去年の蚕からとった卵から生まれました。去年のは新小石丸という流行りの品種でした。一代交配の品種なので二代目からは親とは別の性質が出るかもしれません。
とりあえず成長の遅さは新小石丸なみです。孵化は6日ごろで、13〜14日に最初の脱皮をしました。6月の上旬には繭になる予定です。
去年の蚕からとった卵から生まれました。去年のは新小石丸という流行りの品種でした。一代交配の品種なので二代目からは親とは別の性質が出るかもしれません。
とりあえず成長の遅さは新小石丸なみです。孵化は6日ごろで、13〜14日に最初の脱皮をしました。6月の上旬には繭になる予定です。
13時過ぎの磐越西線に飛び乗って、熱海へゴー!
▲ここが熱海です。駅名でいうと磐梯熱海といいまして、昔この地をおさめていた武将の出身地が伊豆だったことから、温泉に熱海と名づけたらしいです。駅前に足湯があったりして、いかにも温泉地です。ど平日なので誰もいませんが。
ここにも面白い伝説があります。このあたりに五百川(ごひゃくがわ)という川がありますが、その昔、京都のお公卿さんの娘で萩姫という人が重い病にかかりました。夢に現れた不動明王に「京都から北へ川を数えて五百番目を上りなさい」と言われ、その通りにここへたどり着き、見つけたのがこの温泉だそうです。
で、その川は慌ててたので写しそびれました。なんせ一時間でお風呂入らないといけないんです。どんどん行きますよ、どんどん。
目指すのは元湯という温泉施設です。もとはホテルかなんかだったみたいですが、今は公衆浴場みたいになってるとかなんとか。
▲ここ?
住所を頼りにたずねてみると、こんなところにたどり着きました。廃虚? ほんとにやってる? 入り口に貼り紙があり、温泉だけのお客さんはどこそこへ、みたいなことが書いてあります。やってるみたいです。というか、この書き方だと宿泊施設もやってそう(笑)
▲……ほんとにここ?
建物の隙間みたいなところへ入っていくと、たしかに温泉がありました。建物は古いけど、ちゃんと人がいてやってるみたいです。入湯料は時間によって違うみたいですが、お昼過ぎはうろおぼえだけど250円だったかな。とにかく安いです。
建物がほんとに古くて、動きそうもない洗濯機が置いてあったりして、ほんとにここ大丈夫かしらって感じなんですが、浴場まで来て見たら地元の人が5人くらい入ってて、ごくごくまっとうな温泉でした。ああよかった!
▲温泉についての説明。なぜか掃除用のモップがかけてある(笑)
浴室はお客さんがいるので写せないんですが、昭和ローマンスを若干感じるような古い浴室です。天井に傾斜がないので「湯気が天井からぽたりと背中に」の歌そのものでした。
大きな浴槽が真ん中にひとつ、小さめの浴槽がひとつあります。説明によると、大きいほうの浴槽には元湯(この施設)の源泉と、温泉神社の源泉が混合されていて、加温されていないのでプールのような温度です。おできや蛇のかみ傷に不思議に効果があると言われており、歴史は古く、元和年間から地元で愛されているとか。
小さいほうは郡山市営の源泉からひかれていて、かなり温度が高めです。
浴槽に入る前に体を洗おうと思い、水道の蛇口をひねってみたら水は出ませんでした。地元の人は知ってるみたいで、黙って冷たい方の浴槽から桶で水をくんで使ってます。
じゃあわたしも。桶でじゃぶーん。おっ、冷たい。ほんとにプールみたい。こんなのに浸かってリラックスするかしら?
と思ったけれど、実際に入ってみると意外といい気持ちです。体温より少し低く、冷たくは感じても決して凍えない温度。それがかえって解放感につながります。時間をかけてじっくり浸かっていたい気持ちになりました。しかし時間はあんまりありません!
