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iPhone5で猿回しを写してみた at 柴又帝釈天

 iPhone5 ユーザーになったので、よりいっそうすごくなったと評判のカメラで猿回しを写してみました。

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▲手に鈴を持って呼び込みをするニホンザルのみらいちゃんと、猿回しのひとみさん。

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▲みらいちゃん、走ってきて…

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▲ジャンプ!

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▲こんな高さでもジャンプ!

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▲みらいちゃん、どや顔。


 iPhone4よりカメラの反応が早くなってる気がします。本体側面の+ボタンでシャッターを切れるのもいい感じ。デジタルズームした時の画質の荒れが少なくなってるような気もします(自動でレタッチしてるんでしょうけど)。

 なお、被写体の「ひとみ&みらい」の猿回しコンビは太郎次郎一門の芸人さんだそうです。柴又帝釈天の境内で、一門のお猿さんたちをよくみかけます。

 みんな頑張ってていい感じなんですが、最後に「500円以上のご祝儀を入れてくださった方には "志村動物園でおなじみのさくらちゃん" のブロマイドをさしあげます」と必ず言ってるのはネタのつもりなんでしょうか(ひとみ&みらいさん以外の方も必ず同じことおっしゃるんですけど)。

 さくらちゃんのは別に欲しくないので、どちらかっていうと今つれているお猿さんのブロマイドを作ってあげてください。テレビで有名なさくらちゃんのブロマイドをあげるーとみせかけてみらいちゃんのブロマイドです!って渡してほしいですね。なんとなく。

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珍獣ららむ〜 (11/11 11:29) 編集・削除

 猿回しとも iPhone5 ともなんの関係もないんですが、志村動物園→さくらちゃん→ DAIGO で突然思い出した話を書いときます。

 世の中がお馬鹿タレントブームだった頃、たまたまテレビを見てたら「笑っていいとも!」に DAIGO が出てました。DAIGO が司会進行役で、何かクイズのようなことをするコーナーだったと思います(普段見てないんでよくわからないんですが)。

 なんのクイズか思い出せませんけど、難しい篆書体のフリップを逆さまに渡された DAIGO は、ちらっと見て「これは、こうですね」と正しい位置になおし、真顔で番組を進めようしました。そこで一瞬ですがスタジオに「あれっ?!」という空気が流れます。DAIGO が黙っててもボケるだろうってことだったんじゃないでしょうか。

 回答席にはタモリさんをはじめ曜日レギュラーの人たちが座ってます。最初にマイクをむけられた回答者は誰だったか覚えてませんが、普段ボケキャラではなさそうな男性タレントでした。彼は素で困った顔をして「これ、俺がぼけなきゃいけないの?」とツルッと口走ってたのが面白かったです。

ダイヤモンド富士

 葛飾区あたりに住んでるみなさん、今年もダイヤモンド富士の季節がやってきちゃうんですよ。

 ダイヤモンド富士とは、富士山の天辺と太陽が重なる現象のことです。富士山より東の地方では夕日、富士山より西の地方では朝日がダイヤモンド富士になります。

 見られる日時は見る場所によってかわりますから、ここでの話はあくまで東京都葛飾区の、水元から金町駅あたりのローカルな話題だということを頭に入れておいてくださいね。



 さて、わたしは数年前にこんな写真をとりました。

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▲2009年1月19日、葛飾区水元にて撮影

 富士山の左(南側)に夕日が沈んでいます。狙ったわけではなく、偶然通りがかって写したものです。

 太陽は冬至の日に一番南を通りますから、1月ならば日ごとに右へ(北へ)ずれていくはずです。ということは、あと1日か2日後には富士山の天辺に沈むかも?

 それってダイヤモンド富士ってやつなんじゃない?!


 これに気付いたらなんとしてでも見たくなりました。チャンスは二度あるはずです。1月20日ごろが第一のXデーだとしたら、冬至をはさんで11月だか12月だかの何日かに第二のXデーがやってくるはず。

 正確に何日かを割り出すのは難しいけれど、年に二回、たかが数日間、富士山の見えるところで日没を見ればいいだけなんだから簡単じゃない?

