▲閘門橋を三郷側に渡って、小合溜とマンションの間の細い道を入ったところ(地図上青い線)。
▲閘門橋の上から。水元公園のかわせみの里あたりからもよく見えます。
タグ:地元(葛飾周辺)
先日『プルガサリ』のDVDをツタヤで借りて、ついでにあれこれ見ていたらこれを見つけて小躍りしてしまった。「真夜中〜」という時計の声とともに動き出すゼンマイ仕掛けのおもちゃたち。新入りの親子ねずみは自分たちがどこにいるのか、誰なのかもわからず辺りをみまわす。「パパ、パパ、ここはどこなの?」「それはパパにもわからないんだよ」おしえて、ボクはだれなの……という歌。田舎の映画館でこれを見て、どれだけ気に入ったかわからない。日米合作映画で、かといってディズニーみたいなああいうのじゃなく、かなり洒落た感じになってた。絵や、音楽や、あれやこれや。
オモチャ屋の棚から転げ落ちた親子ねずみは、ゼンマイが切れれば止まってしまう運命から自由になるために、自動巻にしてくれる人を探しに行く。夢はオモチャ屋で出会ったゾウやアザラシと家族になること。
腹黒いドブネズミに泥棒の手伝いをさせられたり、ジャコウネズミの博士の実験に利用され、一冬の間はたらきつづけたり、時には世捨て人のように泥の中で暮らす亀に、おかしな幸福論を吹き込まれたり……出会う生き物はどいつもこいつも孤独だし、何かにとらわれているのに自分に自由がないことに気づいてない。
結局、親子ねずみは最後にほんものの自由を手に入れる。出会ったオモチャや生き物たちと家族として暮らし始める。血のつながりなんかじゃなく、心のつながりで結びついて。
改めて見直して思ったんだけれど、もしかしたら原作とラストが違うんじゃないだろうか。「家族」とめぐりあって幸せになるのは同じ。でも、親子は自動巻になるんだったかなあ。おぼろげな記憶では、自動巻にはなれず、集まってきた「家族」が、互いのゼンマイを巻始めるんだった気がするんだけれど。
DVD は、調べたらそんなに高くなかったので今朝楽天ブックスで注文した。メーカーから取り寄せって書いてあったから、もし来なかったら送料がかかっちゃうけどサンリオから直接買うからいいや(上の方にはりつけたアイコンがサンリオ楽天市場店、在庫はあるみたい)。
次のポイントが入ったら原作も買ってしまう予定。図書館はもう何度か借りて読んだことがあって、いつか買おうってずーっと思ってた。
というわけで、次の買い物予定はラッセル・ホウバンの『親子ネズミの冒険』ね。
よく見たらエイプリルフールと書いてあるじゃないか。しまった、本気にしてたよ。
http://www.google.co.jp/landing/gachapin/
げっ、動画が夢オチになっている。そういえば昨日は適当なところで見るのやめたような気がするので昨日から夢オチだったかもしれないが(笑)
そういえばここも……
http://009ing.com/
おおっ、昨日まで島村ジョーがバカボンパパを抱きかかえてかっこよく戦っていたのに、最近は「嘘でした」なんてページまで作るのね。手が込んでるなあ。昨日のはどこかで見られないのかしら。
こんなところも……
http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi09/
↓猫とイタチがけっこうイイ
http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi09/neko/
http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi09/itachi/
実はまだろくに読んでないけど昔のも残ってるからゆっくりで大丈夫かな。
*手塚治虫生誕八十周年
ということばを聞くたびに、たった八十年なんだよなと思ってしまう。まだ生きてたっておかしくないのにさー。そうとうジジイになってるだろうけど、生きてたらきっと、いろんなことに刺激をうけてまだ漫画を書いてるはず。携帯電話の普及とか、北朝鮮から拉致被害者が帰ってきたこととか、スペースコロニーで日本人が始めて長期滞在をはじめたこととか、絶対に漫画のネタになってる。
まあそれはともかく生誕八十周年なんですって。それでいろんなテレビ番組とか、イベントとかがあるんですが、先日、葛飾区の郷土と天文の博物館へ行ったら、さりげなくこんなのを展示してました。
▲魔神ガロンのブリキの人形。箱の蓋が立てかけてあったので気づいたんですが、人形だけだったら多分わからなかった(汗)
▲レオのお弁当箱。レオがズボンをはいてるのは人間世界で暮らしてたからだけど、ライヤがワンピース着てるのは謎ですな。
ちなみに、西武ライオンズのマスコットを、多くの人はレオだと思っているけれど、あれは父親のパンジャなんですよ。手塚はたてがみのあごひげのあたりでレオとパンジャをかき分けていて、ライオンズのはパンジャだと思います。それを、わたしは子供の頃に気がついて、多くの人に述べ伝えようとしてみたのですが、誰も彼もがあり得ない(特にライオンズファンにはご理解いただけなかった)とおっしゃいまして……むむむ。
でも、三宅裕司がやってた『テレビ探偵団』という番組だったと思うんですが、晩年の手塚治虫が出演して「あれはパンジャなんですよ」ってハッキリ言ってたんです。あたしゃテレビの前で小躍りしましたね。そうそう、パンジャなんだよー!!
