記事一覧

味の記憶

*パツンパツンのハンバーグ~
 以前ここに書いたロイヤルホストのハンバーグが食べたいなーと思い、数日前にロイホへ行きました。ファミレスのメニューも季節毎に変わるので、そっくり同じものは期待していなかったのですが、同じタイプのハンバーグがあるんじゃないかと思ったんです。

 食べたかったのは、ふわっとまとめたやつじゃなくて、ちゃんと丸くなめらかに形作られているものです。イメージとしては、うま味が内側に閉じこめられてパツンパツンになっていて、ナイフを入れると切り口からじゅわーっと肉汁があふれる感じ。そういうのが食べたかったわけです(リンク先の写真だとわかりにくいですけど)。

 ところがメニューの写真を見ると、どうも自分がもとめているのと見た目からして違ってるような気がする。ホワイトシチューに浸かってないとかじゃなくて、ハンバーグ自体が違って見えるんだよねえ。

 でもせっかく来たんだし、写真じゃよくわからないから適当なのを頼んでみたんだけれど……うーん、やっぱり違ってる気がする。出てきたのはどこにでもありそうな丸め方のもので、良い肉をつかってそうだったけど、これならわざわざロイホじゃなくていいなーって感じがした(不味かったわけではない。求めてるものと方向が違ってた)。

 うーん、うーん、記憶は時間がたつと美化されてしまうものなので、もしかしたらあの日食べたのもこんなだったのかなあ。違うような気がするんだけどなあ。ああ、パツンパツンのハンバーグ~。どこへ行けばパツンパツンを食べられるんだい?

*鶏モモの唐揚げとOK食堂の手羽っち
 亀有のリリオ弐番館の地下にOK食堂という昭和テーマの居酒屋があるんですが、そこに手羽っちという、鶏手羽を唐揚げにして甘辛いタレにつけたみたいなメニューがあるんです。これが、昔よく食べてた鳥モモの唐揚げと味付けがそっくりなんですよー。昔はそんなに珍しいと思わなかったけど、最近はありそうであんまりないのでやけに懐かしかった。

 昔のことなので記憶があやふやなんだけど、たしか伊勢崎市今井町の本庄県道と呼ばれてる道沿いにある肉屋さんで……たぶんここに載ってる布施肉店っていうのが、記憶の場所と一致してるし、店名もこんなだった気がするので、ここのだと思うんだよねえ。うーん、でも、ほんとに記憶が曖昧なので、まったくの勘違いで別の店のかもしれないんだけど。

 それにしても同じところにまだ店があったとは。昨日群馬に行ったんだから、そうとわかっていたら時間をつくって見に行ったのに。同じ商品があるとは限らないけど確かめたいじゃない。ああ、惜しいことをした。

タグ:群馬

いろいろ日記

*珍獣の食卓がウィキ化しましたよ
 しばらく前に、おてつだいを募集して作業していた珍食のウィキ化ですが、おおむね終わりました。まだ内容が準備中の部分も多いですが、それは追い追いに情報を追加していけばよいと思います(そのためのウィキ化ですから)。

 お手伝いしてくださったみなさん、ありがとうございました。これからも追加情報をみつけたらよろしくお願いします。

◎珍獣の食卓(食材別)
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/00_index.htm

*昨日はぐんま昆虫の森へ行ってました
 昨日(27日)は、ぐんま昆虫の森ってところへ行ってました。小さい昆虫園なのかと思ってたら、一山ぜんぶって感じの広いところで、なめてかかると遭難しそう(ちょっとオーバー)でしたよ。昆虫園というより、保護区みたいな感じ。

 敷地の大部分はただの山林で、一部に水田とか桑畑とか古民家のエリアがあります。園のまわりも山なんだけど、園の中なら道が整備されてるから野歩きに慣れてない人でも気軽に見に行けるという感じ。入場料は大人400円とお安いです。山林の整備代ってところでしょう。

 ひろーーーーい敷地の一角に、やたらめったらでかくて立派な温室(南洋の昆虫を展示している)がありまして、これが税金の無駄遣いと評判になっちゃっている箱物なんですが……あーなるほど、これはたしかにやり過ぎかもしれない。温室があること自体はいいと思うんだけど、やけに無駄な空間が多いというか、ありえないほど大勢人が来ることを想定しちゃってる風に見えるのが香ばしい何かを感じます(笑)

 でもー、昆虫のことならなんでもわかっちゃいそうな立派な図書室があって、司書さんは昆虫に詳しいし、無駄なのは箱物だけで、施設的にはとてもいい感じですよ。難をいえば食堂に食事らしい食事がカレーライスしかないのはどうにかしてほしいかも。お客さん少なくてそれどころじゃないのかな。

 それにしても、へんぴな場所だった。山の中だからへんぴに見えるんじゃなくて、交通の便がね、そうとうわるいです。一日に五往復しかないバスで行くのは無理。駅から歩くのは、たぶん常人には無理です。距離もだけど、田舎の道なので土地勘がないと心細くなってしまいますよ。常人じゃない上におおざっぱな方向感覚がある珍獣様は、行きは赤城駅から徒歩で、帰りは新里駅まで徒歩でしたが、普通の人はタクシーを使うべきです。

