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日記いろいろ

*ファイルの復元
 ゲイツの呪いによってクラッシュしたデータの復元が終わったっぽい。全部ではないけど思ったより復元できている感じだ。ところがたまに、不正なファイル名がついてしまうらしく、コピーしようとするとその都度止まってしまう。ちっともはかどらないので、どのくらい救出できて、どのくらいダメになったのか、未だに把握できない。たぶん、普通の人はあきらめるという最終兵器を使うんだろう。というか、わたしもあきらめようかなって気にすらなっているんだけれど(数ヶ月前のバックアップが残っているからそれほど必死じゃないっていうのもある)、メーラーの設定とFTPの設定くらいは抜けるといいんだけどなあ。


*玄関先のヒキガエルと水槽のウシなんとか
 前に、うちの玄関先にヒキガエルが住み着いているという話を書いたんだけれど、書いたとたんに姿が見えなくなってしまった。そう遠くへはいかないだろうから、家のまわりにいるとは信じていたけれど、もう見えるところには戻ってこないかな、とも思ってた。

 その同じやつが最近になってまた玄関先に戻ってきてる。以前と同じ、ポストの足下に穴掘って住んでるみたい。正確に言うと、前の穴と 30cm くらい離れた場所に新しい穴を掘って住んでいる。姿を消してから何カ月もたっているから、ねぐらに戻ってきたんじゃなく、偶然たどりついたのが前と同じ場所だったのかもしれない。

 そういえば今日は水槽のウシなんとかの餌を取りに行こうと思っていたのに、午後から雨がふりはじめてしまった。そのうち寒くなって動きがにぶってきたらまた写真をとれると思う。餌を少なめに与えているのでビックリするほどには大きくない。あまり大きくなられても手に負えなくなるだけだ。でも、そろそろ涼しくなってきたから冬眠用に栄養をとらせたほうがいいかなあ。

*カニたんのふるさと
 しばらく前に死んでしまったクロベンケイガニは、ライフ水元店の近くにある団地のまわりで拾ったものだ。川からはだいぶ離れているし、土手もあるから誰かがつかまえてきたのが逃げたんだと思ってた。

 ところが最近になって気づいたんだけれど、大場川と小合溜の境目あたりにある公園付近にクロベンケイガニが大量に住んでいて、しかもそのあたりはスロープがなだらかなので雨のあとなんかに上まであがってきてるみたい。というか、ずいぶん上のほうに巣もあるようで、これなら何かのはずみに川と反対側に降りていっちゃっても不思議はないかな、という感じ。やつのふるさとはここか?

 ただ、土手のまわりの家に出るっていうんならともかく、ライフ水元店は川からそうとう離れているんだよねえ。あんなところまで歩いていってしまうものなのかな。

 しかし、ぜんぜん水辺じゃないうちのまわりにヒキガエルが住んでることなんかを考えると、意外と遠くまで歩いて行っちゃうものなのかもしれない。


*生協の翌々週
 なんだかんだと不満の多い生協だけど、送料無料期間中はほしいものは買おうと思ってカタログは必ず見ている。Tで先々週くらいに手芸関係の雑貨を注文した。くらい、というのは日付をよく覚えてないからだ。自分の感覚だと先々週くらいだけれど、もしかすると先週の月曜だったかもしれないし。

 注文したのは前にほしかったものではなく別のもの。しばらく様子を見てるけれど、前と同じものはやっぱりカタログに載らない。たぶん雑貨は一回こっきりなんだろう(何カ月か待ち続ければ出るかもしれないけれど)。

 今回注文したのは縮緬布のはぎれセットと、何かかわいいものができるキットと、普通のミシンにとりつけて、ロックミシンのように端かがりと切り取りができるという謎のグッズを注文してみた。ちなみにインターネット注文で。生協なんだから野菜とか注文しろよと自分でも思うんだけど、食べ物を計画的に買うのは難しいんだもの。

