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最近羽化したもの

モンシロチョウ
◎虫ばっかり「モンシロチョウ」飼育記録付き
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000040.htm
 これは5月に羽化したやつなので旬を逃してますが、夏型のモンシロチョウが羽化する季節じゃないでしょうか。


クワノメイガ
◎虫ばっかり「クワノメイガ」飼育記録付き
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000282.htm
 つい数日前に羽化したものです。クワノハマキムシ(桑の葉巻虫)なんて別名があります。桑樹の害虫として知られてます。

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餌やり

 朝から曇り空で、たまに雨がぱらついています。ぱらっと来て、すぐに止んでしまいます。変な風が吹き荒れているので、そのうち本格的な雨が来るかもしれません。部屋の中の温度は25度を下りません。お昼過ぎには28度になりました。湿度が高くてムシムシしますが、蚕にはちょうど良いかもしれません。

# 雨になるかと思ったら青空が出てきました。でも変な風が吹き荒れてます。

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▲こんな箱で飼ってます

 蚕を入れておくものは、お菓子の空き箱で充分です。手ごろなものがなかったので厚紙で作りました。ダイソーで買った気温計も入れてみました。この時期なので気温が足りないなんてことはないのですが、気分を出すためのアクセサリーです。蚕は餌さえ与えておけば逃げ出したりはしないので蓋はいりません。

 農家では大きな笊(ざる)の上で飼ってたと思います。もちろん蓋なんかしませんが、逃げ出す蚕はほとんどいませんでした。箱が手狭になったら笊に移そうと思います。部屋の片付けをして笊を置く場所を確保しなければ!

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▲古い葉の上に、新しい葉をのせてやる

 まだ小さいので食べる量はほんのちょっとですが、桑がしなびるので一日に二~三回くらい交換しています。朝起きた時、おやつの時間、そして寝る前。

 しなびた葉の上に、新しい葉をのっけてやると、一時間くらいで蚕がはい上がってきます。

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▲裏側に、ほらね!

 上から見てかわらなくても、葉の裏から食べてることがあります。蚕にかぎったことではありませんが、若齢のうちは葉の真ん中から穴をあけるように食べ始めることが多いです。

 若齢のうちは若くてやわらかい葉を選んで与えます。やわらかい葉ばかりならばそのままでいいと思うんですが、養蚕農家では切り刻んであげるみたいなので切ってみました。

 祖母の家には二齢以上の幼虫しかいなかったけれど、毛蚕から育てる家では大量の桑を切るために、専用のまな板や包丁を用意しているみたいです。

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▲蚕に穴だらけにされた桑の葉

 上に乗ってる桑が穴だらけになってきたら、紙を用意して、桑の葉ごと蚕を移動します。蚕がくっついてる葉だけを移動すると、古い葉と糞が残るので捨ててしまいます。蚕を箱にもどして、新しい葉を上にのっけてやります。餌やりは、この繰り返しです。祖母の家でも同じやりかたをしてたと思います。専用の道具があるかないかの違いです。

 孵化したのが七月一日で、今日で三日目です。あと一日か二日もしたら最初の眠(みん)に入るでしょう。蚕は脱皮の前に餌をたべなくなり、じっと動かずに眠ったようになります。その状態を眠というのです。

 眠をするのは蚕だけではありません。よく芋虫を飼っていて「餌を食べません。動かなくなってしまいました。病気でしょうか」と心配する人が少なくありませんが、たいていは脱皮の前ぶれなのです。眠は一日くらい続きます。

タグ: カイコ

むくむく育ってます

昨日のお蚕さん
▲昨日のお蚕さんです

 芋虫というのは驚くようなスピードで大きくなるのです。昨日は黒くて糸くずみたいだったお蚕さんは、一晩でこんなになりました。

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▲今日のお蚕さん

 体長で1.5倍くらいでしょうか。大きさも違いますが、色まで変わってます。頭に近いところが白っぽく、後ろ半身は茶色くなってます。

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▲拡大!

 頭でっかちのモスラ体型もハッキリしてきましたよ!