熱い方にも入ってみます。これがほんとに熱い。先に冷たい湯に浸かっているから余計なんですがかなり熱く感じます。しかし、ここに短時間浸かると体が温まり、中途半端な温度の湯に長時間浸かるよりもいいんじゃないかという気持ちになってきます。なんだか面白いです。かなり気に入りました。
冷たいの、熱いのと、何回か繰り返して入り、時間がないので慌てて出ました。ここは早朝5時半から20時までやってるそうです。旅行の合間にちょっと寄るのに良さそうですね。
というわけで温泉から出て、駅までダッシュ。次の電車に飛び乗りました。ここに到着したのが14時4分、今乗ったのが15時2分ですから、ほぼ1時間の温泉攻略でした。
なんでこんなにムリしてるかっていうと、次回ここに来る時に予定を組みやすくするため。1時間でギリギリならば、2時間あったら町の散歩もできますよね。次に来る時は時間をとって温泉神社ってところにも寄ろうと思ってます。
さて、まだ日は高いのですが昨日のことを考えると途中で何が起こるかわかりません。郡山の駅ビルをぶらっと見てから水郡線に乗って常磐線経由で帰ることにしました。
いつもこの電車の途中で日が暮れちゃうんですが、今回はちょっと早いので風景がよく見えます。奥久慈清流ラインと言うわりに川が見えないよと思っていたら、いつも暗くて見えないところでけっこう川が見えました(笑)水郡線沿いも降りてみたいなあ。袋田の滝とか駅から遠いのかしら。
水戸駅で乗り継ぎに30分くらいあったので駅前に出てみました。
▲……何これ(笑)
納豆の像だそうです。輝くつぶつぶが蓮コラなみの破壊力を持っています。グロ画像注意(って下に書いてどうする)。なんかよくわかんないけど水戸ってすごい町だ。
納豆の威力にクラクラしながら常磐線を乗り継いで、21時半くらいに金町駅に到着です。今回は余裕をもった旅だったなあ(どこが?)。
これで春の東北旅行記は終わりです。地震も放射線も大丈夫だからぜひ遊びに行ってください。
みなさんお疲れさまでした。わたくしも疲れました。何やってるんですかね、わたし……orz
◎東北旅行2012年その1(記事一覧)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?plugin=Tagging&tag=%E6%9D%B1%E5%8C%97%E6%97%85%E8%A1%8C2012%E5%B9%B4%E6%98%A5
◎東北旅行2012年その2(記事一覧)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?plugin=Tagging&tag=%E6%9D%B1%E5%8C%97%E6%97%85%E8%A1%8C2012%E5%B9%B4%E6%98%A5%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92
タグ:東北旅行2012年春その2 伝説
あ、写真の向きが…
もうめんどくさいのでこのままで(笑)
▲鶴ヶ城の近くの売店で買った饅頭の天ぷら。
会津若松の日常生活にどのくらい浸透してるのかわかりませんが、このあたりの名物に「饅頭の天ぷら」というものがあるそうです。もとは岩清水とかいう「逆養老の滝」みたいな伝説*1があるところの名物らしいです。
伝説と饅頭になんの関係があるか? たぶんないですけど、もののついでなんだから書いたっていいじゃないですかー(長く書いてるのでだんだんキレぎみになってまいりました。もうちょっとですがんばります、いや、みなさんがんばってくださいなのです)。
伝説の故郷にも行きたいですが不便な場所にあるので今回は諦めました。饅頭はみつけたので食べてみたわけですが、あら、これ美味しいわ。
薄皮饅頭みたいなやつをちょっと潰して衣つけて揚げた感じでしょうか。家でもつくれそう(カロリー高そう……)。
