記事一覧

茸大発生中その2

 すごい勢いで茸です。これも水元公園にて、今朝撮影。

ファイル 1680-1.jpg
 こんな白くて、コロンとした茸です。

ファイル 1680-2.jpg
 一直線に並んではえてました。

ファイル 1680-3.jpg
 この傘の開いたやつは、直線のはしっこに生えていたので、最初のコロンちゃんと同じものが育ったんだと思います。


 茸は守備範囲外なので名前はよくわかりません。見分け方も調べてないです。

タグ:植物

水元公園でキノコ大発生中です

ファイル 1679-1.jpg
ファイル 1679-2.jpg
 今朝撮影しました。iPhoneしか持ってなかったもので写真に迫力なくてすみません。これはキツネノタイマツですね。卵から生まれてくる不思議な茸ですよ。

◎珍獣様の博物誌:キツネノタイマツ
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kinoko/ovhung10.htm
 昔作ったページですが、似たような茸の見分け方なんかもあるのでよろしければどうぞ。

ファイル 1679-3.jpg
ファイル 1679-4.jpg
 このしなびたやつも今朝写しました。キツネノタイマツに似ていますが、角張っているのでツマミタケでしょうね。これも卵から出てくるへんなヤツです。


 卵から生まれるというと毒茸のタマゴタケが有名で、脊髄反射のように「タマゴタケなので毒茸です!」って言う人がいるんですが、ツネノタイマツやツマミタケは、タマゴタケとはぜんぜん別の種類の茸ですよ。

 じゃあ、毒がないかっていうと難しい問題ですね。実はわたし、キツネノタイマツを食べたことがあります。まず、上に貼った写真のようにスックと立ち上がってる状態だったら、先っちょのぬるぬるして臭いところを切り落としてしまい、茎だけにすれば食べられたし害もなかったです。乾燥させておけば日保ちもよさそうでした。

 でも、茎が出てくる前の卵は、食べてもなんともない場合と、強烈な胸焼けを起こす場合がありました。あくまで想像ですが、茎が出てきたときに先っちょについてるヌルヌルしたところ(胞子ができるところ?)が良くないんじゃないかと思うんです。卵の中でも胞子ができる部分が育ってる可能性があって、そうなると胸焼けするのかもね。

 まあ、そういうわけなので食べないほうが無難です。飢饉か戦争でもおこって食料難にでもなったら思い出してください(笑)



↓茸は菌類ですが、便宜的に植物のタグつけておきます。

タグ:植物

えっ、サクラの花??

ファイル 1678-1.jpg
 わかりにくいかもしれませんが、花びらと花柄(かへい)が散乱しています。どうも桜っぽい。今朝撮影しました。

ファイル 1678-2.jpg
 花はこの木に咲いていたようです。桜ですよね。

ファイル 1678-3.jpg
 見上げるとこんな感じで、花はすっかり散ってるんですが、花柄が残っているので間違いなくこの木で咲いていたことがわかります。

 ジュウガツザクラ、シキザクラ、フユザクラなど、花が春と秋(または冬)に咲く桜もなくはないんですが、ちょっとまだ季節が早いような気がします。

 葉が虫に食われるなどして落葉したと木が勘違いすると、普通の桜でも狂い咲きすることがあるのですが、それももっと寒くなってからのような気もするし。

 一体なんなんですかねえ。三日くらい早ければ花が咲いているのが見られたでしょうに、気づくのが遅くてちょっと残念でした。水元公園にて。

追記:各地でサクラが咲いてしまっているようです

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20131011000165

返り咲き、暑さも桜も 山科・疏水沿い

季節外れの暑さで枝先に花が咲いた桜(11日午前、京都市山科区・琵琶湖疏水沿い)

 季節外れの暑さが続く中、京都市山科区四ノ宮の琵琶湖疏水沿いの桜並木で、春に咲く桜がほころぶ「返り咲き」の現象が起きている。京都府立植物園は「台風18号の通過に加え、高温が続いたこともあり、返り咲きしやすい条件がそろっている」という。

 京都市内では11日、最高気温が30・1度まで上がった。10月に入り真夏日は5日目で、最多記録を更新した。京田辺市では10月としては観測史上最高の32・0度を記録した。

 「返り咲き」は、開花を抑制する葉が落ちた後に気温が上昇すると、夏にできた花芽が開花する現象。琵琶湖疏水付近では、落葉したソメイヨシノとみられる数本の桜の枝先に淡いピンク色の花がちらほらと咲き、道行く人の目を楽しませている。

【 2013年10月11日 23時00分 】


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/10/13/kiji/K20131013006798650.html

列島57地点で真夏日 春と勘違い5都府県で桜乱れ咲き

 日本列島を覆う発達した高気圧の影響で、12日も季節外れの暑さが続いた。東京都心(大手町)では最高気温31・3度を記録し、11日に98年ぶりに更新したばかりの、観測史上最も遅い都心の真夏日記録をさらに更新。そんな中、東京を含む少なくとも5都府県で桜(ソメイヨシノ)の開花が確認され、「こんなことは初めて」と驚きの声が上がった。

 東京都江東区の亀戸中央公園では、桜の木135本のうち1本で、数輪の花が開花しているのが見つかった。公園を管理するサービスセンターの職員によると「この時期に咲くのは初めて」という。

