◎モーターショー2007
http://www.custom-ride.jp/event/m_show07/index.html
しばらく前に、おともだちのおつきあいでモーターショーへ行きました。世界中の車メーカーが集まる見本市みたいなやつです。
*ビッグホーン? それともバフォメット?
そこに、ダッジ DODGE という車会社がいたんですが、マークを見て一瞬びっくり。
アルガリかムフロンか……いや、ダッジはアメリカの会社だからビッグホーンかもしれないけれど、野生の羊をデザインしたもののようです。ところが赤い羊のマークの内側の黒いところだけみると、バフォメットという黒山羊の頭をもった悪魔に見えるんですよー。最初はその黒いとこだけ見て「えー、なんでこの会社、悪魔なんか掲げてるの」と驚いて、あとから赤いところも見て「ああ、野生の山岳羊ね」と納得はしたものの、もしかして悪魔に見えるのも軽く狙ってるのかな?
◎ダッジオフィシャルサイト
http://www.dodge-japan.com/index.html
*着せ替えワイパー(見るところはそこじゃない)
モーターショーには車用品のメーカーもたくさん出店しています。ある会社が「着せ替えのようにシールを貼り替えられるワイパー用のシール」を展示してました。いかにもって感じのお兄さんやお姉さんたちが、色とりどりのシールが貼られた見本用のワイパーをためつすがめつしながら見ていて、なかなか繁盛しています。
でも、車のワイパーなんて目立たないからいいんです。変なシール貼って目立たせてごらんなさい。たちまちヤンキー車になってしまいます(だから見てる人はみんな「いかにもって感じ」の人たちなんですが)。最初はあっさりスルーしました。
けれど、十歩くらい歩いたところで考えました。一体全体、ワイパーのどこにそんなシールを貼るのでしょう。普通のワイパーはクッション部分の構造が複雑で、きれいにシールを貼るような場所は意外とないはず。
そう思って引き返してみたら、すごいのはシールじゃなかった。というか、その会社で作ってたのはシールじゃなくて、新型のワイパーだったんです。バネのように弾力のある金属素材にゴムをはめてあるだけの単純構造。よけいなものがついていないから表面に誰でも簡単にシールが貼れる。しかも、取り付け部分は普通のワイパーと同じなので、長ささえあえば今ここで買ったものを外に置いてある車にかちょっと取り付けられちゃうんですよ。へー、これはすごい。
「おじさん、シールなんか売ってる場合じゃないでしょ。スゴイのはこっちじゃない!」
と言ったら、その会社の偉い人が大喜びしてました。実際すごいです。わたしゃ車持ってないけど(笑) シールを見てた人たちのどのくらいが理解してるかわからないけど、ワイパーごとかってかえって自分のとつけかえようとしたとき、その単純な構造に驚くんじゃないかな。今までなぜこういうのを作ろうとしなかったのか謎っていうくらい単純(形状記憶合金が高かったせいかもしれないけどさ)。
↓これが着せ替えできるワイパーの会社
http://www.unt-inc.jp/
商品名はエコワイパーって言うらしいです。なんでエコかっていうと、たぶん構造が単純なので少ない原料で作れるし、製造工程も少なくてすむとか、そんなんだと思います。開発費などもかかっているので今はまだ普通のワイパーと同程度の価格だそうですが、普及したら安くできそう。
*お昼ご飯
▲モーターショーの途中で会場を出て食べたスエヒロの日替わりランチ。ハンバーグ、チキンのクリーム煮、サラダ、ご飯がついて903円だった。よく覚えてないけど飲み物は別だったかもしれない。
◎スエヒロ幕張店公式サイト
http://www.suehiro-ginza.co.jp/makuhari.html