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かにタンがまた脱いだ(育ってます生物編)

 昨日はクロベンケイカニの水槽をあらったのですが、ひょっとしてこいつ、そろそろまた脱ぐんじゃないかとひらめいて、水を多めに入れました。とくに根拠もなく、前触れがあったわけじゃないんですが、春だから脱ぎそうというような軽いおもいつきだったのですが……

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 うわーっ、ほんとに脱いだ。今朝見たらまた二匹(笑)になっているのでぶったまげました。しかも、よく見るともげちゃったハサミのかわりに小さなハサミが生えてきてる。たぶん再生するはず、とは思っていたけど、ほんとにするもんなんだねえ。

◎去年のかにタン
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=159

 そういえば、脱皮直後のカニをソフトシェルクラブといって、殻ごと食べるってよく言うので、どのくらいやわらかいのか触ってみようと思うんだけれど、いやがって逃げ回るのでやわらかさをたしかめられません。さわったせいで変形しちゃっても困るので断念しました。でも、爪の先が一瞬だけ触れたときカツンという感じがしなかったので、やっぱりやわらかいのかもしれません。そんな状態でもガシャガシャ歩いてます。


*ソフトシェルクラブってのはこれだ!
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 亀有のJAZZ38(イタリア料理&カレーのジャズレストラン)のメニューにあったのでたのんでみました。決してうちのかにタンを料理したわけではありません。いや、飼いきれなくなったら食うと思いますが(笑)

 ソフトシェルクラブは脱皮直後のカニのことで、さまざまな種類のカニがこの状態で料理されるそうです。写真のものは何ガニなのか、ちょっとわかりません。

 料理されちゃっているので見た目じゃよくわからないでしょうが、ほんとに殻ごと食べられます。珍味とは思いますが、美味っていうのともちょっと違うような気がします。これだったら普通のサワガニをフライにしたほうが食感がよさそうです。サワガニよりは大きいので、カニ味噌の旨味などはいくから勝っているような気がします。

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 食べ物として写すんなら、こんなアングルにしたほうが食欲をそそりますかね。奥のカニにピントをあわせたのも写してみればよかったかな。

タグ:カニ 食材

育ってます(植物編)


*今年の菜の花
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 まだ寒いうちにアブラナの種をまいた。去年のアブラナからとった二代目なんだけど、発芽率が悪いだけじゃなく、そだちがやけに悪いです。去年の今頃はもっとわっさり育って大変なことになっていたのに。やっぱり二代目はダメなのかな。環境はほとんど同じだと思うんだけどねえ。

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 それでも花芽をかきとって食べてる。茹でてから、ゴマ和え、わさび醤油和え、梅肉マヨネーズ和え、ニョクマム+みりん和え…などなど。こんなに育ちが悪いんなら、もっとばかすか蒔いておけばよかった。種はイヤってほどあったのに。



*レンゲソウが咲いた
 毎年春になるとレンゲソウを見たくてあちこち探すんだけどみつからない。米の育て方や品種が昔と変わっているので、どこの地方でもレンゲソウを緑肥に使わなくなってしまったみたい。

 レンゲソウはあれだけ全国で種をまいていたにもかかわらず、まくのをやめたらたちまち見なくなってしまった。代わりにムラサキツメクサという似たものをよく見るようになったけど、これはぜんぜん別の植物。

ムラサキツメクサ
▲ムラサキツメクサ(レッドクローバー)。アカツメクサともいう。最近これはどこにでも生えてる。

シロツメクサ
▲シロツメクサ(クローバー)

 似たものといえばシロツメクサも、誰が種をまくわけじゃないのに毎年しっかり生えてくるのよね。

 どれもきれいな花だけど、見たいのはレンゲソウなんだよーってことで、今年は種を購入して寒い時期に蒔いてみました。田圃にばらまいてほったらかしで育つくらいだから、どこでも勝手に育つんじゃないかと思ったんだけれど、地面に蒔いたのはほとんど発芽せずに終わってしまい(野良猫にほじくられたというのもあるんですが)、プランターに蒔いたのだけが育ちました。

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▲レンゲソウ(ゲンゲ)

 そして、昨日やっと開花。花芽がちょっとしか出てないんだけどこれからなのかなあ。田圃にくらべると水はけのいい園芸用の土なのがいけないのかもしれない。

 レンゲソウの種をまくとき、近所の子供が見に来て「お豆さんみたいだね」って言ってました。種は小さいけど、よく見るとソラマメみたいな形をしてます。マメ科植物だからねえ。



*立ち性のローズマリーも咲いた
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 這性のローズマリーは年がら年中咲いているのに、立ち性のものはちっとも咲かないのでつまらないなあと思っていたらやっと花が咲きましたよ。花の色はわりと普通の青でしたが、這性のものにくらべるとちょっと大きめです。



*今年もやってきたナガミヒナゲシの季節
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 これはわざわざ育てたりはしていません。そこらに生えているのです。90年代の終わりくらいから爆発的に増え始めて、あれよあれよと言う間に春の顔に。外来植物で、日本で初めてみつかったのは1961年だと書いているサイトがいくつかあるんですが、そんな昔からあったものが、なぜ最近まで増えなかったのか謎です。まさか、温暖化の影響?

タグ:園芸 植物 野草 食材