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カエルの卵は孵化しました

◎その1:卵をひろってきた 3月19日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1534

◎その2:卵の中で育ってる 3月22〜26日
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1536


 ↑の記事の続きです。公園の水路でひろってきたカエルの卵が4月2日ごろに孵化しました。

4月4日

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 まだ卵をつつんでいたゼラチン質の袋から離れません。

4月8日

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 ゼラチン質の袋をはなれて泳ぎ始めています。コイの餌を入れてやると、水を吸って沈んだものに集まってくるので食べてるんじゃないかと思います。

 さすがに数が多すぎるので間引くことにしました。種類もわからないことなので公園に戻すのはやめて、ウシなんとかさんの水槽に入れてみました。彼の餌になるといいんですが、ストレスで死ぬ方が早いかもしれないです。

タグ:カエル

コメント一覧

日野@愛媛 (04/09 10:36) 編集・削除

こんにちは。

こちらでもこの季節に、同じようなおたまじゃくしを見かけます。
アカガエル、ヤマアカガエル、辺りのお玉でしょうか。
アマガエルさんはやっと冬眠から目覚める頃、緑色のカエルには変身しないでしょうね。

珍獣ららむ〜 (04/09 18:03) 編集・削除

こんにちは。
アマガエルの目覚めはそんなに遅いものなんですか?
たまにそういうことを教えて下さる方がいらっしゃるし、実際そうなのかもしれないんですが、自分では確かめたことがないので飼ってみています。

なお、アマガエルになあれと言いながら飼ってますが、アマガエルでなくてもかまわないんです。
ただ、ウシは困るのでほかのものになってほしいです。

なお、葛飾区内でよく見る(あるいは声を聞く)カエルは

・ウシガエル
・ヒキガエル
・シュレーゲルアオガエル
・たまにアマガエル

です。
アカガエルやヤマアカガエルは見た事ないですが、
わたしが確認してないだけでいるかもしれませんし、
見た事ないものになったらそれはそれで嬉しいです。

日野@愛媛 (04/10 10:40) 編集・削除

こんにちは。

アマガエルは冬でも、暖かい昼間に冬眠から覚めることがありますが、寒くなると再び冬眠に戻るようです。
スミレの咲く頃になると、枯れ草の中で茶色灰色のアマガエルが見られ初めますが、この時期も寒くなると消えてしまいます。
田植えが始まると、水を張った田んぼに集まり、しきりに鳴き始め産卵を始めます。
アマ、ツチ、ヌマ、トノサマガエルは田んぼの水の中に、シュレーゲルアオガエルは田んぼの畦に穴を掘り、スポンジ状の泡の塊の中に卵を生んでいます。
こちらは山間部の集落で、まだまだそこら中に蛙が見られますよ。

ヤマアカガエルだと姿を見るのは難しいです。
鳴き声も人の気配ですぐ鳴き止みますので、近くでは聞けないです。
(じっと我慢して待てば鳴き出すでしょうが…)
早春の暖かい雨が降る夜に、蛙合戦が始まりとても賑やかですよ。
物凄い数のアカガエル類のおたまは、手足が生え陸に上がると姿が消えます。
ヤマアカガエルだと水溜りから山へ移動するようで、初夏の頃に林下の枯れ葉を捲ると子蛙が見られます。

畑に居るヒキガエルはミミズも食べますので、餌の候補としてはいかがでしょう(身近で捕れるならば)。
畑を耕しているとどこからか出てきて、ミミズや昆虫、蜘蛛、蛾の幼虫などを食べたりします。
春の畑仕事は冬眠中の蛙類があちこちから出てきて、物凄く面倒くさいです。
作業中に見つけると、一々機械を止めて捕まえてお引越し願う(普通の人はやらないですよね)。
ヒキガエルは腕を撒くって抱き付かせると離れなくなるので、くっ付けたまま作業したり、変な田舎親父をしております。

10年位前から「珍獣の館」の閲覧者です。
楽しい時間を与えてくださり、ありがとうございます。
ずっと見てるだけでしたが、昨日は初めてコメントさせていただきました。

珍獣ららむ〜 (04/10 23:20) 編集・削除

さまざまなカエルが見られる環境はうらやましいです。
だっこちゃんヒキガエルで農作業なんてもう完全にあこがれですねー。
ミミズは食べそうですね。つかまれば与えてみるんですが、ダンゴムシやナメクジほどいないんですよ。
都会にも自然はあるのですが、餌にするほど取れるものの種類は限定されちゃいますね。
いろいろありがとうございました。
また遊びに来てくださいねー。

憎らしいほど肉らしい?!

