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アスパラの豚肉巻き in the タジン

 今まで作ったもののなかで一、二を争う旨さだったのがアスパラの豚肉巻きです。

材料(1~2人分)
 豚薄切り肉 4枚
 アスパラガス 3~4本(お好みで増やしてください)
 余り野菜いろいろ(今回は、水菜、ピーマン、人参、ネギ)
 塩 小さじに半分くらい
 胡椒 少々

作り方
1. アスパラを四分の一の長さに切りそろえる。
2. 豚肉をひろげて、軽く塩胡椒をし、1のアスパラを巻く。楊枝などで止める必要はない。
3. 余り野菜を千切りにする。今回は、水菜・ピーマン・ニンジン・ネギを使ったが、大根やモヤシ、タマネギなどを使ってもよい。
4. 3に軽く塩をふってまぶす。全体に行き渡ればよく、もむ必要はない。
5. タジンに4の野菜を敷き詰め、その上に2の肉巻きをのせる。
6. 蓋をして加熱する。加熱時間は中身の量やガスコンロの火力にもよるので一概には言えないけれど、うちでは中火で5分くらい。
7. 蓋をあけてみて、豚肉に火が通っているようならば火をとめて完成。やや生に見えても鍋が充分に熱くなっていれば、蓋をして食卓に置いておくだけで余熱で火が通る。

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▲加熱前。こんな感じにセットして、蓋をしてガスコンロへ。水は加えない。


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▲完成品。蒸し焼きは素材の旨味と香りを引き出すので味はあまり濃くしないのがコツ。アスパラと豚肉はとても相性がよく、蒸し焼きにするとめくるめく香りと旨味に包まれます。


 ところで、ほんとうに水なしで焦げないのかっていうと、下の写真くらいには焦げつきます。最初「なんだやっぱり焦げるんじゃない」と思いましたが、この程度ならばスポンジの固い側でごしごしこすれば落ちますし、やや残ってもフライパンじゃないのであまり問題にはなりません。
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 うちで買ったのは、まさにこれです。丈夫で扱いやすい耐熱陶器です。日本の土鍋は底をぬらしたまま使うと割れてしまいますが、これはそんなに気をつかわなくても大丈夫です。直径19cm(外周を測ると21cmくらいあるかも)、1~2人用。

タグ:タジン

タジン鍋

 ネタはいろいろあるのですが、暑いしPC五月蠅いし、脳みそバーンでアライヤーンな状態なので(自分でも何書いてるんだかよくわからない)、サクッとこなせそうなところからブログ更新。

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 えー、タジン鍋です。こういうやつですね。モロッコの土鍋です。見本としてとびきり高級なのを貼ってみましたが、値段はピンキリで、安いのは2000円くらい。

 素材もいろいろで、陶器が多いですが、ルクルーゼなんかは鉄製のタジンを出しています。本場モロッコのタジンが良いかっていうと、ガスコンロで使うと割れやすいってことなので、国産の安いのから入手すると良さそうです。

 最近タジンに凝っていて、いろいろ作ってるうちに面白くなったので、作ったものを写真入りで記録しとこうかなと思います。前口上代わりに以下はわたしがやってる別のブログからの転載です。

 タジン鍋のブームは、おそらく『ウルルン滞在記』が火付け役ではないかと思います。同番組が終わりかけてた頃に、料理上手の相田翔子がモロッコへ行き、タジン鍋とアルガンオイルで美味しそうな物を作っていました。

 タジンはモロッコの土鍋です。とんがり帽子のような形の変わった蓋がついており、蓋には上記の抜ける穴はありません。蓋のとがった部分で蒸気が冷やされて下へ落ちるので、野菜や肉から出る水分だけで調理することができる、というふれこみです。

 蓋の形が無水調理に向いているというのは確かにその通りなんでしょうが、日本の土鍋でも白菜など水分の多い野菜を大量に入れると水をほとんど使わずに調理できますから、タジンでなきゃダメというものでもなさそうな気もします。今度100円ショップで小さな土鍋をみつけたら実験してみます。

 うちのタジンは直径19cmのシンプルな国産品で、今年の春先に購入しました。2000円くらいだったかなと思います。このサイズで、1~2人用といったところでしょうか。もっと大きなものもあるようです。

 買ってはみたものの何を調理していいかわからず、しばらく放置していました。タジン料理の本もあるにはあるのですが、立ち読みをして「これ、タジンでやる必要ほんとにあるの??」と首をひねるばかり。

