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特別なタイトルはないのよ日記だもの

*バラフがキター
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 連休に入っちゃったので到着が遅れたけど、おいしっくすからバラフが来たよ。葉っぱにぷよぷよキラキラした水泡がついていて、かじるとほのかに塩味がするの。もっと塩辛いのを想像してたから「あら、こんなもんなの?」って感じだったけど、普通に食べるならこの程度の塩味のほうが美味しいんじゃないかな。葉が厚めでみずみずしいので癖のない瓜を食べてるみたいな感じ。変に料理とかしないでざっと洗ったのを肉料理にそえたらいいと思う。見た目もきれいだし、さっぱりするよ。

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バラフ
Barafu
別名 アイスプラント
分類 ツルナ科マツバギク属
原産 アフリカ

*ぐりとぐら
 ダチョウの卵といえば「ぐりとぐら」らしいんだけど、ストーリーをぜんぜん思い出せない。そういえば大きな謎の卵をどうにかする話があったような気がするんだけど(汗) そのくせ某局の人形劇のテーマ曲はすごく覚えてる。ぐり、ぐら、なかよしー、ぐり、ぐら、いつも、ぐり、ぐら、なかよしー、ぐり、ぐら、にひき、ぐーりとぐら、ぐーりとぐら、ぐーりとぐら、にひき。

 さらに余計なことも思い出す。エスペラントに翻訳されたぐりとぐらは直訳すると「グリートとグラート」だった。母音の最後が-oになる決まりで、しかも後ろから二番目の母音にアクセントがある決まりだからなんだけど、駄洒落かって思ったよ。でも内容をぜんぜん思い出せない(ダメすぎ)。

 そうそう、白倉由美って人の漫画に「ぐりとぐらが住んでる森だよー」とかいうセリフがあるのも思い出した。そういえばこの人、成城に引っ越したとかって書いてて「いいとこだよ、森もあるし」なんて言ってたな。成城の森ってどんなとこだ?

 結局、肝心の絵本の内容は思い出せないのだった。やはり図書館へ行くべき。休み明けにでも探しに行こう。

 ちなみに、玉子料理ばかり食べてる某国の王さまの話なら知ってるよ。

*ジェイミーらぶ
 LaLaTVというケーブル局でやってる「ジェイミーのラブリー・ダイニング」がお気に入り。「自宅に友人を招いてもてなす」という設定の料理番組なんだけど、テンポが良すぎて少しも頭に入らないのに見てると料理したくなる。「○○をひとつかみね」とか言いながらどんぶり一杯の「ひとつかみ」を鍋に放り込んでたりするところがたまらんです。変なデザインの日本語Tシャツを着てたり、キッコーマンの瓶に入ったニョクマムを使ってたり(中身はほんとにニョクマムなんだろうか)、なんとなくアジアびいきなのもちょっとお気に入り。自分の中では世界の料理ショー以来のヒットかも。グラハム・カーの料理は当時ぜんぜんまねできなかったけど、ジェレミーのは日本人が食っても大丈夫そうなヘルシー感が漂ってていいよ。

*グラハム・カー
 若い人は知らないかもしれないけど「世界の料理ショー」というアメリカの料理番組を日本のテレビ局でやってたことがあるんだけどさ、わたしゃあれが強烈に好きでずーっと見てたなあ。アメリカの料理なので日本でまねできないのも多いんだけど(やけに豪華だったりオーブンを使ったり……当時はそんなもん持ってる家は少数派だったからな)、意味不明なアメリカンジョークを交えた軽快なトークと華麗な包丁さばき、そして完成した料理を客席からひっぱりだされた人と食べる様子の美味しそうなことといったらなかったよ。

 料理人の名前はグラハム・カーっていうんだけど、今もまだ生きてるんだよね? っていうかウィキペディアを見てきたら、事故で体を悪くして一時はテレビの仕事をやめてたけど、妻が心臓病で倒れたのをきっかけに新境地を開き、1998年にはテレビ界に復帰って書いてあるー(やっぱ料理ショーの料理はアメリカ仕様で体に悪そうだよな)。ジジイになってていいから日本でも放送してくれ、たのむー。

 グラハム・カーは「世界の料理ショー」の中で日本のことを何度か話題にしてるんだけど、「今日からこの番組は日本でも放送されるんだってね」っていうのがものすごく印象に残ってる。「日本人はすごいよね。ニンジンの皮を包丁でむくんだぜ!」とかいうの。そういえばグラハムはいつもピーラーを使ってる。そうか、アメリカ人ってニンジンの皮も包丁でむけないのかってそうとうなカルチャーショックだった(笑)

 料理をしているといまだにグラハムの教えを思い出す。「この時期のピーマンは種がすくないから取らずに使っていいからね」とか言いながら輪切りにして料理してたっけ。赤ピーマンは高いけど、青いピーマンを引き出しにつっこんどいたら赤くなるって言ってたのも忘れられないの。もちろん言われた通りにまねしてみたんだけど、残念ながら真っ赤なピーマンにはならなかった。でも、一部だけ赤くなってて「ピーマンって熟れると赤くなるんだ!」って、これまた強烈なショックだったなあ。

タグ:食材

割れない卵(駝鳥卵騒動)

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これがダチョウの卵だ!

