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今日の作りたい病

*またもや作りたい病:ゆびぬき
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 厚紙を(伝統的なやり方では和紙を折りたたんで作る)布でくるんで指輪にしたものに刺繍をして作るゆびぬき。加賀あたりの伝統手芸らしいです。

 十年ばかり前に買った縮緬細工の本に載っていましたが、「可愛いけど作業が細かすぎて大変。第一ゆびぬきなんか使わないし」とか独りごちながらスルーしてきました。

 ところが、小さくて短時間で作れるところが人気だそうで、最近ちょっぴり流行始めてるんですな。うーむ、しまった。十年前にはまっていたら「そんなの自分の中では過ぎた流行、みんな今頃やってるの?」とか言えたのに(笑)

 まあ、それはともかく、短時間で作れるならと、作ってみたわけですよ。うむ、たしかに面白いです。ものの本にはもっと精巧な見本作品が掲載されていますが、針目が不揃いなのも和の手作業っぽくていいと思う。いや、決して下手なのをごまかして言っているわけではありませんよ、ほほほほ。

 でも、土台の指輪を作るのが面倒で退屈。それに実用性がないのも微妙。和裁の指ぬきの使い方は小学校で習ったけど、針を中指の背に当てて縫う作業をどうしてもおぼえられませんでしたー。あーっはっは。あーあ、しょぼいよ、わたし。

 まあ、世間のみなさんも和裁に使ってるとは思えません。沢山作って、小さな箱にぎっしり並べて飾ったりするみたいよ。

『絹糸でかがる加賀のゆびぬき』
税込 2,310円 宅配料が無料になります

 流行ってるのでこんな専門の本まで出てるのね。昔は縮緬細工の本にちょこっと載ってる程度だった。この本の表紙はなかなかオシャレだと思うけど、ネット通販で表紙のサムネイルを並べられることを考えると魅力が伝わりにくいかも。難しい世の中だねえ。


*オバマ氏が就任したらしいけど
 米大統領はすごいね。就任してからもちゃんと演説するし。日本の首相は選挙の応援演説くらいしか演説してるのを見ないし。

 どうでもいい豆知識だけど、オバマ氏が飼いたいと言ってる犬は、ラブラドールじゃなくてラブラドゥードルです。ラブラドールレトリバーとプードルのミックスで、毛が抜けにくいのでアレルギー体質の人でも飼いやすい犬なんだって。娘さんが犬アレルギーらしい。米大統領は大変だね。当選すると人前でダンスをしなきゃいけないし、飼う習慣のない犬を飼ったりしなきゃいけないし。


*心霊写真?
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 残念ながら(?)おかめの面です。昨日言った新小岩香取神社内にある大鷲神社の祠に近づいて行ったら、白い顔がこっちを見ていたので恐かったー(笑)

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タグ:手芸 変な写真

如意輪観音って、どこのお寺にもあるものですか?

 ひとつ前の記事で、小松菜様が如意輪観音であることに気づいて、もしかしたら葛飾・足立・江戸川あたりは如意輪観音が大ヒットしていた時代があるのかと思い、手持ちの写真からいくつか選んでみました。

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▲小菅の正覚寺。地蔵菩薩も混ざってる。

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▲東新小岩の正福寺。逆光になっちゃって見えないかもしれないけれど、一番上の大きいのは地蔵菩薩で、下に積んであるのは化なりの確率で如意輪観音。

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▲立石の南蔵院。真ん中が如意輪観音。両脇は普通の聖観音ですかねえ。この写真には一体しか写ってませんが、ほかにも何体か如意輪観音の石仏があったと思います。

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▲柴又の真勝院。ここのはお地蔵さんのほうが多いけど、よく見ると間に如意輪観音がまざってる。

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▲北の方にはないかと思ったけど、水元にもあったよ。東水元の蓮蔵院。如意輪観音に注目してなかったので分かりにくい写真になってますが、髷を高く結ってるのはみんな如意輪観音じゃないかと思います。頭が丸いのは地蔵菩薩。


 こんな感じで、葛飾のお寺には如意輪観音の石仏がたくさんあります。大きさは人が抱えられるようなサイズで、無数に並べられていたり、積み重ねられていたりするので、絵馬のように奉納したんじゃないかと思うんです。

 一緒に積んである四角い物体はお墓ではなくて、板碑とかいうんだったと思います。梵字とか、お題目とかが刻まれていて、これまた願い事のある人作って納めるんだったと。これまた葛飾区のお寺にはたくさんあります。

 如意輪観音も板碑と同じような意味合いのものかもしれないですが、こういうのは日本全国にあるのでしょうか。どこでも如意輪観音ですか?


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タグ:地元(葛飾周辺) 伝説