 蚕には桑の葉を与えます。写真のような若齢の幼虫には、やわらかい新芽をちぎってやります。新芽は半日から一日でしなびてしまうので、適当な頃合いで新しい葉っぱをのっけてやります。

 昨日もちらっと書きましたが、餌は交換するのではなく、古い葉の上に新しい葉をのせるだけです。蚕は上に向かって歩く性質があるので、勝手に新しい葉に集まってきます。

 蚕が移動したら古い葉を捨てればいいのですが、まだ小さいから一緒に捨ててしまいそうで、少し緊張します。

[お知らせ]

 虫食い界の第一人者 bugeater さんが、ついに本を書いちゃったみたいですよ。日本初(?)の昆虫レシピ本です。

内山昭一・著『楽しい昆虫料理』ビジネス社
四六判ソフトカバー、口絵カラー料理64品、本文256ページ
定価1680円(税込み) 7月26日発売予定!

 宣伝用のpdfファイルをみせてもらいました。普通の料理本みたいな装丁で、かなーり美味しそうですよ(材料は虫だけど!)。わたしが考えた柞蚕入りサモサのレシピも載せてもらいました。

 boople か 楽天ブックスで買えるようになったら通販用の広告を貼りましょうね。


◎著者のbugeaterさん(内山さん)のブログはこちら
http://musikui.exblog.jp/

タグ: カイコ

コメント一覧

Sari (07/02 16:56) 編集・削除

きょうは佐野図書館へ行ったんだけど、
帰り道、親水公園沿いの桑の木を見て
ここのお蚕さんはどうしてるかな~、なんて思いました。
その桑の木の葉っぱの一枚に、とげとげをつっぱらかした真っ白いのがくっ付いてました(^^)3cmくらいだったな~、何になるんだか・・・

きのうより暑かったですね。

珍獣ららむ~ (07/02 21:30) 編集・削除

 とげをつっぱらかした真っ白いの? そりゃたぶんアメリカシロヒトリでしょう。白い蛾になりますよ。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/hitor01.htm

 ありゃ、写真が古いですねえ。
 あまりにも見慣れているので出会ってもシャッターを押そうという気にならないんです。

 桑畑の害虫の代表格で、これをやっつけるために群馬じゃ昔、早朝にセスナだかヘリだかを飛ばして農薬をまいてたこともありますよ。

 そういえば最近、あまり見かけませんね。10年くらい前には水元公園のポプラ並木にもイヤってほど湧いてましたけどねえ。

珍獣ららむ~ (07/02 21:32) 編集・削除

 桑の木といえば、水元公園にはクワゴがいるから、親水公園の桑にも探したらいるかもしれませんね。お蚕さんの原種だと言われてます。カイコガと違って飛ぶのでSariさんはダメかなー。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/chou43_1.htm

Sari (07/02 23:31) 編集・削除

私の見たのは、もうちょっとトゲトゲが短かったような・・・

お、クワゴってこれですか!
正面の画像はオームみたいですね(^^)ナウシカはどこじゃ。

私ね、飛んでるのも、ひっそりと停まっているのもだめなんです(^^;)
でもなぜか蝶には好かれるんですよね(汗汗・脂汗)

珍獣ららむ~ (07/03 10:01) 編集・削除

毛の長さは、どのくらい育ってるかで
短く見えたり、長く見えたりもしそうですが、
アメリカシロヒトリじゃないとしたら、なんでしょうね。
さすがに見ないとわからないなー。

蝶が寄ってくるのはいくつか原因がありますよ。
香水の香りに誘われて近づいて来ることがあるし、
人間の鼻では感じないような汗のにおいにも反応します。
もしかすると服の色にも誘われて来るかも知れません。
黄色を好む虫が多いというのは良く聞くし、
白や赤など、花の色に似たものにも集まりそうな気がします。

あー、思い出しました。
以前から、虫さされ薬のキンカンで
蝶を寄せられないかって前から思ってるんです。
今度チャンスがあったら
キンカンを腕に塗って生物園の温室に入ってみます(笑)

今日も暑い!

