全国の "チャパニーズ" ファンのみなさん、お待たせいたしました。久しぶりに強烈なのがキターー!! ここまで崩れたら、もはや何語かわからない!
いちおう、書き下すと「栄養が豊富、香ばしくてサクサク、後味が濃い、けんこうな食品」だと思います……たぶんね。
その、けんこぅな食品とは碧根果のことです。碧根果は英語の pecan の音写ですな。リスのバナーが大好きなヒッコリーの木の実のことなのです。
こんな感じの木の実です。クルミの仲間ですが、殻がクルミのようにしわくちゃではなく、細長くてつるんとしてる。殻の中身はクルミと同じです。
友達の友達が中国から持ち帰ったおみやげだそうで、仕事場で「これ強烈に美味いよね、でも食べるのめんどくさいからいらない」って誰も手をつけなかったからって、わたしのところにまわってきました……わたしってば最下流なのね。
実は、この木の実を見て、とても懐かしい気がしました。子供の頃に家に沢山あったんです。アメリカのクルミだといって、誰かが買ってきたんですが、やっぱり割るのがめんどくさくて、わたしがおもちゃにしてた。子供の頃におもちゃにしてたやつは炒りが浅いのか、もっと殻が綺麗だった気がします。
アメリカのクルミだっていうけど、具体的になんの木の実なんだろうとずーっと気になっていたんだけれど、碧根果という中国語表記を見て、bi gen guo ……ああ、ピーカンナッツってのはコレのことかと、数十年ぶりに結びついたのでした。
久しぶりに食べた "アメリカのクルミ" は、やっぱり剥きにくい。手間は惜しまないけれど、殻を割ると中身まで割れちゃうんだよねえ。でも強烈に美味しい! シナモンとフェンネルで香りをつけてあると袋に書いてありました。