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太陽の暈(かさ)

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▲修正なし

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▲わかりやすいように少し補正をかけました


 環水平アークではなく、太陽の暈です。ハロとも言われてます。太陽の周りに薄い虹の輪が出来る現象です。濃くなったり薄くなったりしながら今も出てます@東京都葛飾区。

 朝まで雨がぱらついて、お昼頃から急に晴れてきました。気温が急に上がって空気はもやっと湿っています。

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▲上の写真の30分後くらい(修正なし)

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▲ほぼ同じ時間で、太陽を手で隠してみた(修正なし)

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▲今日はやけに筋雲が多いなと思いながら写した写真。細くて薄いのでわかりにくいけど三本くらい写ってる。全部飛行機雲かしら?

タグ:空と雲

梅雨入り、臭豆腐

 2日に梅雨入りが発表されたらしいですね。梅雨入りは、前線が停滞して一週間くらい雨や曇りの日が続きそうな見込みの時というような条件がそろってから発表されるらしいんですが、今年はその条件がビミョーなうちに発表されたそうです。台風が近づいているので大水が出るかもしれないという警告の意味もかねている、かもしれないってテレビで言ってました。梅雨入り、梅雨明けに関しては、毎年9月になるとデータを見直して、間違っていれば修正して記録し直すのでテキトーなことを言っても大丈夫らしいです。

 だったらそんな発表しなきゃよさそうなもんですが、しないと困る業種の方もいらっしゃるようで、たとえば雨具の販売なんか、梅雨入りが発表されると急に売れ始めるそうですし、観光地などは梅雨明けが発表されないと人が来ないらしいです。10年ちょっと前に、関東でいつまでも梅雨明けせず、7月の半ばになっても毎日寒い寒いって言ってたことがあったんですが、その時はちょっと晴れ間が見えた時に無理矢理「梅雨明けしました」と発表されてました。でも9月に「実はいつ明けたかよくわかりませんでした」みたいに修正されてましたね。

臭豆腐

 先日、シュールストレミングの話をした時に、bugueaterさんに臭豆腐はどうかという挑戦をうけたので、北京方面で食べられている雑巾色の瓶詰めと、台湾の臭豆腐を入手しました。めんどくさいのでいっぺんに買えないかと思ったんですが、台湾のは通販でしかみつけられず、雑巾色の瓶詰めは通販サイトにはなさそうなので別々に買いました。

 どっちも現地では普通に食べているんだろうし、臭いったってたかが知れてるんじゃないかと勝手に想像しているんですが、念のために屋外で開けてみようと思ってます。近いうちに写真付きでレポートするので乞うご期待。

アルファポリスってところで珍食がピックアップされるらしいです

 先日、コンテストがどーのこーので投票にログインを要求するのかよってブーブー言ってたアルファポリスなんですが、コンテストとは無関係に「本日のWebコンテンツPickUP!」ってところに珍獣の食卓を掲載したいんですが、というメールが来ました。ありがたいような気はするけれど、正直今さらという感じもちょっと(笑) うち、今さら的なコンテンツばっかりなんだよねえ。新しいのはダラダラやってるブログくらい(あ、ゲームもか)。

 ちなみにアルファポリスっていうのは、ずーーーーと前に珍食の書籍化運動をしてた時のアレです。


 ちなみに、6月23日から掲載されるそうです。アルファポリスの、「本日のWebコンテンツPickUP!」ってところです。更新されるまで表示されつづけるそうですが、本日って言ってるとこ見ると翌日に変わっちゃう可能性もあるんでしょうね。うーん、なおさら誰が見るのやら(笑)

タグ:食材

高山に棲むある種の虫が死ぬと石になる話

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▲スィ(天珠)

 昨日、御徒町の某店で買った。紅玉随をなんらかのアルカリ溶液で腐食させて絵をかいたものらしい。チベットではスィといって魔除けとして身につけるものだそうだ。

 この手の宝石に絵をかいたようなやつにあんまり興味がなかったんだけれど、先日これにまつわる不思議な伝説を聞いて、それ以来ほしくてほしくてしょうがなくなって、とうとう買ってしまった。

