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これは黒い!!

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 この木炭みたいなやつは大根です。

 薫製にでもしてあるのかって?

 とんでもない、正真正銘、生の大根です。といっても、普段使っている太い足のような大きなものではなく、20cmくらいの小型の大根です。埼玉県内のスーパーで、1本69円で売られていました。お店では「ねずみ大根」という札がついてたような気がします*1

 ヨーロッパではこんな黒い大根をよく食べるとは話に聞いてはいましたが、実物を見るのは初めてです。ほんとに真っ黒なんですね。これはほんとうに黒い。

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 切ってみると、黒いのは皮だけでした。中身はこのとおり白いんです。

 面白いから皮ごとすり下ろしてみたんですが…
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 もっと全体が黒くなって灰色のペーストみたいになるかと思ったのに、これじゃ焼き海苔でも混ぜたみたいですね。水分が少なくて、水をしぼらなくてもこんな感じです。普通の大根より少し辛みが強いかも。

 さてどうやって使ったものでしょう。サラダにするのが常套手段なのかな?
 

*1:普通はねずみ大根というと白い辛み大根の一品種をそう呼ぶことが多いような気がします。

タグ:食材

ストロベリートマトのその後

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 前の記事の食用ホオズキはこうなりました。湯むきして、三温糖をまぶして冷蔵庫で1日くらい保存して、甘酸っぱい汁が出てきたところで汁も一緒にバニラアイスにトッピング。なかなかいい感じです。もっと成らないかなー。

タグ:植物 食材

ストロベリーか? トマトか? ホオズキだ!

 えー、ストロベリートマトのことを書きます。

 まずストロベリートマトとは何というと、ストロベリーでもなければトマトでもありません。食用のホオズキです。

 その昔、『ストロベリートマト』というタイトルの脱出ゲームが流行った頃に、沖縄からお取り寄せして食べたのが始まり。

◎ストロベリートマトがついに来たー
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=183
 2007年の記事ですよ。ああた6年前じゃありませんか。

 これが本当に甘酸っぱくて美味しいので、翌年は別の通販会社から種を取り寄せて蒔いてみたんですよ。

 ところが、どーやっても甘くならない。緑色だったサヤや白くなるまで待っても中の実は緑色のまま。食べてみると苦みはまったくないですが、甘みは少なくて酸っぱい。嫌な酸味ではないんですけどねえ。

 多年草なのか、真冬でも枯れずに残り、翌年になると同じ株から葉が出ます。なぜか実がつくのがやたらおそくて、毎年12月ごろにたわわに実を付けるのも謎でした。熟れるころには年が明けてたりして、もう全然気分じゃないのでそのまま放置されて今日に至ります。

 そのストロベリートマトが今年の限って春先から実をつけました。ホオズキだから夏に収穫するので正解だとは思うんですが、なんせ毎年、真冬にならないと実がつかなかったのでびっくり仰天ですね。地震でも来ないかとヒヤヒヤするような状態です(ほんとに来たらどうしよう)。

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 市販のものみたいに実が黄色くならないのは、実は品種が違うのかもしれませんねえ。なんせ、種を販売してた通販会社は、これを「トマト」だって書いてましたからね。いわゆる種苗専門店ではなかったし、話題のものの名前でもつけときゃ売れるだろうくらいの感覚だったのかもしれないし。

 例年通り甘くはなりませんでしたが、この酸味は悪くはないです。種のプチプチッという食感もいい感じ。いくつか生で食べたあとに、思いついて湯むきしてみたら、トマトと同じようにツルンとむけたので、三温糖をまぶして冷蔵庫に入れてみました。美味しくなるといいんですけど。

 今日は7月10日、浅草寺のほおずき市なのに気づいて書いてみました。

タグ:植物 食材

これは……ロティ・チャナイ……なの?

 台所で世界一周企画。

 今回はマレーシアでおやつを食べようと思ったのですけど、かなり微妙な結果になってしまいました。たとえていうなら成田からマレーシア行きの飛行機に乗ったものの、財布を忘れたことに気がついて、観光しないで成田行きの飛行機に乗って帰っちゃった、みたいな感じです。

 今回作ってみたのは、ロティ・チャナイというものです。レシピはとあるマレーシア料理の本に載ってました。

 インドのロティ・パラーターを「さらに軽く薄くしたもの」だそうで、羽根のように軽く、カリッとしていて、油っぽくない揚げパンなんだそうです。おいしそうでしょ?

