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普通の日記だよ

*天気の話をするのは
 外国では天気の話をすると話題のないつまらない人だと思われると、遠い昔に何かで読んだような気がする。いや学校の先生から聞いたんだったかな。実際そうなのかと思って「天気の話 話術」などで検索してみたら、人と円滑に付き合うためには、天気の話でもしてろ、というような意味のことをポジティブに書いてるページばかりひっかかってしまった。日本語で検索しているわたしが悪いのである。

 外国で天気の話をしないのは、毎日同じ天気ばかりで話題にすらならないからだというのも聞いたことがある。本当なのかな。そういえばスペイン人など傘を持ち歩かないらしい。雨なんか降らないからだ。たまにふっても通り雨なので、道端のbar(日本のバーみたいに夜の店ではなく、昼間から開いてるカフェ風居酒屋みたいなやつ)に入ってコーヒーでも飲むらしい。一杯飲むあいだに雨なんかやんでしまう。

 日本は季節の移り変わりがはっきりしていて、春が来れば夏の前には梅雨があり、冬の前には秋雨があったりするわけで、毎日雨続きですね、なんて言えば、もうすぐ○○の時期が来るってな感じでそれなりに話題性があるんだと思う。農耕民族だから余計なのかもしれないけれど。

 で、なんでこんな話をしてるかっていうと、天気の話をしようと思ったからなんだよ。まったく、なんでこう毎日雨なのかと。晴れれば強風がふいて植木鉢がすっとびそうになっているし、穏やかな春の日とかいうのはいつごろ来ますかね?


*みどりの日が移動して昭和の日ができたんだってね
 4月29日は昭和天皇の誕生日なんだけど、昭和が終わってからは「みどりの日」って呼ばれてた。「昭和の日」か「昭和記念日」にしようって案もあったみたいだけど諸般の事情で「みどりの日」に落ちついたんですと。世の中が大きく変わった時代なので昭和にまつわる祝日があってもいいと思うんだけれど、年号は天皇制なしでは語れないものだから、さまざまな方面からの風当たりがあるんでしょうか。日本って面倒くさい国だ。

 それが今年から4月29日は正式に昭和の日ってことになったらしいです。っておい、そんな話は聞いてない。そういうことはもっと前から新聞やテレビで話題になっていてもよさそうなのに、いつのまにかこっそりそういうことになっている。それもこれも、さまざまな方面からの風当たりのせいなんでしょうか。やっぱり日本って面倒くさい国だ。

 じゃあ、みどりの日はどうなったのかっていうと、これは5月4日に移動したんですと。今まで5月4日は国民の休日だった。それは何かを記念したりするような日ではなくて、こういう条件の時は休みになるよと法律で決まっている日のこと。たとえば祝日が日曜日に重なったときは直後の月曜日がお休みになる振り替え休日も、祝日ではないけど法律で休みにすることに決まってる。国民の休日は、祝日と祝日の間が1日しかなくて、しかもその日が日曜じゃなかったら休日にする、という決まりになってるんだそうです。現在の暦だと、それは5月4日しかありません。

 その5月4日を今年からみどりの日ってことにしたらしいのですよ。とりあえず、休みの数は増えもしなければ減りもしないわけで、どうでもいいっつえばどうでもいいですな。


*買おうとするともうない法則
 髪の毛がだいぶ生えてきて、といっても長さは 5mm くらいなんだけれど、手でさわっても地肌の感触がないくらいには生えてきてる。こうなって初めて分かったことは、実はフケ症だったってこと。髪の毛が長かったときは洗髪が不完全だからフケが出るんだと思ってた。ところが髪の毛が短くて、不完全に洗うほうが難しいような状態なのに、翌朝になるとフケがぱらぱら。毛穴のまわりの皮膚が乾いて落ちるんだと思う。しかもそれは髪の毛が伸びるのと無関係ではなさそう。だって、ツルツルだったときはフケにならなかったんだもの。

 まあそれはともかく、洗髪のときに頭をマッサージするブラシを買おうと思うんです。シャンプーコームとか、洗髪ブラシとか言うんでしょうか。フケ症にマッサージが効くかどうかはよくわからないけれど、頭皮を動かすようにして洗ったら角質が落ちやすいような気がするし、何より気持ちがいいんじゃないかと妄想したわけです。

 ちょうど良さそうなやつを、前に近所のドラッグストアでみかけて「これを使ったら気持ちが良さそうだけれど、600円もするのよね」なんてことをひとりごちたのを思い出しました。そのときはやめたけれど、今なら 700円くらいまでなら出してもいいかなと思ったので、ドラッグストアまで買いに行きました。

