*13日朝:水元公園にまだニイニイゼミがいるっぽい件について
朝から水元公園に行きカエルの餌(イナゴ)を取った。ついでに公園内を散歩したら、メタセコイヤの森の中ではニイニイゼミらしきやつらがまだ鳴いてる。今回は声しか聞いてないので聞き間違いだろうって迫られるとそうかもしれないと日和ってしまうんだけど、アブラゼミみたいなジワジワ言う声ではなく、ジーーーっと単調で、たまにトーンダウンしてまた上がったりする鳴き方は、やっぱりニイニイゼミなんじゃないかと思う。9月なのに? 自分で書いててどうも信じられない。
*13日昼:八潮にじんがんなわ(辻切り)を探しに行った
おともだちが車を出してくれるというので八潮にじんがんなわ(辻切り)を探しに行った。じんがんなわというのは、先日ちらっと書いた蛇の形をした縄で、木の上なんかに巻き付けておいて悪いものをおっぱらう魔除けのこと。八潮では蛇捩り(じゃねじり)と呼んでいるみたい。
辻切りという呼び方は、さまざまなものが集まってくる辻(十字路)を切って悪いものが来ないようにするまじないだからでしょう、たぶん。
◎足立区のじんがんなわ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=426#jingan
じんがんなわは、神願縄という字をあてるみたいだってコメントでおしえてもらいました。足立区の郷土資料に「蛇が縄(じゃがなわ)」が訛ったんじゃないかという説も出てました。
八潮市にも同じようなものがあって以下の神社でやっている(もしくはかつてやっていた)と、足立区や八潮の博物館の展示に書いてあったので探しに行ったのです。足立区のように年中無休で神社にかかげてあったりするのかなあと思って。
でも、八潮のやつは、すでに廃れてやってないものが多いみたいで、神社へ行っても説明ひとつないことが多いです。鶴ヶ曽根の久伊豆神社(上組と下組の二社ある)には、蛇捩りの説明があったものの、神社ではなく村の入り口に祀るとあり、しかもその場所が「下妻道のどーのこーの」と土地の人にしかわからないような書き方で探せませんでした。
・鶴ヶ曽根上久伊豆神社と下久伊豆神社
ここでは四月二十日に神社の境内で藁で蛇を作る。これを蛇捩りといい、村の入り口に祀って魔除け(辻切り)とする。上組の蛇は「八條と鶴ヶ曽根境の中川堤(下妻道)沿いに祀る。王子は土手脇の松に蛇を絡ませていたと伝える」と、八潮市教育委員会がたてた看板に書いてあった。それが正確にどこなのかわからないので、今もその場所に絡ませてあるのかは未確認。四月の行事とやらを覗きに行けば何かわかるかもしれない。
また、この神社では一月二十日に弓ぶち(あるいはオビシャ)と言われる行事をする。鬼と書いた的を弓で射て、その年の吉凶を占う。
・木曽根氷川神社
ここにもかつて辻切りの風習があったらしいが、神社にはなんの説明もなかった。ここでも正月十五日に弓ぶちの行事をする。
・伊勢野天満神社:神社の場所は確認したものの説明は見あたらず
・伊草天神社:神社の場所は確認したものの説明は見あたらず
・小作田八阪神社(場所がわからなかった)
なお、行事の日程は現在も同じ日にしているかどうかはわからないので。興味を持って探しに行く人は、事前に八潮市の資料館に問い合わせてください。
◎八潮市立資料館
http://www.city.yashio.saitama.jp/siryoukan/index.html
▲これはどこの狛犬だったかな。いい顔してるので写してみたんだけれど、どこで写したかすっかり忘れました。
*13日夕:鹿浜で獅子舞を見た(宵宮)
そういえば、鹿浜の獅子舞がそろそろじゃないかと思い、足立区の博物館(現在改装中でお休み)に立ち寄り、事務所で日程を聞いたら「今日これから、もうすぐ始まっちゃう予定」と言われ、あわてて車ですっとんで行ったところ、滑り込みで見ることができました。詳細はこっち↓
