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葛飾の文化財は超キビシイよ

 柴又の獅子舞を19日だと思いこんでいたのですが、どうも違っていたようです。今日、下見のつもりで様子を見に行ったら神社は閑散として祭りの準備などまったくしていなかったし、例祭のお知らせもありません。社務所にも人がいませんでした。

 終わっちゃったんなら仕方がないので、せめて毎年いつやる決まりなのかを確かめようと、白鳥にある郷土博物館へ行ったら、担当者が昼食で席をはずしているとかで聞けず、なら食事をしてからと思って、もう一度足を運んだら、担当の方は昼食ではなく出張で朝からいらっしゃらないとのこと。

 これには「絶望した!」と言いたくなりました。二度も無駄足というのはムカつく点ですが、わたしの怒りのポイントはそこではありません。

 柴又八幡神社の獅子舞は文化財に指定されてるようなものなので、特に詳しいとかでなくてもお祭りの日程くらい館で把握してると思ったんです。八潮とか足立区とかでそういうことを聞いて担当者がいないとわからない、なんて言われたことがないですよ。わたしゃ難しいことを聞いたつもりはまったくないんですけど?

 しょーがないので文化財の資料っていうのを貸してもらって確認すると、柴又八幡神社の獅子舞は、10月15日にしていたけれど、今ではその日に近い休日に行うとあって、いつという決まりがないようです。第二日曜だったり、第三日曜だったり、年によって違うのかもしれません。っていうか、そのくらいのゆるい情報ならば博物館に聞く必要はまったくなくて、来年はまだ決まってないけど今年は何日です、あるいは何日でした、と、担当者がいるいないにかかわらず調べがつかないものなんでしょうか?

 葛飾区は文化財がいろんな意味でキビシイと思います。前にも水元公園近くにある神社に茅の輪くぐりを見に行ったのですが、神社にたってる文化財の立て札には6月30日と書いてあるのにやってる気配がまったくありません。わたしは立て札を信じてここ数年毎年のように見に行ってるんですが、やってる気配がさっぱりないのですよ。で、最近になって知ったんですが、30日に近い日曜だか土曜だかにやることになってるらしくて、終わるとポスターなんかはすっかり剥がされてしまうので、ピンポイントで見に行くと状況がさっぱりわからないまま「なぜやってないの?」ってなってしまうというわけなんです。柴又八幡様の獅子舞もそんな状態みたい。

 大した経済効果があるわけじゃないとは思うけど、この手のやつはいちおう観光資源なんじゃないのかな。いつやってるってわかれば遠くから見に来る人もいると思いますよ。わたしみたいにね?

タグ:地元(葛飾周辺)