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今年はハクキンカイロ PEACOCK を買いました

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▲右の四角いやつが「ハクキンカイロ PEACOCK」です。
左の丸いのは去年購入したもので「マルカイ製のハンディウォーマーミニ」です。

 写真ではわかりにくいでしょうが、マルカイのミニは名前のとおり小さくて、ハクキンのPEACOCKの半分しか燃料が入らない仕様です。ミニは丸くて本当にかわいらしいのに扱いが難しく、熱を安定させるために袋を工夫して、首からぶらさげてかわいがって育てて、やっと温まるような状態でした。燃料の気化と反応のバランスがビミョーなんだと思います。

 そこで今年は日本人ならハクキンだろということで、元祖ハクキンカイロのごく一般的なサイズのものを購入してみたというわけです。

 昼間はまだ暖かいですが、朝夕涼しくなってきたので昨日から慣らし運転をしています。燃料を入れて(ミニの二倍入る)、マッチを火口(ほくち)にあてると、なんの苦もなく反応が始まりました。ちなみに火がついて燃えるんじゃなくて、ベンジンが火口に含まれる白金と反応してどうのこうので熱が出るらしいです。

 それを付属の巾着袋に入れて、ポケット付きのベルトをちょちょいと自作して腰につけて歩いてみました。安定して熱を発しつづけ丸一日ポカポカでしたね。やっぱり並サイズの懐炉は扱いが楽だという印象です。


▲ハクキンカイロPEACOCK はこの店で買いました。送料・税込み 2580円也。リンク先は楽天市場内の爽快ドラッグです。このパッケージには 懐炉本体・フリースの巾着袋・燃料を計って注入する升が入っています。燃料は別売です。

 世間ではハクキンカイロの燃料が手に入らないという話も聞くんですが、うちのまわりだとドラッグストアやホームセンターで普通に購入できます。ちなみに懐炉そのものは売られてなくて、燃料のベンジンだけ置いてあります。ハクキン純正のベンジンと、ZIPPOの懐炉用オイルがあって、どちらでも使えます。




▲去年買ったマルカイのハンディウォーマーミニはここで買いました。リンク先は楽天市場内の喫煙具屋というお店です。懐炉本体、フリース袋、燃料を計って注入する升、ZIPPOのカイロ用オイルのセットで税込み 2625円也。送料は別です。

 ミニは形がかわいらしいのに扱いが本当に難しかったです。燃料セットで初心者向けみたいな売り方ですけど実際にはマニア向けの品だと思います(笑)初心者さんにはハクキンカイロPEACOCKをおすすめします。


# ハンディウォーマーミニについて「マイカル」と連呼してましたが、正しくは「マルカイ Marukai 」らしいです。なんという読み間違い。我ながらクラクラしてきました><

水元神社の鳥居が復活してました

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▲2008年撮影。この頃は鳥居がありました。

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▲2011年4月15日撮影。震災で鳥居がゆるんだので撤去されてしまいました。幸いなことにゆるんでいただけで崩れたりはしなかったようです。

◎関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1068

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▲2012年10月18日撮影。このとおり復活しました。


 新しい鳥居は前のより少し横幅が広がったように見えるんですが気のせいでしょうか。何はともあれ復活してよかったです。

 今年は大祭で先週末は神社のまわりに射的やお好み焼きの屋台が出て賑わっていたようです。水元神社お祭りは毎年あることはあるんですが、屋台が出るような大きな祭りは数年に一度しかないっぽいです。正確に何年に一度なのかはちょっとわかんないんですけどね。

タグ:地元(葛飾周辺)

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E M (09/14 16:50) 編集・削除

はじめまして。今日、初めて水元神社を参拝して来ました。新しい鳥居だなと思ったらそういう経緯があったのですね。葛飾区民ですが同じ区内でも長閑でホッとします。gabotyan

