前にSariさんにサンバル・アスリという辛い調味料がいいよという話を聞いたので、御徒町のアジア系食材の専門店で探したんだけど、教えてもらったメーカーのものがパッと見ではみつからなかったので、同じサンバルでもサンバル・タラシ(Sambal Terasi)というのを買ってみた。
▲こんな瓶入りのチリペースト。中身は見た目が豆板醤に似ていて、種を抜かずにペーストにした唐辛子を使ってる。酸味と甘みがあって辛く、豆板醤とはまったく別の味。
▲原産国はインドネシア。原材料はレッドチリ、砂糖、大豆油、シャロット、トマト、えび、塩。シャロットはたまねぎの小さいやつのことだろう。「バリ、ジャカルタまで幅広い地域の中で発達したインドネシア料理の中でとりわけジャワ島を中心に利用されている伝統的な調味料のひとつです。"小えび"を発酵させた塩辛状のペーストに赤とうがらし、トマト等を加えて製造されております。そのまま焼鳥屋生野菜のつけだれとして、又、薬味としてご利用ください」と説明が書いてある。
説明を読んで、もうちょっとエビっぽい味を期待していたんだけれど、このメーカーのはそれほどエビ的な味はしない。メーカーがひとつじゃなさそうなので、それぞれ別の味がしそうな気がする。
ひょんなことからSariさんからもサンバルの類をいただくことになったのだが、形状が瓶入りのサンバル・タラシとはまるで違う。日本にさまざまな色や香りの味噌があるように、インドネシアにはさまざまなサンバルがあるらしい。
▲Sambel Pecelとあるのが品名のようだけれど、それ以外はまるでわかりませんな。Karangsariは地名? それともメーカー名? 表記が Sambel だったり Sambal だったりするのは、文字のなかった国にはありがちな表記の違いだろうと思う。
まだ封を切っていないんだけれど、中身は固めのペーストで、唐辛子の種が見える。瓶入りのタラシに比べると色が濃く、香りが強そう(袋越しなのでよくわからないが)。瓶入りタラシに比べると、もっと発酵が進んでいるような印象。
▲これも何らかのペーストで Terasi Udan が品名?
▲包み紙を剥いてみると、中は黒っぽいペーストで固め。Sambel Pecel と違って唐辛子の種らしきものは見えない。これまた封を切っていないので味はわからないけれど、やはり発酵食品なんだろうと思う。
パッケージから単語をメモ
sambel = sambal
terasi
pecel
udan
karangsari
blitar
enkak
lezat
pedas
madura
tuban
jatim
うーむ、羅列してみてもさっぱりわからない。地名やメーカー名のような固有名詞がまざっているかもしれない。