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薔薇は薔薇は

 気高く咲いて美しく散るのはオスカルで、ロックリバーへ遠乗りするのはラスカルでシロツメクサですから、そこのところをお間違いなきよう(誰もまちがわない)。

 あちこちのお庭でバラが咲き始めたみたいですが、わたしは先月のまだバラの咲いていない時期に、何を血迷ったのか千葉の京成バラ園ってところへ行ってしまいました。

◎京成バラ園
http://www.keiseirose.co.jp/

 ここはバラが咲いていない時期でも開園していて、シーズン中800円の入場料が300円になってしまいます(っていうか、咲いてなくても金とるんかと言うべき?)。入り口で「咲いてないですけどいいですか?」って聞かれたけど、目的は咲いてるのを見ることじゃなくて、バラの苗を探しに行くことだったので庭園見学のほうはオマケ。

 カテゴリーが食材なので苗の話はあとまわしにして食欲のほうを満たそうと思うんですけど、ここにはバラ関連グッズを扱う店もあるのでバラの花びらジャムと、バラのお酢を買いました。

ファイル 44-1.jpg
 これがバラジャム。バラの花びらで作ったジャムだそうです。すぐにでも露と消えそうな透明な薄紅色で、見た目は激しく美しいのです。ポエムなのです。

 が、しかし。

 あの、これ、どの辺がバラなんですかぁ??

 最初はうっかりトーストに塗ってしまったので、パンの香りで打ち消されているのかもしれないと思いました。そこで紅茶に溶かしてみたのですが、これまたまったく香らず。いや、遠く遙か彼方になんとなくバラのような香りがするものの、基本ただの甘い物体。フルーツ系のジャムと違って酸味もないし、何がいいんだかぜんぜんわからない……orz バラジャムってみんなこんなふう?

ファイル 44-2.jpg
 そしてこっちはバラのお酢なのですが、ズバリ言わせていただくと、ただの酸っぱい物体です。お酢なので酸っぱいのは当然ですけどバラである必然性はあまりなさそうです。そもそもこっちはバラの花びらではなく、ぶどう酢(ワインビネガー的なもの?)にローズヒップで味と香りを付けたもののようです。そら花のようには香らなくて正解ですな。

 ああ、現実ってきびしい。

オマケで苗の話

ついに足立区の図書館にまで手を出すはめに

*マニアじゃないもん、違うんだもん
 どうしても中身が見たいのに区内の図書館にはない本があって、昨日は江戸川区の小岩図書館に、今日は足立区の中央図書館に行ってきました。

 江戸川区は普段から良く使っているので問題ないんですが、足立区の図書館は未知の世界。どんなとこかと思ったら、放送大学の学習センターやなんかが入っているやけに立派なビルでした。図書館スペースもやけに広くて……そのわりに本の数は多くないような気がするのは目の錯覚かもしれないです。ムダ……じゃなくてゆとりの空間がやけに広かったなあ。

 図書カードを作ろうとして(東京の図書館は隣接区の住人でもカードを作れる)書類を書いていたら、インターネットでの予約と本の到着を知らせるメールサービスは区民だけと書いてあって「すげー、みみっちい」と思ったけど、よく見たらメールでの連絡はしないけど、電話・ファックス・はがきのどれかだったらOKって……おいおい、そのほうが金と手間がかからんか??? 足立区って意味がわからない。

 本を 2冊借りて、これ読んだらまた北千住に返しに来なきゃだめなのかよって思ったけれど、もらったパンフレットに東和にも足立区立の図書館があると書いてあった。なんだ、それなら亀有に買い物に出るついでに返せる。っていうか東和って足立区だったのね。今頃気づいたわ。

 ついでに墨田区のあずま図書館ってところにも行って前から見たかった本をぴらぴらっとやって、よっぽどここでも図書カードを作ろうかと思ったけれど、さすがに返しにくるのが大変だから必要なところだけコピーして帰りましたよ。

 ちなみに今日探していたのは全部おりがみの本……いかん、マニアみたいなまねをしてしまった。でも、マニアだったら借りないで買うよね。じゃあ、まだ大丈夫だ(何が?)。

*ぐりとぐら
 ついでに読んできた。
 キーワードはカステラか!!!
 そういえば読んだことあるような気がしてきた。フライパンで焼いちゃうんだよね。それってパンケーキと違うかって昔も思ったような気がする。でも、ケーキのスポンジ生地をフライパンで作る方法とかあったような気がするから、カステラも焼けるのかな。