記事一覧

これからは火おこしマスターと呼んでください

*また忘れてた
 葛飾区の図書館は、第四木曜日が館内整理でお休みなんです。知ってます。知ってるんです。だのになぜ、いつも忘れて行ってしまうんだろう。よりによって第四木曜日に(T-T)

 こないだ借りたキムヒョンヒとジェンキンスさんの本はどれも面白かった。よくわかんないけど、北朝鮮は変な背伸びをしないで農業や漁業を必死でやったら他国とろくに国交がまるでなくてもあっさり豊かになるんじゃないのと思ったりする。あの国の政治は何かおっかしい。独裁だからとかじゃなくて、小さなコップの上にギザのピラミッドをのっけようとしてるみたい。

 ということで、次は北朝鮮に拉致されてプルガサリという怪獣映画を作った韓国の映画監督 申相玉 氏の本を読もうと思って予約してたんですが、取りに行ったら休館日だった、というわけ。ついでにツタヤでDVDを借りてこよう。前から見たかったのよね、プルガサリ。


*足立区の郷土博物館は4月6日まで入館無料だそうです
ファイル 640-1.jpg
 図書館に行きそびれたので、大谷田の桜(まだ咲いてない)を確認してから郷土博物館に行った。リニューアルのために長く休館していたけれど、3月15日から開いてるはず。

ファイル 640-2.jpg
 入口に入場無料の看板が出てた。4月6日までだそうだ。普段でも大人200円なのでタダみたいに安いけど。

 建物自体は前と同じで、二階に昭和三十年代の都営住宅を再現したコーナーができてた。展示されている家具や家電類は当時のものを保存してた人から寄付してもらったそうで、本当は座敷にも入れるようにしたかったんだけど、子供に悪戯されてしまうのでやめたそうです(つまらない)。

 一通り見たので帰ろうかと思ったら、庭で火きり臼と火きり杵を使った火おこしの実習が始まったので、子供達がやるのを見学した。弾み車のついた火きり杵が用意されてたので(こういうやつ)煙が出るところまでは子供でもすぐできるみたいだった。が、火がつかない。

 ボランティアの人たちも一度しか成功していないそうで、他の博物館でやってる実習でもたいていは煙があがるところまでで諦めてるらしい。そ、それはちょっとお粗末すぎないか?

 と思ったので子供が少なくなった頃に手を出してみた。たしかに難しい。最初はなんでこれが燃えるのかよくわかんなかった。摩擦で木が焦げて黒い粉と煙は出るけど温度が上がりきらず、火きり杵を上げるとすぐ冷えちゃう。

 でも、しつこくこすって黒い粉の中に赤い火種が見えてきたところを、火口代わりのティッシュにとって吹いたらちゃんと燃えましたよ。

 ボランティアの兄さんに、燃えたよって叫んだら、すっかりみんな諦めてて誰も見ないのでちょっとムカついた(あとでボランティアのおじさんに褒めてもらった。子供たちにもマスターと呼ばれた、わーい)。

 火だねが見えるまで頑張るのがコツで、それ以外には特になんにもなさそうだった。吹いても炎が出ないなら振り回すといいみたい。わたしゃ少し吹いて消えないのを確認してから振り回したら炎が上がった。

 たぶん、成功率は道具にもよると思う。火きり臼の材質とか、乾き具合とか。杵の方も、使いすぎてツルツルになってるといくらこすっても熱があがらないようだった。

 3日か4日にもやるから来てくださいって言われたけど、足立区のサイトを見に行ったら火おこし体験の日程はなさそうだった。いつやるかわからないと行けそうもないです。でも面白かったなー。

 最初に煙があがった時に、ボランティアのお兄さんが「煙い」でも「焦げ臭い」でもなくて、クサッて感じで「臭い」と言ったのに軽く打ちのめされました。その後も子供達に「そこにいると臭いよ」「そこが一番臭いからね」と説明していて……うーん、語彙って減っていくのね。炎といえばガスコンロとアロマキャンドルしかない生活では仕方がない。

 四文字熟語の意味は勉強すればわかるけど、もっと感覚的な、刺激に対して反射的に口に出すような単語は勉強して覚えるものじゃないんだと思う。


*大場川沿いの桜
ファイル 640-3.jpg
ファイル 640-4.jpg
▲今日(26日)の昼ごろ撮影。こちらも咲いちゃいませんよ。たまにちょっとだけ開いている花がある程度。>大場川沿い散策コース


*塩ビ管を身にまとう木
ファイル 640-5.jpg
 写真に撮るとおもしろさがわかりにくくて残念!

タグ:地元(葛飾周辺) 変な写真

    はてなブックマーク - {entry_title}
  • 2009年03月26日(木)18時22分
  • 日記

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー