飼っているものが一斉にいろんなことをするのでてんやわんや。写真の整理をしていると時間がたってしまうので、とりあえず文章で近況をメモ。
*ウシなんとかさん
手が生えてからの成長がめざましく、もうすぐ尻尾もなくなってしまう。先日「顔つきがオトナになった」と書いた直後くらいから急に肺呼吸をはじめたようで、泳いでいる時以外は水面から鼻面を出してた。よく見ると小さな鼻の穴があいてる。オタマにはそれっぽい部分はあるけど閉じてる。
その頃からほとんど餌を食べている様子がない。成長期にものを食べなくて大丈夫なのかと思っていたら、見る見るうちに尻尾が短くなっていく。朝と夜と見比べると同じ個体じゃないと思ってしまうくらい尻尾の長さが違う。この時期は尻尾をするのでものを食べる必要がないのかもしれない。ってことは、完全に尻尾がなくなると、急にオトナの餌を食べるようになるわけだ。虫とか小魚とかエビとか……
尻尾はほんの少し残っているが、顔つきはすっかりカエルだ。しかしまだ鼓膜がハッキリしていない。ウシガエルならば目の後ろに大きな鼓膜があるはずだ。水槽のウシなんとかさんにはそれがない。さらに観察を続けることにしよう。餌ならば釣具屋で赤虫を買ってくるか、川で小魚をとってくればいいのだから。そんなことより、そろそろ蓋に重しを乗せたほうがいいな。ジャンプ&体当たりで蓋が開くかもしれないし。
*ハグロハバチ(ギシギシを食べるやつ)
先週末に飼育箱の中から幼虫がすべて姿を消した。何度も言うが逃がしてない。たぶん土にもぐって蛹になったのだ。
いつ頃羽化するだろうと思っていたら、今朝早くも羽化して飛び回っていた。先週末に蛹化した個体ではなく、それ以前から少しずつ土中にもぐっていたものだと思う。
逃がさないように大きなゴミ袋をかぶせて箱を開き、そっと 1 頭だけ取り出そうとしたが、予想通り、5~6頭出てきてしまった。袋の中で写真を撮ってみたが、あまりきれいに写らない。写真に撮るなら死ぬまで放置するか殺虫剤をかけるしかないかな。
観察用に虫眼鏡付きの容器を持っているので、1 頭だけ入れてみた。ものの本にあるように、腹の付け根に白い斑があり、腹の両脇にも 3 対(計 6 箇所)の白い斑がある。翅は黒い。やはりハグロハバチなのだろう。翅の一部にも白い部分がある。ネット上でハグロハバチとされている個体には、その部分があるものとないものがいるようだが、そもそも写真の数が少ない上に。こんな小さな虫は適当に同定されている可能性もある(わたしも飼ってみるまでこんなにちゃんと見たことないしー)。
家のまわりで採集したものなので、観察用に少しのこして放虫しても問題ないとは思うが、ウシなんとかさんが食べるんじゃないかと思い、放さずにとってある。どうやってウシなんとかさんの水槽に入れようかなあ。