記事一覧

青梅市の旧家を見学しました

ファイル 1835-1.jpeg
 澤乃井の蔵開きの日(10月25日)に偶然みつけた旧家。文化財に指定されているとかで、都の文化財ウィークにあわせて公開されてました。なんせ試飲でほろよい(というか、べろんべろん一歩手前)なので何家とかの詳細は覚える余裕がありませんでした。普段は持ち主の方が使ってらっしゃるってことです。

# かばんを整理したら、この家でもらった絵葉書がでてきました。それによると江戸時代に村名主と筏組合惣代をつとめた「福島家」で、江戸時代に中期の建物だそうです(途中で曳家されたとあるので、完全に昔のままではないかもしれませんが)。沢井駅から徒歩5分のところにあります。

ファイル 1835-2.jpeg
 神酒口(みきぐち)というそうです。お神酒の徳利にさすお飾りで、御幣を簡略化したものだとか。

ファイル 1835-3.jpeg
 五玉のそろばんが柱にかけてありました。真ん中の玉が壊れてるのはわざと?? 何かのおまじないなんでしょうか。

 あえて調べずに丸投げしておきますので、もしご存知の方がいらっしゃったらコメント欄か、twitterの返信で教えてくださると嬉しいです。

おまけ:青梅市のマンホール

ファイル 1835-4.jpeg
▲青梅市なので梅にウグイス。

ファイル 1835-5.jpeg
▲制水弁。ソフトって書いてある。ソフトがあるならハードもあるんだろうか??

タグ:マンホール

澤乃井の蔵開きでべろんべろんで、柚餅子との別れにショックだったりする週末の日記

 先日(10月25日)に澤乃井の蔵開き(ようするに日本酒のヌーボーを飲みに)行きました。去年は行けなかったけど、一昨年も、その前の年も行ってます。

ファイル 1834-1.jpeg
▲澤乃井の酒蔵。毎年秋になると蔵開きのイベントがあります。入場料が1000円かかりますが、中で利き酒ができます。今年は「しぼりたて」「純米本地酒」「純米大辛口」「蒼天」「彩は」「純米大吟醸 澤乃井」「大吟醸 澤乃井」「大吟醸 梵」「蔵守 2009年もの」「一番汲み」「梅酒 ぷらり」「柚子酒 ゆずほ」の12種類が出てました。

 今年から 1品につき 1杯ずつの制限ができちゃったんですけど、そのかわりぐい飲みになみなみと注いでくれるので、いつもより大量に飲んでしまい、ほろ酔いどころかべろんべろんになりそうでヤバかったです。来年行く時はお気に入りの銘柄を堪能するために、それ以外はちょっとでいいですって断らないといけないなって思うほど。

 いつ飲んでも美味しいのは「梵」ですねー。香りといい、味といい、本当に美味しいです。しかし、梵は高級品すぎて自分では買えません(笑) その次は「蒼天」が気に入ってます。香りが爽やかで、名前のとおり青空みたいですよ。

ファイル 1834-2.jpeg
▲蔵守の棚。このお酒はわざと長く置いた古酒で、今年は2009年ものが出てました。行くたびに違う年のを飲めたりします。今年のは個人的にはそれほどでもなかったんですが、一昨年飲んだのがすごく美味しかった。何年ものだったか覚えてないけど。

ファイル 1834-3.jpeg
▲まわりはこんなところ。ここは東京都青梅市、JR沢井駅のすぐ近く。

◎2012年の、蔵開きの日の日記
http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/20111022

↑この日記に、勝仙閣という宿で柚餅子を買った話が出てきますが、そこの柚餅子が気に入って、蔵開きのたびに買いに行ってたんですよ。家がもっと近かったらしょっちゅう行くんですが、青梅市は中途半端に遠くて、ついでもないので年に一度になっちゃうんですけど。

 もちろん今回も買う気まんまんで行ったんですが、なんとびっくり、勝仙閣が閉店してた……うわーん!!!

 6月22日で閉館とだけ貼り紙があって事情はなにも書かれていませんでした。公式ブログがアメブロにあるんですが、そこも5月の日付で何事もなく更新されてて、テレビの取材を受けたりもしているのに、一体なぜ????

ファイル 1834-4.jpeg
▲勝仙閣の裏にある『お山の杉の子』発祥の地の記念碑。この宿で作曲されたとかで、作曲に使われたピアノが宿にあったんですよ?!

◎お山の杉の子ってこういう歌です(midomi)
http://www.midomi.co.jp/index.php?action=main.profile&recording_id=b2fc521142c9a4da3a75d76a57ba1569
 ちなみにこれは戦中バージョンの3〜6番です。この手の歌は人が歌ってるのを耳で聞いて覚えるので、もしかするとメロディーが微妙に間違ってるかもしれませんがっ(笑)

http://www.midomi.co.jp/index.php?action=main.profile&recording_id=b2ae6cf586f88b14379f380b4c330bde
 こっちはtamagomaさんという人(歌上手いー)による 1番です。


 杉の子のピアノが見られなくなったのも残念ですが、あの柚餅子が二度と食べられないと思うと、蔵開きのほろ酔い気分もふっとぶほどでした。

コメント一覧

たっぷ (10/28 15:52) 編集・削除

楽天トラベルの勝仙閣のページはまだあるねぇ。
こんなのが残ってるとこ見ると余程に急な閉館だったのかなぁ。
今年、仕込んだ分の柚餅子はどうにかならないのかしら?
gabotyan

