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タジンでエビチリ

 エビマヨをやったのでエビチリも。調味料の割合はだいたいこんなんだったとうい記憶で書いているので、あくまで目安としてお使いください。

【材料】
 海老
 タマネギ
 ピーマン
 ケチャップ 大さじ2
 豆板醤 大さじ0.5~1
 酢 小さじ1~2
 砂糖 小さじ1~2
 塩
 片栗粉

【作り方】
1. 海老の下ごしらえをする。殻を剥いて、塩ふってかき回して、ぬめりが出たら洗い流して、片栗粉を振ってかき回して、汚れが出たら水洗い。そのあと卵白で衣をつけてもいいけど、卵白は省略して片栗粉をまぶしてもよい。とにかく、ぬめりをとって流すのだけはやる。
2. ピーマンとタマネギをざく切りにする。
3. ボールにケチャップ・豆板醤・砂糖・酢・片栗粉(小さじ半分程度)を入れまぜ、2の野菜と、1の海老を入れて混ぜる。
4. タジンに3を入れ、蓋をして3~4分くらい加熱。
5. 火をとめて余熱で蒸らす。鍋がブツブツ言わなくなったら完成。

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 写真がエビチリっぽくなくて激しく反省中(しかもこの写真、分量外のエリンギ入れてある)。チリソースが鍋の底にまわっているので、ざっくりかきまわすともうちょっとエビチリっぽくなります。かきまわすと食欲がわいて、写真どころではなくなってしまいます。エビチリソースは市販品を使うとプロっぽい味になるかもしれないです。

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タグ:タジン

季節外れですが、ひなあられを作りました

 郷土料理の本などを見ると、お釜の内側に残るご飯粒を使ってひなあられを作る話が出てきます。

 子供の頃に何度か挑戦しようとして、ご飯粒をためていたのですが、用途を言わずにこっそりやっていたので、そのたびに親に捨てられ断念したことを最近になって突然思い出しました。

 というわけで、季節外れのひなあられを作ることにしました。まずご飯粒を集めるところからです。

 炊飯器の内釜を洗う時に、ご飯粒をザルにとって乾かします。夏だったら天気のいい日に外に干してもいいのですが、わたしはよく水を切ってたれなくなってから、パソコンのディスプレイの上に干しました。うちのディスプレイはまだブラウン管です。常に高熱を発しており、ご飯どころかパンツでも靴下でもあっという間に乾きます。それはもう、恐ろしい威力でした。こんな暑苦しいものを毎日使っていたなんて(汗汗汗汗……だって液晶嫌いなんだもん)。

# 『聞き書 東京の食事』によれば、薬缶のふたの代わりに小皿をのっけて、その上で乾かしたと書いてありました。おそらくいろりがあった時代の話でしょう。

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 これで何日分かなー。炊飯器の内釜はナントカ加工になってるから米粒があんまり残りません。日々、洗ってはザルにとり、水を切って干すという作業を繰り返しました。

 こんなもんご飯を多めに炊いて使えば一日で出来るでしょと思うのですが、こういうのは余り物でしみったれて作るのが面白いのであって、お茶碗に盛るご飯で作ったら反則ですぞ!!!

 さて、この乾燥したお米は、互いにくっつき合ってがちがちになっています。ビニール袋に入れてコップの底で軽く叩きましょう。粉にしないように軽くやってください。

 次に加熱です。油で揚げたら一瞬ですが、今回はフライパンで炒りました。焦がさないように混ぜたり揺すったりしながら熱すると、お米がはじけて小さな小さなあられになります。これにシロップをからめます。

 シロップは砂糖大さじ一杯、水大さじ二杯を鍋で煮詰めて作りました。分量は完全におもいつきですが非常にうまくいきました(あられの量にもよるので真似したい人は各自で思いついてください)。半分くらいの量に煮詰まったところであられを入れ、混ぜながら水分を飛ばし、お皿にひろげてさませば完成です。

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 市販のひなあられよりずーっと小粒ですが、香ばしくて意外な美味しさでした。実は作ることだけに興味を持っていて味にはこれっぽっちも期待していなかったのです。しかし、想像以上のおいしさ。もしかすると市販品より美味しいんじゃないかしら。あんまり美味しいのでお茶請けにぼりぼりたべたらあっという間でした。作るのに何日もかかっているのに。これぞ究極のスローライフ!!!←ただの暇人ともいう。

 今回はナチュラルテイストってやつを大事にしましたが、おひなさまにお供えするなら食紅で色を付けてもよいでしょう。ナッツ類をまぜても良いかもしれません。昔は節分の炒り豆をとっておいて混ぜたそうです。

