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理科大葛飾キャンパスの学食に行ってきた

 土曜日に理科大葛飾キャンパスの学食に入ってみました。ここ普通の人でも入れるんですよ。土曜日の昼時だったせいか一般のお客さんばっかりでいっぱいです。でも施設が広いので席とりに苦労したりはしないです。学生さんらしい人たちがテーブルにバスタオル敷いてマージャンしてたりして、この解放感はいい感じですね(笑)

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▲日替わり定食 450円。さすが学食、安いなー。鶏胸肉を唐揚げにしたものがドーンドーンって二個乗ってるの。これは食の細い人だと食べきらないかもしれないよ。

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▲小鉢 50円。この冷ややっこはいつも100円で出してるのが50円でした。見た目よりずっと量が多くて一人だったら残すとこだけど、この日はともだちと一緒だったので半分ずつ食べました。

 こういう定食と小鉢以外に、カレーや麺類があるみたいです。なぜか麺類大人気で、麺類を受け取る窓口が行列になってました。定食も美味しいよー?

 学食なので日曜日とか、夏・冬・春休みなんかは学食もお休みなんだって。土曜も授業がない日はやってないそうです。

 一階は普通の学食なんですが、二階にファミレスがあって大学スペシャルの安いメニューを提供してるみたいです。ただし二階は平日のみ。


 営業時間は理科大公式サイトの↓このへん見るといいです。
http://www.tus.ac.jp/life/support/shokudo/
2013年12月追記
 上記ページは営業時間が変わっても更新されないので見ても無駄っぽいです。

 下の営業時間は2013年6月現在の情報です。現在は早朝営業をやめているし、2Fのファミレスの営業時間もビミョーに変わってます。最新情報は、おそろしいことに現地に行かないと分かりません(笑)

管理棟1F(今回食べたのはここ)
 平日08:00〜19:00
 土曜11:00〜15:00

管理棟2F(ファミレス入ってるとこね)
 平日11:00〜15:00

図書館1F(カフェテリア)
 平日10:00〜19:00
 土曜10:00〜15:00

タグ:地元(葛飾周辺)

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Sari (06/13 03:04) 編集・削除

むふふ、嬉しい情報、ありがとうございます♪

ウズベキスタンに行ったつもりでモシキチリを食べるよ

 みなさん、自作の時代ですぞ。アベノミクスバブルがあっという間にはじけちゃってる昨今ですが、自作心さえ持ち合わせていればメイクミラクルですぞ。たとえば台所にいながらにして世界一周しちゃうとか?!

 というわけで、今日はウズベキスタンでモシキチリを食べたいと思います。

 モシキチリって何?

 わたしが持っているロシア料理の本によれば、キリル文字で書くとмошкичири だと書いてあります。ウズベキスタンでは現在キリル文字を使わなくなってるそうですから moshkichiri ですかね。

 mosh は緑豆のことだそうです。緑豆と牛肉と米を煮込んだのがモシュキチリです。今回は、緑豆がなかったので小豆でやってみました。緑豆と小豆は近い仲間なので味的にはいけるでしょう。(モシュじゃないから小豆キチリですけどねー)。

# 途中からモシだのモシュだの表記が揺れててすみません。母音を伴わない ш なのでシともシュともつかない摩擦音みたいな感じだとおもいますたぶん。

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【材料】3〜4人分
小豆 100g
牛肉(切り落し・またはひき肉) 100g
タマネギ 1/2個
ニンジン 1/4本
米 大さじ3
塩 小さじ2と1/2
チリパウダー 小さじ1/4
トマトペースト 大さじ1
水 100cc〜200cc ←このへん目分量
油 適宜

【手順】
1. 小豆は熱湯をそそいで数時間おいて戻しておく。今回は色にこだわらないので前の晩にやっておくとよい。
2. タマネギとニンジンは千切りにする。
3. 牛肉は切り落としならば荒く刻んでおく。ひき肉はそのまま。
4. 野菜と牛肉を油で炒める。#写真のように盛りつけたいなら野菜を別に炒めて半分よけておく。
5. 米はざっと洗って水をきっておく。
6. 戻した小豆は戻し汁を切ってしまい、豆だけ鍋に入れる。4の野菜と牛肉、5の米を加え、水・トマトペースト・塩・チリパウダーを加えて、米がやわらかくなるまで煮る。

