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並イラガが羽化しました

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1555
↑この記事に書いたイラガの繭が羽化しました。マイミクさんのところのイラガが羽化したと聞いたので、うちのもそろそろかなと思ってたんですよねえ。

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▲イラガ Monema flavescens 2013年6月18日撮影。羽化は17日。最後の写真のみトリミングによるウソ接写。ほかは HS10 に MARUMI クローズアップレンズ+4を装着して撮影。

 外来種のヒロヘリアオイラガなんかより黄ばんでてジミな蛾ですね。顔にある小さな足のようなものは、足ではなくて下唇髭(かしんひげ)ですかねえ。裏返して撮影したら足じゃないことがわかりやすかったと思うんですが、東京ではめっきりみかけなくなった虫なので、傷つけたくないのでやめました。

 蛾類の下唇髭について、外国語の名称でパルピ pa-ru-pi とカタカナ書きしてるサイトが多数あるんですが、何語かわかんないので断言しにくいですけど、訳語が「髭」なので バルビ ba-ru-bi かなあと思います、なんとなく。違ってたらゴメン。でもラテン語とかも b はじまりだったような気がするし。# やっぱ違ってたわ。下唇髭=触肢・口肢で、ラテン語でも palp らしいです。だから p はじまりで正解。そして文字にするとバとパは見分けがつかないのでネット上では下唇髭って書くのが親切だという悟りに至った。

 このあとイラガはもといたバラの茂みに放しました。幼虫も見たいので伴侶をつれてもどってこいよ。イラガの幼虫はさまざまな広葉樹の葉を食い荒らす上に毒のトゲを持っているので嫌われ者です。でもうちのバラは昆虫採集用だから熱烈歓迎なのだ。


# リサイズしてブログにはりつけてみると、せっかく接写してもかなり見劣りしちゃうんだよねえ。もうひと頑張り寄らないと、リサイズした時に迫力が出ない。まあ、ネット用の画像にそこまでこだわらないでトリミングしてウソ接写にしていいんじゃないのって気もしますけど。

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今日もインドだ、プーリーを作ってみた

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◎インドに行ったつもりで苦瓜とパニールのサブジをチャパティに添えて食べるよ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1602
 この記事の続きです。コメント欄でSariさんがプーリーもいいよとおっしゃってるので作ってみました。

 そういえばプーリは儀式のときに使うって聞いたなと思いだし、ついでに↓ここにも投稿してしまいましたわ。
◎日本でも作れる世界のお祝い料理を教えてください - All About Good Answers
http://answers.withabout.jp/topics/full/6064/
 投稿しといて言うのもアレですが、正直言うと All About はやや苦手なの。だってやってる人たちが妙にプロみたいなカメラワークで写真とってて、美しいのはいいんだけれど、整然としすぎててネットでみると「???」という感じ。個人的には手づくり感がにじみでてたほうがネットでは味になると思っているので、仮にプロみたいにやれたとしてもしないのが自分流だと…いや、できないんですけどね、けーっけっけっけっ。だったら投稿しなきゃいいじゃんって自分でも思うけどベストアンサーをもらうとたまっていくインセンティブがあと500円たまると現金化しそうなのでもったいないじゃないの?請求したことないんでほんとうにもらえるかどうかわからないけど(笑)

 どうやって作ったかは上記の All About Good Answers に書いておいたので読んでみてください。ぶっちゃけこれもわが家の定番レシピというわけでもなくて、行き当たりばったりでうまくいったレベルなんですが。

 同じ作り方でフライパンで焼いたらチャパティになるはずです、たぶん。以前の記事で作ったチャパティにはパニールを作るときに出るホエーを入れたりしてありますけどねー(これまたいきあたりばったりで)。

インドに行ったつもりでヒンディも覚えてみちゃうぞ

नान ナン(この綴りだと発音はナーンか?)
चपाती チャパティ(綴り大事だなあ。チャパーティーっぽい)
पूरी プーリー(これはまんまだ)
पनीर パニール(これもそのまま)
आटा アタ(アータかアーターだよね)