 スィは、石に見えるけれど、本当は虫で、高い山に棲んでいる。そっと近づいて帽子をかぶせて捕まえると、きゅっと足を縮めて死んでしまい、石ころになってしまうのだと。

 実際には、最初に描いたとおり人の手で作られたものだけれど、お坊さんが護符として作っていたものらしく、チベット人も作り方をよく知らず、中国に長いこと占領されているうちに製法を知っているお坊さんもいなくなってしまったらしい。現在そこらで売られているものは、台湾や東南アジアで化学薬品を使って作られた即席のスィで、本物とは風合いがだいぶ違う、ということだった。そういう安物ならばそこいらのアクセサリーショップで数百円から千円程度で売られている。

 とにかく、虫が宝石に化けるという伝説があまりにも気に入ってしまい、安物でも偽物でもいいので欲しいと思い、あちこち探しているうちに写真のものを手に入れた。五千円だった。

 そこらにあるのは偽物で数百円から千円と言ったばかりなのに、なんで五千円もするものを買ったのかというと、店の人の話が実にまことしやかでおもしろく、そもそもが伝説惚れなのだから騙されてもいいんじゃないかという気になったからだ。

 店主曰く、ある日、大量のスィがどっさり入った袋を買ってくれと持ち込んだ人がいたそうで、形も不揃いで、割れたのやらいろいろあり、割れたのをよく見ると表面だけでなく深いところまで腐食しているのがわかり、ひょっとするとこれは本物なのかもしれないと、半信半疑で買い取ったらしい。もし、昔のお坊さんが作った本物ならば、海外に熱心な収集家がいてものすごい金額で取引されている。残念ながら出所がはっきりしないので、本物かどうかは当たるも八卦、当たらぬも八卦といったところだと。

 なんせもし本物ならば、昔の人はこれを削って薬にしたという。石を腐食させるのに薬草を焼いて作った草木灰を使ったので、薬草が枯れ果てる真冬にスィを削って薬にしたというのだ。ところどころ欠けているのも、あるいは昔の人が薬にした痕なのかもしれないと。

 また、五年ほどまえに世界的なブームがあったという話もしてくれた。中国機の事故があり、生き残った人がスィを身につけていたというので話題になったのだそうだ。釜山に落ちた中国国際航空機の事故のことだろうか?

 こうなると伝説惚れの三乗である。ひょっとすると完璧に騙されているかもしれないけれど、この際だから気持ちよく騙されることにした。こういうのは信仰の一種なので自分が気に入ったらそれが最高なのである。
 
 せっかくだからペンダントにして首から下げようと思うんだけれど、どういうふうにしたら格好いいでしょうか。穴があいているので紐は通せるのですが、そんなに太いものは通りません。

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▲ダブルポイントの水晶
 ついでにこれも買いました。お値段はぐんと安くて三百円でしたよ。

アルファポリスってところのコンテストに珍獣様の博物誌と山海経動物記を出してみたんだけれど

 大賞をとると本にしてくれるとか賞金が出るだとか言うので出してみたんだけれどね、投票が始まったとメールが来たので実験で自分でもバナーをクリックしてみたら、ログインしろと言われたわ。なんだこれ、わざわざアルファポリスの会員にならないと投票もできないんかい。あっさり興味を失うわたくしだったりして。誰がわざわざアカウントを作成してまで応募なんかするものかしら。

山海経動物記
珍獣様の博物誌
↑「趣味雑学大賞参加中!投票する」というバナーをクリックするとログインを要求されるっぽいので、アカウントをとるなり、スルーするなり好きにしてくださいませ。

[追記]スィ(天珠)はこういうふうにしてみました

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▲青いのはラピスラズリ(激安だったのでソーダライトかもしれない)で赤いのは樹脂製かなにかの古っぽいビーズ。紐は刺繍糸をミサンガみたいに結びました

