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モロヘイヤの仲間について
&br;[[珍獣の館TOP>http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/2648/index.html]]>[[珍獣様の博物誌>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/index.html]]>[[珍食目次>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/00_index.htm]]>[[この記事のオリジナル>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro_a.htm]]
,和名,モロヘイヤ
,別名,タイワンツナソ(台湾綱麻) &br;シマツナソ(縞綱麻)&br;ナガミツナソ(長実綱麻?)&br;王菜という別名もあるが定着しなかった
,学名,'''Corchorus olitorius'''&br;
,科名,シナノキ科
,沖縄口 ,
,アイヌ語,
,中国名,長朔黄麻(朔は草冠) &br;長果黄麻 &br;山麻
,英名,Jew's Mallow
,エスペラント,
,その他,Mulukhiya、Molokheiya(アラビア語、王家の野菜の意)
,&color(#993366){花},&color(#993366){夏~秋}
,&color(#993366){原産地},&color(#993366){インド西部からアフリカ大陸}
*モロヘイヤに関するあれこれ
- エジプトで、王様が病気の際に食べたところ、体力がついて治ったことからモロヘイヤ=王家の野菜と呼ばれるようになった。参考>2008年8月19日放送TBS「はなまるマーケット」
- 食用として本格的に栽培されるようになったのは1984年ごろというからそれほど古い野菜ではないが、戦前に繊維をとる目的で栽培されていたことがある。1990年代に入った頃からエジプト考古学の吉村作治教授が「エジプトでは欠かせない野菜。ファラオも食べていたはず」というようなことあちこちで触れ回っているうちに、あっと言う間に普及して、今ではどこのスーパーでも普通に買える野菜になった。
- 葉や茎を包丁で叩いて細かくするとオクラのような粘りが出る。エジプトでは叩いたモロヘイヤをスープに入れる。臭みもえぐみもなく、味付け次第でどうにでもなる。
- 葉や茎を包丁で叩いて細かくするとオクラのような粘りが出る。エジプトでは叩いたモロヘイヤをスープに入れる。臭みもえぐみもなく(生葉はえぐみがあるが、加熱すると消える)、味付け次第でどうにでもなる。
-2006年現在、日本で一番の産地は群馬県。
**モロヘイヤにまつわる言葉
''Mulukhiya''、''molokheiya''&br;、%%Mulhiyya%%
アラビア語で王家のものという意味。
-&br;&color(red){だれか正しい綴りを教えてください。アラビア語なので母音違い(moloheiya)は間違いじゃないけれど、yyはいまいち不自然なので:珍獣}
-Mulukhiya の検索結果 約 2,110 件:molokheiya の検索結果 約 754 件でした。
**モロヘイヤの主な料理法
-日本に於けるモロヘイヤの旬は、6~8月。
-日本に於けるモロヘイヤの旬は、6~8月。# 気温が低いと発芽しないので、6月に出るものはハウス栽培か?
-ビタミンやミネラルが多く、カロテンとカルシウムはとくに豊富。独特のねばりけ(ムチン)は血糖値の上昇を抑える。
-モロヘイヤは、シュウ酸が多いため、ゆでてアク抜きをしてから調理する。
-茎から葉をはずし、茎は固いので捨ててしまう。熱湯でサッと茹でてからお湯を切り、包丁で刻むと粘りが出る。そのまま醤油をかけて食べてもいいし、鰹節やおろし生姜などを添えてもいい。梅肉を混ぜたり、塩昆布をまぜてもおいしい。
-エジプトのモロヘイヤスープ:生のまま葉を刻み粘りを出したらチキンコンソメスープを注ぎながスープ状になるまでのばす。鍋にオリーブオイルを熱してみじん切りのニンニクとコリアンダーパウダーを炒めて香りをたて、モロヘイヤを加えて4分ほど煮込む(充分に加熱するとえぐみは消える)。塩で味をととのえる。ご飯にかけて雑炊にしてもよい。
-茹でて刻んだモロヘイヤは冷凍すると長期保存が可能。密閉できるビニールの袋に入れて薄くのばして凍らせ、必要な分だけかいて使う。
**モロヘイヤの毒
-種子にはストロフェチジン(strophanthidine)等の強心配糖体が含まれる。
-かつてアフリカで矢毒として用いられた毒成分。
-この毒は双葉、花にも含まれることがある。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02a.jpg
&br;''▲モロヘイヤの花'' 2007年9月4日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02c.jpg
&br;''▲モロヘイヤの実(まだ若いさや)'' 2007年9月4日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02b.jpg
&br;''▲モロヘイヤの実(指との比較)'' 2007年9月4日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02d.jpg
&br;''▲モロヘイヤの実(かなり育ったもの)'' 2007年10月1日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02e.jpg
&br;''▲モロヘイヤの実(指との比較)'' 2007年10月1日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro02f.jpg
&br;''▲モロヘイヤの実(乾燥後)'' 2008年4月2日撮影
莢(さや)の中に細かい種が入っている。気温が高くならないと発芽しにくい。種まきは夏も近づく6月ごろがいいのではないかと思う。
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*珍獣様が食したモロヘイヤたち
-[[ソーメンのモロヘイヤがけ>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/moro_b.htm]]