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あまぞーん

 昨日の夕方に注文かけたのがもう届いたし。こういうとこ通販屋はすごいよね。amazonに限ったことじゃなく、いつも使ってるboopleなんかも早いよ。「明日買いに行こう」なんて思ってる間に届いちゃう。

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 でもやっぱり通販は通販なんだよねえ。立ち読みで中身を確認できないなんて基本的なことは別として、「在庫切れの本を注文したいんだけど、注文をかける前に確実に取り寄せがきくかどうか調べてください」なんていうのは調べてくんない。

 前からほしい図鑑が一冊あって、14000円くらいするんだけれど、通販関係のところは全部取り扱いしていなくて、唯一amazonだけは在庫はないけど取り寄せ可能商品になってる。でも、取り寄せをかけたら版元でも品切れしてる可能性は否定できないと書いてある。

 はてな人力検索のポイントが8000ポイントあるから、1000ポイントくらい残して、あとはamazonのポイントに振り替えればずいぶんお得になるはずなのよ。でも、ポイントの振り替え操作をしてから「版元品切れなのであきらめて」って言われたら、7000円分のポイントが無駄になるじゃないの。

 別の本を買えばいいというのは理屈としてはそのとおりだけど、普段はamazonなんか使わない。はてなポイントは楽天ポイントにも振り替えられるから、ほしいものができた時に楽天ポイントに変えたいわけ。

 それで、amazonに「……というわけで、事前に版元の在庫を調べていただけませんか」と問い合わせたんだけれど、注文をかけてもらわなきゃできないって言い張られちゃった。あっそう……がっかりだよ!!

 仕方ないので、はてなのポイントを楽天ポイントに振り替えて、楽天で図書カードを買って地元の書店に頼むはめに。楽天の金券屋さんは定価+取扱手数料でかえって高くつくし、送料もかかるからあまり使いたくないけど仕方ない。amazonさえもうちょっと柔軟にやってくれれば話は早いのになあ。


# 図鑑といえばほにゃららぷー関連なんですが、そこは「はてな」のような居心地の良いところじゃありません。念のため。ちなみに、もうほにゃららぷーは20世紀の思い出とともに忘れることにしました。ご心配くださったみなさんありがとう。

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珍獣ららむ~ (08/09 07:56) 編集・削除

 うっ、秋が……えっ、えぇぇぇ、うそー。これマジなの? 次の巻で「間違いでした、ジャン」とかじゃなくて? でも妹さんが電話かけてきてるんだよねえ……うう、気になる。13巻はいつ出るんだよ。

ふたつのスピカ12巻
http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=FUw1rzU9eEA&offerid=33310&bnid=2&subid=0&ifc=4&ifr=9784840116879

 これまでの発行状況から言って次は11月か12月かな。待てない……!!

バナナの花

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 アメ横センタービルの地下で買ったバナナの花。1個500円だった。東南アジア方面で野菜として食用にされている。

 花というなら育てば実になるはず。これのどのあたりがバナナの実になるかっていうと……

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 一枚剥いてみるとこんな風になってる。正確に言うと剥いた花びらみたいなものは、苞(ほう)といって、花はその中にあるきれいに並んだ細長い部分。ここが育ってバナナの実になるらしい。そう言われて見るとバナナの房は実が一列に並んだものが二段に重なってるわけだから、なんとなく状況がわかってくる。

 『東南アジア市場図鑑』という本によれば、食べ方はタケノコと同じで外側の固い苞は剥いて捨ててしまうそうだ。花も固いので食べずに捨てるとのこと。

 ほんとに食べられないかと思い、花をひとつかじってみたら、固さよりも渋みが気になる感じだった。この渋みは、バナナの実の渋みをもっと強くした感じ。甘みはない。花だけでなく、苞にも渋みがある。

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 こんな感じになるまで苞を剥いてから使う。この下にも花はついてるはずなんだけど、食べていいかどうかは本には書いてなさそう。ようするに、固くなくて渋くなかったら食べていいんじゃないのってことで適当にやることにする。

 茎の部分を切り落とす。切ると糸が出るのでそれも捨てると本にはあるけれど、捨てるほど糸なんか出ない……と思っていたら、あらびっくり。最初はほとんど見えていなかった細い繊維が、時間とともに黒くなり、どんどん糸くずみたいになってきた。写真をとらなかったのはちょっと残念。とにかくこれは捨てると。