タグ: 伝説 おまもり

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Sari (06/02 22:59) 編集・削除

へ~、天珠ってそんな謂れがあったんですか・・・
オークションにたくさん出ていて、なんだこりゃ?と思っていました。

珍獣ららむ~ (06/03 12:54) 編集・削除

いろいろと謎めいた謂われがあるらしいんです。
でも、普通に出てるのは値段も安いので
ちょっと変わった原石ビーズくらいの感覚じゃないでしょうか。

ひろこ (06/03 14:02) 編集・削除

天珠のお店の人の話、いいなぁ~
そう言うのを生で聞きたい。

横にするなら紐を通してから組紐にするのが良いんじゃないかな。
縦に使いたいなら、頭に短いループを出して下を花結びが可愛いと思う。

珍獣ららむ~ (06/04 14:26) 編集・削除

 紐を通してから組紐っていうのがいいなと思って、とりあえず写真(本文に追加)みたいにしてみました。想像以上に穴が小さくて苦労したよー。

ひろこ (06/04 20:14) 編集・削除

きれいな配色だねぇ、可愛い。

アルファポリスのアカウントは消してたみたい。

珍獣ららむ〜 (06/05 08:43) 編集・削除

 アルファポリスは一体何をどうしろっていうのかよくわかんないサイトなので、持っててもパスワード忘れちゃったり色々ですよねえ。自分でもなんで残してるのかよくわかんないのよ。たぶんアルファポリス関係のバナーをはがすのがめんどくさいので放置してると、たまにピックアップされたので新しいバナーに張り替えてくださいなんてことを言われて、だらだら続けてるのかも(実はしばらく前に山海経動物記もピックアップされた)。で、一体なんの益があるかっていうと、アルファポリス自体、誰が見てるかよくわかんないのでビミョーだったりしてねえ。

 そんなこんななので、投票は暇だったらでいいですー(笑) そもそも珍食の時にアカウントとってくれた人が全員投票してくれたところで、たぶん大賞はとれませんから。

アリオ亀有で岩手フェア

 アリオ亀有で岩手フェアをやってます。横目で見て通り過ぎようとしたら、やけに美味しそうなチーズケーキを発見。試食してみたらあんまり美味しいので衝動買いしてしまいました。

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▲岩手県久慈市の沢菊というお菓子屋さんのチーズケーキふわっときらら

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▲これがおいしいの。クリームチーズの香りがちゃんと残ってて、それでいてふわっとやわらかなチーズケーキ!

 今ならアリオ亀有で買えそうですよ。姉妹品に葡萄のチーズケーキとサクランボのチーズケーキがありました。でも、プレーンの「ふわっときらら」が個人的には一押し。

 冷凍されているので食べる前に常温でしばらく放置したほうがいいです。ちゃんと溶けるとふわっととろける感じになります。半解凍状態でもシャリっとした歯ごたえがけっこういけます。

◎久慈地域特産品ガイドブック・沢菊
http://www.i-yamase.net/jobcafe/sangyo/tokusan/guidebook/item/10.html
 冷凍されてるからクール便で通販できます。ほんとは楽天の通販ページを書きたかったんだけど売り切れてた。ぶーぶー。


 祝い餅の実演ショーと、鹿踊もやっていたので見てきました。明日もやってればいいんですが、どうやら今日だけのイベントだったみたいです(岩手県フェアは明日もやってると思うんですけど……やってなかったらごめん)。

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▲岩手県一関市の祝いもちふるまい隊のみなさん
http://www.ja-iwate.or.jp/syokuji/ichinoseki/index.html
 歌い手の歌にあわせて三人の搗き手が千本杵で搗き、合いの手のお婆ちゃん(写真には写ってない)がお餅をひっくりかえしたりします。歌い手のお父さん(後ろにちらっと写ってる)はかなりの美声で三波春夫に負けない感じ。

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▲花巻農業高校鹿踊部のみなさん。背中に春日の文字を染め抜くのは春日流の証だそうです。今日のために、バスで六時間かけて東京に来たって言ってました。

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▲鹿頭

 鹿踊りは動画をとってみたので興味のあるかたは続きをどうぞ。

動画はこちら

タグ:地元(葛飾周辺)

怪我の功名的発明伝説を集めています

 先週末には暑くて死ぬーって言ってたはずなのに、今週はまた雨続きで寒いし困りました。まさか梅雨入りしたのかと思ったけれど、関東の梅雨入りはまだ先で、今年は例年より遅いんじゃないかと言われてるらしいです。

 ところで、わたしは昔、カステラ系伝説を集めていました(注:今も集めてます)。

 最近また別のものを集め始めました。それは一言で言うと発明系の伝説なのですが、単純に発明秘話というんじゃなく、怪我の功名的な発明譚でなくてはいけません。史実である必要はありません。カステラ系ほど明確な条件も(今のところ)ありません。

