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珍獣の食卓wiki「エンドウ」 - エンドウの仲間について

エンドウの仲間について
珍獣の館TOP珍獣様の博物誌珍食目次この記事のオリジナル

和名エンドウ(豌豆)
別名ノラマメ(野良豆)
品種グリンピース(むき身の豆を食べる)
サヤエンドウ(サヤごと食べる)
スナップエンドウ・スナックエンドウ(サヤごと食べる)
アカエンドウ(蜜豆や豆大福に入れるアレ)
学名Pisum sativum
科名マメ科
沖縄口 いんどーまーみー(エンドウ豆)
アイヌ語マメ mame(豆)
中国名豌豆
英名pea(エンドウ)
green peas(グリンピース、青エンドウ)
エスペラントpizo(エンドウ)英名、あるいは学名に由来
verdopizo(グリンピース、青エンドウ)
その他pois(仏)
Erbse(独)
pisello(伊)
ervilha(葡)
guisante(西)
原産地ヨーロッパ、コーカサス地方

エンドウに関するあれこれ

8000年前から食用に

※ウスイエンドウの花は白、キヌサヤの花は赤紫と白, ツタンカーメンの花は赤紫系で、他のエンドウ類と大差はない。むしろ莢の色が紫である所が大きな特徴。

「ツタンカーメンのえんどう」 エジプトのツタンカーメンの王墓から発掘され、それが「おおがはす(大賀蓮)」のように現代に蘇ったものとされています。「実えんどう」の一種で、花も莢も赤紫色をしています。 ただ、王墓からの出土自体が怪しげなのと、「えんどう」の種子が2~3年の短命で、3000年以上のあいだ休眠していたとは考えにくいというのが一般的な見解です。

amishlandseeds.com CAPUCIJNERS BLUE POD HEIRLOOM PEAS -aka POIS A CROSSE VIOLETTE NOW AVAILABLE AGAIN! These large ancient heirloom peas are a total delight to grow. They are originally from Holland and were grown by the Capuchin Monks. They are a beautiful , delightful, truly deep purple-podded pea.

エンドウにまつわる言葉

豌豆(えんどう)
 豌豆と書いて、えんどうと読む。エンドウマメと言ってしまいがちだが、それでは豌豆豆になってしまう。しかし、あの豆をつける植物全体を豌豆と言うのだとすれば、豌豆が実らせた豆は豌豆豆というべきだろうか。  なお、特に豆のことを言う場合は、実豌豆という言葉もある。 Pisum sativum
 エンドウの学名。pisum は豆のことで、sativum は栽培種であることを意味している。

green peas
 グリンピース。pea というのはエンドウのこと。green peas といえば、青いエンドウのことである。グリンピースと呼ばれる環境保護団体は Greenpeace (緑の平和)で、意味がちがう。  エンドウを pea と呼ぶのに対して、インゲンやソラマメは bean と呼ぶ。

like as two peas
 ふたつのエンドウのようにそっくりだという意味の英熟語。日本語の「瓜ふたつ」と同じ。

sweet pea
 スイトピーという花のこと。甘い(香りのする)エンドウという意味。エンドウとは別種だが、よく似た花を咲かせる。

マメ(アイヌ語)
 豆のことはアイヌ語でもマメという。日本語からの外来語だ。アイヌは明治時代になるまで大規模な農業をしなかったので、畑でとれる野菜の名前は日本語からとったものが多い(例:芋=イモ)。  マメは特にエンドウだけを指す単語ではない気がするが、萱野茂氏の『アイヌ語辞典』ではエンドウにまつわる例文が多いのでここに記載した。

エンドウの主な料理法

珍獣様が食したエンドウたち

ドウミョウ(豆苗)