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セミの幼虫の燻製

 すっかり普通の食材として脳内分類されてしまったセミの幼虫。昨夜また50頭ほどとってきて、今度は燻製にしてみたのよ。

 下ごしらえは前回と同じくしょう油とみりんを半々で、ほんの少々だしの素を入れて、よく洗ったセミの幼虫を10分くらい煮からめる。これだけ加熱すると汁が煮詰まって焼き鳥のタレみたいになってしまうので、あらかじめ水を加えておいたほうがよかったかなとも思うんだけど、まあいいか。燻製しないんだったら仕上げに山椒の粉をぱらぱらっとやると香りがよくて美味しいです。燻製にするなら煮汁を切って一晩冷蔵庫で乾燥。

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 燻製機はこないだもらってきた中華鍋で。鍋に銀紙を敷いて、燻製用のチップを入れて、その上に鍋より一回り小さな焼き網を入れてある。このままコンロで加熱すると煙があがってくるので、銀紙で軽く覆って10分くらい燻製。同じやりかたで魚や肉も燻製できる。鶏ハムもどきを燻製したら美味しかった。

 チップは何を使っていいかわからなかったのでヒッコリーを買ってみたんだけれど、ひょっとすると香りの強いサクラあたりでもいいのかな。燻製自体をほとんどやったことがないのでわからない。チップの量や加熱時間によっても風味が変わるようなので工夫次第。


*おまけ「鶏ハムもどき」
 鶏胸肉の分厚いところに包丁を入れて観音開きにして薄くするんだけど、わかんなかったらやらなくてもいいかも。塩、胡椒をまんべんなくすり込んで一晩くらいおく。水分が出てたら軽く拭き取る。

 鶏肉をくるくるっと丸めて筒状にして、キャンディーを包む感じでラップで包み、両側をねじって鶏肉をハム形に整形(どうしても空気が入っちゃうのでたまにねじりを戻して空気を抜いたりする)。ねじった両端を軽く結ぶ。

 鍋に湯を沸かし、ラップでぎゅーっと包んだ鶏肉を入れる。とろ火にして10分間くらい加熱。火をとめて1~2時間放置する。ラップをほどいて好みの厚さに輪切りにすれば完成。

 このまま食べてもいいし、炒め物やサラダの具にする。燻製もうまいよ。

ファイル 141-2.jpg

タグ:昆虫食

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  • 2007年08月07日(火)15時09分
  • たべもの::昆虫食

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