ドライクリーニング

  • 奥さんが大事にしている絹のテーブルクロスにインクをこぼしてしまう。
  • 妻に怒られたくないので染みを落とす方法を必死で考える。絹は水洗いできないし……
  • やけをおこしてアルコール(油だったかも)にぶち込んで洗ってみたら綺麗になり、布も傷まなかった

# 失敗を隠そうとして必死になるところがポイントで、この部分が話の胆なんです。史実かどうかは知りません。学研のひみつシリーズで読んだと思って『発明・発見のひみつ』をあたってみたけど出てませんでした。『まんがはじめて物語』などのアニメでも見たような気がします。

二十世紀梨

  • ゴミ捨て場から勝手に生えてきた梨が、勝手に交配して実をつけ、その実が落ちてまた新しい梨が生えてきた。食べて見るとすばらしく美味しかったので、新しい世紀にふさわしいとして「二十世紀」と名付けた。

# これは小学校の頃に担任の先生に聞いた話で、史実かどうかはまったく知りません。ゴミ捨て場から勝手に生えてきた、というところがポイントです。

おこげのできる炊飯器

  • 昭和50年代の話。
  • ある日本の家電メーカーが電気炊飯器を輸出しようと考えた。
  • ある国で炊飯器の性能を売り込んだところ「そんなんじゃ売れない」と言われてしまう。
  • その国では「おこげ」がご馳走で、お客さんが来るとおこげの部分を選んでお出しするほど。しかし、日本の炊飯器はおこげなんか絶対にできないように作られている。
  • そこで、わざとおこげのできる炊飯器を作って販売したところ、大成功した。

# 何かのテレビ番組で聞いた話。聞いたのも50年代。そのメーカーが何社なのかもわからないし、どこの国の話だったかもわかりません。そもそも実話なのかもわからない。おこげが上手にできる炊飯器は本当に存在しているのでしょうか?

アイスキャンディー

  • 真冬にある子どもがジュースを飲んでいた。コップには、ストローかマドラーのどちらかが刺さっていた。
  • その子が、親に呼ばれたか、友だちに誘われたかでコップを置き忘れたままその場を去ってしまう。
  • 翌日思い出してもどってくると、ジュースは凍っており、ストロー(あるいはマドラー)ごとコップから引っこ抜くことができた。
  • それまで、ジェラートの類はお皿に盛ってスプーンで食べるものだったが、少年の発見がもとで棒を刺して凍らせる「アイスキャンディー」が売り出されて大人気になった。

# これは一昨年の入院中に見たテレビ番組でやってたものです。ジェラートに関する歴史を紹介する番組で、作ったのは海外のテレビ局(放映してたのはたぶんNHKのBSとか)です。番組中で、少年の名前まで言ってたはずですが覚えてません。調べればわかると軽く思っていたら検索じゃみつかりませんでした。変わったものを作ろうとしたんじゃなく、偶然の産物が売れたというところがポイントです。

チーズ

  • 四千年前、アラビア人のカナナという人が羊の胃袋で作った水筒に山羊の乳を入れて持ち歩いていた(おそらくいつもは水を入れていた)。
  • ある時、水筒の中で山羊の乳が固まっているのに気づき、食べてみると美味しかった。これが世界最初のチーズだと言われている。

# 『発明・発見のひみつ』に出ている話で、あくまで伝説で史実かどうかはわかならい、とあります。こういう、普通なら捨てちゃうだろうみたいなのが美味しいので広まったというのも数々あって、おそらく納豆やクサヤ、シュールストレミングなんかもその系統なんだけど、ある程度形になった伝説として残ってるかどうかは不明です。

醤油

  • 覚心という僧侶が中国から金山寺味噌の作り方を日本に持ち帰った。
  • 日本で味噌を作っていると、味噌桶に塩辛い汁がたまっているのに気づいた。
  • 嘗めてみると美味しかったので調味料として使われるようになった。これが「たまり醤油」のはじまりである。

# これも『発明・発見のひみつ』より。ただ、味噌と醤油では方向が同じものなので、いまひとつ爽快感は薄い。ぜんぜん別のものを作ろうとして副産物がコレになりましたとか、捨てるしかなさそうなものなのに食べてみたら美味しかった、とかが「怪我の功名式」の醍醐味です。



 こんな感じのものを漠然と集めています。カステラ系ほど条件が明確ではないので腐るほどあつまりそうで、そうなるとかえってつまらなくなりそうな気はするんですが、何か思いついたら教えてください。今作りましたというようなあからさまな作り話は困るんですが、史実である必要はありません。