 しかし、こういうものは、出してもいいって思うときにかぎってないんだよねー。通販サイトにはけっこうあるんだけれど、ブラシひとつに送料を払うのはバカバカしい。がぼ様ご飯はこないだ買ったばかりなのでついでがないし、今回も不発かなー。


*ネプ理科
 TBSの深夜にやってる『ネプ理科』にナマコをわしづかみにするお姉さんが出なくなってしまったらしい。昨日の放送にはベアリングの話題のところで写ってたけど、巨大ヒトデをさわるシーンにはいなかった。おともだちが言うには「川田亜子は局アナをやめてフリーになったんだよ」っていうんだけど、この番組には海洋生物を真顔でわしづかみにする女の存在が不可欠だと思うんだがなあ、エロい意味でも。

川崎ローズ(斜めに折る難しいやつ)

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 できたー、難しい方の川崎ローズ。やっと折れるようになったぞー。福山ローズを覚えたときにも思ったけれど、初めて逆上がりができたときに似た快感。

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 裏側もこんな感じで閉じてます。先に折った左はまだひしゃげてるけど二個目の右はサマになってる。昨日折ったやつは折る場所を間違えていて広がっちゃってたみたい。

◎折り方はこの本に載ってます


折り紙夢WORLD 花と動物編
価格:1,575円

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コツは、
福山ローズを折り方を見ないで折れるくらい練習してみる。
・変速中割折りや二重中割折り、立体かぶせ折りの練習は面倒がらずにかならずやってみること。
・大きめの紙を使うこと。
・工程の18~20でつける折り目にサインペンで線をひく。どこで折ればいいかの目安になって迷わなくなる。
・工程35が折れたら慣れるまではホッチキスでとめてしまう。

 こんな感じで構造を覚えると、ホッチキスや補助線がなくても折れるようになります。

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川崎ローズおそるべし

 前口上もなくバラのおりがみばっかりアップしてごめんなさい。バラはおりがみの世界でも花形です。幾重にもかさなる花びらを紙の折り目でどう表現するかは創作をやる先生たちの腕の見せ所でしょうし、たいていのものは立体になるので折る側の感動も大きいのです。そのため「バラ」と題される折り紙作品はたくさんあるし、それぞれに特徴があるので集めたら面白いんじゃないかな、と思ったわけです。

 実はそういうトピックスがmixi内のコミュニティーにあるんですが、写真を見てたら折りたくなるのが人情だし、どの本に、あるいはどのサイトに折り方が出ているのかまで書いてほしいよなぁと思ったりなんかしまして、だったら自分のサイトでやったら本の広告も貼れるので一石二鳥であろうって感じでやってみてます。今後も少しずつ増やしていくと思います。

 おりがみのバラといえば、福山ローズの原型を作った川崎敏和さんが、紙をバイアスに折りたたむバラ(川崎ローズと呼ばれてることが多いみたい)を創作してます。これがまあ、やたらと難しくて、どうやってもうまく折れないのですよねえ。

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 最初は 15x15cm の一般的なサイズの折り紙でやってみたのですが、折り目が細かくなって丸出だめ夫さん。現在は 17.5cm の少し大きな折り紙で練習中です。

 左が一昨日折ったやつ。もう、ぐちゃぐちゃ。
 真ん中が昨日の昼に折ったやつ。シュークリームかっつーの。
 右が昨日の夜中に折ったやつ。

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 こうして見るとバラっぽくなくもないですけど、

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 この通りぜんぜんまったくしまりのない状態で。

ちなみに、折り方は『折り紙夢world 花と動物編』に掲載されてます。海外サイトを検索すると著作権がどうなのかよくわからない状態で公開されてたりもしますけどねー。

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バラのくすだま

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花 6枚
つぼみ(緑の部分) 6枚(花の1/4の紙で)

 作者はRose Broochの元ネタを作った高濱利恵さんだと思うんだけど未確認です。畳(たとう)の折り方を花にしたようなパーツを糊で貼ってくすだまにしたものです。

 組み立てが糊付けなので分解しやすいのが難ですが、リリアンでつくったフリンジをつけてぶら下げるととてもかわいいです(でもホントに分解しやすいの)。

 折り方は永岡書店『あたらしい折り紙』という本に載ってますが、残念ながら絶版のようです。っていうか94年まで出てたってことに驚き。わたしはこれを30年くらい前に買って分解するまで使ってたもので。

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 これがバラの花にあたるパーツ。これ単独でもかわいい!

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