ありがとう、手塚先生。生きてるうちに言い残してくれて、本当にありがとう。うわーん。決定的瞬間を youtube にアップしてる人はいないのかしら。
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*あっ、ガチャピン!!
これは google map でストリートビュー表示にした時、画面右隅に出てくる小さな地図で、自分の位置と方向を表すキャラクターなんですが、これ、ガチャピンですよね。エイプリルフールだから? だとしたら今日だけ??
……と思ったら、あら google map のアドバイザーに就任したんだって。じゃあしばらくやるのね。
http://www.google.co.jp/landing/gachapin/
ガチャピンは今年で生誕三十五周年だそうです。オッサンだったんだね……いや、永遠に五歳だっけ? ポンキッキの放映が始まったのが1973年4月だそうだから、そこから数えて丸三十五年になります、ということなのかな。
わたしは、ポンキッキの放送が始まる前のことをすごく覚えてる。たしか予告編をやってたと思うんだよね。黄緑色と赤茶色の謎生物が、飛行機のタラップを下りてくるの。ブリッジじゃなくてタラップよ。こういうのね。ビートルズとか、昔の外国の要人とかが来日したときのニュース映像に映ってるやつよ。ああいうのを下りてきて、ポンキッキがはじまるよ、とかなんとかアナウンスが入ってたと思うの。
わたしは、なぜか「ポンキッキ」がキャラクター名なんだと思いこんでいて、緑のと赤いのと、どっちがポンキッキなのって、しばらく言ってた。よく考えたらピンポンパンだってキャラ名ではないのに、なんでそういう思いこみをしてたのかよくわからない。
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◎生誕35周年記念! ガチャピンとムックをデザインしたミニノートPCが登場——実売79,800円
http://www.rbbtoday.com/news/20090206/57673.html
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バンダイネットワークスは6日、生誕35周年を記念して、子ども番組「ポンキッキ」シリーズでおなじみのガチャピンとムックをモチーフにデザインしたオリジナルのミニノートPC「ガチャピン&ムックのモバイルノートパソコン」を発表。webサイト「LaLaBit Market」にて本日から予約受付を開始した。予約受付期間は3月20日まで。価格は79,800円。
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先月のニュースだけど。
*FAMOSO
ビートたけし と 所ジョージが新しい写真雑誌を出したって聞いたので買ってきた。「えっ、FOCUS ?」と思ったら、「FAMOSO」だって。スペイン語かな。
ビートたけしさんバイク事故現場写真の衝撃
幻の暴走族「生殺し」の行方
アフリカ大統領にゾマホン氏就任
楠田枝里子さん、ロボット疑惑の真相!
大槻教授、実は彼こそが宇宙人だった!?
……などなど、内容は盛りだくさん。写真雑誌なので全部写真付き!