タグ:発明譚

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たっぷ (05/30 13:04) 編集・削除

ドライクリーニングの話

>* 奥さんが大事にしている絹のテーブルクロスにインクをこぼしてしまう。

自分が聞いたときは、ウェディングドレスでした。
なんで、インクをこぼしちゃったかは不明ですが、奥さんに手紙かなんか(たぶん結婚記念日とかなんかそんな記念日的用(^^;だったかな)を書こうとしてほげほげって記憶がかすかにあります。

>* 妻に怒られたくないので染みを落とす方法を必死で考える。絹は水洗いできないし……

これは同じですね。

>* やけをおこしてアルコール(油だったかも)にぶち込んで洗ってみたら綺麗になり、布も傷まなかった

ここは、やけをおこして「酒でも飲んでやるー」って飲みながら考えていたら飲んでいた酒をこぼしちゃったかなんかで、たまたま、インクのシミにかかって・・・って聞いた気がします。酒は、ジンだったかウォッカだったかそんなだったような。

がー、もの凄く曖昧ですみません。

たっぷ (05/30 13:15) 編集・削除

思い出しました。
「冷やし中華」の話。かなり有名だとは思います。

1. 営業時間外の中華屋に知人が訪ねてくる。
2. 「すごく腹が減っている」と言ってラーメンでも作ってくれと頼む。
3. 中華屋は「もう、火を落としちゃったので作れないよん。」と断る。
4. 「えー、スープ無いの?」と、知人
5. 「スープはあるけど、冷えちゃってるのよ」と、中華屋。
6. 「うーむ、構わんからそれでラーメン作ってよ」と、知人に、言われて、仕方がないので、ろくに茹でてない麺に冷たいスープをかけて出す。
7. あぁぁ、結構いけるよこれっっっ。
8. じゃーん、冷やし中華誕生。

結構昔に聞いた話なんだけど、近年(10年位の間)に、NHKの朝の連ドラでこのエピソードを見た気がする。
何のドラマでどんな話かは覚えてないけど。

珍獣ららむ~ (05/30 13:39) 編集・削除

 やけ酒をこぼしたら染みが消えたというのは面白いですね。よりいっそう怪我の功名的でナイス。そういうのを集めてます。

 冷やし中華のも面白いです。冷やし中華は日本で作られたはずなので、うちが元祖って人の逸話かもしれないですね。

ひろこ (05/30 20:38) 編集・削除

ナショナルの話だったと思う。調べてみた。

ttp://panasonic.co.jp/ism/long/suihanki_txt/index.html
お焦げが出来たり、おかゆが出来たり、スチームが出来たりする炊飯器について。

ttp://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=SR-SV101
お焦げコースがある国内向け上等バージョンも出てる。

○清酒の起源
主人に叱られた奉公人が、嫌がらせに酒を仕込む桶に灰を投げ込んだ。
それと知らずに酒を汲んでみると、あら不思議濁りが無い酒になっていた。
と言うのを聞いた事がある。

Goudeau (05/31 04:41) 編集・削除

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3

「serendipity」なんていふ単語があるんですネ。ご存知でした?試薬をまちがへたけどもつたいないのでやつてみたら・・・といふいきさつでノーベル賞もらつたひとを捜してるうちにいきあたりました。セレンディピティなるものの実例も出てゐます。使へさうなのがあつたらどうぞ。

珍獣ららむ~ (05/31 08:00) 編集・削除

 ひろこさんの、清酒の起源はいいですねえ。まさにそういうやつなんです。腹立ち紛れにしたようなことが思わぬ成功を生む話。しかも、そこにドラマが感じられる、まさに伝説。炊飯器の話もありがとう。実は、クイズダービーか何かのクイズ番組で聞いたような気がしていて、だとすると三択の不正解を覚えている可能性もあって、長いことほんとかなーと思ってたのですー。ナショナルかー。

 Goudeau さん、まあ、そうなんですよ。セレンディピディ的と言い直してもいいんですが、発明の事例を集めているんじゃなく、あくまで「伝説」として収集しているので、ドラマを感じるようなものじゃなきゃいけないんです。でも、そのページにある「ウサギにチキンの皮をかぶせた」っていうのが気になりますね。セレンディピティかっていわれると絶対に違うと思うけど(笑)