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 これはなんでしょう?

 鶏の唐揚げにしか見えませんが、鶏肉ではありません。

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▲その名もズバリ「肉らしいほど鶏肉みたいな豆」だそうです。

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▲原材料は「エンドウたん白、粉末状大豆たん白、食物繊維、脱脂大豆、でん粉」だそうです。なるほど、たしかに豆だ。

 これを30分くらい水につけて戻したあとに、軽くしぼって唐揚げの衣をつけて揚げたのが最初にも貼ったこの写真。
 ↓
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 見た目はほんとうに鶏の唐揚げみたい。黙って出されたら完璧に騙されますよ。

 食べてみると、もとが豆ですから、さすがに鶏肉のようなうま味はありません。

 ただ食感がすごい。ほんとに肉みたい。これはびっくり。正直こんなに肉っぽいと思ってませんでした。

 唐揚げだからうま味がないと感じますが、煮物に入ってたら出汁を吸うので「変わった肉だなあ」と思うかもしれないです。唐揚げにする時も衣にしっかり味を付けるとかすれば、また雰囲気が変わるかもしれません。

 乾物なので日もちするのもいいですね。常備しておいておかずが寂しい時に使うと良さそう。

 今回買ったものは販売者が「株式会社トラストAB」という長野県の会社になっています。検索してみると見た目がそっくりでネーミングと販売者の違うものが沢山ヒットするので、OEM商品のようなものが沢山あるのかもしれないです。

[追記]もしかすると肉らしいのは揚げた時だけかもしれない

 その後、親子丼の鶏肉の代わりに使ってみました。不味くはないんですが高野豆腐か固めのお麩という感じ。唐揚げにしたときのように鶏肉っぽくはありません。衣がついていないので舌触りの違いがカバーされないんでしょうね。味も「これなら油麩か車麩を入れたほうが美味しい」という感じでした。煮物にする時は肉の代用とは思わないほうが良さそうです。

[追記2]肉らしくはないけど、やっぱり食感はおもしろい

 揚げ物はそう度々やらないので、残りは煮物にポイポイ放り込んで食べました。最初の追記に書いたとおり、煮てしまうと肉との違いが歴然としてしまうのですが、高野豆腐やお麩よりも強い弾力があるので食感としては面白いです。

 これで無臭だともっと美味しいと思うのですけど香りに少し癖があります。悪臭ではなくかまぼこか何かのような感じです。普通の煮物だと香りが目立ってしまってよろしくないですが、カレーならば香辛料でカバーされるのでイケると思います。

タグ:食材

これはまさに食の竜宮城やー!!

 竜宮城というと、どんなものを思い出すでしょうか。

 海の底、中国みたいな建物、乙姫様、タイやヒラメの舞い踊り、月日がたつのも忘れるほど楽しい宴会……などなど、楽しいこといっぱいですね。

 今回紹介するものは、まさに竜宮城。パッケージにも「竜宮城のご馳走をいただくような気持ち…」なんて書いてあったりして、ぱっと見て

「これは竜宮城。それしか思い浮かばない!」

というようなものなんです。

 一体それはなんなのか!?

