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アブラナの異常(虫癭か菌癭かもしれない)

旬をはずしてしまいましたが、前から気になっているアブラナの異常の写真をはっておきます。虫か菌によるこぶ(gall 癭)ではないかと思うのですが、実際どうなのかまだよくわかりません。

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▲2013年4月17日撮影

・アブラナのさや(種ができる部分)や茎が肥大・変形する
・壊してみると、中が空洞になっている

 上の写真をとった時もふくれた部分を壊してみましたが、残念ながら虫の姿は見られませんでした。目では見つけにくい卵が産み付けられている可能性はあります。通りがかりにiPhoneで慌てて写したものですから、破壊した状態の写真はうまくとれませんでした。

 いちおう、『日本原色虫えい図鑑』と『虫こぶハンドブック』は見たのですが、アブラナ科の植物にできるこぶは写真の掲載はないようです。


ゴール gall 虫こぶ 虫瘤(むしこぶ) 虫えい 菌えい 虫癭(ちゅうえい) 菌癭(きんえい)

タグ:植物

今年もチュウレンジさんたちがやってきた

◎バラを食害するチュウレンジ系ハバチを見分けたい
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1598
 上記の記事のつづきです。バラを食害するハバチのうち、チュウレンジ系のハバチをきっちり見分けてやろうじゃないかというお話です。

 うちのバラに来ている可能性があるチュウレンジ類は「チュウレンジバチ」「アカスジチュウレンジ」「シリグロチュウレンジ」のたぶん三種。これを見分けたい。

 実は飼うとこまでは毎年やってるんですよ。で、模様の違うのが最低でも二種類いるってとこまではつきとめました。それらが別種なのか同種の個体差(あるいはオスメスの違いとか)なのか、見分けたい見分けたい、何がなんでも見分けたいのじゃー!!というわけです。


 そして2013年、ついにチュウレンジの季節がやってまいりました。

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▲バラの茎にこのような裂け目があったら、そこがチュウレンジさんたちの生まれた場所です。

チュウレンジバチの一種
▲これは数年前に写した写真です。バラの葉を食い荒らすチュウレンジバチの仲間は、こんな感じで茎に卵をうみつけます。卵が孵化すると、ひとつ上の写真のような裂け目になるというわけです。

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▲2013年6月28日撮影。孵化して何日目なのかちょっとわかりません。幼虫はバラの葉をふちから食べていき、葉脈だけ残して別の葉に移動します。クシヒゲハバチとは食べ方が違います。

◎クシヒゲハバチの記事はこちらをどうぞ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1572


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▲トリミングしてウソ接写にしたもの。まだ何チュウレンジなのかはわかりません。成虫にして、尻を確かめてオスメスを見分けたり、産卵管鞘というものの色を確認したり、時期をずらして採取&飼育などを繰り返して、別の種類がいないか確認したり……うう、書いてるだけで頭こんがらがってきたよ!

タグ: バラの害虫 ハバチ

何かが芽を出した

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 なんだか覚えてないけど何かをまいた記憶があります。それが芽を出しました。何になるかわかりませんが、とりあえず写真はっときます。


 それだけ?

 うん、それだけなの。ごめん。

タグ:植物

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目黒のゆの字 Eメール (07/01 10:17) 編集・削除

こんにちは。
ヤマイモのような感じがしますね。
買ったヤマイモのだめになったヤツを適当にうめておいたら、こんなふうに丸い子葉(?)が出てどんどんのびてきました。

珍獣ららむ〜 (07/01 13:16) 編集・削除

ゆの字さんこんにちはー。
ヤマイモ、似てますね。
わたしもダメになったナガイモを埋めたことがあって、毎年それが芽を出して、ムカゴがそこいらにばらまかれてます。
このプランターの土にもムカゴが混ざってたかもしれないです。
やっぱりそれかなあ。
もう少し様子を見てみますね。

日野@愛媛 Eメール URL (07/02 12:56) 編集・削除

こんにちは。

はてさて? ヤマノイモか? オニドコロか?
庭先に生えたのを、大きくなったら食べようと思い育てたら、オニドコロだったってのがよくあります。
蔓が延びてきて葉っぱ2枚ずつ出たらヤマノイモ系ですね。
ムカゴだけじゃなくて、種も飛んできますので、舗装道路の隙間とか、意外な場所で見かけます。

珍獣ららむ〜 (07/02 15:26) 編集・削除

日野さん、こんにちは。
オニドコロもありそうですね。
このあたりは23区内の地のはてですからいろんなものが自生しているし、わたしが公園を歩き回るので思わぬものを持ち込んでる可能性があります。
やはり様子を見たいと思います。
ありがとうございます!

目黒のゆの字 Eメール (07/02 18:21) 編集・削除

おっと、すみません。
わたしのは、おそらくナガイモだったと思います。
いずれにしても、ツルがのびはじめると判明しそうですね。
こちらのサイトに詳しい見分け方がのっているようです。
http://stewartia.net/engei/field_plant/Yamanoimo_ka/Dioscorea.html

昨夜もベトナムで食事だった

 自作の心でメイクミラクル。台所にいながらにして世界一周できちゃうかもしれない企画。今回もベトナムで「エビのコーラ煮」でござーい。

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▲Tôm kho Côca côla エビのコーラ煮

 これはとても簡単でした。

1. 熱したフライパンに油をしいて、ニンニクのみじん切りを炒める。
2. 野菜を入れて炒め、エビを殻つきで入れて炒める。
3. コーラを200cc加え、ニョクマム(魚醤)大さじ1杯で味付けして、少し煮つめる。
4. 最後に粗びき黒胡椒をぱらぱらっとふりかけて完成。