珍獣ららむ~ (05/31 10:03) 編集・削除

 おともだちから「炊飯器の話は違うんじゃないか。それでいいならポストイットの発明を推薦する」と言われてしまいました。が、わたくしとしては、ポストイットの発明は、セレンディピティの実例としては面白いけれど、今探してるものに入れようとすると、なんか違うような気がするんですよねえ。何が違うかって言われると自分でもよくわかんないんだけど。

 炊飯器の例をあげたのは、日本ではそれで充分に成功しているはずの炊飯器を、海外(ナショナルだとすればイランだったらしい)へ持って行ったら「そんなんじゃダメだ」と突っぱねられた。もう自信満々で、日本じゃ売れてるんだから世界中で売れるだろって思ってたものがダメって言われたところが面白いんです。

 ポストイットの話は

・そもそもが接着剤の研究をしてた。
・強力なのを作ろうとして、剥がれるやつができちゃった(失敗作)
・しおりが本から落ちるのにイラついて、失敗作を思い出す
・ポストイットがバカ売れ!

 …という感じなんだけど、わたしは面白くないと思う(今探してるものとしては)。作家が没ネタを書きためたノートの中から新しい本を書いたみたいなもんじゃないのかなあ。それともわたしが知らないストーリーがあるのかしら。

 そういう意味では、冷やし中華の誕生も、面白いけど違うような気がするのよね。単なる偶然で生まれただけで、妻に叱られるのを恐れて必死で考えたとか、ゴミ捨て場から勝手に生えてきたものが名品だったとかのアクセントになる部分が足りないような気がする。

 ただ、そのアクセントの部分を明確に「こういうものです」と説明しにくいところが難しいのよね。

Sari (05/31 19:17) 編集・削除

TV・CMで『おこげの出来る炊飯器~♪』と言ってるの、覚えています。
中東で、おこげの方がいいとは聞いたことがありませんけど、何でも金色のものが欲しいそうで、輸出用はみな金色。
昔勤めていた会社に見本が置いてありました。
炊飯器・洗濯機・扇風機・冷蔵庫・・・みーんなピカピカ・ゴールド仕様。
扇風機は暑苦しい風が出そうな気が(^^;)


あんまり面白みのないのばかりだけど、
*ペニシリン。
ブドウ球菌と呼ばれるバクテリアを研究していて、休暇から帰ってきたら、うっかり忘れたバクテリアの乗った試験皿の一つに菌が繁殖していて一旦捨てたけど、その皿のブドウ球菌が繁殖した菌によって成長できないことに気づいた。
翌年そのことを発表しても、あまり注目されなかった。その後1945年になってから他の化学者たちに研究され、ペニシリンが製造できた。

*電子レンジ
アメリカの発明家のスペンサーは、マグネトロンの製造をしていた。
マグネトロンの隣にいたスペンサーは、ポケットにの中にあったチョコレートが溶けていることに気づき、
マイクロ波の影響?と、ポップコーンや他のもので次々と実験。ついでに卵も。(当然爆発)
初のオーブンレンジは340kgもあり、冷蔵庫くらいの大きさだったそうです。

*アイスクリームコーン
1904年、セントルイスでのワールド・フェアで、暑くてバカ売れだったアイスクリーム。
皿が足りなくなってしまい、横のザラビアの屋台(ワッフルのようなウェハースを薄くしたようなエジプトの菓子)は、売れ行きがよくなかった。
そこでそのオーナーが薄いワッフルをロールして作ることを申し出た。

*スリンキー
海軍エンジニアの机から、バネが偶然机から転がり落ちた。

あとはありきたりなものしか思いつかない、
遊牧民が羊の胃製の袋にミルクを入れて羊追いで歩いているうちに、チーズやバターになってたとか、サンドイッチ伯爵のとか。
すみません、役立たずで。

珍獣ららむ~ (06/01 09:15) 編集・削除

 沢山ありがとうございます。でも、どれも今ひとつ違うんですよねえ。カステラみたいに真・疑・偽でランク付けするなら偽かなーと。

 求めているのはピリッと効いたスパイスの部分なんですよねえ。それが何かを説明するのは本当に難しいです。わたしが本文にあげたものも、吟味すると「これは違うんじゃないの?」ってのがありそうです。醤油などは、ダメな例の典型ですねえ。