記事一覧

センニンソウ at 水元公園

ファイル 1425-1.jpg
ファイル 1425-2.jpg

 水元公園にこんなの咲いてました。戸ケ崎側の門のそばだから、「水元公園につれていってくれ」と言われて連れていく場所じゃないような気はしますが。センニンソウでしょうか。 iPhone4 にて撮影。2012/09/03

 記事がそっけなくてすみません。そっけないのでよければ毎日でも更新できるのです。


 昨日〜今日は、晴れてるかと思えば突然はげしい雷雨になり、ぱっと晴れて、また降って、とう変な天気でした。特に、今日のお昼ごろの雨はすごかったです。横殴りで、家中の窓から吹き込んで床びっしゃびしゃ。風呂場に乾してた洗濯物さえびしゃびしゃになるほどです。部屋干しなのに雨にやられるなんて、想定外すぎてとりこみそびれました。

タグ:植物 地元(葛飾周辺)

ヤブキリ(?)の産卵/キソウテンガイ(ウェルウィッチア) 写真あり

 ブログ更新がおろそかになっているのは、暑くてなにもする気になれないのと、ドラクエにはまっているからです。さすがに放置しすぎているのでぼちぼち何か書こうかと。


ファイル 1424-1.jpg
ファイル 1424-2.jpg
▲ヤブキリ?

 8月11日に筑波方面へ行った時、国立科学博物館の実験植物園で写しました。たぶんヤブキリだと思うんですが、キリギリス類の見分け方がよくわかんないので違うかも。産卵に必至になってて近づいてもぜんぜん逃げないの。

 あと30分したら閉園ですよっていう時間帯だったので、慌てて何枚か撮影して終わりにしました。実験植物園は広くて早足で歩いても30分じゃ見切れない感じでした。


ファイル 1424-3.jpg
▲キソウテンガイ(ウェルウィッチア)。

 これも筑波実験植物園で写しました。キソウテンガイはネットで話題になったことがあるので知ってる人も多いでしょうが、なんか変な植物らしいですね。

・葉っぱが沢山あるように見えるけど、実際には二枚しかない葉が裂けてるだけ
・すっごく長寿で1000年くらい生き続ける
・発芽してから種をつけるまでに25年もかかる
・原産地のナミブ砂漠では根が3m〜10mも伸びて地下水層まで届いてる。
・砂漠化する前に生えてきたものばかりが現在も残っているが、植物として砂漠に特化してるわけじゃない。そのため、砂漠化してから育った株がほとんどないと言われている。


 原産地では絶滅が心配されてるわけですが、栽培しようと思うとそれなりに出来るらしくて、日本でも何ヶ所かで育てられてるそうです。写真の株はまだ小さいけど、花がついてるとこ見ると発芽から25年以上たってるってことなんでしょうか?

タグ: 植物

ついに発見された妖怪・百目鬼(写真あり)

鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に次のような妖怪が出てきます。

函関外史(かんかんがいし)云 ある女生れて手長くして つねに人の銭をぬすむ 忽(たちまち)腕に百鳥の目を生ず 是鳥目の精也 名づけて百々目鬼と云

 百目鬼(どうめき)は、腕に無数の目を持つ女の妖怪です。石燕は着物の袖をめくりあげた姿に描いています。水木しげる好きにも有名ですね。
百目鬼
▲昔書いた懐かしいやつを貼ってみました。

 その百目鬼がついに発見されたのです! 場所はかの有名な熱川バナナワニ園です。ドラえもんが道具を取り出す時みたいに発音すると気分が盛り上がる、あの熱川バナナワニ園です。



 では写真を貼ります。






 心の準備はいいですか?








 キモくて泣いても責任持ちませんからね?




 


 3



 2



 1



 じゃーん!!!