 10月に入ってから咲き始めたといい、3連休初日のこの日は、季節外れの桜を拝もうと多くの人が訪れた。「きょう(12日)だけでも10件以上の問い合わせ電話が入っている」と職員は話す。

 宮城県白石市の施設「いきいきプラザ」の西側にある桜も、20輪ほど開花。施設の職員によると「だいぶ古い木だが、この時期に咲くことは今までなかった」という。

 同市の最高気温は10月2日から6日まで17~22度台で推移していたが、7日から11日まで5日連続夏日を記録。8日には最高気温29・9度に達していた。職員は「秋に桜が見られて得した気分だが、もう咲きそうなつぼみはないので、早く涼しくなってほしいのが本音です」と苦笑した。

 毎年春に「サクラの開花」を発表している仙台管区気象台は「桜は冬の寒さを経て、春に暖かくなると咲くもの。気温が高まっただけで咲くとは考えづらい」と説明する。

 2本の桜に共通するのは、夏以降の葉の落ちが激しかったこと。白石市の桜は、ガの一種「アメリカシロヒトリ」の幼虫に葉が食べ尽くされ、小さい葉に生え替わったという。一方、江東区の桜も「原因は分からないが、この木だけ明らかに葉がたくさん落ちた」(職員)という。

 江東区の職員は「葉が落ちたあとに冷え込み、また暑くなったことで、春が来たと木が勘違いしたのでは」と推測。都内では江戸川区、それ以外では神奈川県横須賀市、金沢市、京都市でも開花した木が確認された。

 暑さは全国各地に広がり、この日は山梨県南部町の32・5度、群馬県館林市の32・3度など、57地点で最高気温が30度を超える真夏日になった。

 13日朝にかけ、北から寒気が流れ込み気温は下がるが、全国的に晴れる所が多く、平年よりは暑くなる見込みだ。

[ 2013年10月13日 06:00 ]

タグ:植物

先ほどの虹の写真です

ファイル 1677-1.jpg
ファイル 1677-2.jpg
 さきほどツイートした虹です。目で見るともっと色鮮やかなんですけどねー。

ファイル 1677-3.jpg
 西をむくと、白くたなびく雲と、夕日に染まって赤い雲がいっぺんに出ていて、不思議な空でした。

タグ:空と雲

「とんだりはねたり」という江戸の玩具のこと

 昨日は都民の日であちこちの施設が無料開放されてました。買い物に出るついでに両国まで足を伸ばして江戸東京博物館を早歩きで見てまわりました。

ファイル 1676-1.jpg
 都民の日とはいっても、普通の企業は休みじゃないし、朝から雨まじりだったせいもあって思ったより人はいませんでした。館内は日本人より外人さんが多いくらいの勢いです。

 それはともかく、博物館に江戸の玩具として「とんだりはねたり」という小さな人形が展示されてました。写真は許可されていないエリアだったので記憶を頼りに絵を書いてみると、こんな感じです。
ファイル 1676-2.jpg
 竹筒を切って作ったアーチ状の土台に、小指ほどの土人形を立ててあります。その人形は紙で作ったかぶり物をしています。かぶり物には動物の顔が書いてあったりします。竹の土台からは楊枝のような棒の端が見えています。

 展示品の説明によると、この楊枝のような棒と糸によってバネになっており、人形がはねるとかぶり物がはずれて、下から素顔が出てくるのが面白いらしいんです。

 江戸の、というのは江戸時代のという意味でもありますが、江戸地方の、という意味でもあります。つまり東京の郷土玩具ってことになるわけですが、不勉強で見たことがありませんでした。

 棒と糸で作るバネというのがどういう構造なのか気になって、帰りに図書館によって郷土玩具の本を見たんですが、これまた跳ねてかぶりものが取れるっていう説明しか書かれておらず、バネの構造までわからないんです。おそらく実物を見たら疑問にも感じないような簡単な構造なんでしょうね。

 それで自分なりに考えて、ペットボトルの蓋で模型を作ってみました。
ファイル 1676-3.jpg
 こんな具合に、蓋の内側にタコ糸をわたして、楊枝をひっかけてぐるぐる巻きます。楊枝の長さは、片側だけボトルの蓋にひっかかる長さにして、もう片側は短くします。限界まで巻くと、糸のねじりがもとに戻ろうとする力が発生して、上の写真のように楊枝が蓋のふちにあたって止まってる状態になります。

ファイル 1676-4.jpg
 さらにもう半巻きして、この写真のような状態にして(Aの状態と呼びます)、指をはなすと、棒がクルンと半回転して反対側のふちにカツンと当たります。

 これを、蓋をひっくりかえしてやるとどうなるか。

 Aの状態にしたまま蓋を平らな場所に伏せて、指を放したとたん、見事に蓋がピョコンと跳ねました。

 ところがですね、ペットボトルの蓋では安定が悪いのか、跳ねたあとに必ずころんでしまいます。とんだりはねたり人形が面白いのは、跳ねることそのものじゃなくて、跳ねたらかぶり物がとれて変身することでしょうから、転んじゃうのは何かおかしいですね。

 実物はころばないように調整してあるのか、はたまたころんじゃって正解なのか、実物で遊んだことがあるよって方はいらっしゃいませんか?