タグ:郷土料理

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ひろこ (07/09 08:27) 編集・削除

釜に残ったご飯粒を祖母は「おひつばらい」と言ってたな。
アラレは作ったこと無いけど障子を貼る時の糊はそれで作ってた。
もしかすると浴衣の糊もそうだったのかな・・

かなり昔の記憶だわ~。

珍獣ららむ~ (07/09 18:21) 編集・削除

へー!!!
「おひつばらい」で障子貼りの糊を作るなんて面白い。障子貼りができるほど集めるのは大変だろうなー。
うちでは何かの粉を煮て作ってたよ。布海苔だったのか米粉だったのかわからないけど。

タジンでエビマヨネーズ

 中華料理のエビマヨネーズをタジンで作っちゃうぞ、という試みです。

【材料】
 エビ お好きなだけどうぞ
 ピーマン 3個
 タマネギ 半分
 マヨネーズ 大さじ3
 ケチャップ 大さじ1
 エバミルク 大さじ1
 砂糖 小さじ0.5~1
 酢(あればレモン汁) 小さじ1
 酒(あればジン) 小さじ1
 塩・胡椒
 片栗粉
 卵白 4/1個分くらい

 海老はむき身で買ってきてもいいし、殻を剥いてもいいですが、下ごしらえだけはしっかりやります(やりかたは作り方へ)。今回は殻付きのバナメイ海老を使いました。
 エバミルクは無糖の練乳です。なかったらイチゴにかけるコンデンスミルクでもいいと思いますが、その場合は砂糖はいれないこと。

【海老の下ごしらえ】
1. 海老は尻尾まで殻を剥いて、気になるなら背わたもとる。
2. ボールに海老を入れ、塩をふってぬめりが出るまでかき回し、水で洗い流す。
3. 片栗粉を加えてさらにかき回し、水で洗い流し、よく水を切る。
4. 3に卵白をよくからめて、片栗粉を少々くわえてよく混ぜる。
# 卵白は海老の量によっても適量が違うと思うんだけど、海老にからみきらずにダラダラ流れるのは多すぎです。流れた分は捨てましょう。理想的なイメージは「中華 エビ 下ごしらえ」とかで検索すると写真入りで解説してるサイト多数あり。

【野菜の準備】
1. ピーマンは種をとってざく切りにする。
2. タマネギもざく切りに。
3. ボールに1と2を入れて塩・胡椒・片栗粉少々をふってよく混ぜる。
# 片栗粉を混ぜるのは蒸すと水が出るから。ほんのひとつまみでいいです。

【タジンで加熱】
下ごしらえした海老と野菜をまぜてタジンに入れ、蓋をして加熱する。うちでは 4分くらい。加熱してる間にソースを準備する。

【ソースで和える】
マヨネーズ(大3)・ケチャップ(大1)・エバミルク(大1)・酒(小1)・酢(小1)をまぜておく。
タジンで具材が蒸し上がったら火をとめて、ソースをかけまわす。蓋をして余熱で1~2分蒸らす。
食べる直前に蓋をあけ、全体をかきまわして、完成。

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▲これはかき回す前に撮影しました。


 言葉で書くと複雑ですが、海老の下ごしらえをして、野菜を塩・胡椒・片栗粉で下味をつけて、タジンで蒸して、ソースかけて混ぜるだけです。

 かなりイケました。まあ、普通に作る場合でも材料を揚げるか茹でるか炒めるかしてソースで和えるだけなんですが(笑)

タグ:タジン

人生楽ありゃ亀あるぞ

 亀有は、こち亀の銅像が沢山できたのが有名ですが、実はそれ以外にも変なものがけっこうあります。

一里塚

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▲人生楽ありゃっていうより酸いも甘いもかみ分けた感じの助さん角さん黄門様像です。

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▲旧水戸街道の一里塚跡です。亀有信用金庫本店がある十字路を西に曲がってすぐ、道の南側歩道。


駅前の車止め

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▲なんの変哲もないポールとチェーンですが……


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▲上から見ると、あっ、亀だ!! 亀有駅南口の、ゲームセンターフジがある通りで撮影。

タグ:地元(葛飾周辺)

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ぱる子 URL (07/07 13:46) 編集・削除

>あっ、亀だ!!
練馬区、旧川越街道の歩道のポールは、同じ場所に「馬頭」が
付いております。チェスの駒みたいなかんじで。

珍獣ららむ~ (07/07 17:16) 編集・削除

馬頭はカッコイイですねー。
足立区の大谷田のどこだかはセミだのトンボだのが付いてます。

なんだっけ?

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▲なんだっけって言われても、えーと、なんだっけ?

 吉川市でみつけました。居酒屋の看板らしいのですが……

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▲看板の下をみると、なぜか「優」という看板があって、写真右上の小さなのれんの下にも、またぜんぜん別の店名が書いてありました。

 なんだっけって、なんなの???

 場所はこのへん(google map へ)でした。地名も面白いです。吉川市の「保」という場所です。地図に出てるからやっぱり居酒屋なんでしょうね。

タグ:変な写真