 まとめると「材料炒めてコーラ・ニョクマムで煮込み、黒胡椒で味付け」以上です。コーラはペプシでも良さそうですが、カロリーゼロのは甘味料の味がよろしくないので、普通のやつ使ったほうがいいと思います。

 コーラ煮を初めて聞く人だと、なんでわざわざコーラで煮ちゃうのさって感じでしょうが、たぶんコーラに入ってるカラメルが香ばしさや甘さを強調して上白糖を入れたのとは違う味が出るんじゃないですかね。日本でも肉じゃがやブタの角煮をコーラで作る人がいますね。

食後のベトナム語

Côca côla コカコーラ
Tôm エビ
kho 煮詰める
# 別の声調記号をつけて Khô だと乾物の意味になるそうです。Tôm khô ならば乾燥エビ。

ベトナム語のオンライン辞書をみつけました。
http://www.viet-jo.com/home/d_search.php

参考図書(画像のリンク先は楽天ブックスです)


 前回と同じく『ベトナムおうちごはん』を参考にしました。絶版なのが残念だよほんとに。著者は西麻布でベトナム料理 Kitchen をやっている鈴木珠美さん。


 共著ですが、こんな本も出てるみたいです。『はじめてのベトナム料理 ふだんのごはんとおつまみ、デザ-ト』著者:足立由美子・伊藤忍・鈴木珠美

タグ:民族料理

カエル上陸

◎その1:卵をひろってきた 3月19日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1534

◎その2:卵の中で育ってる 3月22〜26日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1536

◎その3:孵化した 4月4〜8日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1545

◎その4:まだオタマジャクシのまま 5月2日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1565

◎その5:足が生えた 6月10日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1601

6月24日撮影

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 謎のオタマジャクシはついにカエルになり、上陸しました。まだ小さいです。小指の先ほどもありません。

6月26日

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 アブラムシをいれてやりました。食べる瞬間は見ていないのですが、しっかり狙っているので食べてると思います。

 そろそろ土を入れるなどして乾かしぎみにしたほうがいいのかなあ。


 まだ種類はわかりません。ウシガエルではなさそうで一安心です。卵塊が丸かったのでヒキガエルでもありません(ヒキガエルは紐状)。

http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~inoue/NNM/kaeru/tamagohyou.html
 こちらのサイトによると、アマガエルの卵は塊にならず、ばらばらに産み付けられるらしいです。それが本当ならアマガエルでもないってことですか。

 アオガエルはメレンゲのような泡に包まれているのでこれも違う。

 残るはアカガエル科の何かってことになります(日野さんするどい)。トノサマガエルは関東平野にはほとんどいないと聞くので、あとはやっぱりニホンアカガエルなのかな。

 もう少し様子を見たいと思います。体つきがもっとカエルらしくなれば見分けがつくでしょうから。

タグ:カエル

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日野@愛媛 Eメール URL (07/02 13:09) 編集・削除

こんにちは。

こちらのヤマアカガエルは、何者かに捕食され消えてしまいました。
夏場に山に行くと、指の爪載るくらいのヤマアカガエルが、湿った落ち葉の下でじっとしています。
色は枯葉に似た黄土色から赤茶色、親子共々見つけるの難しい蛙です。
お玉から蛙への時期になると、水場から山へ小さな蛙の移動が見られます。
親が冬に山からやって来るのも凄いけど、子蛙達には山までの距離が果てしなく遠く思えます。

珍獣ららむ〜 (07/02 15:45) 編集・削除

カエルは意外と長距離を移動するんですねー。
そういえば川からだいぶ離れたうちのまわりにも、時折アマガエルやヒキガエルが勝手に住み着いていますから、夜中のうちにピョコタン歩いてくるのかなあ。

それはそうと、
うちのオタマジャクシもここ数日で消えてしまい、残ったのはカエルになった一匹だけです。
ほんの三日前まで元気に泳いでいるのを確認して、いつ手が生えてくるだろうと思っていたのでビックリです。
蓋と水槽の間にガーゼを噛ませていたのでカエルになって逃げたとも思いにくいですし。
部屋の中に水槽の置き場所がなく、ベランダに日陰を作って置いてたのが敗因かなあ。
高温に耐えられなくて死んでしまったのかなあと思います。
死体はミジンコが食べたのかもしれません。
これまでにも死んだオタマジャクシにミジンコが群がっているのを見ましたから。

箱拓 Eメール (07/02 20:13) 編集・削除

ららむ~さんの記事見てると懐かしさのようなものを感じますね。
カエルといえばカジカガエルって鳴き声綺麗ですよね。
用水路でウナギ探してるときとかウシガエルが居てビックリして
扱けたのはここだけの話

珍獣ららむ〜 (07/03 10:50) 編集・削除

箱拓さんこんにちは。
カジカガエルは素敵ですよねー。
千葉県の養老渓谷ってところに沢山いて、目の前で鳴いてたので「あー、これがカジカガエルか!!」って感じでしたけど、遠くから聞こえてきたら鳥なのか虫なのかって悩みそう。


…と書いたところでふと思い出しました。
もうずっと前に、夏の盛りに岩手県のどこか山のほうで、ヒラヒラヒラヒという何かの鳴き声を聞いたことがあるんですよ。
その時はともだちと「コオロギ?? セミ??」みたいなことを言ってたことがあります。
今ふと思いついて、youtube でカジカガエルの動画をいくつか見てみたら、岩手で聞いたのと似たのがありました。
あれもカジカガエルだったのか…