 あとは、花のついてない上の方を適当にざく切りして、定番の豚肉炒めにしてみた。定番というのはバナナ料理の定番という意味じゃなく「わけのわからない野菜を手に入れたら豚肉と炒めればすべて解決」という珍獣の食卓黄金のパターンという意味。

 きれいなクリーム色をしている苞は、傷ついたところからどんどん酸化して黒くなってしまうようで、炒めているうちに茄子の皮みたいな色になってきた。できあがりがあまりにも茄子炒めだったのでこれまた写真に撮りそびれた。

 加熱すると渋みは消えてしまい、まったく気にならない。見た目は茄子の皮だけど、食感はシャキシャキして美味しい。特別に変わった味はしない。日本では珍しいけれど、産地ではごくありきたりな野菜なのかもしれない。なお、アクが気になる場合は刻んでから酢水で茹でて、絞って使えばよいと前述の本にあった。

 花のついてる根もとに近い部分もざくざく切り刻んでパジョン(チジミ)にしてみた。

バナナの花入りのチヂミ

 小麦粉と卵と水で作った生地に、具をまぜて焼くだけ。つけだれはしょう油・酢・ごま油・チリペーストを混ぜただけ。花の固さはどうかと思ったけれど、まるで気にならなかった。下処理はまったくしなかったけれど、渋みもなく美味しく食べられた。

セミの幼虫の燻製

 すっかり普通の食材として脳内分類されてしまったセミの幼虫。昨夜また50頭ほどとってきて、今度は燻製にしてみたのよ。

 下ごしらえは前回と同じくしょう油とみりんを半々で、ほんの少々だしの素を入れて、よく洗ったセミの幼虫を10分くらい煮からめる。これだけ加熱すると汁が煮詰まって焼き鳥のタレみたいになってしまうので、あらかじめ水を加えておいたほうがよかったかなとも思うんだけど、まあいいか。燻製しないんだったら仕上げに山椒の粉をぱらぱらっとやると香りがよくて美味しいです。燻製にするなら煮汁を切って一晩冷蔵庫で乾燥。

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 燻製機はこないだもらってきた中華鍋で。鍋に銀紙を敷いて、燻製用のチップを入れて、その上に鍋より一回り小さな焼き網を入れてある。このままコンロで加熱すると煙があがってくるので、銀紙で軽く覆って10分くらい燻製。同じやりかたで魚や肉も燻製できる。鶏ハムもどきを燻製したら美味しかった。

 チップは何を使っていいかわからなかったのでヒッコリーを買ってみたんだけれど、ひょっとすると香りの強いサクラあたりでもいいのかな。燻製自体をほとんどやったことがないのでわからない。チップの量や加熱時間によっても風味が変わるようなので工夫次第。

おまけ「鶏ハムもどき」

 鶏胸肉の分厚いところに包丁を入れて観音開きにして薄くするんだけど、わかんなかったらやらなくてもいいかも。塩、胡椒をまんべんなくすり込んで一晩くらいおく。水分が出てたら軽く拭き取る。

 鶏肉をくるくるっと丸めて筒状にして、キャンディーを包む感じでラップで包み、両側をねじって鶏肉をハム形に整形(どうしても空気が入っちゃうのでたまにねじりを戻して空気を抜いたりする)。ねじった両端を軽く結ぶ。

 鍋に湯を沸かし、ラップでぎゅーっと包んだ鶏肉を入れる。とろ火にして10分間くらい加熱。火をとめて1~2時間放置する。ラップをほどいて好みの厚さに輪切りにすれば完成。

 このまま食べてもいいし、炒め物やサラダの具にする。燻製もうまいよ。

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タグ:昆虫食

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てっちゃん (08/09 22:00) 編集・削除

蝉、すごく美味しそう。
抜け殻も揚げて塩まぶしたら、カリカリしていけるんじゃないかと思えてきました・・・。

燻製、煙はいかほどでしょうか??
うちは、賃貸マンションですが、火災報知機とか作動しないでしょうか。大丈夫そうなら鶏ハムを試してみたいです。10分位なら、大丈夫!?換気扇次第?