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▲これが竜宮城のごちそう。石垣島の言葉で「スーナ」と言うらしいです。和名はユミガタオゴノリというそうです。

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▲ワカメのように塩漬けになっています。塩抜きしてから2〜3分湯がいてたべるとのこと。

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▲縮小しちゃうと読みにくいでしょうが、いちおうラベルの写真も貼っときます。製造者は「(農法)石垣島 海のもの山のもの」とあります。公式サイトはここみたい。> http://www.umiyama.org/

 パッケージには「塩抜きして」としか書かれていませんが、塩蔵ワカメと同じ感覚なら5分くらい水につけときゃいいんじゃないかと思いますけど、わたしはうっかり1時間くらい放置してしまいました。まあいいってことにしましょう。

 2分くらい湯がいて……サラダがいいかなってことで作ってみました。

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 おお、なんだか美味しそう! 加熱しても色は残るんですね。

 味はですね、これ自体には特にないです。でも、食感がコリコリしてていい感じだなあ。

 何かに似てるような気がするけど、なんだろ。中華料理に使うクラゲってこんな感じじゃなかったかしら。

 でもスーナは海藻です。ユミガタオゴノリ。へーへーへー。

 で、これがなぜ竜宮城かって?

 竜宮城の絵を書く時、こんな色の珊瑚(さんご)を書きません?

 …えっ、書かない?

 おかしいなあ、竜宮城なら珊瑚でしょ。珊瑚大事ですよ、珊瑚。ちゃんと珊瑚書きましょうよ。

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 ほら、こうして近付いてみると、まるで珊瑚の森にいるみたい。

 やっぱりこれは、竜宮城のご馳走ですよ。ね?



石垣独特の食材・珊瑚海草!沖縄・石垣島より♪スーナ・110g(珊瑚海草)サラダなどにいかがで...

タグ:食材

東京湾観音

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 珍獣様ことわたくしは全国の大観音めぐりなんかもやっちゃってます。今回行ってきたのは千葉県にある東京湾観音です。調子に乗って写真はりまくってるとブログトップが重くなるのでページわけときますね。続きを読むをクリックしてください。

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タグ:バブル大仏大観音

享保のお地蔵様はこういうテイストなのかな

 旅行記あり、たべものあり、昆虫、カエル、ばけものありと、一体なんのブログかよくわかんなくなっている『珍獣様のいろいろ』へようこそ(などと今さらながらに挨拶してみる)。唐突にいろんな話しをしはじめますが、あんまり気にしないでください。

 さて今日は石のお地蔵様に注目したいと思います。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 埼玉県三郷市内の、二郷半領用水ぞいにある身代わり地蔵です。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 ほこらの中はこんなふうになってます。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 中央にいらっしゃるのは青面金剛でしょうね。庚申講と書いてあるし。六臂でまんなかの手で合掌、向かって左上の手に三叉戟(西洋でいうとトライデントってやつ)、左下に矢、右上に輪、左下に弓を持ってます。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 向かって右脇に三体のお地蔵様。手前の一体は新しいみたいですけど、奥のは古いんですよ。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 写真だとわかりにくいのですが、このお地蔵様は手にしているのが錫杖(しゃくじょう)ではなくて幢幡(どうばん)です。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 向かって左脇のお地蔵様三体。手に持ってるものがみんなそれぞれ違うみたいなんですけど、何を持ってるかはいまいちよくわからないです。

 手前のお地蔵様は、これだけ一体あったら「地蔵??」という感じ。だってほら、お地蔵様だと頭をツルツルに剃ってることが多いじゃないですか。ところがこのお地蔵様は髪の毛があるように見えるし(剃り跡を表現しているだけなんでしょうけど)、なんとなく如来の立ち姿みたいにも見えます。でも頭の上に刻まれた梵字はお地蔵様の種字なので、やっぱり地蔵菩薩なんだと思います。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 享保十一丙午天と刻まれています。ほかのお地蔵様も(全部確認したわけじゃないんですが)享保十一って刻まれてたような気がします。

三郷市戸ケ崎の身代わり地蔵
 ほこらの外にも三体ありました。破損がはげしくて真ん中のしか読めませんでしたが、やっぱり享保十一丙午天と刻まれてます。


 だから何って言われても困るんですが、これからは少し石仏が作られた時期に注目してみようかな、なんて。

タグ:石仏