それからまたバスに乗って(今度は逆まわりのあかべぇ)七日町駅で途中下車してふらふら歩いて古い町並みを見学しました。会津には古い建物が沢山あります。っていうか昔からこんなでしたっけ? 子供の頃に何度か来たことがあるはずなのにぜんっぜん覚えてません。
江戸時代からあるような建物だけでなく、近代のちょっと古い建物も沢山残ってて歩いていて楽しいです。建物のバランスが関東のものと少し違っていたり、ちょっと古い建物には軒を支える支柱が斜めについてるのも興味深いです。豪雪仕様なんじゃないのかな。
歩いていると、地元の人に声をかけられました。観光ですかっていわれたので、はいって答えたら、その人はこの町にきてから7年たつけど、面白いとこなんかぜんぜんないって力説していました。返事に困って、適当に切り上げて逃げましたけど、住んでしまうと不便ばかりが目についてしまうんだろうなと思います。内心ちょっと面白かった。
ところで、そろそろお昼を食べなきゃならないんです。来る前にしらべたところ、会津若松には「カレー焼きそば」「ソースカツ丼」という二代地元グルメがあるらしいです。
散策中に「ソースカツ丼の会」と書かれた幟を沢山見ました。あちこちの古い食堂がソースカツ丼を出しているようです。これはなんとなく古くからありそうな感じがします。
カレー焼きそばは、公式サイトみたいなのがあって、それを見ると何十年前だかに、どこだかのホテルの女将が考えた(うろおぼえ)みたいな説明が書いてあります。それは本当だとは思いますが、提供している店を見ると、今どきの新しい店が多いようなので、なんとなく作った感が漂っています(笑)
それでもみつけたら食べようと思って、七日町駅近くを探したら、目指していた店はお休みで、ほかの店はどこにあるのかよくわかりませんでした。
カレー焼きそばは諦めて、バスで会津若松駅あで戻って、駅前のマルモ食堂に入ってみました。
▲地下道の出口に店が隠れちゃっているのが気の毒な感じ
ここは創業100年というから古くからやってる食堂らしいです。中は昭和世代なら懐かしいと感じる古い食堂です。ここのメニューには普通のカツ丼とソースカツ丼がありました。今回はソースを注文。
▲マルモ食堂のソースカツ丼800円
ここのはわりと想像通りのソースカツ丼でした。けっこう美味しいです。
▲昭和の食堂・喫茶店にはなくてはならない星占いの機械
マルモ食堂には一度入ってみたいと思ってたので大満足です。
そうこうしているうちに13時近くなりました。また移動します。「熱海」で温泉に入るのです。
*1:あるところに放蕩息子と働き者の父がいました。父親が毎日山からほろ酔いで帰ってくるのを見て、息子は父親が隠れて酒を飲んでいると思いました。しかし後をつけてみると仕事を終えた父親が飲んでいたのはただの湧き水でした。その夜息子の夢まくらに弁天様が現れて、あの泉は人を幸せにする力があるのに、お前がその恩恵をさずからなかったのはなぜだと思うか、とおっしゃいました。それで息子は自分の性根の悪さ似気付いて、それからは孝行息子になりました。民謡に「親は諸白子は清水」と歌われるのはこのことです。
タグ:東北旅行2012年春その2 郷土料理 伝説
三日目(4月10日)の朝です。前日は強風で足止めを食い仙台で一泊しました。朝ご飯は買ってあった弁当で済ませて早朝6時前に仙台駅へ。今日もいい天気です。
もう風は止んでおり、電車は平常通りに動いていました。青春18きっぷの5回目にハンコをおしてもらい、東北本線に乗りました。
東北本線といえば、前に福島駅あたりで西に見える山のてっぺんが白くなってて、真ん中にまんまるい禿げがありました。その時は「山が冠雪してて、火口湖みたいなものが丸くあいてる。河童の頭みたい」と思いました。
しかし、よくよく考えてみたらその時は8月。真夏に冠雪するほど高い山ではなさそうなんです。じゃあ、あれはなんだったの?
