*ロープウェイに乗っても楽じゃない鋸山
先週末に千葉の鋸山へ行った。房総は東京よりちょっと早めに桜が満開になったらしく、もうあちこちで散り始めてた。
前に鋸山に登った時は、大仏側から階段で登ったんだけれど、今回はロープウェイに乗ってみた。片道500円、往復で買えば900円也。鋸山ロープウェー株式会社ってところがやってるみたいだけれど、切符に「けいせいでんてつ」って書いてあった。
ロープウェイに乗ったら楽ちんだろうと勝手に思いこんでたらそんなことはぜーんぜんなくて、百尺観音という磨崖仏と地獄覗きという絶壁のところまでは比較的楽に行けるんだけど、大仏を見ようとすると階段を下りてまた登ってこなきゃならないので、あんまり楽じゃないっぽいです。うえー、インチキだー。
◎鋸山(日本寺) 地図あり
http://www.town.kyonan.chiba.jp/nokogiriyama/nokogiriyama.htm
毎度思うんだけど、いつか裏登山道っていうのを通ってみたいんです。ものすごい斜面にひどくすり減った石段がある古い参道なんです。
今回は上から攻めてみようと思い、途中まで降りかけたら、想像以上に石段がすり減って斜めになっているし、角度も旧でとても無理でした。かつては手すりがついていたようなんですが、今は地面からぼっきり折れてなくなっているし。
上りだったら(体力さえあれば)這ってでも上れそうだけれど、下りは不可能に近いものを感じます。下から徒歩で上ってきた学生さんたちも、下りは無理だと判断したのかロープウェイの料金を計算してました(100円足りないって困ってた)。
▲百尺観音(向き変えるのめんどくさいー):石切場に掘られた巨大な観音像。ほんとうに百尺、三十メートルあるそうです。
*漁師料理って何さ、みたいな
海の方へ行くと、漁師料理とかいってかき揚げ丼とか海鮮丼とかが出てくるんだけど、なんかピンとこないのよね。美味しいけど、それなら東京でフツーに食べられるわよ的な何かを感じてしまう。
鋸山の帰りに「かなや」というドライブインに立ち寄ったら、やっぱりそんな感じ。じゃあ漁師料理に何を求めてるのかって言われると、自分でもよくわかんない。
メニューを見てたら、各種魚のあら煮が630円からだったので、カンパチのあら煮とご飯と、かじめ(海草の一種)の味噌汁を頼んでみた。千円ちょっとだったと思う。煮魚は二十分くらいかかるけどいいかって聞かれた。いいよ、待つよ。
出てきたものを見てびっくり。カンパチのアラが二、三人分ありそう。美味しいところはお刺身にして、別のテーブルのお客さんのところへ行ったんでしょう。残った頭や中骨が大胆に似てある。おお、なんかイイよ。かなりテンションあがった。見た目が豪華なものより、こんな普通のものが美味しいんだよねー。
◎かなや
http://www.hanto-kanaya.com/
温泉もあるらしい。足湯なら無料で入れる。建物の裏にごく小さな砂浜がある。
◎詳細こっち(珍獣様の博物誌)
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/plantoj/hikar01.htm
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JR竹岡駅の近く。車だと館山自動車道の富津竹岡の近くです。
*マザー牧場
ついでにマザー牧場ってところへ寄ってみたんだけれど、天気が悪くてぜーんぜんダメですよ。いきなり雨に降られて終了。いちおう観覧車には乗った。
山の上に立ってるので標高はあると思うんだけど、観覧車そのものはちっちゃいです。晴れてれば富士山や天城山が見えるそうですが、曇ってたのでなーんも見えんかった。