珍獣ららむ〜 (09/15 04:37) 編集・削除

こんにちは。お役に立てて何よりです。
こちらの神社は水元公園の戸ケ崎側の出入り口あたりにあったのを移動したと聞いています。
もとあった場所には富士塚のあとが残ってますね。
gabotyan

今年のウシなんとかさん

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 そしてこれが、ウワサのウシなんとかさんです。今年も元気です。大きさは去年とあまり変わっていません。



 なお、これが特定外来生物のアレだってことは(何度も書いてますが)知っています。しかしね、一般の人はオタマジャクシを見て何ガエルかなんて見分けたりしないものなんです。

 わたしは以前あるところで「これはウシガエルのオタマですよ」と言ったら「なにいってんの、アマガエルですよ」と強く言い返されたりしまして、飼って証明する必要があったんです。

 育ててみたらやっぱりウシになってしまいまして、本来なら殺処分すべきなんですが、まあ逃がさないように厳重管理して飼い殺しにしているわけです。寿命が来るまで飼うというゆるやかな殺処分だと思ってください。

 そういうわけで、飼うとかわいいですが、決して飼育をおすすめしたりはしません。ウシなんとかさんは、捕まえて持ち帰るのも、飼育するのも、他人に譲るのも、繁殖させるのも、全部違法です。飼わないでくださいね、ほんとにもう……><

 そこいらにいくらでもいるのに、いるのに、いるのにー!!

 いきものをつかまえたら、死ぬまで飼うのはあたりまえのことで在来生物だって同じなのになのになのにー!!!

 種類の見分けに無頓着でいるくらいなら、興味を持って見分けた上で正しく扱ったほうが拡散を防げると思うんですけどねえ……

いきものを飼う時のおやくそく

1. 捕まえたものは、よそに運んで放してはいけません。やむなく逃がす場合は捕まえた場所で逃がしてください。同じ種類の生きものでも地域差がある場合がありますから、日本中にいるからといってどこででも放していいわけではありません。

2. ペットショップで購入したものは絶対に放してはいけません。やむなく手放す場合は、人にあげるか、ペットショップに相談して引き取ってもらうか、かわいそうですが殺処分ということになります。最後まで責任をもって飼いましょう。


 カエルだけじゃないですよ。犬でも猫でもカブトムシでもクワガタでも、ウサギでもハムスターでもハリネズミでもアライグマでも、なんでも同じです。よろしくお願いします。

タグ:カエル

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通りすがりの人 (10/21 23:00) 編集・削除

こんばんわ
先日質問した者ですが・・・
オタマジャクシが成長して成態が3匹になってしまいました(;´・ω・)
今は3匹とも仲良くしてる(集まったり重なったり)のですが今は小さいから何とかなるんですがやはり将来的には飼うなら1匹がいいですよね・・・

後、冬眠の件でまた質問なんですが冬眠のときの水って変える必要はあるんでしょうか?普段水を循環させていて(室内なので)置き水というのをしたことがないので教えてください(゚∀゚ ;)

珍獣ららむ〜 (10/22 01:29) 編集・削除

こんばんは。

成体を何頭残すかは、
1. 餌をどのくらい用意できるか
2. オスとメスを見分けて別の水槽で管理できるか
という二点にかかってます。
特に2は重要ですね。
一緒に飼うと繁殖するかもしれないのでやっかいです。
(いちおう書きますが、ウシは飼育も違法ですし、繁殖も違法です)
卵を研究したいんじゃないなら必ず分けて飼ってください。
それができない場合は、どれかを残して殺処分、または「つかまえた場所で」放したほうがよいです。
決して別の池や川には放さないでくださいね。


冬眠中の水がえについてですが、
うちでは春までほんとに放置してます。
よっぽどのことがないかぎり水もかえません。
「よっぽどのこと」というのは
たとえばですが、冬眠用に入れてやったものが腐った場合などです。
園芸用の水苔はたいてい大丈夫なんですけど、
落ち葉を入れるとすごいにおいを発することがあります。

