▲猪苗代湖畔のセブンイレブン
看板に規制があるらしくおかしな色をしてました。完全にモノトーンではなく、わずかに赤や緑になっているので目が変になった気がします。
▲会津磐梯山
野口英世記念館の近くから撮影。記念館は閉まってて見られませんでした。
▲五色沼結氷中
2010年3月14日撮影
▲猪苗代湖畔のセブンイレブン
看板に規制があるらしくおかしな色をしてました。完全にモノトーンではなく、わずかに赤や緑になっているので目が変になった気がします。
▲会津磐梯山
野口英世記念館の近くから撮影。記念館は閉まってて見られませんでした。
▲五色沼結氷中
2010年3月14日撮影
仙台大観音を見たあと、米沢の温泉で一泊して、会津若松の方へ抜けました。その途中でみつけたのが会津慈大観音です。こちらは街道沿いに看板がありました。
ところがやはりたどり着いたのが17時ごろで、すっかり閉門されて近づけませんでした。会津村という、それこそテーマパークの敷地内にあって、冬は16時に営業が終わるそうです。
敷地は塀でかこまれていて営業が終わると観音様には近づけません。塀の外から一枚だけ写真をとりました。胸のところに赤ん坊を抱いていて、顔つきも女性的で、観音菩薩というより鬼子母神かキリシタン観音みたいな感じです。
中に入れなかったので未見ですが、つくば万博でスリランカパビリオンにあった寝釈迦像もここにあるということです。
会津慈母大観音
建立 1987年(昭和62年)
高さ 57メートル
# デザインが決定したのが昭和57年とのこと
住所 福島県会津若松市河東町浅山字堂ヶ入7
◎公式サイト(会津村)
http://www.aizumura.jp/
タグ:バブル大仏大観音
今年の3月に青春18きっぷで仙台に行き、青葉城の城跡をおとずれました。ここは山の上にあります。正宗公の像がある広場であたりを見回すと、遠くに観音様が見えました。
青葉城址には20年くらい前にも来たことがあるのですが、観音様なんかあったっけなと首をひねりつつ、そのときはなんとも思わなかったのです。
ところが翌朝、ホテルの窓から外を見たら大きな虹がかかっていて、その下に、昨日見た観音様が立ってらっしゃるのですよね。
えー、なんですかそれ。見に来いとおっしゃる?
携帯で検索したりして、場所などは確認できました。建立されたのは1991年?! 新しいなそれは。わたしが前に来たのは1989年だと思うので、建立前だったのか。
つまりアレですよ。世間で問題になっているバブル観音なのです。バブル期に一儲けした地元の富豪が突然発心して、あるいはきわめてビジネスライクに観光目的で作った観音様です。
場所は、公式サイトには車で行くことを想定した説明しかありませんでした。どうも、バスなどまったくないようなのです。どういうこと?
わたしは群馬育ちで、高崎の白衣大観音にとてもなじみがあります。高崎の観音様はバブル観音ではありません。昭和初期の建立で、地元では小学生が遠足で必ず来るようなところです。高崎駅からバスが出ているし、誰でも思いついたらお参りに行けるのです。
ところが、仙台大観音には車がないと近づけそうもありません。ちょっと信じがたいことです。仏作って魂入れずという言葉がありますが、礼拝する対象を作っておきながら、そこへ至る手段は存在しないのです*1。
調べているうちにクラクラしてきました。これはやっぱり、行くしかないかも!
ちょうどその日は車で来るともだちと合流して米沢方面へ行くことになっていました。事情を話したら途中で寄ってくれるということなので、地図を頼りに向かってみました。
ところが、近くまで来てるはずなのに看板ひとつありません。これも信じられない。あれだけ大きな観音様です。たとえそこに信仰心がないとしても、観光で食べて行こうと思うのなら、主要な街道の要所要所に「大観音500メートル先右折」とか看板のひとつも出すものです。
不安になってきたのでコンビニで道を聞いたら「観音様? そういえばありますね……ええと、どうやって行くんだろう」と、何か冷めた反応です。高崎で観音様の場所を聞いたら、その人は説明できなくたって、もっと明るい反応が返ってくるぞ(たぶん)。
結局、途中のカー用品屋さんで道を聞いてやっとたどり着いた時には17時ちょっと前でした。観音様にだいぶ近づいたところに看板がありましたが、観音様の看板じゃなくて「ジャスコ、大観音近く」とかだったと思うんです。もう、何それ、やる気あるの?