今なら本屋さんにあると思うけど、みつからなかったら左のアイコンをクリックして通販とかしちゃってください。通販だと送料かかっちゃうので、まずは本屋さんへ GO ね。税込み600円です。裏表紙広告の映画『サイコーチク(最高畜)』は、激しく見たいですね。
◎CMソングが好きなんです(この企画について)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=628
今日のお題は「明治ブルガリアヨーグルト」です。メーカー名と商品名を短いメロディーに乗せて歌ったもので、サウンドロゴと呼ばれるものです。今回は問い合わせるまでもなくメーカーサイトに書いてありました。
*基本情報
タイトル:明治ブルガリアヨーグルト
作曲:森田公一
http://www.meijibulgariayogurt.com/0041.html
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CM放映時に、当時は「ブルガリア」という聞き慣れない商品名を、親しみを持って、早く覚えていただけるようにと作られました。
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*動画(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=XwEOK_gzl6A
この動画の最後に出てくる。
*メーカーサイト
明治乳業
http://www.meinyu.jp/
明治ブルガリアヨーグルト倶楽部
http://www.meijibulgariayogurt.com/
前の記事についでに書いて、亀有と亀戸を一緒に書くとまぎらわしいことに気づいたので分けました。
亀有から白鳥の郷土博物館へ向かう用水沿いの道も桜並木になってるんですね。昨日はほとんど咲いてませんでしたが、遊歩道になってて、休む場所もたくさんあって良さそうですよ。
大きな地図で見る
前に書いた大谷田の葛西用水の下流にあたる場所です。亀有と金町からお花茶屋行きの京成バスに乗るといいんじゃないでしょうか。金町からだったら京成電車でもオッケーです。
駅のまわりには桜がありませんが、博物館方面に歩けば桜並木です。ついでに博物館でプラネタリウムなんか見るといいですね。
◎郷土と天文の博物館
http://www.city.katsushika.lg.jp/museum/index.html
タグ:地元(葛飾周辺)
昨日、亀戸にモンゴル料理を食べに行って、途中でこんな店をみつけました。生マシュマロ専門店なんだそうです。
マシュマロって、作ったことないけど、ゼラチンを溶かすところ以外に火なんか通しませんよね。一体何が生なのかと首をひねりつつ入ってみました。
そしたらね、ほんとにマシュマロ専門店なのね。ショーケースにも棚にもマシュマロばっかり。タコ焼きみたいにまん丸いマシュマロ、ごま味、抹茶味、レモン味、苺味……いろんな味のマシュマロでいっぱいです。
試食させてもらったら、これがほんとに美味しくて、「何が生なんだかよくわかんないけど、これはたしかに生だよ!!」と力説したくなるようなふわふわ感です。
もう、何も迷わずに即買いでした。
住所 東京都江東区亀戸6-22-8
イートインなし
▲もっと美味しそうに写したいんですが、そんなこと言ってる間に食べちゃいそうなので、大きさだけ伝えたくて写しました。「ふあふあ生マシュマロ霧氷」って書いてあるのが商品名かな。
大玉たこやきみたいなサイズなんです。これが10個入った袋が500円で、5個入った袋が300円でした。値段だけ見てるとちょっと高いようにも感じられますが、1個が大きいのでそんなに高くはないです。
5個入りを何種類か買ってみました。意外なことにフルーツ系より胡麻と抹茶のような乾いた味が似合うんです。特に胡麻がおすすめ。
卵を使ってないそうですが、メレンゲを使わずにどうやってこのふわふわ感を出しているのでしょう。本当に不思議!
◎ましゅまろ亭
http://blog.goo.ne.jp/masyumarotei
*そしてモンゴル料理「大蒙古」
住所 東京都江東区亀戸6-60-1
営業時間 17:00〜24:00
駐車場なし
▲シャルビンという肉入りのお焼き。餡儿餅という字をあてるらしいです。羊肉とタマネギなのかな。葱の香りが強くてとても美味しかった。
▲ホーショルという揚げ餃子。これも美味しいけど、シャルビンがオススメ。
他に、チャナサンマハという、羊の肉を骨付きで塩ゆでにしたのを、ともだちと二人で食べました。
コース料理は四人以上でないとダメだそうです。いろんなものをとってみたかったのでちょっと残念。
そういえば、以前、巣鴨でシリンゴルという別のモンゴル料理店に入ったことがあるんですけど、そっちではアイラグというヨーグルトみたいなお酒を飲んだと思うんです。