 これで完成です。うちでは煮込むのをシャトルシェフでやったので沸騰するまで加熱したら保温釜につっこんで1時間くらい放置という感じです。

 小豆のもどし汁は臭いにやや癖があるのでうちでは捨てちゃうんですが、栄養を考えたら使ったほうがいいかもしれないので、一緒に炊き込んじゃうなり、沸かし直してお茶がわりに飲むなりしてもいいかもしれないです。

 普通の鍋で煮る場合は煮ている間に水が蒸発すると思うので放置しないで時々見てたほうがいいと思います。やってみるならそこらへんは工夫してください。

 どんな味かっていうと、このレシピだと辛くはなりません。うま味は肉と豆から充分出ます。肉は少なめですが小豆が入っているのでかなりガッツリ食べた感じになります。米はとろみ付けで炊き込みご飯みたいになりませんでした。

 ただし時間がたつと米がどんどん水を吸って膨れるのでリゾットみたいな感じになります。下の写真は一晩たったのを温め返したもの。
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 この料理はトルコあたりからやってきた料理で、インドにもキチュリーという同様の料理があると、その本には書いてありました。…あ、わかった。エジプト料理にクシャリまたはコシャリという豆と米を煮込んだ料理があるからそれと同じ流れですね。

 英語のウィキペディアには語源はサンスクリットみたいなことが書いてあったからルーツはインドかもしれません。




 ところで、小豆といえば羊羹の材料ですよね。お坊さんが肉のかわりに豆を煮て食べたのがもとだとよく言われます。もしかしたらキチリのように肉・豆・米の煮物がルーツじゃないんですかね。キチリから肉を抜いて汁がなくなるまで炊いてしまえばかなり羊羹っぽくなりそう。

 現代の練り羊羮は寒天で固めてありますが、昔は小麦粉か葛粉を入れて蒸して固めてたそうですから、さらにイメージがつながっていきそう。

 まあ、いつもの妄想ですから、かるーく聞き流してください(笑)

参考図書


 モシュキチリのレシピはこの本『ロシアの郷土料理』を参考にしました。オリジナルは緑豆の料理です。

関連記事

◎ウズベキスタンのお菓子「カトラマ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=62
◎グルジアの水餃子「ヒンカリ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=67
◎リトアニアのジャガイモ団子「ツェペリーナイ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=77

タグ:民族料理

バラを食害するチュウレンジ系ハバチを見分けたい

 これは数年越しで頭を悩ませている大問題なのです。幼虫がバラの葉を食害するハバチというと、誰もが「チュウレンジ」と即答するような虫ですが、これまたソックリさんが複数いるらしいんですよね。

 過去にある博物館にメールで問い合わせたところ、幼虫がバラを食害して、なおかつ腹がオレンジ色に見えるチュウレンジ系のハバチは4種類いるっていうんです。以下は成虫の見分け方。

 アカスジチュウレンジ
  背が黄色い
  背の一部がオレンジ色
  背中から見て、背全体が黒いのはアカスジではない

 ニホンチュウレンジバチ
  背が黒い
  後足の広い範囲が黄色い

 チュウレンジバチ
  背が黒く
  後足が黒い
  やや山野性で平地には少ない

 シリグロチュウレンジバチ
  背が黒い
  後足が黒い
  産卵管鞘が黒い

…と、このメモは何年も前にメールでいただいたものを、わたしが要約しているのでややアヤシイのですが、大ざっぱにこんな見分け方ができると教えてもらいました。当時はネット上にハバチの図鑑などはなかったので、ほぼ言葉だけのやりとりです。

 うちのまわりには、後足が黄色いと言えるようなものがいないので、ニホンチュウレンジバチは除外だろうと思っています。

 残るは「チュウレンジバチ」「アカスジチュウレンジ」「シリグロチュウレンジ」の三種になります。

 じゃあ、うちに来るチュウレンジ系の虫は、三種のうちのどれなのか、というのが大問題。

 博物館からのメールでは、真上から見て背の一部がオレンジ色なのはチュウレンジバチ「ではない」と教えてもらったような記憶があります(何度かハードディスクを飛ばしているので当時のメールは残ってませんごめんなさい)。このことを踏まえて、改めてうちにくるチュウレンジ系に迫ってみました。

