記事一覧

初日の出と富士山

ファイル 544-1.jpg

ファイル 544-2.jpg

ファイル 544-3.jpg

ファイル 544-4.jpg

ファイル 544-5.jpg


2009年元旦 謹賀新年

タグ:空と雲 地元(葛飾周辺) 富士山

初詣のはしご

*水元のしばられ地蔵で達磨の交換&開眼
 しばられ地蔵というのは、地蔵を荒縄による緊縛プレイで責めると願いが叶うというすごいお寺です。そのルーツは大岡越前の名裁きと関係があります。

 毎年同じようなことを書いているので、そろそろ省略。詳しくは下記をどうぞ。

◎昔話の舞台を訪ねて:しばられ地蔵
http://www.chinjuh.mydns.jp/ohanasi/tanbou/0003.htm
◎昔話の舞台をたずねて:地蔵のなわとき供養
http://www.chinjuh.mydns.jp/ohanasi/tanbou/0004.htm


ファイル 543-1.jpg
▲古い達磨の御焚き上げ。危険なものを放り込まれないようにするためか、受付で達磨を渡し、名前も書かなきゃいけなかった(x_x) 御焚き上げ料金は、たぶんお気持ちってことで、出せない人からは無理強いしないと思うけど、100〜1000円くらいの範囲で置いてくる人が多いみたい。

 境内で売ってる達磨を買って、お坊さんに開眼してもらいます。

ファイル 543-2.jpg
▲開眼してもらった達磨:目に入れてもらったのはお地蔵さまの種字で「カ」もしくは「ハ」と読みます。願い事をしながら種字のはいった目を塗りつぶして一年を見守ってもらうのです。ここでもお布施はお気持ちで。見てると数百円〜1000円くらいの感じです。誰でもしてもらえるし、予約なども不要です。

ファイル 543-3.jpg
▲縄解き供養に集まった人たちを遠くから撮影。割り込んでいって地蔵を写すほどの根性はありませんでした。ちなみに、真ん中に映ってるお公家さんみたいなかっこをした人たちは雅楽の演奏をしています。つまり、BGMは生演奏だということ。

 しばられ地蔵は駅から離れているので、人が多いといっても徒歩で来られる範囲に住んでる人が多いと思います。


*柴又帝釈天で加太守とごへい猿
 大晦日の夜は、電車は動いてるんだけどバスは止まってるみたいだった。金町まで徒歩で移動して、京成電車に乗った。柴又で下りて帝釈天へ。

 帝釈天は本当に観光地なので、日付が変わる時間は歩けないほどごった返すみたいですが、わたしが到着したのは1時過ぎだったので、もう人がはけてました。

 以下は別のブログ(ネタ袋)に書いたものを転載。トラックバックの関係であっちに書かなければならなかったのです。

ファイル 543-4.jpg
▲ごへい猿:御幣を持った木彫りの猿で、柴又帝釈天の参道にある「そのだ」という木彫りの店で1500円だった。柴又の帝釈天は庚申信仰と関係がある。そのため昔から猿(申)が縁起物として好まれた。ごへい猿は江戸時代の書物にも出てくると、お店の人が言っていた。写真のもの以外に、もう少し親しみのあるデザインで彩色してあるものもあり、そちらは1000円だった。どちらが古くからのデザインなのかちょっとわからないが、お店では色のついたものを強く勧めているようだった。ごへいざる、御幣猿、御幣ざる

 猿は、去るという言葉に通じるので、悪いことが去るように、という意味の御守りです。同じ店に「はじき猿」という玩具もあり、これまたちょっとかわいいです。

ファイル 543-5.jpg
▲加太守(かぶとまもり):柴又帝釈天で、元旦から7日までと、初庚申(2009年は1月15日)の日にだけ授与されるお守り。紙を兜の形に折り、竹の棒に挟んである。特別な祈祷などは受けなくても買える。800円。厚紙のホルダーがついているので立てて飾る。その年の恵方に向けて飾るものだそうな。同様のデザインのお守りを浅草寺では7月のほおずき市に売り出す。浅草のは雷よけとのこと。

 それと、高木屋で草餅を買った。この店は寅さんの生家のモデルになったと言われる店。柴又と草餅の関係は、その昔、帝釈天の題経寺で来客に草餅を出していたことにちなむ。最初は近隣の農家に頼んで作らせていたが、寺に下働きに入った住職ゆかりの者に作らせるようになり、その人が参道で団子屋を開いたことで名物になった。最初はきなこをまぶして売っていたが、店で雇った娘があんこを添えることを思いつき、現在のようなものになったという。(参考>『葛飾百話』…葛飾区の出版物です)


*水元神社にもお参り
 また電車で金町へ戻り、そこから徒歩で水元へ。帰宅途中で水元神社にも立ち寄る。ここは普段ほとんどお参りする人を見かけない小さな神社でコノハナサクヤヒメを祀っている。それが、大晦日の紅白が終わる頃になると、どこからともなくわらわらと人が集まってきて長蛇の列ができる。でも、日付が変わって一時間くらいで行列していた全員がお参りをすませて帰ってしまう。わたしが立ち寄ったのは3時近かったので、神社には灯りがついていたけれど、参拝者はいなかった。

 ところで、コノハナサクヤヒメといえば富士山の女神なんだけれど、水元神社は東を向くように造られているので、ひょっとしたら拝殿と本殿を結ぶ直線の延長線上に富士山が来るのではないかと思いついた。それというのも、ここ数日天気がよく、西の方角に富士山が美しく見えるから。

 思いついたらドキドキしてきたので、帰宅して慌てて地図に線を引いてみた。

大きな地図で見る

 残念、思いっきりズレてたわ(汗)富士山は関係なく、まっすぐ東西に位置するように作ってあるみたいです。


*二時間くらい寝てから初日の出を見に水元公園へ
 アップロード写真5枚制限を超えたので続きは次の記事へ。

タグ:伝説 おまもり 地元(葛飾周辺)