というわけで、今回(4月)も気をつけて見ていたんですが、季節的に本当に冠雪してまして「あの山に違いない」というのはみつかったんですが、丸い禿げは確認できませんでした。
地図で調べたところ山は吾妻小富士で、禿げは火口には違いありませんが水は溜まっていないそうです。真夏に白く見えたのは雪ではなくて木のはえていない岩山だとか。
写真がなくて残念なんですけどね。いつか山がきれいに見える時に通ったら、福島駅で降りてみようかと思います。
今回は途中下車せず会津若松まで行きます。郡山で磐越西線に乗り換えました。
東北とはいえ、太平洋側の平地は4月になれば雪もありません。でもちょっと標高があがるとまだ雪が残っています。写真は猪苗代駅の近くで車窓から写したものです。山は会津磐梯山でしょうか。
▲雪山を背景にしてたたずむ会津慈母観音。今日は時間ないのでここへは行けません。去年の訪問記はこちら>http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1199
10時前に会津若松駅到着。駅ではお城ボ君とあかべえがお出迎えです。
▲会津あかべこ音頭を歌うあかべぇちゃん。そろそろボタンのところを直してあげてほしいなあ。
駅前で空間放射線量を計ってみたら0.1μSv/hくらいでした。あんがい低い。東北でガイガーカウンターを起動するたびに葛飾区大丈夫かって気持ちになってくるんですがどうしたらいいでしょうか。
バスの営業所で巡回バスの「ハイカラさん」「あかべぇ」に乗れる一日乗車券を買いました。500円なり。これで市内のあっちこっち乗り降り自由です。残念なことに会津村(観音様があるとこ)は少し遠くてこのバスでは行けません。
ハイカラさんとあかべぇは、同じところを走ってますが、それぞれ逆に回ってるらしいです。あかべぇは普通のバスで、ハイカラさんは昔のボンネットバスが使われてます。
ハイカラさんは見た目かわいらしいし、乗ると古くて素敵なんですが、惜しいことに座席が前を向いてません。山手線みたいに内側を向いちゃってる。これに乗ると走ってる間に町並みがあんまり見えません。悩みどころですねー。
▲ハイカラさんで鶴ヶ城到着。今回はあんまり時間がないので外側を見るだけで我慢。
「松島のサァヨー瑞巌寺ほどの、寺もないとェー」と民謡にもうたわれた瑞巌寺(ずいがんじ)ですが、残念なことにただいま絶賛修理中でーす。震災の影響もあったでしょうが、もともと平成の大修理中なんですよね。
修理中なのは知ってますが、終わるのは平成30年だそうですから6年後? 世の中何があるかわかりませんし、うっかりすると生きてるうちに終わらないかもしれませんね。見られる時に見ておかなきゃ。
▲瑞巌寺の杉林に囲まれた参道
この道を見ると、ああ瑞巌寺だなあという気がします。
でもね、林の中に枯れ枝が沢山落ちてるん。自然に落ちたのか、枯れたのを枝打ちしたのかちょっとわかりません。なんだろうこれ、と思うくらい落ちてました。自然な落葉ともちょっと違うんです。検索すると塩害の話をしている人がたくさんいるので津波の被害なのかなあと思うんですが、実際どうなのかはわかりません。
拝観料を払って中へ。あっちこっち修理中なので見られるものは少ないです。そのかわり普段は公開されていないものを見られました。
◎瑞巌寺(公式)
http://www.zuiganji.or.jp/html/
下までスクロールして「瑞巌寺平成の大修理について」というボタンをクリックすると、どこが見られてどこが見られないのか説明があります。
撮影禁止の場所が多くて写真はないんですが、宝物館なんかもありますから、それなりに見どころはありました。
それと、瑞巌寺で見ておいたほうがいいのは無数に存在する石窟ですねー。岩肌を掘って作った穴蔵に、これまた岩を掘って作った仏像が沢山あります。
一体これはなんなんでしょうね。いや、もちろん信仰のために昔のお坊さんが彫ったに違いないんですが、何を思って、何を手本にしてこれを作ったのかなあって、不思議な気持ちになります。
こういう石窟が、すぐ近くにある雄島(おじま)ってところにも沢山あるんだそうです。ところがそこへ渡るための橋が津波で流されてしまい、今は入れなくて、ちょっと残念です。
雄島という名前の島は日本のあっちこっちにありますよね。いくつか前の記事に書いた石巻の巻石があるのも雄島です。ここのは小さいので、おそらく松島の雄島に見立てて作ったんじゃないかと例によって妄想しているんですが、誰かそういう資料を見た事はありませんか?