珍獣ららむ〜 (10/28 18:05) 編集・削除

楽天トラベルのはページが消えてないからgoogleにはヒットするけど、楽天トラベルで検索しても商品としてはヒットしないよー。

でも、5月までほんとに何事もなくブログが更新されているし急だったことは確かなんだろうねえ。柚餅子だけでも通販かなんかで売ってくれたらいいのにね。
http://ameblo.jp/yuzunosato-shosenkaku/



gabotyan

フルーツロールケーキ #おやつ

ファイル 1833-1.jpg
 昨日の「新チューボーですよ!」で金町の巨匠だったラ・ローズ・ジャポネのフルーツロールケーキ、1切れ450円(税込み)。

 テレビで紹介されたばかりなのでお客さんいっぱい、閉店1時間前くらいに買いに行ったのに、売り場からガラス越しに見える厨房ではフルーツロールを増産中だった(明日の分かもしれないけどね)。

 生地はきめ細やかでしっとりしてて、フルーツぎっしり、生クリームたっぷり、甘さ控えめ。前からフルーツたっぷり系のロールケーキを食べたかったのでかなり満足しました。

タグ:おやつ 地元(葛飾周辺)

昨日と今日出会った #ゆるキャラ さんたち:おーちゃん、たか丸くん

青梅市のおーちゃん

ファイル 1832-1.jpeg
▲青梅市:澤乃井の蔵開きイベントにて 2014年10月25日

 福祉関係のキャラで青梅市(おうめし)だからおーちゃんだって言ってた。アルファベットのOのように丸くてかわいらしい。しかし、福祉をアピールしきってないところがいかん。もっと全身で福祉をアピールしちゃってほしい。

http://www.omeshakyo.jp/
↑ここのキャラなんだけど「おーちゃんの秘密」っていうリンクをクリックしてもそれらしいページにたどり着かない。きっと誰にも知られたくない秘密なんだろう。

弘前市のたか丸くん

ファイル 1832-2.jpeg
▲お台場:モータースポーツジャパン2014にて 2014年10月26日

 通りすがりに写したのでどこのキャラかわからず、猛禽っぽくてくちばしが黒いので、ハヤブサかなあ、タカかなあって言いながら探したら弘前市のたか丸くんだった。

◎プロフィール:たか丸くん
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/takamarukun/profile/index.html
 好物のいがめんちは、イカゲソを叩いてミンチにしたのに野菜や小麦粉を混ぜて丸めて揚げたものだそうです。美味しそう!

タグ:ゆるキャラ

明治天皇有馬御野立所の石碑/異体字萌えの世界へようこそ

 旅行の写真などがいろいろたまってるんですが、一記事に貼り切れなかったりして、どうせならブログを新しくしてからにしようかなあなんて思ってるうちに旬を逃しちゃうんですよねえ。リニューアルするにはサーバ機から新しくしないことには重くてしょうがないし。

 そんなこんなで、あまり大掛かりじゃないことをしたいんですが、写真がイマイチなのが残念です。そもそもブログに貼ろうなんて思わず、ちょっとしたメモのつもりで撮ったので。
ファイル 1831-1.jpeg
 石碑です。これはたしか、群馬県の八木原駅からちょっと歩いたところで撮影したんだったと思います。これが全体が写っているという点で一番よく撮れてるんですが、横から写してしまったので正面に何が書いてあるかわかりづらいのが酷いですね。いや、ほんとにメモのつもりだったもので。

 正面に書いてあるのは「明治天皇有馬御野立所」だと思います。だと思うっていうのは「野」の字が面白い異体字になってて、正直言うとホントに野なのか自信ないからなんですけど。

 向かって左側面(写真だと手前側)には「昭和九年十月建設」と書いてあります。

ファイル 1831-2.jpeg
 これは向かって右側の側面から写したものなんですが、群馬郡の「群」が、君と羊を縦に並べた面白い異体字になっているので、異体字萌えで撮影したらこうなりました(笑)

ファイル 1831-3.jpeg
 二枚目の写真の下を写したもので「古巻村」という文字が見えます。正面の「御野立所」も写ってるんですが、これでも見づらいですね。

ファイル 1831-4.jpeg
 一枚目の写真から「御野立」のところだけ切り抜いてみました。これでギリギリ見える感じ。うーん、やはりイマイチだ。


 なんでこんなイマイチ写真を貼ったかっていうと「野立所」を「堅立所」と間違えて読んでる人のブログを見てしまったからなんです。

 群馬郡(もしかすると西群馬郡かも)古巻村の野立所について書いてる人はいないかと思って検索して、どうもみつからないので、ひょっとして「堅立所」って読まれてるんじゃないかと思って検索したというわけなんです。群馬郡のはみつからなかったけど、別の場所のを見事にそう読んでる方をみつけてしまい、自分の検索力の高さにあきれ返りました(笑)

 写真じゃ見づらいですが、書いてあるのはこんな字なんです。
ファイル 1831-5.png
 野立(のだち、または、のだて 両方の読みで辞書に載ってる)という言葉を知らないと、確かに堅立って読んじゃいそう。

 御野立所というのは、天皇陛下など、偉い人が何かを視察にいらした際に、ここでお休みになりました、みたいな場所のことだと思います。有馬って書いてあるからこの場合はお馬さんも一緒だったってこと…なの?(って、人の間違いを指摘しておいてわたしも怪しいじゃん!!!)うん、だから、有馬が地名なのか馬と一緒だったって意味なのかって思ったので検索したんですよ、みつからなかったけど。

 いや、有馬や野立の意味はこの際どうでもいいんです。萌えポイントは異体字ですよ。漢字はおもしろい。横に並べたり、縦に並べたり、バランスを変えたり、手書き文化は自由度が高くていいもんですね!

タグ:群馬