獣様のお針箱:ビーズ編みのがまぐち
http://www.chinjuh.mydns.jp/haribako/beads/beads03.htm
作り方は以前ここにまとめましたが、失敗例をゴチャゴチャ書きすぎているので意味不明な読み物と化しています。
簡単に説明すると、レース糸にビーズを必要数通しておいて、細編みしていきます。1目に1ビーズ編み込みます。
糸を輪にして作り目を6目。二段目は12目に、三段目は18目になるよう規則正しく増目していき、十段(60目)まで増し続けます。十一段目からは増目なしで編み、二十段まで編みます。
上記ページはここまで作って口金にとめつけていますが、新作は二十一段目を縫い代としてビーズを入れずに編み、口金に縫いつけました。
わたしが使っている口金は穴が片側に20個、合計40個あるタイプなので、2目縫って1目跳ばすって感じで穴にあわせて60目をきれいにおさめました。
タグ:手芸
お蚕の成長記録は去年と同じ事ばかり書いてしまうのでしばらくハイクでやってました。途中病気や脱皮不全で死んだのがいましたが、おおむね元気に育っています。
早い蚕はすでに繭を作り始めました。糸をはきはじめる前に、蚕は体が透けてきます。蚕がその状態になることを群馬では「ずーになる」と言うのですが、それは去年書いた通り。
きれいに透けた様子が去年よりうまく写ったのでこっちにも写真を貼っておきます。写真のように胸脚と腹脚のあいだくらいが特に透けてきます。このあたりに太い絹糸腺があります。絹糸腺というのは糸のもとになる器官です。
蚕を解剖して、取り出した絹糸腺を10%酢酸の液に10分くらいひたしてから、そーっと引っ張ってのばすと透明な糸ができます。それが釣りに使うテグスです(今はナイロンですが)。家蚕ではなくて、ヤママユガ科のテグスサンという虫で作ることが多かったみたいです。
テグス作りも一度やってみたいんですが、蚕がもったいなくてなかなか解剖に踏み切れません。