*地震関係
あらためて地震の話。
一昨日の地震はほんとうにすごかった。うねるような横揺れがいつまでも続いて、家具自体が倒れるような揺れではなかったけど、棚の上に立てかけてあった本が倒れてた。なんでも東京では揺れが4分も続いたという話を聞いたんだけど、それすらオーバーじゃないと思えるくらい長く、しかも大きく揺れてたと思う。葛飾区は震度3だと発表されたけど、4クラスの揺れだったと思うのよ。
そうかと思えば余震のたぐいはほとんど感じなかった気がする。2004年の中越地震のときは、大きな余震が東京まで何度も伝わってきていたけど、そういうことはなかった。現地では余震が何度もあったということだから、揺れの質とか、震源によって、伝わったり伝わらなかったりするものなのかな。
地震発生時は「揺れは大きかったけど、もしかしたら大したことなかったのかな」と思ったけれど、しばらくすると、家が潰れてるとか、原発が燃えているとか(やっぱり放射性物質が流出していたらしいし)、列車が脱線して山が崩れてるとか、どんどんニュースがあがってきてる。結局、2004年の中越地震と同じくらいの被害があったんだろうか。相手は大自然なので地震に文句は言いにくいけれど、あれから3年も時間があり、なおかつ記憶が薄れるほどの年月もたっていないのに、やっぱり飲料水が不足しているし、水洗トイレの水が足りなかったりするのも、やりきれない話。
ちなみに、ここに書いても無意味かもですが、はてなに義援金窓口ができたみたいなので、会員でポイントを余らせてる人はどうぞ。わたしも匿名で少しだけ募金しました。
http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20070717/1184666752
*どうでもいいことかもしれないが
ワイドショーのキャスターやナレーターが「酒造メーカー」という変な言葉を使いまくっていて気持ちが悪いんですけど。酒造がすでに酒メーカーなんだから、日本語で酒造所って言えばいいんじゃないの? 混乱した現地からライブでしゃべってるキャスターが変な言葉を使っているのは仕方がないとして、VTRに声優さんがナレーションを入れてるのまで「酒造メーカー」になってるのが謎。
*洞庭湖でネズミが大量発生してるらしいんだけど
中国の洞庭湖でネズミが20億匹だか発生して湖の島にある村を襲ったらしいんだけど、まあそれ自体ものすごい話だけれど想定の範囲内(なんか懐かしい言葉だ)。
あんまり多いので殺鼠剤をまいたら、汚染されたネズミを食べた猫が1000匹死んだそうで、それもまあ、ものすごい数だけど想定の範囲内。猫が死ぬってことはネズミを食べる野生動物も死ぬってことなので、毒物に頼るのは適当なところでやめないと、これから何度でもネズミが出るような気がするんだけれど、正しい中国人はそんなこと気にしないよね。
さらに、今問題になっているのは、洞庭湖のネズミを広東の食堂で料理して売ってるというんだけど、そんなのもまったく想定の範囲内で、ネズミなんか昔から食べてるでしょうし、食べられるものがこれだけ大量発生してたら食うと思うのよ。今はSARS問題で法的には食べてはいけないそうだけど、正しい中国人はそんなこと気にしないさ。
想定の範囲を超えるのはこの先で、発生源の村では殺鼠剤をまいてるわけでしょ。猫が死ぬほどの毒なんだよね。広東で売られてる鼠は、汚染されてないわけ???
ここが中国人のわかんないところだよ。殺鼠剤入りにあたったら、猫と同じで死ぬかもよ? 医食同源なので日本産食材が売れるとか言ってるけど、こういう話を聞くと、中国は永遠に中国で、国土が汚染されて人が住めなくなるまで絶対に気づかないんだろうなと思う。
*今思い出したけど虹を見た
15日は台風一過で午前中は晴れていたような気がするんだけれど、午後から雨が降り始めて、夕方一瞬だけ太陽が出てた。その一瞬で大きな虹が出たのに気がついて、写真を取る場所を探してるうちに太陽が雲に隠れて消えちゃった。