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?mode=comment&no=440
途中で思い出してよかった。しつこく八潮を回っていたら見逃すところでした。夜は車を出してくれたともだちとピザを食べました。
ちなみに、獅子舞は明日が本宮ということなので、明日も行く予定。
*14日昼:鹿浜の獅子舞(本宮)
鹿浜の獅子舞(本宮)を見に行くんだけれど、今日はともだちの車がないので自力で行かなければならないのです。ところが葛飾から足立方面はとてつもなく交通の便が悪い。最初はバスを乗り継ごうかと思ったけれど、バス停の位置もよくわからないのでやめにして、日暮里から舎人ライナーに乗ることにした。
すこし早めに出て、日暮里駅周辺をぶらぶら。入谷のZAKUROというトルコ・ウズベキスタン料理屋で食事をした。外側は普通のビルなんだけれど、部屋の中には絨毯が敷き詰めてあり、まるで遊牧民のテントみたいでとてもいい雰囲気。ところが、ここの店主はとんでもない日本語を操って接客するので、決してロマンチックな気分ではいられなかった(面白かったけど)。店主曰く、みんなが食べてるのは1000円の食べ放題ランチで、飲み物も料理も全部食べ放題。もっと安いワンディッシュランチもあるけど、チョーつまんないということなので、1000円ランチにした。
食べ放題というのは本当なんだけれど、バイキング形式ではなく、その時作ってる料理が運ばれて来るので、必要なら取る、いらなきゃ断るというタイプ。様子がわからないので最初に出てきた料理を素直に受け取って食べてしまい、後からもっと美味しそうなものが出てきたのに手を出せなかった。それでも1000円ならば妥当と思えるような量と種類が出てくるので負けた気はしない。次に行くときは気をつけようと思う。
食事を済ませてから舎人ライナーに乗った。この路線は初めて乗る。モノレールかと思ったら、ユリカモメみたいなタイヤで走るタイプの列車だった。自動運転なので前にも後ろにも運転席がない。
▲このとおりレールがなく、タイヤで走ってる。たぶん電気は右の低い壁に写ってるケーブルからとってるんだと思う。空には電柱も電線もないので景色がスッキリしている。
▲自動運転なので普通なら運転席がある場所にも座席がある。完全に自動運転なので、車内に乗務員はおらず、非常時に人力で運転なんてことも絶対ない。
残念なことに安っぽいガタガタした揺れがひどく、乗り心地は最悪。普通の電車より悪いと思う。
「西新井大師西」という難しい名前の駅で降りて、鹿浜の東の北野稲荷神社まで徒歩。地図で見ると1.5kmくらいあるけれど、ほぼまっすぐの道なのであっという間についてしまった。
獅子舞については既に書いたので割愛。
帰りはバスに乗ってみようと思い、環七に出てみると、東武だの都バスだの、聞いたこともないような会社だののバスが西新井まで行くようなので、次に来たやつに乗ることにした。最初に来たのは東武バスだったので、そのまま西新井へ。西新井から東武線で北千住まで、と最初は思ったんだけれど、綾瀬までバスがありそうな予感がしたので探してみたら、足立区で走らせているコミュニティーバスがちょうど発車するところだったので飛び乗った。大人気路線らしくお客さんぎゅーぎゅー詰め。住宅街を縫うように走るので遠回りだけど便利っぽい。一時間に三本ぐらいづつ走ってるのもいい。
綾瀬から電車に乗り換えて亀有へ。すっかり日が暮れた。
*14日夕:亀有で香取神社の祭りを見た
9月の中旬は、どこもかしこもお祭りをやっている。亀有の香取神社も昨日からお祭りだった。御神輿が沢山でてとても賑やか。環七はひどい渋滞でバスなんかまともに走ってそうもないから、お祭りが終わるまでぶらぶらしてから帰った。
*15日:家で日記書いてる
今日は天気が悪いので家で日記を書いている。