 で、作り方読んでみたら

 (材料を混ぜてやわらかい生地を作って30分寝かせたあとに)生地で小さなボールを12個作る。ギーまたは油を塗り、覆いをして20分から4時間寝かせる。
 鉄板か重い鍋を熱し、油を引く。生地のボールを平らにして、出来るだけ薄く伸ばす。端を内側に折り込み、直径15cmの円形にする。これでパンに層を付ける。ロティを1つずつカリッとして、色が変わるまで揚げる。必要に応じてギーまたは油を足す。

 ヒント:(職人は華麗な業で伸ばすが)家で作る時は大きな鍋の底を使い、手に油を塗り、ゆっくりを伸ばしながら、生地を押し出していくようにする。

って書いてあるのね。

 製作過程の写真は一枚もありませんでした。完成品の写真を見ると同心円状の筋のある丸いパンです。なんで端から内側に織り込むとこの模様が出るのかさっぱりわかんない。

 それに、鍋を熱してから平らにしろって書いてありますよね。しかも最後に、家でやるなら鍋の底を使って伸ばせと。まさか熱した鍋ってやつの底で伸ばすの?そんな馬鹿な。

 …ってな具合で頭の中ぐーるぐーるですよ。仕方ないので適当にやりました。
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 生地を伸ばすのはこんな感じですかねえ。たぶん最初に書いてある「鉄板か重い鍋を熱し」っていうのは揚げ油を加熱しろと言ってるんじゃないかと想像。ヒントの鍋のそこで伸ばせってのは別の鍋だろうと解釈して(そうでないとフツー怪我する)、ボールの底でやってみました。

 本には小麦粉を 1kg も使うレシピが書いてあって、そんな大量に作れるわけないじゃんもうって感じだったので、 250g まで減らしました。おかげで卵の量とか適当だし、こんなに緩くて大丈夫なのかしらっていうくらいゆるゆるで、打ち粉じゃ対応出来ず、手に油をぬりまくって作業します。カロリー高そう。でも、薄く伸ばすのはわりと簡単でした。緩いので鍋の底である程度のばすと自重ででろーんと広がります。

 問題は「端を内側に折り込み、直径15cmの円形にする。これでパンに層を付ける」ってとこ。端から丸めてったら、層にはなるかもしれないけど上から見た時に同心円状の模様になんかならないじゃん?

 と、首をひねりながら作って揚げたのが下の写真。
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 まずくはなかったです。ドーナツとクロワッサンの中間みたいな感じで、砂糖や練乳が入ってるわりに甘くはなくて、料理と一緒に食べるのにちょうどいいかなって感じ。ただこれは、羽根のように薄くて軽いとは言えないし、何か腑におちない。特に形が。

 食べちゃってからうーんと考えて「あっ、端を内側に折り込みっていうのは、丸めるんじゃなくて、折り重ねるのか!」と思い至りました。

 端を真ん中に寄せるように一回折り、再び端を中心に向かって折り寄せるのですが、二度目からは中心まで折らずに少し放す。これを何度か繰り返えせば同心円状の模様になるんじゃあるまいか?

 ってことは、生地を伸ばすところも、もっと大きくうすーーーーく伸ばしたほうが良さそう。大きななべがないんだったら、生地のほうを少なくして薄さは維持したほうがよさそう?

 などなど、反省点を思いつきましたが、なんせ揚げパンなので、そう頻繁には実験できません。わたくし、また医者からコレステロールを下げろって言われてしまいました。だーかーらー、コレステロールが高いのは甲状腺の機能亢進をおさえる薬を飲んでるからなんだってば。その証拠に中性脂肪は落ちてるじゃんもう、なんて愚痴はどうでもいいですね、はい。

 というわけで、今回はビミョーな完成度でしたが、マレーシア料理でした。そのうち再挑戦してみようと思います。

 いちおうレシピ書いときますね。

【材料】4個分
小麦粉 250g
卵 小1個
塩 ひとつまみ
砂糖 大さじ1/2
溶かしバター 25g
水 100cc
コンデンスミルク 大さじ1/2
# 本に載ってたレシピの 1/4 ですが、卵だけは半量にしてあります(半分だけ使うのが面倒だから)。

