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CMソング:タケヤみそ

◎CMソングが好きなんです(この企画について)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=628

 今回は一味ちがうタケヤみそという、お味噌のCMに使われているフレーズです。タケヤみその醸造元である、(株)竹屋の担当者さんにお聞きしました。以下に要点のみまとめます(敬称略)。親切にお答えくださって、ありがとうございました。

*基本情報
1. タイトル:夕げのひととき
2. 作曲:鈴木淳
3. 歌手:?
4. 歌詞:一味ちがうタケヤみそ
5. その他
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もともとは、
「夕げのひととき」という、もう少し長いCMソングがあり、その曲の最後の部分を、現在もCMジングルとして使用しているものです。
<<

 なんと、聞き慣れたあのフレーズにはもっと長いバージョンがあるそうです。フルサイズで聞きたくて、自分でもyotubeで探したり、はてなの人力検索で探してもらったりしましたが、残念ながらみつかりませんでした。

*動画(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=inZfMEQv-LE&NR=1
「一味ちがうタケヤみそ」の部分だけ

*メーカーサイト
http://www.takeya-miso.co.jp/
こちらのショップにはボールペンやキーホルダーなどのタケヤグッズまで販売されています。味噌の種類も減塩やミネラル塩など、沢山あるんですね。

*竹屋製品(楽天)

タグ:CMソング 音楽

桐生の岡公園

 "桐生が岡"公園というのが正しい名称なのに、なぜか小学校の担任の先生が桐生の"岡公園"と呼んでいるのを聞き覚え、何十年も「岡公園」だと思っていた。

 わたしが通った小学校では、一年だか二年だかの遠足で桐生が岡公園に行く。記憶がそうとう曖昧なので、たぶん一年の遠足だったと思う。遊園地があり、小さな動物園が併設されている。動物園といっても小さくて、大したものはいなかった記憶がある。ただ、当時は伊勢崎の華蔵寺公園にもタヌキか何かが展示されていたような気がするので記憶が混ざっているかもしれない。

 不景気が長くつづいているうちに、遊園地がたくさん潰れてしまった。横浜のドリームランド、栃木の小山遊園地、高崎のカッパピア。どれも良く遊びに行ったところばかり。わたしはてっきり桐生が岡公園も潰れてしまったかと思っていたけれど、調べてみると営業しているようだった。

 わたしも、わたしの友達もさびれマニアで、古くなって人がろくに来なくてもしっかり営業している遊園地を想像して見に行くことにした。さびれと廃墟は違う。古くても、人が少なくても、しっかり営業していなくてはいけない。

 ところが近くまで来て驚いた。公園への道は駐車場待ちの車であふれかえっているのである。田舎なので土地はある。駐車場は公園のまわりに数カ所あるのに、そのすべてが埋まっており、細い山道の路肩にまでびっしり車が止まっているのである。

 やっとの思いで車をとめて遊園地へ向かうと、家族連れで賑わっており、施設は古いものの、決してさびれてはいないのである。サイクルモノレールや、観覧車などがあり、海賊船が揺れる絶叫マシーン(パイレーツなどと呼ばれるやつ)もある。もっとしょぼくれたものを想像していたけれど、敷地の狭さを考えると必要十分な品揃えだと思う。

 入園料は、というと、なんと無料なのである。乗り物も大人200円と格安で、市営だからといってよく維持していけるものだと思う。いや、これだけ人が遊びに来るなら案外大丈夫なのかもしれない。

 そういえば東京のあらかわ遊園も、大した乗り物もないのに人が大勢来ているし、もしや遊園地に求められているのは維持費のかかる豪華な乗り物ではなく、小さくてもいいから安くて何度も来られる場所なんじゃないだろうか。

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 わたしたちは観覧車に乗った。デパートの屋上にありそうな小さな観覧車だ。定員は大人四人だと書いてあったが、今の人の体型だと四人も乗ったらギューギュー詰めだろう。地面からの高さは大したことはないが、遊園地自体が山の上にあるので町を見下ろすとかなり高い。

 高さより、揺れが恐い。今にも壊れそうな妙な音がする。これは、意外とスリルがあるんじゃないだろうか。残念ながら、あまり見晴らしは良くないと思う。後ろは山だし、前も山の隙間から町が見えるような状態だ。山並みを楽しむには低すぎる。

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 写っている沢山の車は遊園地に来た人のものだ。こうやって上から眺めてもおどろくくらい、車が止まっているのである。

 この古くて小さな観覧車はいつからあるのだろう。最初に書いた通り、わたしは子供の頃に来たことがあるので、昔乗ったのと同じものなんじゃないかと思い、園の人に聞いてみた。

 ゴンドラは昭和61年に交換したということだが、本体は昭和46年に新川公園から移設したもので……と、思いがけない返事だ。わたしが乗ったのと同じものかなんてどうでもよくなるくらい古いじゃないか。その話が本当だとしたら昭和28年(1953年)から稼働しているということだろうか。

 いや新川公園に最初からあったとは限らないが、少なくとも昭和46年よりは古いのである。なんという古さ。観覧車マニアなら必ず一度は乗るべきだ。

桐生が岡遊園地の観覧車データ
-高さ 約15m
-一周 4分弱
-昭和46年(1971年)に新川公園より移築
-昭和61年にゴンドラをつけかえた。

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 動物園にも行ってみた。昔の記憶ではたいしたものはいなかったと書いたけれど、なんと驚いたことに、ゾウもいる、ライオンもいる、キリンもシマウマも、ムフロンもいる。狭い敷地に一通りいるのである。

 つい最近、宝くじの収益金でクモザル舎もできたらしい。山の斜面を利用して、天井の高い獣舎の途中の高さから観察できるようになっている。覗き窓の高さに猿が登って休める場所があり、手でふれられそうな近さで見ることができる、今風の展示スタイルだ。

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 動物園には水族館もあった。わたしは群馬に水族館はないと思っていたから少し驚いた。とても小さく、熱帯魚と小型のワニがいた。建物は古いので、きっと昔からあったのだろう。

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 そんなこんなで、数十年ぶりの桐生の岡公園、もとい、桐生が岡公園はとても面白かった。動物園も無料である。桐生市って実はすごいのかも?


◎桐生市|桐生が岡遊園地・動物園
http://www.city.kiryu.gunma.jp/web/home.nsf/0/9b152deabde974a949256a110004178a?OpenDocument

タグ:群馬 観覧車 動物