それと、冬眠中でもカエルが水からあがれるように
ブロックかなにかで島をつくっておいて、
島が水没しないようにしてます。
おそらくですが、ウシガエルは水中で完全には寝てないと思います。
真冬でも暖かい日にはそっと出てきてる可能性があるので島が水面から出ているようにしてください。

雨水が溜まりすぎて島が水没したら、その分は水をぬきますけど、水の交換はしなくていいと思います。
というのは、せっかく寝てるのに水がえすると、水温が変わったりなんだりで、かえってよろしくないような気がするからです。


以上、あくまでうちではそうしてるという方法です。
きっとそうするといいだろうな、と思うことをしてみたら大丈夫だったというだけです。

通りすがりの人 (11/18 23:06) 編集・削除

最近一気に冷え込んできたのですが外に置いてある牛何とかさんが全く冬眠しそうにありません。コオロギが凄い速度で消化されてます泣

珍獣様のは冬眠しましたか??

後、最近ふと思ったことなのですが、真冬の朝とか水に氷が張る気がするのですが大丈夫なのでしょうか??

珍獣ららむ〜 (11/19 16:32) 編集・削除

こんにちは。
うちのもまるで冬眠する様子がありません><
12月になっても冬眠しなかったことがあるので、これからだと思います。
餌が大変ですよね。だんだん野性ではとれなくなるでしょうし。
とれなくなったらやらない、という選択肢もあるかもしれません。
それで大丈夫なのかと言われると「うーん」とうなるしかないんですけど。

水面の凍結はあんまり心配しなくていいような気がします。
葛飾区あたりでも真冬には水面が薄く凍ってますが、ほったらかしにしてあります。

ただ、すごく寒い地域だと、氷が分厚くなると思うので、なんらかの対策が必要かもしれません。
わたしも具体的にどうしていいかちょっとわかりません。ごめんなさい。

最近のチビガエルさん(ヒキガエル)

 ウシなんとかさんに対して小さいのでチビさんと呼ばれているヒキガエルですが、今はこんな大きさです。だんだんチビじゃなくなってきました。

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▲2012年10月10日撮影

 このカエルが去年どうだったかっていうと……?

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▲こんなでした。2011年5月撮影。オタマジャクシから育ててカエルになったばかりの頃の写真です。

◎チビガエルの成長はこのへんもどうぞ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1230

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▲こんな感じで水槽に土を入れて、観葉植物とかはやらかした中で育ててます。カエルヴィヴァリウムなのでカエリウムと呼んでいます。


▲ちなみにカエルはいつもここにかくれてます。

 カエルも種類によって生活が違ってて、ウシなんとかさんみたいにいつも水の中に住んでるのもいるんですが、ヒキガエルは大人になると水からはなれて暮らしてます。水浴びはするので水を入れたタッパーは必要です。

餌の話

 去年はまだ小さかったので、餌はアブラムシでした。

 水槽を暖房のない部屋においたら、ぜんぜん冬眠しなかったので、仕方ないのでショウジョウバエを育てて与えました。

 春先から夏にかけてはダンゴムシをつかまえて与えました。ダンゴムシはコップを口まで土に埋めて、中にブロッコリーの茎やキャベツの芯を入れて、上に植木鉢かなんかをふせておくと簡単につかまります。

 ただ、ダンゴムシとはいえ年がら年中いるわけじゃなく、8月に入ったらあまりとれなくなってしまいました。

 次に目をつけたのはナメクジです。ヒキガエルといえばナメクジが大好きと昔話の時代から知られていますからね。ナメクジは植木鉢の下などを探すと簡単につかまえられます。実際与えてみると大喜びで食べるので、昔話は正しかったのだなあと見ているこっちも満足いたしました。