揚げ油 100cc

【手順】
1. 小麦粉からコンデンスミルクまでの材料を混ぜ、やわらかい生地を作って30分寝かせる。
2. 手に油を塗って 1 の生地を 4等分して、丸く丸めて、覆いをして20分〜4時間寝かせる。
3. 揚げ油を準備する。フライパンで油を加熱する。
4. 大きめのボールか鍋を伏せて、底に油をぬり、手にも油をつけて 2 の生地をボールか鍋野底に広げ、押し出すように薄く伸ばす。端を中心に折り寄せて、直径 15cm くらいの円にする。この作業を手早くやり、3 の揚げ油に投入してカリッと揚げる。
# 生地がやわらかいので、伸ばして形作ったらすぐに揚げてしまうこと。作っては揚げる、作っては揚げるの繰り返し。まとめてやろうとしても無理。

 こんな感じでしょうか。

読んだのはこの本


 2000年くらいの本なんですが、例によって絶版(もしくは版元品切れ)で買えません。写真はきれいで美味しそうなんですが、作り方の説明が時々意味不明かもしれません。

タグ:民族料理

コメント一覧

Sari (07/13 00:24) 編集・削除

こんばんは。

バリでは四角いのしか見たことありませんが、渦巻きが見える丸いのは、
名前忘れてしまいましたが、中国の香菜とひき肉を入れて焼いたもの式なのではないでしょうか。

生地を長方形っぽく薄く伸ばし(ここでラードを塗り、塩振り、ひき肉と香菜散らす)
手前から1~2cmくらいに折り畳んでひも状にして、蚊取り線香のようにぐるぐる。
ちょっと寝かせて上から押しつぶして薄くして焼く。だったと思いますが、いい加減な記憶なので・・・

マレーシアも中国系の料理とインド系の料理がmixされているから丸いのも有りなんでしょうね。

毎回、楽しみにしています。またよろしく♪

珍獣ららむ〜 (07/13 08:07) 編集・削除

おはようございまーす。

> 中国の香菜とひき肉を入れて焼いたもの式

最初わたしも葱油餅式に渦巻きにしてから潰すんじゃないかと思ったのですが、作り方ではあくまでまわりから端を折って層にすると書いてあるので「???」という感じなんですよ。
四角いのは、あのあと検索してみつけました。四角くしちゃったほうが簡単そうですね。

Sari (09/16 02:12) 編集・削除

こんにちは、

亀有Ario傍の業務スーパー山田でマレーシアのロティ・パラタを買いました。
このブログの方が紹介してますがhttp://blogs.yahoo.co.jp/mk_gmine/32739531.html
薄く油が塗ってあるのでトースターから出すのに熱かったですw
その後フライパンでカリッとさせました。薄々でおいしかったです。
これを揚げちゃったらどうなるんでしょ・・・かなり薄いんですけど。

♪gabotyan♪

珍獣ららむ〜 (09/16 04:47) 編集・削除

ほほー、こんなのがあるんですね。
しかも業務スーパーで買えるとは!
今度見に行ってみます!
gabotyan

何かが芽を出した(つづき)

◎何かが芽を出した
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?mode=comment&no=1613
 この記事の続きです。なんだか分からないけど芽が出ましたって書いたらコメント欄でヤマイモ(もしくは栽培種のナガイモ)か、オニドコロのどっちかじゃないかって教えてもらいました。

7月7日

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 今こんな感じです。ヤマイモ・ナガイモだったら葉が対生、オニドコロだったら互生でしたっけ。

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 葉の付け根を拡大してみると……あっ、一ヶ所から一枚しか出てない。互生ですね。ってことはオニドコロか!


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▲互生は一ヶ所に一枚の葉が互い違いに生える。対生は一ヶ所から二枚ずつ「対になって生える」。

 うちに前から生えてるナガイモを見ると、確かに葉が対生してました。

 偶然生えてきたオニドコロは、もうちょっと育ててからナガイモとの比較写真でもとってみますか。



 なおプランターに蒔いたのは、古くて発芽しそうもないヘチマの種、群馬で拾ってきたカラスウリの種は蒔いたような気がします。それらが生えてきそうもないので、その後にどっかでもらってきた花の種(種類まで覚えてない)も蒔いかもしれません。でも、出てきたのはオニドコロ(笑)

タグ:植物