大蒙古でもそのつもりでアイラグを頼んだら、お酒じゃなかったのでちょっとビックリしました。よく見たら「自家製」って書いてあったので、あーって感じ。アルコール発酵させたら密造酒なんですね。# ソフトドリンクに分類されているのに酒だった、という話ではなくて、酒の欄に書いてあるのに飲むとぜんぜん酒じゃなくて、説明にもただ乳酸菌飲料だと書いてあった、という話ですよ。
◎ちなみに、シリンゴルへ行った時の記事は
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1027
巣鴨はついでがなくて、二度目はなかなか行けないんですが、かなり気に入っててもう一度行きたい店です。
タグ:たべもの屋
写真は今日の30日昼頃です。チラホラ開いてますが、一分〜二分咲きといったところですね。この写真だと分かりにくいでしょうが、一番左の木が一本だけ八分程度まで咲いてます。
この木だけ見てると花盛りですが、他はまだ咲いてません。たぶん種類が違うんでしょうね。
◎場所など詳細はこのへん
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=616
今日は干潮が13時頃らしいんですが、そのせいか大場川も干潟になってました。
タグ:地元(葛飾周辺)
『プルガサリ 伝説の大怪獣』を見た。昔話的な設定をベースに作られた怪獣映画で、『大魔神』のような感じ。怪獣プルガサリ(不可殺という漢字をあてる)は悪者ではなく、大国にしいたげられている人民の味方として描かれている。
武器を作るためだといって、農具や鍋釜を接収しようとする役人にたてついたせいで、鍛冶屋の頭領がつかまってしまう。拷問の末に力尽きた頭領は、いまわの際にわずかの食べ物をこねて小さな人形を作る。
鍛冶屋の娘アミは、人形を父の形見として大事にしているが、裁縫中に針で指をついてしまい、その血が人形に魂を与えて怪獣が誕生する。父親がよく言っていた伝説の「プルガサリ」に違いないと、家族同様にかわいがる。
最初は一寸法師のような小さな生き物だったプルガサリは、針や釘をたべて小山のように大きくなり、圧政に苦しむ村人の先頭にたって戦うのだった。
民を踏みつけにする大国と、それに反抗する反乱軍という形式は北朝鮮映画のお約束なんでしょうが、それ以外は特別に政治的な内容も含んではおらず、ありがちな怪獣映画だった。役人がいじめる、村人が反抗する、プルガサリがあばれる、村人大喜びでお祭り騒ぎ、また役人が襲ってくる……というような感じ。
でも、ラストがいい。平和になり、武器を食い尽くしたプルガサリは食べるものがなくなって飢えてしまう。村人たちは農具や鍋釜を差し出して「わしらを助けてくれた恩人を飢えさせるわけにはいかん」などと言うのですが、そんなことがいつまでも続けられるわけじゃない。
そこでプルガサリに魂を与えた鍛冶屋の娘アミが命をなげうってプルガサリを封印する。ちょっと泣かせる感じで終わっていた。ネタバレて面白くなくなるほどのもんじゃないけど、いちおう色を変えてみた。
この映画を作ったのは、韓国から拉致されてきた申相玉監督で、特撮部分は日本でゴジラをとってた東宝のスタッフが北に招かれて作ったらしい。当時、その話がチラッとニュースになったりしてたと思う。大きくなったプルガサリに入っているのはゴジラの中の人だし、幼獣時代はミニラの中の人だそうだ。
特撮部分は本当にお金をかけて作っているようで、けっこう良くできてると思う。たぶん将軍様は大満足だったんじゃないのかな。北では一瞬でも一般公開されたんだろうか? 町での評判はどうだったんだろう。
申監督はこの映画を作ったあとに北から脱出したそうで、その関係で日本での公開も中止になり、レーザーディスクなどになったのはずっと後の話。というか、こんなのツタヤで借りられるなんて、調べてみるまで知らなかった。廉価版が出ているので買っても大した値段じゃない。
監督が北から逃げてきた時、日本でもニュースになって、ワイドショーが盛んにとりあげてたのを思い出す。何もさらって行かなくたって、映画作りを教えてくださいって招いたらいいのに、なんで強制的に連れてきて帰さないんだろうって、ただただ謎だった。
「これはひどい。なんてひどい国なんだ」というような話を親にしたら、「こうやって(ワイドショーみたいに)煽っても政治的にうまくいくわけじゃない」とか言われた。当時はまだ日本人拉致被害者が北にいるなんてことを普通の人は知らなかったと思う。申監督の北脱出が1986年とのことで、大韓航空機爆破事件が1987年。
あれから二十年以上たっている。煽っても煽らなくても、あの国は変わってない。むしろもっとダダッ子のように手に負えなくなっている。もうすぐミサイ……じゃなくて人工衛星が落ちてくるそうだけど、一体何をしたいんだろうか。
タグ:北朝鮮