 ところがですね、これが意外とむずかしいんです。

 富士山の天辺が、意外と晴れてない!!!
 
 頭の真上は雲一つない晴天でも、地平線近くにはいつも雲があって、富士山がきれいに見える瞬間ってあんまりないんですよね。

 それで、頑張った年、頑張らなかった年などありますが、やっと見られたのは今年の1月、それも最初に目をつけた水元某所ではなく、そこよりちょっと南の金町駅周辺某所です。

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▲2012年1月29日、葛飾区金町駅周辺某所にて撮影。わー、見事にど真ん中。富士山の天辺に夕日が沈むー!!

 絞りやなんかを工夫すれば、もっとキラッと光芒が出るように写せると思いますが、三脚を立てられない場所で写してまして、そんな工夫をする余裕がありませんでした。


 これを撮影するまでにもいろいろ苦労がありました。まず、12月(11月だったかも?)に見当をつけて水元で狙っていたのですが、嫌がらせのように雲が出て富士山が見えず、断念。

 次のチャンスは冬至を越して1月25日ごろなんですが、ほんとうに誰の仕業だと聞きたくなるくらい、日没間近になると雲が出て絶妙に富士山を隠すんです。

 これは悔しい。あまりにも悔しい!!

 そこで知恵を働かせました。水元で見ようとしたら12月まで待たなきゃいけないけど、もっと南へ移動したらまだチャンスがあるんじゃないの?

 というわけで、翌日は1.7Kmほど南へ下った橋の上で日没を待っていましたが、この日もちょうど日が落ちる瞬間だけ雲が出てダメ!

 こうなったら意地です。もっと南へ行けばいいのですよ、南へ。ええとここらで富士山が見られるのは……とあれこれ考えて、金町駅周辺の某ビルの屋上(名前を出して立ち入り禁止にされると嫌なので書きません)にねらいを定めました。

 それから、正確に何日に見られるかを割り出すために、カシミール3Dというソフトを使いました。

◎カシミール3D
http://www.kashmir3d.com/
 このソフトを使うと、地図上で指定した場所からどの方角を見ると、どんな山が見えるのか、まるでカメラで撮影したみたいに絵にすることができます。

 しかも、太陽が何時ごろにどこに沈むか、どこからのぼってくるかなんてことまでわかっちゃう。こんなにすごいことができるのに、これ無料で配布されてるんですよ? 興味のある方は面白いですから落としてみてください。


 さてさて、カシミールに計算させたところ、金町駅周辺では1月29日がXデーのようです。最初に狙ってた場所から google map 調べで3kmくらい南です。

 たった3kmの違いで4日も差が出るものなのかしらと半信半疑でしたが、計算通りに富士山の真上に太陽が沈んだのを見た時には、「地球すげー、カシミール3Dすげー、なんかよくわかんないけどすげーよこれ、超感動!」などと語意が中学生並になるほどの喜びでございました。



 太陽が沈んで行く様子をスライドショーにしました。カメラを固定できればよかったんですが、三脚をたてると手すりが入ってしまうので、仕方なく手で構えるしかありませんでした。

 今年も葛飾区水元〜金町駅あたりではダイヤモンド富士の季節です。チャンスは2回、12月と1月ですぞ(もっと南へ、あるいは北へ行けば見られる時期はズレますから、興味のある方はカシミール3Dで調べてください)。

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▲これは2012年1月27日に金町駅周辺から見える富士山と日没をカシミールに予想させたものです。

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▲これは2012年1月27日に実際に写した富士山と日没です。

 かなり正確なのがわかっていただけると思いますが、それでも誤差が出るかも知れないので、計算で割り出した日付の前後数日間を見ておいたほうが確実だと思います。

タグ:空と雲 富士山

おやつ:山形県鶴岡市の珍菓「きつねめん」

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 銀座にある おいしい山形プラザ(アンテナショップ)でみつけました。媚びたところのない古い顔立ちが素敵すぎて、脊髄反射で購入しました。