 結局「蒸し焼き」という基本は変えてはいけないということに気づき、それなら下味のつけかたと材料でバリエーションを出せば良いという悟りに達しました。

 基本は野菜です。水気の出るものがいいようです。いくら無水調理といっても、水気の少ない芋類などを水なしで蒸し焼きにすると焦げることがあります。そういう場合は、やや水を入れたほうがよいと思います。

 大根やモヤシ、白菜、トマトのような水気の出る野菜は文句なく良いです。ブロッコリーやナス、ネギなども良く、まあたいていの野菜はいけると思います。

 野菜の他に、肉や魚、貝や海老なんかを使うこともできます。肉は細切れにして野菜と混ぜてしまってもいいですし、魚は野菜を敷いた上にのせて加熱すると、すばらしい蒸し焼きになります。

 これら材料を、味をつけずに蒸し焼きにして、ポン酢などで食べてもよいのですが、それで美味しいのは最初だけで、たちまち飽きてしまいます。せっかく買ったタジンを、飽きて棚の肥やしにしているご家庭が多いのではないでしょうか。

 そこでわたしは、先に味をつけてしまえばいいんじゃないかと考えました。たとえば、海老・タマネギ・ピーマンに、豆板醤にケチャップを混ぜたものをからめてから、タジンで加熱調理します。これがどうなるかっていうと、見事なエビチリになります。

 味噌をみりんで溶いたもので野菜と肉をあえてから加熱したり、オイスターソースを使ったり、めんつゆと和山椒粉を使ったり……とにかく、家にあるいろんなものを使って下味をつけてから蒸し焼きにしてみました。この味は合わないんじゃないかなどと思わず、積極的に試すことでバリエーションが広がります。そして、どれもこれも意外にイケます。あまり失敗はありませんでした。

 完成したものは鍋ごと食卓に出せますから洗い物も減ります。油も通常は使わないので(風味を出すためにごま油をまぶす程度はありますが)いわゆるヘルシーというやつでしょう。なかなか良いです。悪くない!

 転載ここまで。もとの文章はこちらです。そういうわけで、タジンで料理したら記録します。タグをつけておきますので興味のある方は「タジン」をクリックしてください。関連記事一覧が表示されます。


使い方・レシピ

タグ:タジン

すずらん亭2Fが閉店、ダイソー開店、タイムズ駐車場危険

げっ、すずらん亭がなくなってる

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 ヴィナシス(金町駅南口のでっかいビル)の2Fにすずらん亭という中華料理店がオープンしたのは、たしか今年の1月か2月、あるいは去年末だったかもしれませんが、それが5月31日で閉店してるじゃないですか。去年の秋に開店する予定だったのが、のびのびになってやっと開いたと思ったのに、まさかこんな短期間で撤退するなんて。なんじゃそりゃ。

 今更ですが店名でググってみたら、なんか評判悪くて驚きました。同じ店名で同じビルの1Fに立ち飲み屋もあるんですけど、そっちも含めてガラガラで客いないとかなんとか。早く撤退しろくらい書いてる人まで。そこま酷くなかったと思いますけどね。

 わたしは一度だけ、平日のランチタイムに入ったんですけど、お店の人はとても愛想良くて親切でしたし、雰囲気はけっこうよかったんですよ?

 ただ、ランチが日替わりじゃなく酢豚か麻婆豆腐しかなかったのは敗因でしたね。あれで700~800円くらいの日替わりランチだったら、目の前にあるサイゼリアよりこっちがいいという人はいたんじゃないのかな。

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 それと店名がダメですね。「すずらん」というのは地元の商店街の名前*1からとったのでしょうけど、すずらん亭で中華料理ではイメージに合わないので店の前まで来ても帰っちゃいますよね。すずらん亭という名前にあうのは懐かしい感じの洋食か、純和食でしょう。中華にするなら、せめて鈴蘭園とかじゃないと。

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 ヴィナシスは難しいビルですね。一階は昔からあった店+αで埋まったようですが、二階は空き店舗だらけでがらんとしてます。あれは不況のせいだけじゃないでしょう? 作りが微妙でお店が入ってやっていけそうに見えないですもん。クリニックとかならいいんでしょうけどね。
 