 サンスクリットは教則本を斜め読みしたけどほんというとヒンディの読み方はよくわからんのよね。語尾は子音だけになるの?母音で終わりたい時は長母音の記号を書き加えるの?その場合は長母音なの短母音なの???サンスクリットなら書いたまんま読めばいいのにー。

タグ:民族料理

半白キュウリ

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 奈良県認定の大和野菜で半白キュウリ(はんじろきゅうり)というものだそうです。

 大和野菜ってなんだろうと思い、奈良県の公式サイトへ行ってみみましたが、いまいちよくわかりませんでした。「伝統野菜」は戦前から奈良で栽培が確認されているものですが、半白キュウリはその中には含まれておらず「こだわり野菜」の中に入ってました。

◎半白きゅうり/奈良県公式ホームページ
http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=8030

 戦後、きゅうりの品種は、生食用の歯切れがよく食味の良い白イボ緑色果系が主流となり、果皮が固く粘質で漬け物利用が主だった黒イボ半白系品種は姿を消していった。一部の産地ではその後品種改良された生食にも適する半白きゅうりが生産されている。

 といことなので、奈良の伝統野菜ではないかもしれないけれど、日本で古くから栽培されていた系統のキュウリって事ですね。

 よく見る緑色のきゅうりにくらべるとイボがしっかりしてて、しかもイボの先がちょっと黒い感じ。あ、これが黒イボ系ってやつですね?接写しておけばよかったかな。またみつけたらやってみます。

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 ラベルにも漬け物で、と書いてありますが、とりあえずスライスして、生でかじってみました。そしてビックリ。

 なんというか、これはキュウリなんでしょうか。身が詰んでいて舌触りがキュウリというよりズッキーニか未熟なプリンスメロンみたいな感じです。かすかに甘みもあるし。へえ、これは美味しい。

 ただ、あちこちつまみ食いしてみると、太くて緑の濃いところは甘みがあるのですが、先ぼそった白いところは少し渋いかな、という感じでした。でもこれは塩もみしちゃったら抜けそう。

 ということで、軽く塩をしてしばらく置いて、ぎゅーっともんでみました。水を搾ったのを、千切りミョウガと一緒に酢の物にして食べました。

楽天市場の関連商品




タグ:食材

インドに行ったつもりで苦瓜とパニールのサブジをチャパティに添えて食べるよ

 はいはいみなさん、自作の心を忘れてはいけませんぞ。景気がどん底でも自作心さえ持ち合わせていればメイクミラクルですぞ。たとえば台所にいながらにして世界一周しちゃうとか?!

 今日はインドでチャパティとサブジを食べたいと思います。今日はいきなり完成品の写真をどうぞ!
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 チャパティはぷっくり膨れたパンみたいなやつです。インドの代表的なパンですがナンとはちょっと違います。

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▲こーんなにふくれて

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▲中は空洞です

 初めて見た時はどんな細工をすると膨らむんだろうと不思議でしょうがなかったですが、実は焼くと自然に出来るもので、生地になにかしてるわけではないんですよ。

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 薄く伸ばした生地をフライパンで焼いて、ぷくぷくっと気泡がふくらんだところで裏返して、端を何かで押し付けると真ん中がぷーっと膨れてきます。わたしはお箸でやってますがインドでは布巾をつかってやるそうです。この時点でまんまるになっちゃうこともあるんですけど、イマイチだなーと思ったら、

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 仕上げに直火であぶるとプーッとふくれておもしろ〜い。

 …と、まあこれは上手にふくらんだ場合の話で、わたしゃ自己流で下手くそなので、ただの煎餅みたいになっちゃうこともあるんですけど(笑)

 今回は普通の強力粉で作りましたがインドでは全粒粉を使うみたいです。全粒粉で作ると香りがよくて最高に美味しいです。生地の作り方は自己流のわたくしがお教えするより検索して調べたほうがまともな情報が見つかるかもしれないですね(笑)


 次に「サブジ」ですが、苦瓜を炒めてクミンパウダー・ターメリックパウダー等のスパイスと塩とトマトペーストで味付けして、少し水を加えたところにパニーニ(インドのカッテージチーズみたいなもの)を放り込んでざっくり混ぜて少し煮て、仕上げに酢を少し入れました。これまたかなりテキトーで自己流ですが、こんな野菜の炒め煮をサブジというらしいです。

 サブジはインド料理の本を見ると沢山でてくるのですが、ウィキペディアの「サブジ」を見ると、なぜか日本語とロシア語のページしかないみたい?