 その名も珍菓きつねめん。写真のものは鶴岡市内にある梅安という和菓子屋さんのものです。なんでも鶴岡では狐のお面をかたどったお菓子が伝統で、複数の和菓子屋さんがデザインの違うものを作っているそうです。

 天保十一年(1840年)のこと、庄内藩のお殿様である酒井忠器は、なんの落ち度もないのに幕府から国替えを命じられました。行き先は庄内藩より石高(こくだか)の低い長岡藩だそうですから納得できるはずもありません。

 これに怒ったのはお殿様だけではありませんでした。百姓や町民が立ち上がり「何卒居成大明神(なにとぞいなりだいみょうじん)」の旗印をかかげて反対運動をはじめたのです。このスローガンはもちろん稲荷大明神にかけた洒落です。

 さすがの徳川幕府も一般民衆の心情を察して命令を取り消し、酒井のお殿様は庄内藩にいられることになりました。世に言う天保義民事件です。

 それからというもの、庄内藩(今の鶴岡市あたり)では稲荷のおつかいである狐の面をかたどった駄菓子が作られるようになったということです。

 梅安の「きつねめん」は小豆の粉と白砂糖・黒砂糖で作ってあるそうです。甘さと口どけのバランスがよく、かなり美味しいです。

◎おいしい山形プラザ(銀座にあります)
http://oishii-yamagata.jp/

◎菓子の梅安(サイトがないので食べログで)
http://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6004447/


# 楽天かAmazonで通販してないかと思ったけどなかったですわ。

タグ:おやつ

伊那市、マンホールとポンパくんの痕跡と

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 伊那市のマンホールは馬方さんの絵です。権兵衛峠と伊那節に由来しているらしいです。

 元禄の頃、今でいう塩尻あたりに古畑権兵衛という人が住んでいました。

 その頃、木曽地方では米がとれず、人々の暮らしは貧しかったといいます。そこで権兵衛は、伊那地方から米を運ぶことを思いつき、有力者を説き伏せて山道を切り開きました。

 それが権兵衛峠のはじまりだそうです。

  木曽へ木曽へと つけ出す米は
   伊那や高遠の
   伊那や高遠の あまり米
    ア ヨサコイ アバヨ マタオイデ

 これは伊那節の一節です。

 桃屋のいかの塩辛のCMだったでしょうか。のり平がいかだをこぎながら「天竜下ればしぶきがかかる」とうたうのが伊那節ですね。

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 行く先々でマンホール写真はとっているのですが、このジャンルはやってる人が多いのでブログに貼るほど熱中していませんでした。

 ともだちが「マンホールだけじゃなく、町並みが写るようにしてみたら?」というので、低いところから狙ってみたら、けっこういい感じになったので貼ってみます。

 でもこれ、どの町で写しても、フレームに入るのはガードレールと疾走する車になりそうですね(汗)
 

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 伊那市駅近くのバス停付近で古い電気屋さんの建物をみつけました。「日立カラーテレビ」「日立ステレオ」どっちも今ではあたりまえすぎて言わなくなった上に、テレビは液晶だし、ステレオはCDやMP3プレイヤーにだし、若輩者のわたしですら世の中かわったもんだなあと思います。

 ところで、壁に注目してください。

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 こ、これは、キドカラーのマスコット、ポンパくんの跡だ!!

タグ:長野 マンホール

ローメン、おたぐり、蜂の子、イナゴ、長野の美味しいもの

 しつこく長野旅行記です。2日目の21日は大鹿村で歌舞伎を見て、伊那市駅のまわりで夕飯を食べてから高速で帰りました。

ローメンとおたぐり

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▲うしお(伊那市)のローメンとうしお煮

 伊那といえばローメンは有名ですが、今回は「おたぐり」と言われるものに注目してみました。

 おたぐりは馬の腸のことだそうです。たぐるようにして洗うのでそう呼ぶのだとか。伊那は馬肉の産地だそうです。

 写真手前はローメンで有名なうしおの「うしお煮」です。店では特になんの説明もしてないのでスルーしてしまいがちですが、豚ではなく馬の腸を使っているそうです。

 馬モツは豚と違って脂肪分がなく、さっぱりした煮上がりなんですね。このお店のは塩味で仕上げてあってやさしいお味でした。

 馬のモツを使った煮込み料理は「おたぐり」などの名前でいろんなお店にあるそうです。最初は別のお店に行くつもりだったのですが、営業時間になっても開店する様子がなかったのであきらめました。
 