じゃあ松島の雄島はオリジナル(?)なんでしょうか。たとえば福井県にも雄島がありますよね。そこにも赤い橋がかかっていて霊場らしいじゃないですか。松島とどっちが古いんでしょうか。どっちかが真似てるような気がするんですけど。
京都の冠島というのが別名を雄島とか常世島とかいうそうです。無人島で鳥獣保護区なので普段は人が入れないそうですが、地元の人たちが雄島参りというのをするそうですから、やはり霊場なんでしょうね。ここも気になります。
ところで「雄島の海女の袖だにも濡れにぞ濡れし色は変わらず」はどこの雄島?(調べろよわたし)
話がとっちらかってますが、松島の雄島に渡ってみたいです。渡月橋が直るのはいつかなあ。
▲石窟の壁にはノミの跡がいっぱい。
島といえば五大堂っていうのも見ましたよ。これまた島にあるんです。お堂そのものは「古いね、立派だね」という感じでしたが、そこへ渡る橋が面白い。
▲すかし橋
床が透け透けになってて下が見えるんです。そんなに高さはありませんが、ちょっと緊張しますね。お参りする前に身を引き締める意味があるらしいです。
五大堂は、そのルーツをたどると坂上田村麻呂にまで行き着くらしいですが、今あるお堂は伊達政宗が作ったものだそうです。中には五大明王の像が安置されているので五大堂。33年に一度御開帳があるそうですけど、2006年にあったばかりなので、こちらは冗談抜きで生きてるうちにはもう見られないかもしれません!
▲松島海岸駅前のカフェで飲んだ美味しいもの。名前は忘れました。アイスクリームが浮かんでて、まだ寒いかなあ(旅行は4月9日)と思ったけれど、やっぱり美味しかった。
日も傾いたことなので、そろそろ移動します。予定としては郡山で一泊して、翌日は会津若松を回ってから帰るつもりでした。
風が強いなあとは思いましたが、仙台までの電車は普通に動いてました。それで何の異変も感じず駅ビルや駅前で買い物をして駅までもどってきたら、風で電車が動いてないっていうんです。
でもまだ明るい時間でしたし、待ってれば動くかなあくらいに思ってたんです。乗るつもりだった電車は19:05の黒磯行きっていうやつで、これなら途中で乗り換えずに郡山に着きます。
そのつもりで電車が来るのを待っていたら、今まで「何十分遅れ」とか言ってたのが突然「ダイヤの乱れは解消しました」っていうんですよね。遅れていた分を黙って運休したらしいんです。
その前に福島行きという電車が何十分遅れかで出発したのに、それなら乗っちゃえばよかったかな?
でも福島から先が止まってたらどうしよう。福島も大きな町だけど、ネットカフェが駅前にあるとは限らないしホテルだって取れるかわかりません。
黒磯行きだって途中で立ち往生する可能性はありますが、黒磯を目的地にしてるかぎり、そこまで行く努力はしますよね。でも福島終点だったら福島までしか絶対に行かないでしょ?
それで若い駅員に郡山への直通電車はもう来ないのって聞いたら、福島までの電車は動いているけどそこから先は知らない、急ぐんなら新幹線に乗ればみたいなことをいわれてカチンと来てしまいました。
新幹線とか乗るかよふつー、郡山ってすぐそこじゃんか(そうでもないけど)。と内心ではフザケンナくらいのことを思いましたがそこはぐっとこらえました。
さらに駅員はこっちが聞いてもいないのに「電車動いてますから、新幹線に振り替えとかはないですねw」ってなことを言ってましたが、わたしは郡山まで行くかと聞いてるだけで、新幹線に乗せてくれなんて言ってない。
もともとわたしは旅行者だし、明日の分の切符もあるので今は焦ってないんです。電車が動かないなら動かないでいいんですけど、中途半端に動いてるんですよね。
で、その先へ行ったら露頭に迷っちゃうかもしれないのに、駅員に郡山まで行きたいんだけどっていうと、福島まで行けばいいみたいなこというんですよ。そこから先の電車はあるのかって聞くと「自然のことなのでわからない」って。なんか酷い。自分の目の前からいなくなれば困ってても知らんみたいないい方><
仕方ないのでこの日は仙台のネットカフェに泊まりました。仙台はなれてるので、どこにネットカフェがあるのかわかってるし、なんならホテルの場所も知ってるのでお金さえあれば困りません。
食事を済ませてから去年の夏にも使ったネットカフェへ。
去年はお客さんが沢山いてとにかく賑やかでした。平日だったのに子供連れの家族や、老夫婦など、普段ならあまりみかけないような人たちでいっぱいだったのを覚えています。
今年はどうかというと、あら、静か。ぜんぜん人いないわ。去年のはやっぱり震災の影響だったのかな……
次は会津方面へ行きますよ。