珍獣ららむ~ (08/09 23:48) 編集・削除

 煙は想像したのよりずっと大丈夫でしたよ。うちにも音が出るだけの火災報知器がついてるはずなんだけど作動しませんでした。匂いも鍋の近くではするけれど、お隣さんに気づかれるほど強くないと思います。

 抜け殻は、そうか揚げちゃえば形のまま食べられるかもねえ。鍋で煎ったのをすり鉢であたってふりかけにしたりはするけどねー。こんど揚げてみよう。

暑いね(普通の日記)

 東京は一週間も前に梅雨明けしているので、いまさら梅雨明けを話題にするのもズレた話なんだけど、梅雨明けしたとたんに冷房の効きが良くなったのに驚きを隠せない今日この頃なのよ。たぶん湿度のせい。でも部屋の中の湿度は冷房中でも50%以上あるから大して変わってなさそう。外とのかねあいなのかなあ。

古めかしい看板

http://kanban.g.hatena.ne.jp/chinjuh/
↑はてなグループに作ってみたんだけど、グループなのにやってるのはわたくしだけなのですわよ。グループになりたい人は、はてなのアカウントをとったらいいんだけれど、グループになると何が良いかはわたしも良くわからないんだわだわ。おーほほほほ。いいのいいのアルバム代わりだから。

大きな……スイカ?!

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 アリオ内のイトーヨーカドー果物売場にて。「大きなかぶら」って話はあったけどねえ。くり抜いたらがぼ様(猫)が余裕で住めちゃう。

バリアノンフリー

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 わかりにくいかもしれないけれど、エスカレーターを上から撮影。ここね、下に五段くらいの階段がついてるの。残念、バリアノンフリー。綾瀬駅にて。

アマゾンポイントを消化するためのリンク

 ひょんな所から(ほにゃららぷーじゃないすごくまっとうなところから!)アマゾン商品券を500円分いただいたんだけど、アマゾンで買い物しないからわりともてあまし気味だったりして。買おうと思ってる高い本はアマゾンじゃ買えないし。でも、とっといたってしょうがないから↓このへんで手を打とうかと。1500円分買わないと送料かかっちゃうから、「しきたり」と「ヘブライ文字」あたりを注文しとこう。

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)

日本人 数のしきたり (青春新書INTELLIGENCE 176)

初期ヘブライ文字―日本人は漢字を使用する前、初期ヘブライ文字を使用していた

……と思ったら、初期ヘブライ文字はユーズドしかない。それじゃ商品券を使えない。「数のしきたり」だと総額で1500円を超えないからダメだ。うっ、ううう。

 じゃあ、これにする。

ふたつのスピカ 11 (11)

ふたつのスピカ 12 (12)

 これと「しきたり」で。

サンバル(インドネシアのチリペースト)

 前にSariさんにサンバル・アスリという辛い調味料がいいよという話を聞いたので、御徒町のアジア系食材の専門店で探したんだけど、教えてもらったメーカーのものがパッと見ではみつからなかったので、同じサンバルでもサンバル・タラシ(Sambal Terasi)というのを買ってみた。

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▲こんな瓶入りのチリペースト。中身は見た目が豆板醤に似ていて、種を抜かずにペーストにした唐辛子を使ってる。酸味と甘みがあって辛く、豆板醤とはまったく別の味。

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▲原産国はインドネシア。原材料はレッドチリ、砂糖、大豆油、シャロット、トマト、えび、塩。シャロットはたまねぎの小さいやつのことだろう。「バリ、ジャカルタまで幅広い地域の中で発達したインドネシア料理の中でとりわけジャワ島を中心に利用されている伝統的な調味料のひとつです。"小えび"を発酵させた塩辛状のペーストに赤とうがらし、トマト等を加えて製造されております。そのまま焼鳥屋生野菜のつけだれとして、又、薬味としてご利用ください」と説明が書いてある。


 説明を読んで、もうちょっとエビっぽい味を期待していたんだけれど、このメーカーのはそれほどエビ的な味はしない。メーカーがひとつじゃなさそうなので、それぞれ別の味がしそうな気がする。


 ひょんなことからSariさんからもサンバルの類をいただくことになったのだが、形状が瓶入りのサンバル・タラシとはまるで違う。日本にさまざまな色や香りの味噌があるように、インドネシアにはさまざまなサンバルがあるらしい。

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▲Sambel Pecelとあるのが品名のようだけれど、それ以外はまるでわかりませんな。Karangsariは地名? それともメーカー名? 表記が Sambel だったり Sambal だったりするのは、文字のなかった国にはありがちな表記の違いだろうと思う。

 まだ封を切っていないんだけれど、中身は固めのペーストで、唐辛子の種が見える。瓶入りのタラシに比べると色が濃く、香りが強そう(袋越しなのでよくわからないが)。瓶入りタラシに比べると、もっと発酵が進んでいるような印象。


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▲これも何らかのペーストで Terasi Udan が品名?