 ローメンについては過去にいろいろ書いているので下記をどうぞ。

◎うしおのローメン
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=931
◎萬里のローメン(記事長いですが中ほどにあります)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1333

昆虫食

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▲かねせん(伊那市)で購入したイナゴの佃煮(右)と蜂の子(左)

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▲こんなパックにぎっしり詰めて、それぞれ量は100gくらい。イナゴは500円、蜂の子は3000円でした。

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▲かねせんはこんなお店。2010年8月ごろの写真。

 伊那市で昆虫食というと、伊那IC近くにあった「かねまん」が有名でしたが、残念ながら閉店してしまいました。

 もう一軒、伊那市駅近くの商店街に「かねせん」というお店があります。名前が似てますが別の人がやっているお店です。

 昼間いくとお店に人がいないことが多いんですけど、この日はたまたま開いていたので寄ってみました。

 お店をやっているのはおばあちゃんです。ショーケースの上で何か細かいことをしているなと思ったら、クロスズメバチの巣からピンセットで蜂の子を抜いているところでした。

 蜂の巣は、野性のものだけじゃなく、飼育(養殖)されたものもあるようです。その蜂の巣がどっちかはよくわかりませんけど、小さな箱ひとつで1万円するとかいう話でした。

 佃煮にしたのはありますかって聞いたら、ありますよって奥から出してきてくれたのが、写真の蜂の子です。白っぽいのが幼虫と蛹、黒い部分は巣から飛び立つ寸前の成虫です。

 おいくらですかと聞いたら「このパックにいっぱいつめて(100gくらい)3000円ですよ」と言うので、最初はとても手が出ないとあきらめかけました。

 でも、クロスズメバチが珍しくなってることや、手作業で抜いている手間を考えたら妥当な値段だし、この時期でないと手に入らない旬のものなので、思い切って買っちゃいました。

 味の説明は難しいのですけど、成虫が入っているのでサクッとした食感もあり、幼虫と蛹はやわらかく、味付けがいいので全体としてはとても上品な味わいです。ご飯のお供に最適です。

◎かねせん
http://www.inatown.com/joho4.html
 通り町商店街の店舗案内です。下の方までスクロールするとかねせんの住所や定休日などが見られます。

今回の旅のまとめ(車で移動)

1日目

葛飾区内を出発
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 |三郷西から高速にのり移動(事故渋滞 x3)
 |渋滞しなければ2時間くらい、今回は渋滞で3時間半くらい
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小諸インターでおりる
東御市:草笛で為右衛門蕎麦を食べる
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1449
東御市:蜂天国を見る
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1450
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 |小諸インターから高速に乗り移動 2時間くらい
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伊那インターでおりる
伊那市:温泉入る↓ここを利用「みはらしの湯」
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/index.php?id=2
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 |一般道で移動、1時間半くらい
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飯田市:元善光寺近くのネットカフェで漫画読んで仮眠

2日目

飯田市を出発
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 |一般道(山道)を移動、1時間くらい
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大鹿村:村歌舞伎を見る
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1447
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 |一般道(山道)を移動、高遠経由で1時間半くらい
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伊那市:ローメンとおたぐりを食べる
伊那市:かねせんで蜂の子とイナゴの佃煮を購入
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1451
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 |伊那インターから高速で移動(事故渋滞x1)6時間くらい
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三郷西インターでおりる


 という感じでした。

 三郷西〜伊那は、早朝など空いてると4時間くらいです。日曜の夜の上りは事故などなくても混む傾向にあるので5時間くらいかかると思います。

タグ:長野 食材 郷土料理 昆虫食