 先日予告したとおり、ダチョウの卵を食ってみるのであります。茨城県石岡市にあるダチョウ王国で購入した卵。4200円也。売店で冷蔵庫に入ったのを「これ下さい」って言ったら、写真のような立派な箱に入れてくれました。

【関連記事】
千葉県・袖ヶ浦のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=549

茨城県・石岡のダチョウ王国
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=35

 現存するイキモノの中で一番大きな卵を産むのがダチョウ。これほんとにでっかい。大きさもだけど、殻の分厚さがすごいの。コンコンってたたくと石みたいにガッツリしてる。どうやって中身を出そうかなあ。金槌でぶちこわすのはもったいないから小さな穴をあけようと思うんだけど……

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ここまでやるのに一時間以上かかった

 細かい工作をやるのに使うハンドドリルしかなかったのも敗因で、上の写真のような穴をあけるだけで一時間くらいかかってしまった。おまけに指に豆ができたよ。やはりダチョウは史上最強生物なのかも。

 最初は傷がつくだけでぜんぜん貫通しなくてねえ、これはちゃんとしたドリルを買ってこないとダメかしらって思ったんだけど、真下ではなく、斜め下にドリルを入れる感じで削ると意外に穴があくみたい。コツをつかんだら次々に貫通するようになりました。ぐるっと穴をあけたら、穴にドリルの歯をつっこんで、隣の穴にむかって広げていく感じで殻を削ります。そのうち穴で囲んだ部分の殻がボコっとはずれると思います。

 ちなみに、穴をあけるとき、どうしても殻の破片が中に入ってしまうんだけど、気室があるところから穴をあければ卵殻膜があるので中身に殻が混ざるのも防げます。気室っていうのは卵の端っこの、丸い方にある空気のたまったとこ。ダチョウの場合は鶏みたいにわかりやすくはないけれど、よーく見ると片方がとがってて、もうかたほうが幾分丸くなってる。丸い方に穴をあけたほうがよいです。

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穴に箸をつっこんで……

 本当はこんな小さな穴からじゃなく、派手に卵を割って、巨大な目玉焼きを作って自慢したいんですが、なんせ高級品だし、この立派な卵の殻を割っちゃうのはもったいない。仕方がないので中身はこの小さな穴から出さなきゃなりません。

 まず、菜箸をつっこんで中身を崩します。もったいないけど思い切ってやらねばなりません。それから、大きなボールの上で卵を逆さにして中身を出すのですが、白身がしっかりしてる上に空気穴がないのでなかなか出てこないのです。そういう時は折れるストローを穴につっこんで空気を吹き込みましょう。ぶじゅぶじゅぶじゅ~っと不味そうな音が出ますが聞かなかったことにしてください。4200円もする高級食材ですから、殻まで有効活用するためには手段を選んではならないのです。

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直径22cmのボールに一杯のダチョウ卵

 こんなん出ました。なんだよこれ。卵かけご飯にするとしたらしょう油が何リットルいるかね? 全部いっぺんに食べるのは難しいので、すぐに食べる分だけとって残りはタッパーに小分けして冷蔵庫&冷凍庫に。

 さて、どうやって食べましょう。いくら巨大でも割っちゃったら卵です。卵料理ならなんでもいけるはずですが、ダチョウ王国でもらった説明書によれば「厚焼き玉子(たっぷりの砂糖と塩少々)は、カステラのようなフンワリ感としっとりした味わい」とあったので、盛大に厚焼き玉子にしてやろうと思いました。

 砂糖をどっさり。塩を少々。ちゃっちゃとかきまわし……うおっ、白身が切れない~。なめらかな玉子焼きを作るつもりならざるでこしたほうがいいかもしれないけど、ずぼらなのでこのまま行っちゃってみようと思います。

 熱した玉子焼き器にサラダ油をなじませて卵液をジューッ!

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ダチョウの厚焼き玉子

 よかったよかった。うまく焼けたよ。4200円もするのに失敗したらどうしようかと思った。料理の腕に若干問題ありなので「カステラの様な」とまではいかなかったけれど、不思議に弾力のある卵焼きだったよ。箸で割ろうとすると玉子焼きが押し返してくるような充実感があるの。そのくせ食べるとやわらかい。高いだけあってけっこういけるぞ。ホントいうと味のほうは大して期待してなかったのでこの意外性はうれしいな。

 次はプリンとか作ってみようと思うんだけど、果たしてうまくいくでしょうか。こうご期待。

タグ:動物

鯉のぼり

 ひな人形より鯉のぼりがほしかった時期がある珍獣です。端午の節句も近いのでブログのタイトル画像を変えてみました。1:2の長方形で折る鯉のぼり。かわむらあきらさんという人の創作だそうです。碁盤の目のように折り目をつけてから折る手法で、簡単な折り方で立体感も出る傑作です。

◎おりがみ畑「鯉のぼり」
http://www.geocities.jp/rivervillagekyo/page083.html


 あー、ちなみに、5月5日が過ぎてもしばらく絵を変えないかもですが、旧暦の端午は6月19日なので気にしてはいけませんぞ。

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タグ:おりがみ