 Tのインターネット注文は、はっきり言ってダメというか、わかりにくい。注文したらその日に確認のメールがほしいのに、なぜか忘れた頃に届く。先々週くらいに注文したものが18日の日付で「ご注文承りました」とメールがとどいている。注文の締め日にとどく仕組みなのかな。しかし、これでは自分がいつ注文をかけたのかさっぱりわからない。メールの隅々を確認してみたけど記載がないし、ログインして履歴を見たけれどやっぱりない。

 注文履歴を見ると10月20日からの配送ってことになっている。うちは木曜配達で今日もカタログが届いた。でも品物は届かなかった。雑貨で「翌々週」と書いてあるので、来週になるのかもしれない。

 翌々週っていつから数えて翌々週なんだろうと思うんだけど、自分が注文した正確な日付を思い出せないので雰囲気がつかめない。もう面倒くさいので考えるのをやめた。いいんだ、Tは今月で送料無料期間が終わるのでやめちゃうから。

 Pの方はネット注文でも即日で確認メールがくる。こういうところはPのほうがこなれている。それが普通だと思うんだけど比較対象物があるのでまともに見えるから不思議だ。

 しかし、やっぱり計画的に食べ物を買うのは難しい。米が終わるのに気がついたけれど、なくなると思ってからでは遅いのである。まだ平気なうちに注文しないと届く前に終わってしまうから、結局そこらの店で買うはめになるのである。なまじ近所に店があるのもよろしくない。思いついて買いに行けちゃうからだ。いちおうPに米を注文したが、届くまでのつなぎをスーパーに買いに行った。何やってるんだろう、わたし。

 TもPも雑貨は翌々週の配達みたいだけど、二週間以上またされると、注文したことすら忘れそうな気がする。やはりきびしいかも、わたしには。


*まっすぐ歩きなさいよ?
 ある日、水元を歩いていたら、前からオバチャンが自転車にのって走ってきた。

 わたしは歩道の端っこを歩いていたんだけれど、沿道の家やら店やらの植え込みをよけながら歩いていたから、決してまっすぐは歩いていなかったと思う。けれど歩道は十分に広く、すれ違うのに不自由があるとは思えない。

 ところがそのオバチャンはすれ違いざまに言うんだよね。

「危ないじゃないの、まっすぐ歩きなさい!!」

そう言われてふりかえって見ると、オバチャンは肩に力が入っていて、どうやらハンドルをきれないようだった。

 それから数年の月日が過ぎて、わたしはまた水元を歩いていたんだけれど、交差点で信号の変わり目だったから、あっちの信号やらこっちの信号やらをキョロキョロ見ながら歩いていたことは確かだと思う。けれど、そこも歩道が広く、すれ違うのに支障があるとはとても思えない、というか交差点なんだから、普通の人は信号を見るでしょう?

 そこへ自転車に乗ったオバチャンが前から走ってきて、すれ違いざまに言うんだよね。

「もう、危ないじゃないの。まっすぐ見て歩きなさい!!」

振り返って見ると、肩をガチガチにしてハンドルを切れないオバチャンだった。たぶんあの時の。……オバチャン、ちっとも上達していないんだね(涙)

 恥ずかしい話だけれど、わたしは自転車に乗れない。いや、高校の頃に練習したら一時期乗れたので、無理したら今でも乗れるかもしれないけれど、安全に走行できそうもないので乗らないわけだ。あのオバチャンとすれ違うたびに、わたしゃ一生乗るまいと思う。危険だし、かなり恥ずかしい。

 ……というのをいつか日記に書こうとおもっていたことを、このニュースを見て思い出した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081023-OYT1T00157.htm
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自転車の96歳書類送検、よけたトラック大破・運転手死亡

 茨城県取手市の国道交差点で4月、自転車を避けようとしたトラックが民家に突っ込んで運転手が死亡する事故があり、取手署は自転車の無職男性(96)(取手市)が赤信号を無視したのが原因として、男性を重過失致死容疑で水戸地検龍ヶ崎支部に書類送検した。(以下略)2008年10月23日03時08分 読売新聞
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 オバチャンの保護者の人は自転車を没収したほうがいいかもしれませんよ?