 ちなみに、1Fの立ち飲み屋のすずらん亭はまだあります。入ったことないので店内の雰囲気はわかんないけど、店構えがダメですね。これっぽっちも立ち飲み屋に見えないです。何度も通ってるのに、そこに立ち飲み屋があることにずーーーっと気づきませんでした。2Fの中華部門と同様、どうも店作りにセンスを感じません。いや、もしかしたら早々に撤退するつもりであまりいじらないようにしてるのかな。

ついにダイソーが来た

 すずらん亭2Fの跡地はまだ空き店舗のままなんですが、サイゼリアの前の広いスペースが6月18日からダイソーになったようです。金町にはキャンドゥやシルクといった100均がありますが、今までダイソーがありませんでした。

 ダイソーなんか来ちゃった日にゃダイソーだけの街になってしまいそうですが、ベルシティは完全に終わってる(としか見えない)商店街だから仕方ないと言えるでしょう。

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 ダイソーは 22時までやってるそうです。1Fには24時間営業のマルエツが入ってますからものすごく便利であることには間違いありません。

 金町ってなんだっけ、下町はどこへ行っちゃったんですか、なんてことを言いたくなるけど、40年前に北口に公団が来たときも同じような革命(?)があったのかもしれないですし、そのうちこれが金町の顔になるのでしょうね。

駐車場の入り口に立ってるオッサン使えない

 ついでだから書いてしまうのですが、ヴィナシスの4Fより上にあるコインパーキングのタイムズはですね、入り口に立たせてるオッサンをチェンジしたほうがいいですよ。

 だってあなた、歩行者来てるのに車に行けって指示しちゃうんですから。歩行者を止めてから車に指示するか、車の方を止めて歩行者を通さないと。車側からだと見通しが悪いので、行けの指示があったら出ちゃうかもしれないです。歩行者が飛び出してきたら完全にアウト。

 周りも見ないで棒を振ってるだけなら人形おいといたらいいんです。むしろ邪魔だから引っ込んでろと言いたい!!

 ということで、歩行者のみなさんも、交通整理のオッサンに頼らず自分の身を自分で守ってくださいね。あそこはほんとに危険です。役にたたないオッサンがいるから余計に危険だと思う。

*1:今はベルシティと呼ばれてるけど、昔はすずらん通り商店街だった。

タグ:地元(葛飾周辺) 閉店

五弁のアジサイ、ハキリバチ

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 アジサイは通常は四弁ですが、たまに五弁のものがあるよね。

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 こっちのアジサイは花びら(本当は萼だけど)が円く切り取られています。ハキリバチの一種が巣に入れるために持ち去ったものだと思います。

 正確になんというハキリバチかわかりませんが、ミツバチくらいの大きさで、体は黒く、白っぽい毛が生えたハチが、アジサイの花びらを切り取って持ち去るのを何度か目撃したことがあります。

 そいつはなぜか、アジサイの花びらばかり狙います。花びらが写真のように食い荒らされていても、葉は無傷であることが多いです。

タグ:植物

堀切菖蒲園に行きました

 初夏です。六月です。葛飾は菖蒲まつりです。世間の人々が水元公園を目指す中、わたしは堀切菖蒲園に行ってきました。

 いやー、正直言うと、ハナショウブはあまり好きじゃないんですよねー。嫌いでもないですが、でれっとたれた花びらが、イマイチ好みじゃないって感じなんですよね。

 でも、ひょっとしたら日本庭園には似合うんじゃないかと思い直して見に来たというわけです。

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 葛飾の菖蒲まつりは、水元公園と堀切菖蒲園の二カ所で開催しています。イベントで賑やかなのは水元ですが、堀切にも売店が出たり、近隣の商店街で花菖蒲の造花を売り出したりして賑やかです。

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 菖蒲園は荒川沿いにあるので高くそびえる高速道路が見えます。和風の庭園と高速道路のミスマッチ。

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 日本庭園と花菖蒲の組み合わせで苦手を克服する予定だったんですが、ここってそういう場所じゃないんですね。どちらかというと見本市です。品種名がしっかり書いてあって、これはこれで面白いですが。

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 菖蒲田にかかる橋。「らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ」の和歌にちなんで八つ橋と名付けられています。……ってそれ花菖蒲じゃなくてカキツバタじゃないかーい(るねっさーんす)。

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 うん、まあきれいですよね。自分で育てるんじゃなければ、別にイヤだとも感じないんです。なぜ苦手なのか自分でもよくわかんない(笑)

堀切菖蒲園が出てくる本・CD


タグ:地元(葛飾周辺)