観音様のまわりは、ジャスコやヤマダ電器が立ち並ぶ街道ビジネスの拠点みたいなところです。そういう意味では賑やかなんですが、観音様の足下まで来たら、しーんと静まりかえって、だっっっれもいないんです。
やけに白くててかてかした観音様です。胎内巡りができるそうですが、入り口は派手な竜の形……うーん、どこの組の方がデザインなさったのでしょうか(汗)
入り口へ回って見ると、営業が16時半だかに終わっていて、扉がしっかり閉ざされていました。終わったばかりというような雰囲気もなく、あたかも廃墟のようにしっかり終わってまして……えー、空に虹までかけて呼び出しておいて(思いこみ)この仕打ちは手痛いなー。
いちいち高崎の観音様と比較して申し訳ないんですが、高崎の観音様は終わってる時間に行ってもまわりに人がけっこういたりして、入り口の人が「ぎりぎりだけど、まだいいよ」って入れてくれたりするんですよ。
二日前に大雪が降った仙台はけっこう寒かったです。寒風吹きすさぶ観音の足下で「もう来ないかもしれないけど、お導きは開いてる時間にたどり着くようにお願いします」とお祈りして、近くのマクドナルドでハンバーガーを食べました(怒)
仙台大観音(ウィキペディア情報含む)
建立 1991年
高さ 100m
住所 宮城県仙台市泉区実沢字中山南31番地の36
◎公式サイト
http://www.daikannon.com/index.html
*1:ウィキペディア情報によれば仙台駅からバスがあるとのこと。サイトに書いてなきゃわからんつーの
この記事はインデックスです。
2010年、突然旅に出た珍獣様は、偶然見たテレビニュースで、バブル期に建設された観光用の観音様が「経営難」で大変なことになっていると知ったのである。観音様なのに経営難ってなんだよそれっ!
そこで珍獣様はバブル観音をめぐる旅に……出たらカッコイイんですが、そういうわけじゃないんです。別にそんなことぜんぜん意識してなかったのに、行く先々にいらっしゃるので困惑気味です。
これも何かのご縁と思い、写した写真を順次公開します。中には経営が順調で問題のないケースもまざっているかもしれません。
また、バブル期(第二次大観音ブーム)ではなく、高度成長期(第一次大観音ブーム)のものも取り上げていくと思います。カテゴリーの付け方を少々失敗したと反省しつつ更新続行中です。
◎仙台大観音(宮城県仙台市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=843
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1092
◎会津慈母大観音(福島県会津若松市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=844
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1199
◎涅槃仏(福島県会津若松市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1201
◎世界平和大観音(兵庫県淡路市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=846
◎うさみ大観音(静岡県伊東市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=850
◎愛子大仏(宮城県仙台市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1184
◎越後七浦観音(新潟県新潟市)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1273
◎船岡平和観音(宮城県柴田郡柴田町)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1340
以下、さらなるお導きがあれば更新
検索用:観光大仏、観光大観音
タグ:バブル大仏大観音
花散里(はなちるさと)というカエデの一種、というか、トウカエデの一品種でしょうか。萌えだしたばかりの葉が真っ白で、次第に緑に色づき、秋には紅葉もするそうです。
もっと白いところを見たいんですが、時期的にやや色がつきはじめちゃってました。2010年5月5日武蔵丘陵森林公園で撮影。
話はぜんぜん変わるけど、国営公園ってなんとなくテンション下がりますね。昭和記念公園とかもそうですが、駐車場代がけっこうする上に、入場料とかしっかり取られたりして。一日いるつもりならいいんでしょうけど、ちょっと入り口に用事があるんだよーなんてときに悲しいです。
武蔵丘陵森林公園の場合、駐車場が1日610円で、入場料が400円でした。園内は広いので園内バスに乗るとしたらもっとしてしまう。公園めぐりって以外とお金かかりますね。公園のまわりに地元の人がやってる駐車場があって、そっちは300~400円くらいでした。