*オバチャンが正しいこともある
 もうひとつ思い出した。へたくそな自転車は危ないけれど、上手だからって安全というわけでもないんです。

 青信号で歩行者が直進で渡ろうとしているのに、自転車の親子が後ろからやってきて、歩行者の前を横切るようにして道を曲がって行く。そんなのに限って二人も三人も子供を連れてたりするので、一歩歩こうとするたびに目の前すれすれを子供の自転車が通り抜ける。一瞬ブチ切れそうになった。人間の耳は後ろから近づいてくる物音をあまり上手には拾わないんですよ。まわりが騒がしいと自転車の気配を感じられないことがある。

 位置関係を説明しにくいんだけれど、わたしは道の右側を歩いていて、親子連れの自転車が後ろから追い越そうとしてるわけだから、自転車も右側通行しちゃっているわけだよ。自転車は車両なんだから左側を走らなきゃいけないんですぅ。道の事情で右側を走るとしても、歩道を走ってるかぎり歩行者優先なんですってば。

 そこへ自転車のオバチャン登場。前述の人ではなかったけれど、ヨロヨロ走っていてあまり上手ではなかった。正面からやってきたから、オバチャンはちゃんと左側を走ってる。親子連れがわたしの目の前をかすめて行くってことは、向こうからやってきたオバチャンの前をも横切ることになる。そこで一言。

「あんたたち、自転車は左側よ!!」

 ナイスオバチャン。そうだ、そうだー。自転車は左側だぞ!!

タグ:カエル カニ

繭かき

 秋のお蚕さんは最初に上簇したグループが繭を作り始めてから一週間くらいたつので繭かきをしました。今回は成長にばらつきがあり、最後に上がった蚕の繭はちょっと早いかもしれないけれど、羽化が始まってからでは遅いので仕方がありません。少し気を利かせて簇を分ければよかった。そうすれば繭かきの時期をずらせたのに。

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▲今回はたくさんいるのでこんな簇を作りました。区画簇をミカン箱にはめてマンションのようにしたものです。名付けてヒルズ簇(ひるずぞく)。かなり寒い。

 3cm x 5cm の区画を、10段 x 7列作ると、普通のサイズのミカン箱にだいたいはまります。ミカン箱は、蒸れると病気が出るかも知れないので底に穴をあけてありますが、お蚕が脱走するので紙で軽くふさいであります。真夏だったら壁にも穴をあけたほうがいいかもしれません。

 奥の簇からずぅになったお蚕をたけていき、適当な数になったら手前に簇をはめて、また蚕をたけて……と繰り返して箱いっぱいになりました。


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▲ほとんどの蚕が繭になった状態です。どうしても上の方で繭になろうとするので、途中で一度、天地を逆さまにしました。

 きれいに区画に入ってほしかったのですが、簇と簇のあいだや、壁との隙間で繭になったお蚕もたくさんいます。回転簇のようにはうまくいきませんでした。


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▲箱から出してみました。ずぅになってからもしばらくは固形の糞をするので糞まみれですが、けば取りをすればきれいになると思います。農家ではどうしてるんだろう。特に気にしていないのか、あるいは大半の蚕がずぅになるのを待つあいだに、あらかた糞出しされてしまうのでしょうか。わたしの養蚕知識は幼児期に見て覚えた記憶がほとんどなので細かいノウハウはさっぱりわかりません。