*また似ているものをみつけてしまった
 前に、ジャズの名曲「ディア・オールド・ストックホルム」が、チャイコフスキーの「舟歌」と酷似しているって話を書いたことがあるんだけれど、「舟歌」と似ているのはただの偶然で「…ストックホルム」のオリジナルは「ヴェルムランドの歌」という北欧民謡だという話でした。

Dear Old Stockholm

チャイコフスキーの『舟歌』

『ヴェルムランドの歌』

↑上記はiTunesの試聴用リンクなので、聞きたい人はiTunesをインストールしてみてね。ダウンロードはこちら。

 ところがですね、わたくし、またもや激しく似たものをみつけてしまったのでございます。「恋人よ我に帰れ」という、これもカテゴリー的にはジャズになるんですかね、この曲のさびのところがチャイコフスキーの「舟歌」の冒頭部分そっくりに聞こえるー。

『恋人よ我に帰れ』

↑これもiTunes用です。ちょうど試聴できる部分が「舟歌」そっくり。

 これは偶然? それとも「舟歌」のメロディーを意識して使ってるんでしょうか。気になってしょーがない。誰か教えてー。

チューリップローズ(山口ローズ)


▲飾れる!贈れる!かわいい花の折り紙
価格:1,470円

 久しぶりにおりがみでバラを折ってます。今回とりくんだのは上の本に掲載されてる山口真さんのバラで、前に紹介したのとは別のものです。このバラを山口ローズと呼んでいる人もいますが、それだともうひとつのバラとまぎらわしくなるし、わたしは個人的にチューリップローズと呼んでます。わずかにひらきかけたチューリップみたいにも見えるからです。

 これねー、もう何ヶ月も前から折る練習を時々していたんですが、どーしても満足のいくようなものができあがらないんです。うまくねじりをきかせて中心がすぼまらなきゃいけないのに、だらしなく開いたようなバラになってしまう。

ファイル 170-2.jpg
▲失敗例

 難しいので有名な川崎ローズは、手順さえ覚えてしまえば、わりと形になってしまうのですが、チューリップローズは折り方そのものは覚えられても形にするのがとてつもなく難しい。実はいまだにうまく折れません。お手本の写真みたいに可憐なバラを折りたいのにー。

↓どうにかこうにか、形になってきたのでブーケにしてみました。

ファイル 170-1.jpg
▲チューリップローズのブーケ
・花(タント紙)裏表同色の紙がいい 15cm^2
・葉(薄手の和紙)裏表同色の紙がいい 5cm^2
・萼(緑色の紙ならなんでもいい)5cm^2
・茎にするワイヤーか紙紐
・緑のフローラテープ
・レースペーパー(お菓子の下にしくやつ。100均にある)
・リボン

 遠目に見ると悪くはないんですが、やっぱりお手本のように可憐にはいきません。紙の質にも問題があるのかと思い、薄手の和紙を使ってみたりもしたんですが大した違いはありませんでした。みなさん、挑戦してみてください。折り方、アレンジの仕方などは下の本に掲載されています。


▲飾れる!贈れる!かわいい花の折紙
価格:1,470円
 上の画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます。送料無料です。本の通販サイトboopleに飛びます。1500円以上買うと送料が無料になるので別の本と一緒に買うとお得です。

 ええと、ダマされて買っちゃってガッカリされてもこまるので書きますが、この本に掲載されてる花は一枚折りじゃないものが多いです。

 どれも本当にかわいらしく、写真だけ見ていると「うわー、きれい!これ折りたーい」となること請け合いですが、一枚折りにこだわる人(それはわたし)は、折り方を見るとがっかりするでしょう。

 でも表紙のバラは、花部分はまぎれもなく一枚折りです。本には糊ではって固定しながら折るといいって書いてありますが、慣れると糊なしで形になります、たぶん(あってもなくても同じです、たぶん)。萼(がく)と葉は別紙です。

 この本をあえて買おうと思ったのは、アレンジの技術がすばらしいからです。おりがみは折って楽しいのがまずよくて、素敵に飾れたら二度おいしいわけです。さらに人にプレゼントできちゃったら三度おいしい。ところが、プレゼントできるほどかわいらしくアレンジするのが難しい。この本は、売り物にしたっておかしくないような、素敵なアレンジの知恵をくれるいい本です。


◎これまでに折った薔薇の一覧
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=12

[追記]
ファイル 170-3.jpg
右はだらしなくひろがって角張ってる
左はスッキリまとまってる

ファイル 170-4.jpg
右(上)は花びらがずれて裏の白いとこが出てる
左(下)は白いところがあんまり出てない

 花びらがずれないように折ると全体のバランスで角が気にならなくなるみたい。どちらも糊はつかってません。糊をつかうと、とたんに可愛くなくなってしまうー。

タグ:おりがみ おりがみの薔薇