ポッチリが黒で、脇も黒いタイプ

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 このタイプは真上から見ると胸(というか背)の全体が黒く見えます。いわゆる「チュウレンジバチ」かもしれないが「シリグロチュウレンジ」である可能性が否定できない。

 「シリグロチュウレンジ」の特徴に「産卵管鞘が黒い」というのがありますが「産卵管鞘」って具体的にどこのこと? おしりめくって出てくるのは産卵管鞘につつまれた産卵管? それとも産卵管そのもの?←説明くどくて意味不明だけどここ重要

 尻をめくると出てくる突起が「産卵管鞘につつまれた産卵管」であるならば、たぶん黒いと思うんだけど、手持ちの標本(針刺しただけですがな)が一個しかないので破壊するのはやめときます。

ポッチリがオレンジで、脇もオレンジのタイプ

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 このタイプは真上から見ると、ポッチリだけでなく脇のオレンジのところも見える。


 このタイプは真上から見た時に背の全体が黒くはないのでチュウレンジバチではないはずです。ならアカスジチュウレンジなのかどうか、これが問題。

 博物館に問い合わせた時、わたしはこの写真(別窓で開きます)のURLを添えて質問したのですが、いただいたお返事ではこの写真そのものを何であるとは断言しておらず、ただ背の一部がオレンジなのはチュウレンジバチではないという説明でした。

 それで「だったらアカスジチュウレンジなのかな」と勝手に思って来たわけですが、時は流れてネット上の資料もかなり充実してまいりました。

 内藤親彦さんというちゃんとした方が作った『兵庫県におけるハバチ類の種多様性』というPDF資料を発見しまして、それによるとアカスジチュウレンジの背は、名前の通りスジ状にオレンジ色の部分がありまして、うちに来るオレンジポッチリさんとはだいぶ違うんです。

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 このイラストのA(左側)のように、上から見たときに胸(背)に赤い筋が入った感じになってるのがアカスジチュウレンジ。うちの来るポッチリさんはBのような感じです。

# 絵が雑なのは精密に書いたらむしろウソになりかねないのでわざと概略に見えるように…gyふじこlp@;「:手抜きですすみませんごめんなさい。




 というわけなんですが、結局うちのまわりにいるバラ食べちゃう系のチュウレンジ類のハバチは何者なの?
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/haba02.htm
 このイイカゲンなページをそろそろ直したい。直したい直したい、直したいぞっと。成虫だけでなく幼虫関係もあやしい。足の数をかぞえてる写真なんぞ矢印の位置がズレてるし。


 っていう感じ。今年はまだチュウレンジ系の幼虫を見ていないので、これからきっと出てくるだろうし、片っ端から飼育して背の色だの尻の色だのをチェックしていく予定。

(つづく)

タグ: バラの害虫 ハバチ

小塚原の首切り地蔵が胴体バラバラになりそうだった話

 首切り地蔵といっても地蔵の首がとんでるわけじゃなくて、小塚原(こづかっぱら)の刑場で斬首された人の霊を供養するために作られた石地蔵だからそういう愛称がついてます。本当の名前は延命地蔵尊だそうです。

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 意外と大きいです。JR常磐線快速(上り)に乗ると、南千住を越えてすぐのところで進行方向左手に見えます。

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 作られたのは寛保元年(1741年)だそうです。20数個の花崗岩でできているとか。

もとは隅田川貨物線の南側にあったそうですが明治二十八年に線路が増えるので今の場所に移転したということです。

 大正十五年には関東大震災を経験していますが、その時はなんともなかったらしいです。

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 それが一昨年の東日本大震災で左腕が落ちて、胴体もこのとおりズレちゃって、あわやバラバラ殺人事件になりかけたらしいんですよ。今さらながらに震災の大きさを感じます。

 修理は去年の夏に終わったようですが、寄付をよびかける看板がまだ掲示されていました。


大きな地図で見る


◎wikipedia 小塚原刑場
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A1%9A%E5%8E%9F%E5%88%91%E5%A0%B4

タグ:石仏 神社仏閣 地震

モモコフキアブラムシに産卵する寄生バチの一種

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▲2013年6月4日撮影、水元公園にて。ハチの種類はちょっとわかりません。

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▲上の写真を切り抜いて似非接写にしたもの。


 卵をうみつけられたアブラムシは、まんまるぷっくりして動かないアブラムシになって、中からハチが出てくると死んでしまいます。

関連記事

◎アブラムシのマミー
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1154

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