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▲簇から抜き取った繭です。まだけばに包まれています。

 簇から繭を抜くことを繭かきといいます。祖母の家では簇を木枠にはめて、木製の櫛のようなもので上からザクッと押し出していました。区画と同じサイズの太い歯のついた櫛です。道具の名前はよくわかりません。何回かやらせてもらった記憶があります。楽しい作業です。またやってみたいなあ。

 わたしの蚕は 200頭しかいないので繭かきは手作業です。繭はけば(粗い糸)で簇にしっかり固定されているのでけっこう大変です。大した力はいらないけれど、糸が絡むわ糞は散らかるわ……晴れていたら写真うつりも考えて外でやろうと思いましたが午後から雨がふりはじめたので部屋の中でやりました。

 このあとけば取りをします。農家で盛大にやる時は機械があるらしいんですけど、わたしは手作業です。

 けば取りをしながら数を数えました。今日かいた繭は 182個です。極端に成長の遅いグループが七頭ばかり営繭中です。全部は繭にならないでしょう。収穫は185個くらいかな。190個は行くと思っていたので、ちょっと少ないですね。目で見て死んだのを確認できた蚕が六頭くらいいたはずです。残りはどこへ行ってしまったんでしょう。

 孵化できずに卵の状態で死んだのがいたかもしれません。それと、もしかすると簇から脱走したのがそこらで繭になってるかもしれませんが……(汗)

 次の課題は、雌雄の見分け。うまく見分けがついたら交尾させて卵を取りたいと思います。明日以降につづく。

タグ: カイコ

蚕の異常

 夏と秋に育てた蚕の異常についてまとめてみました。[夏]は8月に飼育したもの。[秋]は9〜10月のもの(今飼っているのはこれ)。


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1. 赤黒く変色して死ぬ。死体はやわらかい。朝見て異常がなく、夜に死んでいることに気づいた。取り除いて様子を見たが、他の蚕に伝染する様子はなかった。[秋]笊の上にひろげて桑で飼育。


ファイル 473-2.jpg
2. 黒い斑点がところどころにできて死ぬ。死体はガチガチではないけれど、ぐにゃっともしていない。発病してから死ぬまでに時間がかかった。最初は変色もなく、やけに元気がないなと思っていたら、黒い斑点が出始めた。隔離して二日目くらいに死んでしまった。これも他の蚕に伝染しなかった。[秋]笊の上にひろげて桑で飼育。


ファイル 473-3.jpg
3. これはすでに上簇して糸を吐き始めてからの異常。手前のカイコはまだ生きているが、糸を吐く力がなく動きも鈍い。奥の黒くなったのは死んでから数日たっていると思う。もしかすると1と同じ病気かもしれない。[秋]笊の上にひろげて桑で飼育。


カイコの異常
4. こんな感じで七転八倒しはじめる。なんらかの液体にまみれていたりする。餌を食べなくなる。死ぬ前に体が縮んでくる。[夏]笊にひろげて桑で飼育。


カイコの異常
5, 極端に育ちが遅く、途中で死んでしまう。他のカイコが三齢になる頃に毛蚕の状態であることも。それでも脱皮して遅れて成長はするが、異常に小さく、やがて元気もなくなり死んでしまう。死ぬと写真のように体が縮む。[夏][秋]もともと遺伝子かなにかに異常があるのかもしれない。沢山飼うと、かならずこういうのがいる。


蚕の異常
6. 餌の乾燥を防ぐために衣装ケース飼いにした時に発生した病気。発病から死ぬまでが非常に短い。いきなり頭の後ろのふくらんだところが緑色に透けたように変色し、やがて黒くなって数時間後には死んでいる。死体は時間がたつと溶ける。衣装ケースの中で蒸れたせいか、感染力が強く、次々に同じ症状で他の蚕が死んだ。200頭飼って半数以上がこの病気で死んでしまった。繭を作り始めてからも死につづけ、繭の中でも蛹になれずに死んだものが多数あった。詳細このへん[夏]終齢になってから衣装ケースで数日飼育後に発症。

タグ:カイコ