 ヒンディで सब्जी だとしたら野菜という意味だし、はたして料理名としてありなんでしょうか?

 というわけでヒンディのお料理ページを検索してみました。

मसालेदार आलू की सब्‍जी
辛いジャガイモのサブジ

गोभी आलू की सब्जी
カリフラワー・ジャガイモのサブジ

सब्जी हरा मसाला
緑の調味料のサブジ

शिमला मिर्च आलू की सब्जी
唐辛子(あるいはピーマン?)・ジャガイモのサブジ

…などなど、多数ヒットしました。ここに出てくる「サブジ」を野菜と翻訳するとおかしいので、やっぱりサブジで料理名になりうるようですね。ふむふむ。

 ヒンディのお勉強までしちゃったところで満腹いたしました。次はどこへ行ったつもりになろかなあ。

参考図書

 今回はレシピをつけませんでしたが、ほとんど自己流で「こうすれば誰でもうまくいく」という方法を整理しきってないからです。以下の本を参考にしましたが、残念なことに絶版です。図書館などで探してみてください。この本でなくてもインド料理の本にはチャパティやサブジの作り方がわりと普通に載ってると思います。ネット上にもたくさんあるしね。
 『インド式菜食生活』

タグ:民族料理

コメント一覧

Sari (06/13 03:21) 編集・削除

おいしそうですね~!
うちではサブジの時はプーリにしたりも。揚げるの面倒だけど。

飯塚橋を降りたところ、明神の湯とセブンイレブンの中間あたりにインドやパキスタンなどの食材を売っている店がありますが、ご存知ですか?
車屋さんのような車庫のような店の奥なんですが。全く目立たない。

以前は親水公園沿いの佐野のあたりにあって、道路拡張のためか引っ越してきたんです。
店主はあちらの人みたいです。

買おうと思っているのですが、上野とネットで調達したのがなかなか減らず、ジュースしか^^;
暑くなってきたからエスニッックメニューが増えて買いに行けるかもと思ってます♪

珍獣ららむ〜 (06/13 07:37) 編集・削除

おー!!
それは気づいてませんでした。
(佐野にあったのも気づいてなかった!)
今度行ってみます。アリオのカルディにもそれなりにものが揃っているけれど、海外の人がやってる店にはまた変わったものがありますからねー。
情報ありがとうございます。

謎のオタマジャクシに足がはえました

◎その1:卵をひろってきた 3月19日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1534

◎その2:卵の中で育ってる 3月22〜26日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1536

◎その3:孵化した 4月4〜8日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1545

◎その4:まだオタマジャクシのまま 5月2日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1565

6月10日撮影

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 とうとう足がはえました。こうなるまでに3カ月近くかかってます。大きさは大したことなくて、頭から尻尾の先まで30mm〜35mm程度ってとこでしょうか。

 オタマだけの水槽にいるグループよりも、ウシなんとかさんの水槽にいれたオタマ(餌にするつもりだった)のほうがよく育っています。足がはえはじめたのもこっち。ウシなんとかさんの糞なども餌になるので居心地がいいのかもしれないです。

 同じ卵から生まれてきたオタマに、まだすごく小さいのがいます。成長にばらつきがあるってことは、育つ環境が悪い(世話の仕方が悪い)せいなので、自然界ではもっと早くにカエルになってる可能性があります。

 とりあえずこの大きさで足が生えてくるのはウシガエルではなさそう?!
 

タグ:カエル