 ところがナメクジさえも取れなくなる日がやってまりました。今年は暑くて雨がふらない日がつづいたせいか、家のまわりのナメクジがどんどん減っていきました。ピンチです。

 しかし、うまくしたもので、ナメクジがいなくなった頃からヤスデが増え始めました。ヤマトアカヤスデかなにか、2cmくらいの小さなヤスデです。

 これが、沢山つかまえると妙な悪臭を発するので「こんなの食べさせて大丈夫かしら?」とやや不安になりますが、カエルちゃんはこれまた大喜びで食べています。

 他にもナガメのような小型のカメムシなど、小さな虫を喜んで食べています。バッタもごく小さな幼虫なら食べるのですが、ある一定以上の大きさの虫は入れてやっても見向きもしません。

 実はカエルの種類によって餌の食べ方が違うのです。ウシなんとかさんは身体ごと飛びかかって餌を丸のみにするので、自分の体の半分もあるような巨大な餌を平気で食べます。

 ヒキガエルやアマガエルは舌をのばして餌をのばして餌をからめとるので、あまり大きな餌をとれないようです。

 ウシなんとかさんと同じサイズの餌を食べてくれれば楽なのですが、そうなるにはまだしばらくかかりそうです。

 今年の冬も冬眠はしないでしょうから、カエル専門店で飛ばない種類のショウジョウバエを購入して飼いはじめました。

タグ:カエル

お麩ばっかり勢ぞろい

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▲左奥:油麩(仙台麩)/右奥:車麩/左手前:餅麩/中ほど小さいの:小町麩/右やや大きいの:観世麩/手前のカラフルなやつ:手まり麩

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▲油麩(あぶらふ)です。宮城県の名物で仙台麩とも呼ばれています。乾いた状態で 2〜3cm の厚さに切って、汁の多い煮物にはそのまま、汁の少ない炒め物などにはあらかじめ水につけてしぼってから使います。かなり存在感があり、このお麩を卵とじにしてご飯にのっけた油麩丼は宮城県登米市の名物です。

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▲車麩(くるまぶ)です。このバウムクーヘンのような切り口を初めて見たときは衝撃的でした。これがお麩なのか?! 水でもどして四つ切りくらいにして煮物などに使います。まるで肉のような存在感です。出汁を吸わせて衣をつけて揚げるとトンカツのブタの代わりになります。切り口がバウムクーヘンになっていない、一重巻きのものもあるみたいです。

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▲餅麩(もちふ)です。これは伊豆方面のスーパーマーケットで買いました。名前のとおりちぎって丸めた餅のような形をしています。関東ではあまりみかけない形のお麩です。珍しいのは形だけだろうとたかをくくっていましたが、実際に食べてみると出汁をよく吸ってぷるんぷるんになり、ちゅるっとした食感が癖になります。形は餅に似てますが、ちゅるっとした感じは雲呑(ワンタン)に似ているような気もします。汁の具に最適。

 ちなみに、餅麩という言葉で検索すると、生麩(なまふ)のことを別名で餅麩と呼んだりするようですが、写真の餅麩はあくまで焼き麩(やきふ)で、原材料も「小麦タンパク、小麦粉」と小町麩などと同じものです。

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▲手前に見えているのは手まり麩で、このままお吸い物などにぽんぽん入れて彩りに使います。上段左の小さいのはお徳用麩という名前で売られていましたが、たぶん小町麩(こまちふ)と同じものだと思います。上段右の大きいのはよく見ると薄く渦巻き模様が入っていて観世麩(かんぜぶ)と呼ばれているものです。もう少し渦巻きがしっかり入ってるものが本来の姿かな、と思います。


 上記は餅麩以外、すべて東京都内のスーパーマーケットで購入しました。伊豆で買った餅麩のことを書こうとして、ならいっそ勢ぞろいさせたらどうかと思って買ってきました。

 実は、お麩にはいろんな種類がありまして、以外と地方色があるっぽいんです。そのことに気付いてからは旅行に行くとスーパーのお麩コーナーをなんとなくのぞくことにしています。

タグ:食材