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塗るとお腹がすく塗り薬

 去年は抗癌剤の後遺症で指先がビリビリするので半年くらい漢方の煎じ薬を飲んでたわけですが、漢方薬局というのは面白いものがいろいろあって病気じゃなくても行きたくなります。

 先日、ともだちが耳たぶがひび割れて痛がゆいのが治らないというので連れて行ったら、紫雲膏(しうんこう)という塗り薬をすめられて買ってました。

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 こんな紫のパッケージに入ってる。値段がわかるようにあえて値札シールをはがさずに撮影。1732円だった。

◎ふくろう堂
http://www.hukuroudou.jp/
ここで購入。綾瀬の線路の下にあるお店。

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 中身はこんなです。紫根(しこん)といってセンリョウにするムラサキという植物の根が入っているので濃い紫色をしてる。色はどぎついけど塗り込んじゃうと透明になります。ちょっともらって手の甲に塗ってみたらきれいに吸収されてました。

 ただ、友だちが言うには、耳たぶみたいな場所だと塗り込んでも浸透しにくく、枕がいくらか汚れるそうです。枕にタオルをまいて寝ればいいので問題ないそうですが。

 ところで、この膏薬、塗るとお腹がすきます。とても薬とは思えないような美味しそうな香りがするから!

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成分
 ごま油 1000G
 ミツロウ 380g
 トウキ 100g
 シコン 100g
 豚脂 25g

 まさにごま油と豚のラードで野菜を炒めたみたいな香り。やっぱり漢方薬って面白い。


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 ちなみに、指先のびりびりのほうはだいぶよくなりました。しばらく前から煎じ薬を錠剤に変えて様子を見てるとこ。やっぱり煎じ薬は効くと思う。

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