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▲包み紙を剥いてみると、中は黒っぽいペーストで固め。Sambel Pecel と違って唐辛子の種らしきものは見えない。これまた封を切っていないので味はわからないけれど、やはり発酵食品なんだろうと思う。

パッケージから単語をメモ
sambel = sambal
terasi
pecel
udan
karangsari
blitar
enkak
lezat
pedas
madura
tuban
jatim

 うーむ、羅列してみてもさっぱりわからない。地名やメーカー名のような固有名詞がまざっているかもしれない。

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Sari (08/05 23:24) 編集・削除

すいません、メモ入れようとしたんだけど(^^;

以前のコメント欄に書きましたが、どちらか分りませんでしたよね(^^;)

上のほうが、ピーナツソースの素のようなものです。
茹でたり蒸したりした野菜サラダ「ガドガド」や焼き鳥「サテ」にかけたりします。

下が「トラシ」で、もろ海老の醗酵調味料です。臭いでしょ。
チャーハンやヤキソバなど炒め物の隠し味にしたりもします。
ナンプラー+レッドカレーペースト+トラシでニンニクと海老を炒めると、すんごい海老海老した香りになります^^v

**きょうは、却ってお気を使わせてしまい、すみませんでした。
おいしく戴いてますm(_._)m

Sari (08/05 23:52) 編集・削除

>sambel = sambal=調味料みたいな意味
terasi=トラシ=テラシ=eを「イ」の口して「ウ」と発声するので発音がビミョー(笑
pecel=押し固めた、みたいな、塊みたいな・・
udan=海老
karangsari=メーカー名
blitar=メーカーの場所
enkak=おいしい
lezat=なんだっけ(笑)とても、とか激しいだったか?・・・
pedas=辛い
madura tuban jatim=住所です。

あとで真面目なレシピ書きますね。
トラシは、「うまみのある塩塊」と思ったほうがいいかも。

***************
お買いになった瓶入りの「サンバル・トラシ」は使ったことないけど、
トラシをベースにしたタレです。
家庭ではすり鉢でゴリゴリ、調理毎に作ってます。お袋の味のベースですね。

珍獣ららむ~ (08/06 06:26) 編集・削除

 解説ありがとう! レシピもぜひぜひ教えてください。

 すると Sambel Pecel の白いつぶつぶは、唐辛子の種ではなく潰したピーナッツの欠片ですか。なるほど、そう言われてよく見れば種っぽくない形のものも入ってる。

# いえいえ^^

Sari (08/06 16:24) 編集・削除

>文字のなかった国にはありがちな表記の違いだろうと思う。
元々インドネシアには各地の文字があったのですが(ジャワ文字とかバリ文字とか、大元はサンスクリット文字からきてると思う)
オランダの植民地となったときに、日本の5倍もある土地を統治するために、無理やりアルファベットにさせたものだから、多分その影響が残っていると思います。元来いい加減だし(笑
意味が分かれば何でもいいと(爆)それぞれの地方の言葉と共通語であるインドネシア語を、みんな両方話せるしね。(お年寄りはインドネシア語を話せない人が、かなりいます)

珍獣ららむ~ (08/06 18:06) 編集・削除

 おーっと、インドネシアには文字があるのですね。そういえばバリ文字、ジャワ文字は聞いたことがあるような気がします。

 アルファベット表記が一定しない言語はけっこうありますよ。日本語もそう。もちろん訓令式・ヘボン式など決まりは存在してますけど。訓令と決めたら訓令、ヘボンならヘボンと統一して使うのがエレガントなんですけど、ちゃんと覚えてないのでチャンポンに使ってるのが現状でしょうし。