ファイル 1423-1.jpg


[念のために書いておきますが、この写真はサトイモ科のある植物の葉柄のあとです。葉が落ちるとこんな模様になります。]

タグ:変な写真 伊豆

読んだ本

 まだ暑いのでバスで涼みながら読書モードです。図書館ネタなので古い本ばっかりですが。

五体不満足


 ベストセラーなのに実はまだ読んだことがなく、特に読みたいとも思っていませんでしたが、図書館でお勧めの一冊みたいになってたので借りてみました。

 なんか、素直に面白いです。生まれてから大学生くらいまでの半生を描いた自伝です。普通の子が通う学校に入れて、普通の子と普通に喧嘩して仲良くなって……という、普通の子でもあんまり経験できないんじゃないかというような充実した学校生活は、ズッコケ三人組でも読んでるような面白さでした。

飛ぶ教室


 有名なので子供の頃に読んだかもしれないですが、ふと思いついて読んでみました。本編より前書きが面白すぎて繰り返し読みたい感じです(前書きだけは)。本編はギムナジウムものが好きなら面白いのかもしれないですけど、個人的にはいまいちはまらなかったのです。あくまで読んだ本メモなのでピンと来ないものは放り出して終了なのです。なお、飛ぶ教室というタイトル移動教室んだそうですが、主人公の少年が書く劇中劇に出てくる設定です。本編にはあまり関係のないタイトルでした。
 

エーミールと探偵たち

エーミールと三人のふたご


 一作目が探偵たち、二作目が三人のふたごです。おばさんの家に行くためにお金を持って電車に乗ったエーミールは、居眠りをしている間にあやしげな男にお金を盗まれてしまいます。男を追いかけて電車を降りるエーミールは、町の子供たちと協力して犯人を追いつめます。

 二作目は一作目で協力してくれた町の子供たちと再会する話です。もちろんちょっとした事件が起こります。


 なんでケストナーなんか読んでるかっていうと、ふと思い出したんですよね。小学六年の時に授業の一環で「創作」だけの文集を作りました。実際にあったことを書くいわゆる作文ではなく、空想で作ったお話です。

 その時、クラスで一番頭が良くて絵が上手な男の子が「この話は○○の△△というお話に似てるんだよなあ」って言ってたんです。少し真似してしまったってことなんですが、それがケストナーの『飛ぶ教室』だったような気がします。

 それを思い出して『飛ぶ教室』を読んでみたけど、どこがどう似ているのか、イマイチよくわかりませんでした。そもそも文集はなくしてしまったので、その子が書いたお話も手元にはないし、記憶も曖昧で、読んだってわかりっこないんですけどね。

<コックリさん>と<千里眼>



 コックリさんが日本にいつごろ入ってきたか、その時どんなふうに受け止められていたか、当時はどういう形式でコックリ呼んでいたかなど、当時の文献を引いて紹介しているところなど、けっこういい本でした。

 また、千里眼については、念写で有名な福来博士が研究していた御船千鶴子や長尾郁子の話でした。





# ってなことを書きかけて放置してるうちにドラクエを初めてしまい、読書にまわる暇がなくなりました。下書きだったのをそのまま公開。2012/09/07

読んだ本

 まだまだ暑い日が続きますがうちはエアコンを使っていません。無駄にバスを乗り回したりして読書しまくる毎日です。一日乗車券マンセー。

世界の三猿


 三猿というのは「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿のことです。

 余計なものを見ない、余計なものを気かな、余計なことを言わない、という教えを表すものなので、猿じゃなくたっていいはずです。

 それをわざわざ猿にするのは、「しない」という意味の「ざる」と「猿」をかけているからであって、日本語だからこそ猿に意味があるんです。

 ところが目と耳と口をふさいだ猿の像は世界中にあるらしいんです。インド、アフリカ、ヨーロッパ……それらは一体どこから来たのでしょう。すべて日本から伝えられたものなのかどうか?

 その答えがアンコール・ワットにあるらしいんです。この本によると「アンコール・ワット最上階の中央祠東側右上部」に三猿のレリーフが発見されました。

 アンコール・ワットの建築がはじまったのは1113年のことだそうです。日本は平安時代ですから、この頃にカンボジアと国交があったとは思いにくいので、三猿の起源は日本じゃないということがわかるそうです。

 さらに著者は中東で出土する土偶が三猿とよく似たポーズをとっていることにも注目し、三猿の起源は古代エジプトじゃないかってところまでたどり着いています。なぜ猿なのかっていうと、古代エジプトの知恵の神トートがヒヒの姿で描かれることと関係があるだろうってことですよ。

 他にも、「思わざる」も含めて四猿が本来の姿だという衝撃的な事実なんかも明らかにされて、なかなか興味深い本でした。