 雲が多くて青空は見えないけれど、そのわりに明るくて雨はふりそうもありません。ジワジワと暑い日です。風はさわやかなんですけどねー。

 ところで、ヒョウタンの雄花は子蔓か孫蔓にしかつかないらしい、というのは先日見つけたネット情報ですが、その後うちでも雄花が開花しまして、よく見ると、親蔓と子蔓がちょうど別れたところ、子蔓の付け根から立派な雄花が生えてきているようです。

 これを子蔓に生えているととるか、親蔓から生えてるととるか、ちょっとよくわからないけれど、子蔓が生えると雄花が出やすい法則はあるのかもしれません。

 しかし、雄花と雌花を同時に咲かせるのは難しい!! 畑で沢山育てていればいいのでしょうが、二株しかないので厳しいです。


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▲ヘチマの花も咲きはじめました。これは雌花のつぼみ。雄花も咲いてます。雌花が開いたら受粉させてやろうと思います。

 ヘチマはヒョウタンと逆で、放置してると雄花から咲き始めるみたいなんです。去年は普通のヘチマもトカドヘチマも雌花がなかなか付かず、実がなり始めたのが九月に入ってからでした。もしかすると、摘芯が遅れたのがよろしくなかったのかもしれません。「よしよし、どこまでも伸びてお行き」なんて親ばかぶりを発揮して、ずいぶん大きくなるまで摘芯しなかったのです。

 今年は早め、早めの摘芯で子蔓・孫蔓を伸ばす戦法です(というか、それが正しいウリ科の育て方のような気がします)。


金町駅北口で福引き大売り出し開催中

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 2008年6月25日~7月16日まで、金町駅北口の、金町とうきゅう、金町駅前通り商店街、金町中央商店街、金町しょうぶ通り商店街が福引き大売り出し中です。1000円以上買い物すると福引き券を 1枚もらえます。1枚につき 1回ずつガラガラっとやれるそうです。

 お出かけの際はKカード(ポイントカード)をお忘れなく。わたしゃ最近ほとんど金町へ行かないので、持たずに出かけてポイントをつけそびれました。レシートにハンコを押してもらったので、あとで持っていけばいいんですけど、なくす前に金町に行くかどうか微妙です。

そういえば藤龍前のガラス器専門店で閉店セールやってます

 店の名前を思い出せないんだけれど、藤龍という中華料理屋さんの前に古本屋さんとガラス器屋さんが並んでいるのですが、そのガラス器屋さんが7月16日まで閉店セールで、全品表示価格から半額だそうです。掘り出し物もありそうでしたが、わたしは金欠中なので何も買えませんでした。

 あれ、でも、この店って、過去に何度も閉店セールをしてるような気がするんですが、気のせいでしょうか。閉店するくらい綺麗に売り尽くすぞ、という意味なのかもしれないけれど。

 しっかしまあ、とてつもなくローカルな情報ですなー。

タグ:園芸 植物 地元(葛飾周辺)

水元公園でこんな虫が見ごろです

 水元公園でチョウトンボが盛んに飛んでいます。

チョウトンボ
◎虫ばっかり「チョウトンボ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000228.htm

 コシアキトンボウチワヤンマなどもよく見られます。高速ですっとんで行ってしまいますが、ショウジョウトンボも見かけます。



ムーアシロホシテントウ
◎虫ばっかり「ムーアシロホシテントウ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000275.htm

 シロジュウゴホシテントウかな、と思ったけれどムーアシロホシテントウでした。前胸背板に白い星が四つあるのが特徴だそうです。

これは一体なんでしょう?

虫瘤?
 後ろに写ってる木の枝についてました。カイヅカイブキだと思いますが、似たような違うヒノキ科の樹木かもしれません。フワフワと乾いた綿状の物体で……

中に芋虫がうじゃうじゃ

 綿を破くと中に芋虫が大量に!

 芋虫なのか、蛆(うじ)なのか、判断に苦しむところです。腹脚があるようにも見え、足ではなく突起だと言われればそうなのかもしれないとも思えます。

 一体コイツら何者なんでしょう??


◎虫ばっかり「謎のふわふわ(中に芋虫)」
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/zz000276.htm

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